【2024年最新比較】労務管理システム13選!メリットや選び方もご紹介!

※この記事には一部PRが含まれます。

 

労務勤務の業務内容は、給与計算や勤怠管理、保険の手続付きなどです。

いずれもミスをしていけない大切な業務ですが、

人手不足の企業が多い現代では円滑に業務できないと悩まされている企業の方も多いでしょう。

そこで利用したいのが労務管理システムです。

この記事では労務管理システムの以下の事を紹介します。

  • 労務管理システムとは?
  • 労務管理システムでできること
  • 労務管理システムの導入メリット
  • 労務管理システムの選定ポイント
  • 労務管理システムの比較ポイント
  • 労務管理システム比較15選

労務管理を正確に効率よく行いたい方は必見の内容となっています。

ぜひこちらの記事を参考にして、業務を円滑に進めましょう。

 

労務管理システムとは?

労務管理とは、就業規則や給与計算、福利厚生の管理などを行い従業員が働きやすい環境を整える業務のことです。

中には人事評価や採用を行う人事評価と合わせた「人事労務管理」とまとめているところもあります。

労務管理システムは先ほど紹介した労務管理業務をスムーズに行うためのものです。

具体的には勤怠管理、給与計算といった労務管理業務をシステムで自動化します。

計算は自動で行ってくれ、さらには書類を自動作成できるものもあるため、業務を効率化してくれるシステムとして多くの企業に導入されています。

人手不足が問題となっている今、自動で行ってくれる労務管理システムは企業からはなくてはならないものとなっているのです。

労務管理システムでできること

労務管理システムできることは以下のとおりです。

  • 入退社の手続き
  • 従業員の情報を一元管理
  • 就業規則、福利厚生の管理
  • 勤怠管理・給与計算

それぞれのできることを詳しく見てみましょう。

入退社の手続き

入退社時には従業員の情報収集と手続きをする必要がありますが、それらは全てシステム上で行なえます。

入退社時に必要な社会保険・雇用保険の資格取得書類といった書類作成の提出の手間を削減できます。

従業員の情報を一元管理

従業員の情報を管理するには、マイナンバーの収集・管理、書類の提出などをして貰う必要があります。

それら情報の追加もシステム上で一括で管理できるようになっています。

年末調整に必要な書類も全て自動で作成可能です。

サービスによっては電子申請を行える労金管理システムもあるため、提出のたびに役所に行く必要がありません。

就業規則、福利厚生の管理

就業規則は年々変わることもあり、それらを全て手作業で行うのは大変です。

しかしシステムを活用すれば、決定・修正・追加は全てシステム上でできます。

都度、就業規則・福利厚生を見直し、従業員が働きやすい環境づくりを行っていきます。

勤怠管理・給与計算

システムによって勤怠管理・給与計算の機能があるものもあります。

勤怠管理機能は従業員が時刻を間違えずに正しく打刻できているか、残業は指定時間内に収まっているかなどの確認も兼ね備えています。

給与計算機能は計算をシステム上で簡単にできるようになっており、手作業で行う必要がありません。

簡単にできる上に正確性も高いため、多くの企業で導入されています。

労務管理システムの導入メリット

労務管理システムの導入メリットは以下の3つです。

  • 業務を効率化できる
  • 従業員の情報を一元管理できる
  • 役所に行く必要がない

それぞれの具体的なメリットを見ていきましょう。

業務を効率化できる

労務管理システムには書類作成を効率化させるための機能、

給与計算を楽にする機能などが揃っているため、業務を効率化できます。

紙での労務管理の場合は、労務担当者が従業員に紙を配布し、従業員が紙に記入したら労務担当者に返すという工程がありました。

更に、労務担当者は従業員が紙に記入した内容を転機しなければなりません。

工程が多いだけではなく、転機ミスが起きたり、抜けが合ったりと手間も省けます。

しかし労務管理システムならば、従業員が直接記入するため手間は発生しません。

入力された情報をもとに書類を自動作成するためのものもあるため、書類作成の手間を大幅に省けます。

従業員の情報を一元管理できる

労務管理システムで従業員の情報を一元管理できます。

紙での管理は入退社時に書類を整理する必要があり、手間が非常にかかっていました。

さらに従業員に関する情報を調べる際には、膨大な量の紙の中から探す必要があります。

しかし労務管理システムならば、検索機能によって欲しい情報に素早くアクセスできます。

紙のように保管場所に困ることもなく、シュレッターにかける必要もありません。

役所に行く必要がない

労務管理システムを使用すれば、役所やハローワークへ電子申請ができます。

そのため社会保険などの手続きを行う際、都度書類を郵送したり、足を運んだりする必要がありません。

ミスが有っても会社から修正できるため、大幅な時間を使用してしまったといったこともありません。

労務管理システムの選定ポイント

労務管理システムの選定ポイントは以下の2つです。

  • 他システムとの連携はできるか
  • どのような機能を持っているか

具体的な選定ポイントを見ていきましょう。

他システムとの連携はできるか

労務管理システムの多くは、勤怠管理システム、給与計算ソフトと連携できます。

自社ですでに勤怠管理システム・給与計算システムを導入している場合は、労務管理システムと連携可能かどうか調べましょう。

連携ができないとなれば非常に不便に感じるため、必須確認項目です。

どのような機能を持っているか

労務管理業務の幅は広いため、システムによって搭載されている機能は異なります。

そのため、労務管理システムの導入前にはどのような機能があるのか確認しておくようにしましょう。

労務管理システムを導入する前にどの労務管理業務を効率化したいのか、

正確性を上げたいのかを洗い出して、それに対応している機能が搭載されているシステムを選ぶのがおすすめです。

何も考えずに労務管理システムを導入しても、高い効果は得られないでしょう。

労務管理システム比較13選

ここでは労務管理システムを14選紹介します。

これから導入しようと思っている企業は必見の内容です。

ジョブカン労務HR

ジョブカン労務HR

ジョブカン労務HRは株式会社DONUTSが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 社員の入社から退社までに必要な手続きを自動化
  • ペーパーレス化
  • 電子申請に対応

ジョブカン労務HRは社員の入社から退社までに必要な手続きを自動化してくれます。

入退社時は手続きが多いものの、このシステムを導入すれば自動化するため手間がかかる問題は解決するでしょう。

さらにペーパーレス化となるため、紙の管理に困っている企業にも最適です。

電子申請にも対応しているため、役所への申請もパソコンからできるようになっています。

手間の多い業務を効率化させ、時間の有効活用が可能です。

【料金】

  • 月額400円/ユーザー
  • 人事労務バリューセット 月額800円/ユーザー

オフィスステーション 労務

オフィスステーション 労務

オフィスステーション 労務は株式会社エフアンドエムが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 社会保険や労務保険の手続きを効率化
  • シンプルな画面
  • 自動更新

社会保険や労務保険の手続きを全て効率化してくれるクラウド型労務手続きシステムになります。

シンプルな画面となっているため、多くの方が使いこなせるようになっています。

さらにデータが変更された際には、自動で更新をしてくれるため、都度なにか行う必要はありません。

社会保険・労務保険などの手続きを効率化したい、シンプルな画面が良いという企業に最適です。

【料金】

  • 月額440円/ユーザー
  • 初期費用110,000円

人事労務 freee 

人事労務 freee 

人事労務 freeeはfreee株式会社が提供しているサービスです。

【特徴】

  • クラウド上で業務フローを一気通貫
  • 労働管理を一元化
  • 時間・場所に制限されない勤怠管理

人事労務 freeeはクラウド型の勤怠管理システムで、freee株式会社が提供しています。

マルチデバイスに対応しているため、パソコンがなくとも勤怠入力・勤怠管理が可能です。

あらゆる労務管理を一元化できるため、どのシステムを導入したら良いのかわからないと悩んでいる企業に最適です。

会計ソフト・メッセンジャー・各種クラウドサービスとの連携をすれば、更に業務効率化ができるでしょう。

【料金】

  • 月額1,980円

クラウドハウス労務

クラウドハウス労務

クラウドハウス労務は株式会社Techouseが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 従業員のデータを一元管理
  • 安心のセキュリティ対策
  • 入社手続き関連はWeb上で完結

従業員のデータの一元管理が可能で、入退社手続き・雇用契約・年末調整業務等をサポートしてくれる機能が充実しています。

入社手続き関連は全てWeb上で完結できるため、ペーパーレス化と同時に役所まで足を運ぶ必要がなくなります。

マイナンバーなどの重要な情報は全て暗号化されるため、悪用される心配もありません。

労務担当者の業務負担が減るだけではなく、従業員もしっかりとしたセキュリティによって安心できるのです。

【料金】

  • 要問い合わせ

SmartHR

SmartHR

SmartHRは株式会社SmartHRが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 自動で社会保険・雇用保険の書類を作成
  • 3年連続クラウド労務管理ソフトシェアNo.1
  • 外部サービスとの連携が可能

SmartHRは3年連続クラウド労務管理ソフトシェアNo.1を獲得した実績があり、非常に信頼できる労務管理システムです。

自動で社会保険・雇用保険の書類を作成してくれるため、書類作成の手間が省けます。

社内の労務管理を効率化する機能が一通り揃っているため、さまざまな企業におすすめできます。

外部サービスとの連携もできるため、すでに勤怠管理・給与計算といったシステムを導入している企業にも最適です。

【料金】

  • 要お見積り

マネーフォワード クラウド社会保険 

マネーフォワード クラウド社会保険

マネーフォワード クラウド社会保険 株式会社マネーフォワード提供しているサービスです。

【特徴】

  • 書類の変更・法改正に自動で対応
  • マネーフォワード クラウド給与と連携可能
  • 紙、PDFでの申請を選べる
  • 社会保険や労務保険の手続きを全て効率化してくれるクラウド型労務手続きシステムになります。

社会保険の手続きの手間を削減してくれ、さらにペーパーレス化にもなります。

マネーフォワードクラウド給与との連携も可能で、スムーズにデータを取り込み従業員情報を取得します。

従業員情報を取得後は、社会保険に必要な書類の作成が可能です。

書類作成の進捗情報を画面で確認できるため、全体の管理にも役立つものです。

【料金】

  • 月額2,980円〜

社保労務ASP

社保労務ASPは日本シャルフが提供しているサービスです。

社保労務ASP

【特徴】

  • あらゆる業務に対応
  • 中小企業から大企業まで対応
  • 簡単操作

給与計算、各種保険、電子申請などさまざまな業務に対応しているため、複数の労務管理システムを導入する必要がありません。

さらに中小企業、大企業問わず導入可能なため、使い勝手の良いシステムとなっています。

簡単操作で使用できるため、労務管理担当にとっても魅力的なサービスです。

【料金】

  • エントリー:初期導入費40,000円 利用料12,100円/月
  • スタンダード:初期導入費80,000円 利用料18,000円/月 

PSD労働社会保険

PSD労働社会保険

PSD労働社会保険は株式会社パシフィックシステムが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 労働保険・社会保険の申請書を自動作成
  • 電子申請に対応
  • ガイド機能付き

労働保険・社会保険の申請書を作成するのに特化している労務管理システムです。

電子申請に対応しているだけではなく、電子申請のガイド機能も搭載されているため、誰でもすぐに理解ができるでしょう。

マイナンバーの取得から廃棄までの機能もあるため、今後マイナンバーが増えていくと予想されている現代には必須の勤怠管理システムです。

【料金】

  • 要問い合わせ

Zohoピープル

Zohoピープル

Zohoピープルはゾーホージャパン株式会社が提供しているサービスです。

【特徴】

  • マルチデバイス対応
  • 勤怠管理を効率化
  • タスク管理機能搭載

マルチデバイスに対応しているため、勤務先にいなくともモバイルから操作可能です。

休暇・出勤・退勤などの退勤管理を効率化してくれるため、どの企業に導入しても効果を発揮できるでしょう。

他の機能ではタスク管理機能が搭載されているため、どの程度の生産性なのかも把握できます。

従業員のスキル・目標達成具合も確認できるため、人事評価制度にも活用できるでしょう。

【料金】

  • 無料プラン:5ユーザーまでは無料
  • エッセンシャルHR(年間契約):$0.83 /ユーザー/月

Gozal

gozal

Gozalは株式会社BECが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 充実したサポート体制
  • 専門家からのアドバイス
  • バックオフィスを自動化

労務に強いGozalスタッフが24時間体制でサポートしてくれるため、安心してサービスを利用できます。

さらに専門家からの提案ももらえるため、より効果を発揮した使い方が可能です。

タスク管理の機能もあるため、スケジュール管理の必要がなくなり、やることが少なくなります。

必要な書類はシステム上で自動で作成してくれるため、あらゆる業務の手間を省き、効率化してくれるシステムです。

【料金】

  • Startup:5名までなら完全無料
  • Employee ∞:月額 700円 × 従業員数(税抜)(年間一括払いの場合は異なる)

RPM Enterprise

RPM Enterprise

RPM Enterpriseは株式会社ゼクウが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 採用業務・マッチング業務に対応
  • 登録者ファイルを電子保存
  • 最先端マッチングシステム

採用業務からマッチング業務に特化したものであるため、このツールがあれば採用業務に関する手間は大きく減らせるでしょう。

登録者情報の共有・管理ができるため、遠い場所の部署にもスムーズに共有できます。

登録者ファイルは電子保存されるため、ペーパーレスにもなります。

採用業務・マッチング業務に長けているツールを探している企業に最適です。

【料金】

  • 要問い合わせ

HuRAid 勤怠分析

HuRAid 勤怠分析

HuRAid 勤怠分析HuRAid株式会社が提供しているサービスです。

【特徴】

  • 社員のストレスチェック・性格診断テストが可能
  • 職場環境改善に最適
  • ランキングで表示

社員のストレスチェック・性格診断テストを行うことができ、さらに勤怠情報を加えて、データを分析し職場の抱えている問題を見つけ出します。

独自開発のAIエンジンによって従業員の休職・退職リスクを発見し、従業員を守ります。

問題行動・過剰労働を発見するための機能が備わっており、まさにより良い環境を作るための勤怠管理システムです。

【料金】

  • 要問い合わせ

Teamspirit

Teamspirit

Teamspirit株式会社チームスピリットが提供しているサービスです。

【特徴】

  • 社員の労働時間を見える化
  • 個人の強みを活かす機能搭載
  • モバイルやloTからのアクセスも可能

社員の労働時間、仕事量を見える化して、長時間労働を防ぎます。

さらに個人の強みをより活かすためのタイムマネジメントができるため、一人ひとりの生産性がより向上するでしょう。

最高水準のセキュリティレベルによって安心して利用ができます。

モバイルやloTからのアクセスもできるため、非常に利便性の高いシステムとなっています。

【料金】

  • TeamSpirit:初期費用/150,000円
    月額利用料30,000円/月 (年間契約)
  • TeamSpirit HR:初期費用/250,000円
    月額利用料45,000円/月
    (年間契約)900円/人事担当者/月

自社に合った労務管理システムを導入しよう

労務管理システムは製品によって特徴や機能が異なるため、自社に合った労務管理システムを導入する必要があります。

そのため「とりあえず導入しよう」ではなく、導入前にしっかりと目的を明確にしてから導入しましょう。

闇雲に導入しても上手に活用できず、コストがかかるだけとなってしまいます。

そうならないためにも、導入前には自社に合った労務管理システムかどうかをしっかりと考えましょう。

また、労務管理システムの導入が初めてという企業は、まずは無料で使えるシステムを導入してみるのがおすすめです。

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