

「自社に合う電力会社が分からない」
「新電力は倒産や撤退のリスクがあると聞いて不安」
「電力会社を切り替えて、料金や契約条件で後悔しないか不安」
法人向け電力会社は、低圧・高圧などの契約区分や電気の使用状況によって、適した会社が異なります。
ランキングや基本料金だけで決めず、調整費や契約条件を含めて比較することが重要です。
この記事では、法人向け電力会社・新電力15社を契約区分・目的別に比較します。
- 法人向け電力会社・新電力15社の特徴
- 電力会社を比較するときのポイント
- 新電力のメリット・デメリット
- 法人が電力会社を乗り換える流れ
選び方や注意点、乗り換えの流れも解説します。
自社に合った比較先を探す際にお役立てください。
法人向け電力会社・新電力おすすめ15社の比較表
法人向け電力会社・新電力15社の特徴を一覧にまとめました。
すべての企業に共通する最安の1社はありません。
電気料金は契約区分や使用量、使用時間帯、供給エリアなどによって変わるため、自社と同じ条件で複数社の見積もりを比較する必要があります。
まずは、対応する契約区分と料金体系から候補を絞りましょう。
| 電力会社 | 対応契約区分 | 料金・サービスの主な特徴 |
| 低圧・高圧 | 店舗・事業所を中心に、電気の使用状況に応じた法人向けプランを提案 | |
| エコログでんき (詳細はこちら) | 低圧 | 低圧の公開料金プランに加え、高圧・特別高圧は個別見積もりに対応 |
| 低圧・高圧 | 市場連動型・固定単価型・ハイブリッド型など、複数の料金タイプを比較できる | |
| 高圧・特別高圧 | 固定単価型を中心に、電気料金の変動を抑えやすいプランを提供 | |
| Looopでんき (詳細はこちら) | 低圧・高圧・特別高圧 | 市場価格や使用時間帯を反映する料金体系が中心。高圧は契約電力によって見積もり受付に制限あり |
| 低圧・高圧・特別高圧 | 電力供給に加え、エネルギーマネジメントや脱炭素支援を相談できる | |
| 低圧 | 店舗・オフィス向けの低圧プランを提供。調整費や付帯サービスを含めた確認が必要 | |
| 低圧・高圧・特別高圧 | 高圧一般電力や再エネ由来のメニューを用意し、複数拠点の契約にも対応 | |
| 東京ガス (詳細はこちら) | 低圧・高圧・特別高圧 | 関東エリアを中心に、電気と都市ガスをまとめて管理できる |
| 低圧・高圧・特別高圧 | 高圧・特別高圧や再エネを含む法人向け電力サービスを展開 | |
| エネット (詳細はこちら) | 低圧・高圧・特別高圧 | 複数拠点の一括契約や再エネ・省エネ支援に対応 |
| 低圧・高圧・特別高圧 | 自社の再エネ発電所を持ち、法人向けの環境低負荷メニューも提供 | |
| しろくま電力 (詳細はこちら) | 低圧・高圧・特別高圧 | 高圧・特別高圧向けの固定単価型や市場連動型、実質再エネ電力を提供 |
| オクトパスエナジー (詳細はこちら) | 低圧・高圧・特別高圧 | 再エネや時間帯別料金に特徴がある。法人名義・事業用途での契約可否は個別確認が必要 |
| エバーグリーン (詳細はこちら) | 低圧・高圧・特別高圧 | CO₂フリーや市場連動型など、料金と環境価値を比較できるプランを提供 |
【本記事における15社の掲載方針】
本記事では、法人向けの電力契約を扱い、契約区分や料金体系、サービス内容などに比較できる特徴がある15社を掲載しています。法人の電気料金は、供給エリアや契約電力、使用量、電気を使う時間帯によって変わるため、掲載順は料金の安さやおすすめ順位を示すものではありません。各社の対応範囲と契約条件を確認し、同じ使用実績をもとに見積もりを比較してください。
\最短即日で電力会社の比較ができる!/
契約区分・目的別に選ぶ法人向け電力会社
法人向け電力会社は、会社名だけで選ぶのではなく、自社の契約区分と重視する条件から候補を絞ることが大切です。
目的別の比較候補と、確認したいポイントをまとめました。
| 比較する目的 | 候補となる電力会社 | 主な確認ポイント |
|---|---|---|
| 電気料金を見直したい | 自社の契約区分に対応する複数社 | 基本料金だけでなく、調整費や契約条件を含む年間総額 |
| 店舗・小規模オフィスの低圧電力を見直したい | ハルエネでんき、エネパル低圧電力、エコログでんき、東京ガス、オクトパスエナジー | 低圧・動力への対応、供給エリア、基本料金、契約期間 |
| 工場・倉庫・ビルなどの高圧電力を見直したい | フィックスパワー、エナリス、丸紅新電力、エネット、ミツウロコでんき、しろくま電力 | 高圧・特別高圧への対応、料金体系、調整費、見積もり条件 |
| 会社の安定性や実績を重視したい | ENEOSでんき、東京ガス、丸紅新電力、エネット、ミツウロコでんき | 運営会社、法人向け供給実績、受付状況、サポート体制 |
| 再エネ・脱炭素を重視したい | しろくま電力、エバーグリーン、オクトパスエナジー、丸紅新電力、エナリス、ミツウロコでんき | 再エネ・CO2フリーメニューの内容、環境価値、通常プランとの料金差 |
実際の電気料金は、契約電力や使用量、供給エリアなどによって変わります。
候補を決めたあとは、同じ使用実績と契約条件で見積もりを比較しましょう。
店舗や小規模オフィスなどの低圧契約については、法人向け低圧電力会社6社の比較で詳しく紹介しています。
工場・倉庫・ビルなどの高圧契約については、法人向け高圧電力会社6社の比較をご確認ください。
自社の契約区分が分からない場合は、低圧・高圧・特別高圧の違いから確認できます。
\最短即日で電力会社の比較ができる!/
法人向け電力会社・新電力15社の特徴を比較
ここからは、法人向けに検討しやすい電力会社・新電力15社について、各社の特徴と比較時に確認したいポイントを紹介します。
気になる会社があれば、個別記事もあわせて確認してください。
ハルエネでんき


ハルエネでんきは、低圧契約の店舗・事業所向けに電力サービスを展開する新電力です。
業務用エアコンや冷蔵設備などで動力を使用している場合は、現在の契約容量や基本料金の扱いが比較材料になります。
| 特徴 | 低圧・高圧に対応し、電力の使用状況に応じたプランを提案 |
| 向いている法人 | 店舗・オフィス・工場など、現在の明細をもとに料金を見直したい法人 |
| 確認したいポイント | 調整費、契約期間、解約条件を含む年間総額 |
詳しい評判や「高い」と言われる理由、法人契約の注意点は、ハルエネでんきの個別記事で解説しています。
エコログでんき

エコログでんきは、株式会社エコログが運営する新電力です。
個人事業主や中小法人など、事業形態に応じた料金見直しを相談できる一方、Web上で確認できる公開情報は限られます。
| 特徴 | 低圧の公開プランに加え、高圧・特別高圧は個別に見積もり |
| 向いている法人 | 店舗やオフィスのほか、高圧電力の見直しを相談したい法人 |
| 確認したいポイント | 電源調達調整費、契約期間、更新月、解除料、付帯サービス |
料金や口コミ、「高い」「怪しい」と言われる理由は、エコログでんきの個別記事で確認できます。
リミックスでんき

リミックスでんきは、東証スタンダード上場のリミックスポイントが運営する新電力です。
固定単価型だけでなく市場価格と連動する料金体系も用意しているため、料金の安さだけでなく変動リスクも判断材料になります。
| 特徴 | 市場連動型、固定単価型、ハイブリッド型などから選択 |
| 向いている法人 | 使用時間帯や価格変動への考え方に合う料金タイプを選びたい法人 |
| 確認したいポイント | 市場価格・調整費の影響、単価の固定範囲、年間総額 |
詳しい料金プランや市場連動型の注意点は、リミックスでんきの個別記事で解説します。
フィックスパワー

フィックスパワーは、固定単価型の料金設計を重視したい法人が比較候補にしやすい新電力です。
電気料金の急な変動を抑えたい場合は、単価の固定期間や契約条件が重要な判断基準になります。
| 特徴 | 高圧・特別高圧向けの固定単価型プラン |
| 向いている法人 | 電気料金の変動を抑え、予算を管理しやすくしたい法人 |
| 確認したいポイント | 固定される料金項目と期間、契約期間、途中解約時の条件 |
フィックスパワーの料金や固定単価プランの特徴は、個別記事で詳しく確認しましょう。
Looopでんき

Looopでんきは、料金体系のわかりやすさや基本料金0円の料金体系で知られる新電力です。
市場価格に連動する料金プランを展開しているため、使用時間帯や月ごとの電力使用量を踏まえて比較する必要があります。
| 特徴 | 市場価格や電気を使う時間帯が料金に影響するプラン |
| 向いている法人 | 稼働時間を調整し、市場価格が安い時間帯を活用できる法人 |
| 確認したいポイント | 見積もりの対象条件、市場価格高騰時の影響、料金の上限設定 |
「高い」「やばい」と言われる理由は、Looopでんきの個別記事で解説しています。
エナリス

エナリスは、電力小売だけでなく、エネルギーマネジメントや需給管理の分野でも知られる企業です。
独自のシステムを活用した電力最適化が強みです。
| 特徴 | 電力供給、エネルギー管理、需給管理、脱炭素支援を提供 |
| 向いている法人 | 複数拠点の電力使用やエネルギー施策をまとめて見直したい法人 |
| 確認したいポイント | 電力料金と支援サービスの範囲、導入費用、運用体制 |
会社概要や法人向け電気料金の考え方は、エナリスの個別記事で確認できます。
エネパル低圧電力

エネパル低圧電力は、低圧契約の事業者向けに展開されています。
夏場や冬場に高くなりがちな業務用エアコンにかかる電気代の削減に強い新電力です。
| 特徴 | 店舗・オフィス向けの低圧電力プランを展開 |
| 向いている法人 | 電灯や動力を利用する飲食店、小売店、小規模オフィス |
| 確認したいポイント | 調整費、維持費、契約期間、付帯サービスを含む請求総額 |
エネパルの評判やデメリット、怪しいと言われる理由は、個別記事で詳しく解説しています。
ENEOSでんき

ENEOSでんきは、大手エネルギー企業グループが展開する電力サービスです。
料金条件に加えて、事業者の知名度や供給体制の安心感も比較したい法人では、候補に入りやすい会社です。
| 特徴 | 高圧一般電力、再エネ由来電力、複数拠点の一括管理に対応 |
| 向いている法人 | 工場・ビル・学校・医療施設や、複数拠点を持つ企業 |
| 確認したいポイント | 新規受付状況、供給エリア、再エネ比率、複数拠点の請求方法 |
法人向けの契約条件やENEOSパワーとの違いは、個別記事で確認しましょう。
東京ガス

東京ガスは、関東エリアで絶大な信頼と知名度を持つ大手インフラ企業です。
電気・ガスセット割引が定番として知られています。
| 特徴 | 法人向けの低圧・高圧・特別高圧と都市ガスを提供 |
| 向いている法人 | 関東エリアで電気とガスをまとめて管理したい店舗・企業 |
| 確認したいポイント | 供給エリア、セット条件、単独契約との料金差 |
東京ガスの法人向け電気契約については、個別記事で詳しく解説しています。
丸紅新電力

丸紅新電力は、大手総合商社「丸紅」グループの電力会社です。
高圧・特別高圧の法人契約や、再エネ・脱炭素に関わる電力メニューを検討する際に比較候補となります。
| 特徴 | 幅広い契約区分と、再エネ・脱炭素に関するメニューを提供 |
| 向いている法人 | 工場やビルの電力契約と環境対応をまとめて見直したい法人 |
| 確認したいポイント | 料金タイプ、調整費、契約期間、再エネ価値、新規受付状況 |
丸紅新電力の評判や法人向け料金は、個別記事で確認できます。
エネット

エネットは、NTTアノードエナジー、東京ガス、大阪ガスが出資する新電力で、法人販売量において契約数約90,000件の実績を誇ります。
高圧・特別高圧の契約を中心に、事業者の実績や供給体制を確認しながら比較するとよいでしょう。
| 特徴 | 全契約区分に対応し、複数拠点管理や環境経営も支援 |
| 向いている法人 | 全国に店舗・事業所を持つ企業や、再エネ・省エネを進めたい法人 |
| 確認したいポイント | 拠点ごとの対応区分、一括請求の条件、支援サービスの範囲 |
ミツウロコでんき

ミツウロコでんきは、エネルギー事業を幅広く展開するミツウロコグループの電力会社です。
料金見直しだけでなく、サポート体制や事業者の安定性も含めて比較したい場合に候補となります。
| 特徴 | 全契約区分に対応し、自社の再エネ発電所や環境メニューを保有 |
| 向いている法人 | 電気料金だけでなく、電源構成や環境価値も重視したい法人 |
| 確認したいポイント | 通常プランとの料金差、排出係数、再エネ価値、契約条件 |
しろくま電力

しろくま電力は、グリーン電力に特化し、発電・蓄電・売電を展開する電力会社です。
高圧・特別高圧の法人向けプランを扱っており、電気料金の見直しと脱炭素対応を同時に進めたい企業の比較候補になります。
| 特徴 | 固定単価型・市場連動型と、実質再エネ電力を提供 |
| 向いている法人 | 高圧・特別高圧の電気代削減と脱炭素を進めたい法人 |
| 確認したいポイント | 料金タイプ、再エネ価値、価格変動の範囲、契約条件 |
オクトパスエナジー

オクトパスエナジーは、再エネや料金の分かりやすさを特徴とする電力会社です。
法人で検討する場合は、低圧契約を中心に、対応できる契約区分や料金体系を確認しましょう。
| 特徴 | 低圧向けの再エネ・時間帯別料金プランを展開 |
| 向いている法人 | 低圧契約で、使用時間帯や環境価値を重視する小規模事業者 |
| 確認したいポイント | 法人契約の可否、対象プラン、供給エリア、使用時間帯別の料金 |
エバーグリーン

エバーグリーンは、国内最大級のバイオマス発電を誇る東証プライム上場「イーレックス」グループの新電力で、20万件以上の豊富な実績を持ちます。
環境配慮型の電力を検討したい場合に比較候補となります。
| 特徴 | 全契約区分に対応し、CO₂フリーや市場連動型のプランを提供 |
| 向いている法人 | 電気料金の見直しとCO₂排出量の削減を進めたい法人 |
| 確認したいポイント | 契約する事業者、料金タイプ、排出係数、環境価値の扱い |
15社の特徴を比較しても、どの電力会社が最も安くなるかは会社名や公開料金だけでは判断できません。
法人の電気料金は、契約電力、過去12カ月の使用量、電気を使う時間帯などによって変わります。
とくに高圧電力は個別見積もりが中心となるため、各社の試算条件をそろえて比較することが重要です。
ミツモルでは、現在の料金明細や電力使用状況をもとに、比較候補となる電力会社をご案内しています。
「自社に合う会社が分からない」「提示された見積もりが本当に安いか確認したい」という場合も、お気軽にご相談ください。
\自社に合う法人向け電力会社を比較/
法人向け電力会社を比較するときの5つの確認項目

15社から候補を絞ったら、料金単価だけでなく、契約区分や調整費、契約条件まで確認します。
法人の電気料金は使用状況によって変わるため、Web上のランキングや削減率だけでは、自社に合う会社を判断できません。
次の5項目を同じ条件で比較しましょう。
1.自社の契約区分に対応しているか
最初に、自社が低圧・高圧・特別高圧のどれを契約しているか確認します。
電力会社によって対応できる契約区分や、見積もりを受け付ける契約電力が異なるためです。
契約区分は、現在の電気料金の請求書や検針票に記載されている「契約種別」「契約電力」「供給電圧」などから確認できます。
店舗や小規模オフィスでは低圧、工場・倉庫・ビル・病院などでは高圧または特別高圧を契約しているケースが一般的です。
ただし、建物の用途だけでは判定できないため、必ず現在の契約内容を確認してください。
2.基本料金ではなく年間の支払総額で比較できるか
電気料金を比較するときは、基本料金や電力量料金の単価だけで判断しないことが重要です。
法人の電気料金には、主に次の費用が含まれます。
基本料金
電力量料金
燃料費調整額や電源調達調整費
容量拠出金相当額など電力会社独自の費用
再生可能エネルギー発電促進賦課金
契約や請求に付随する手数料
基本料金が安くても、調整費や独自費用が加わることで、現在より支払額が増える場合があります。
見積もりは、直近12カ月分の使用量を反映し、すべての料金項目を含めた年間総額で比較しましょう。
料金を構成する項目は、法人の電気料金の仕組みで詳しく解説しています。
3.契約期間・違約金・料金変更条件に無理がないか
見積金額が安くても、契約条件が自社に合わなければ、結果的に負担が増えることがあります。
契約前に確認したい主な項目は、次のとおりです。
契約期間は何年か
契約が自動更新されるか
解約を申し出られる期間はいつか
途中解約時に違約金や手数料がかかるか
電気料金や調整費の算定方法が変更される条件は何か
保証金や預託金が必要か
移転・閉店・設備変更などの予定がある法人は、とくに契約期間と解約条件の確認が必要です。
営業担当者から「必ず安くなる」「今だけの条件」と説明された場合も、口頭の案内だけで決めず、契約書や重要事項説明書に記載された条件を確認してください。
4.料金タイプが自社の使用状況に合っているか
法人向けの料金プランには、固定単価型、市場連動型、両方を組み合わせたタイプなどがあります。
| 料金タイプ | 主な特徴 | 比較するときの考え方 |
|---|---|---|
| 固定単価型 | 一定期間の電力量料金単価を固定する | 料金の見通しを立てやすくしたい法人向け |
| 市場連動型 | 卸電力市場の価格などに応じて料金が変わる | 市場価格が安い時間帯に電気を使える法人向け |
| ハイブリッド型 | 固定単価と市場連動を組み合わせる | 価格変動を抑えながら、市場価格低下のメリットも求める法人向け |
固定単価型でも、再エネ賦課金や一部の調整費まで固定されるとは限りません。
市場連動型は市場価格が低いときに料金を抑えやすい一方、高騰時には請求額が増えるリスクがあります。
どの料金タイプが合うかは、電気を使う時間帯や季節、予算管理の方針によって変わります。
詳しくは、市場連動型と固定単価型の違いをご覧ください。
5.複数社の見積条件がそろっているか
複数社へ見積もりを依頼しても、計算に使われた条件が違えば正しく比較できません。
次の条件がそろっているか確認しましょう。
- 同じ12カ月分の電気使用量を使用している
- 同じ契約電力・契約容量で試算している
- 同じ供給開始時期を想定している
- 燃料費調整額や独自調整費の扱いが明記されている
- 料金に含まれる費用と含まれない費用が分かる
- 税込・税抜の条件が統一されている
- 年間削減額の計算根拠が示されている
高圧電力では、月ごとの使用量だけでなく、30分ごとのデマンド値や使用時間帯が見積もりに影響することもあります。
提示された削減額だけを見るのではなく、使用データと計算条件が同じかを確かめてください。
詳しい確認方法は、法人電力の見積比較で失敗しない方法で解説しています。
見積もりを依頼する前に用意したいもの
電力会社を比較する際は、次の資料を用意しておくと見積もりがスムーズです。
直近12カ月分の電気料金明細
現在の契約内容が分かる書類
契約期間と更新月
解約金や違約金の条件
30分ごとの使用量データ(高圧・特別高圧の場合)
複数社の料金体系や契約条件を自社だけでそろえて比較するには、時間と電力契約に関する知識が必要です。
ミツモルでは、現在の電気料金や使用状況を確認したうえで、法人向け電力会社の見積もり比較をサポートしています。
とくに高圧電力の契約先を見直したい場合は、現在の料金明細を用意してご相談ください。
\最短即日で電力会社の比較ができる!/
法人が新電力に切り替えるメリット・デメリット

新電力への切り替えには、電気料金の見直しや複数拠点の管理効率化といったメリットがあります。
一方、料金の変動や契約条件には注意が必要です。
法人が新電力に切り替えるメリット
主なメリットは次の3つです。
電気料金を見直せる可能性がある
電力会社によって料金体系や電源の調達方法が異なるため、自社の使用状況に合うプランへ切り替えることで、年間の電気料金を抑えられる可能性があります。
とくに高圧電力は個別見積もりが多く、同じ使用量でも提示される条件に差が出ることがあります。
複数拠点の契約や請求をまとめられる
店舗や事業所、工場などの契約先を同じ電力会社へまとめると、請求書の確認や支払い、契約更新の管理を効率化できます。
ただし、供給エリアや契約区分によっては一括契約できないため、見積もり時の確認が必要です。
再生可能エネルギーを選択しやすい
再生可能エネルギー由来の電力や、実質再生可能エネルギーとして扱われるプランを提供する電力会社もあります。
電気料金だけでなく、脱炭素への取り組みや取引先からの要請を踏まえて契約先を選べる点もメリットです。
法人が新電力に切り替えるデメリット
新電力へ切り替えれば、必ず電気料金が安くなるとは限りません。特に次の点には注意が必要です。
市場価格や燃料価格によって料金が変動することがある
市場連動型プランや燃料費調整の上限がないプランでは、電力の調達価格が上昇したときに請求額も増える可能性があります。
通常時の単価だけでなく、価格が上昇した場合の計算方法まで確認しましょう。
契約期間や解約条件が設定されている場合がある
契約期間の途中で解約すると違約金が発生したり、解約を申し出られる期間が決められていたりすることがあります。
現在の契約と切り替え先の契約について、更新時期と解約条件を照らし合わせることが重要です。
料金プランの変更や事業撤退の可能性がある
電力の調達環境によっては、料金単価や契約条件が変更されることがあります。
小売電気事業から撤退するケースもあるため、会社の供給実績や契約変更時の通知方法、問い合わせ体制も確認しておきましょう。
新電力へ切り替えても停電しやすくはならない
新電力へ切り替えても、従来と同じ送配電網を利用します。
そのため、契約する小売電気事業者によって、電気の品質や停電の可能性が変わるわけではありません。
ただし、契約先が事業から撤退した場合は、通知された期間内に別の電力会社へ切り替える必要があります。
対応せずに無契約の状態が続くと、電気の供給が止まるおそれがあるため、撤退や契約終了の案内を受けた場合は早めに手続きを進めましょう。
メリットを得られるかどうかは、自社の使用状況と料金プランの相性によって決まります。
法人が電力会社を乗り換える流れ【4ステップ】

電力会社の基本的な切り替え手続きは難しくありません。
総務や経理の担当者が行うべき実務を「4つのステップ」にまとめました。
ステップ1:現在の電気料金明細・請求書(過去12ヶ月分)を用意する
年間の正確な削減額を出すため、エアコンを多用する夏・冬を含む「過去12ヶ月分」の電力データ(使用量:kWh、最大需要電力:kW)があると試算の精度が上がります。
参考:電力・ガス取引監視等委員会「別の電力会社に切り替える際に気を付けるポイント」
ステップ2:複数社に見積もりを依頼する(相見積もり)
1社だけで決めず、法人向けの一括見積もりサービスなどを活用して複数社から相見積もりを取り、自社の操業パターンに合う会社を絞り込みます。
ステップ3:見積書の「総額」と「条件」を比較する
基本料金・従量単価だけでなく、燃料費調整額や独自の調整金、契約期間内の解約違約金の有無まで横並びで比較します。
ステップ4:申し込み手続き(解約連絡は原則不要)
新しい電力会社へ申し込めば、現在契約している大手電力会社への解約手続きは自動で行われます。スマートメーターへの交換(原則無料・停電なし)を経て、通常1〜2ヶ月程度で切り替えが完了します。
参考:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」
法人向け電力会社の比較でよくある質問

法人向け電力会社を比較するときによくある疑問に回答します。
法人用の電気が安く、おすすめできる会社はどこですか?
すべての法人に共通して最も安い電力会社はありません。契約区分、供給エリア、電力使用量、使用する時間帯によって、適した会社や料金プランが変わるためです。おすすめランキングは候補を絞る参考にはなりますが、最終的には同じ使用量データを使って複数社の見積もりを比較しましょう。基本料金や電力量料金だけでなく、調整費や契約条件を含めた年間総額で判断することが重要です。
大手電力会社と新電力はどちらがおすすめですか?
会社の区分だけで、どちらが優れているとは判断できません。大手電力会社は供給実績や知名度を確認しやすい一方、新電力には法人向けの料金プランや再生可能エネルギーを選べる会社があります。電気料金、料金の変動リスク、契約期間、解約条件、サポート体制を比較し、自社が重視する条件に合う会社を選びましょう。
高圧電力でも新電力へ切り替えられますか?
高圧電力に対応している新電力であれば、工場、倉庫、ビル、病院、学校、大型店舗なども切り替えを検討できます。ただし、供給エリアや電力使用量によって契約できる会社は異なります。高圧電力は個別見積もりが中心となるため、公開されている料金表だけで判断せず、複数社から提案を受けて比較してください。
高圧電力の見積もりには何が必要ですか?
まずは直近12カ月分の電気料金の請求書を用意しましょう。契約電力、毎月の使用量、現在の料金単価などを確認できる資料が必要です。30分ごとの使用量を記録した「30分値データ」があると、電力を多く使う時間帯まで踏まえた試算を受けやすくなります。契約更新日や解約の申し出期限も分かる範囲で確認しておくと、切り替え時期を含めて相談できます。
法人向け電力会社はおすすめ順ではなく自社条件で比較しよう
法人向け電力会社は、おすすめ順だけでなく、契約区分や電力使用量に合わせて選ぶことが重要です。
特に高圧電力は個別見積もりが中心となるため、料金総額と契約条件をそろえて比較しましょう。
ミツモルでは、法人向け電力会社の見積もり比較に関する無料相談を受け付けています。
現在の電気料金を見直したい方は、まずは請求書を用意してご相談ください。
\最短即日で電力会社の比較ができる!/
































