日本では働き方が多様化し、フリーランスや個人事業主として働く人も増えています。
例えば、お店を構えたり、ネットショッピングを運営したりして商品を売る方もいるでしょう。
また、YouTuberやミュージシャン、作家も個人事業主に含まれます。
このような働き方をしている人は会社に所属していません。
そのため、1年に1回確定申告を行い、税務署に必要書類を提出する必要があります。
しかし、確定申告は経費を集計したり、収入を数えたりしなければなりません。
非常に手間がかかる作業なので、現在は青色申告ソフトなどを導入する人が多いです。
この記事では、青色申告ソフトの基礎知識とメリットをご紹介します。
また、おすすめの製品をいくつかピックアップしますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
目次
基本から理解する!青色申告ソフトとは?
青色申告ソフトとは、青色申告に必要な領収書の仕訳や入力作業を自動化し、
スムーズに申請を行えるようにサポートしてくれるアプリケーションのことです。
確定申告は、事業所得や不動産所得がある個人事業主などが1年に1回収入を税務署に報告するために行われる手続きを意味します。
また、確定申告の青色申告と白色申告の2種類に分類することができます。
前者は手続きが複雑というデメリットがありますが、特別控除を受けることができたり、家族への給料を経費にできたりするのでメリットが豊富です。
一方、後者は手続きが簡単というメリットを除いては、魅力的な点が少なく、個人事業主としてまとまった収入を得ている方は前者で申告している方のほうが多くなります。
青色申告は必要書類が多く、帳簿の提出も求められるため手続きに複雑さを感じる方も少なくありません。
青色申告ソフトを利用すれば申請に必要なさまざまな作業を自動化できるため、負担を抑えたいという方におすすめです。
青色申告ソフトには2つのタイプがある?
青色申告ソフトの種類は2種類です。
タイプによって特徴などが大きく異なるので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
インストール型
1つ目は、インストール型です。
その名の通り、パソコンにインストールして使うタイプのアプリケーションになります。
インターネット環境がないところでも使用することができ、初期費用のみで済ませられる点がメリットです。
一方、導入コストが高く、マルチデバイスに対応していない点がデメリットになるでしょう。
クラウド型
2つ目はクラウド型です。
クラウドはWebサイトから利用できるタイプのアプリケーションになるため、インストールする必要がありません。
また、インターネット環境があれば、さまざまな端末からアクセスできる点が大きな強みです。
例えば、パソコンだけでなく、スマホやタブレットからでも利用することができます。
さらに、ランニングコストのみで運用できるため、初期費用を大幅に抑えられることもメリットです。
青色申告ソフトを使う4つのメリット
青色申告ソフトを利用することで得られるメリットは4つです。
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
初心者でも簡単に作ることができる
1つ目のメリットは、初心者でもスムーズに資料を作成できるという点です。
手続きが複雑なため、会計の知識が豊富な税理士さんに直接依頼している個人事業主も多く、初心者では到底対応することができません。
しかし、実際に導入すれば、自動入力などにより初心者でも簡単に申請ができます。
そのため、これから事業をスタートさせる方にもおすすめです。
仕訳の負担が大幅に減る
2つ目のメリットは、仕訳作業を自動化できることです。
個人事業主は、業務に必要な出費は経費として落とすことができます。
しかし、経費にするためには、“何にいくら使ったのか?”を明確し、適切な勘定科目に振り分けなければなりません。
そのため、1年分のレシートや領収書などを1枚1枚数えたり、
クレジットカードの取引データから経費にできるものをピックアップしたりする必要があります。
膨大な数の領収書をそれぞれの勘定科目に振り分けることは大変な作業です。
青色申告ソフトを利用すれば、銀行明細やクレジットカードの取引データから自動で各勘定科目に振り分けてもらうことができます。
また、レシートや領収書などもスマホで撮影すれば振り分けが可能です。
仕分け作業が非常に楽になるので、メリットを感じる方も多いのではないでしょうか。
e-Taxを利用できる
3つ目のメリットは、e-Taxを利用できることです。
e-Taxは確定申告に必要な手続きをすべて自宅で行える申請方法になります。
印刷したり、書類を税務署に郵送したりする必要がないので非常に便利です。
また、源泉徴収や医療費控除の領収書など、添付書類に関しても省略して申請することができるので、作業負担を和らげることができます。
青色申告ソフトを利用すればe-Taxによる手続きを少ない手順で完了させることができるのでおすすめです。
法律改正への対応もスムーズ
4つ目のメリットは、法改正に合わせて申告ができるという点です。
クラウドサービスの青色申告ソフトは、法改正されるたびに自動でそれに対応できるようにアップデートされます。
そのため、法改正に関係なく正しい申告ができるというわけです。
例えば、平成30年に青色申告の控除額が65万円から55万円に変更されました。
また、基礎控除額が38万円から48万円になりましたが、このような変更も速やかに対応することができます。
青色申告ソフトにデメリットはある?
青色申告ソフトのデメリットは3つあります。
それぞれのデメリットについて詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
ランニングコストがかかる
デメリットとして挙げられるのがランニングコストです。
多くの青色申告ソフトは、月額制で製品を販売しています。
そのため、毎月費用がかかるのです。
また、製品の中には初期費用が必要なものもあるため、予算に合ったものを選択する必要があるでしょう。
インターネット接続環境が必要
現在の青色申告ソフトのほとんどがクラウドシステムになっているので、インターネット環境が必須です。
データの登録や変更など、すべての作業にインターネットが必要になるため、導入する方はWi-Fiの整備などをしなければなりません。
また、通信が必要になるため、セキュリティに対しての懸念もあります。
しかし、基本的に多くの製品はセキュリティ対策が施されていることが多いです。
また、多くの企業ではインターネット接続環境が構築されているため、深く気にする必要はないでしょう。
保守費用がかかる
インストール型の青色申告ソフトは定期的にメンテナンスが必要です。
クラウド版は提供元が対応してくれるため、保守を考えずに運用できます。
しかし、インストール型の青色申告ソフトは、法改正のときに処理の仕方を変えなければならないためシステムメンテナンスが必要です。
保守には費用もかかるため、インストール版の利用を検討している方は把握しておくようにしましょう。
最新で人気のある青色申告ソフトおすすめ9選
早速、最新で人気の青色申告ソフトをピックアップします。
料金や特徴などをご紹介しますので、製品を比較する際の参考にしてください。
やよいの青色申告オンライン
公式サイトはこちらから:やよいの青色申告オンライン
料金 | 【セルフプラン】 年会費:8,000円 ※初年度は無料
【ベーシックプラン】 年会費:12,000円 ※初年度は6,000円
【トータルプラン】 年会費:20,000円 ※初年度は6,000円 |
おすすめの機能 | ・銀行口座やクレジットカードとの連携 ・領収書やレシートの自動仕訳 ・業務相談 |
導入方法 | クラウド |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | ・ファーストサイン&トークラメール ・ラクロワーゼ ・ワイン食堂MAREA |
やよいの青色申告オンラインの特徴
やよいの青色申告オンラインは、会計業務支援システムの提供をしている弥生株式会社が手掛けた青色申告ソフトです。
青色申告のほかにも白色申告や企業の会計業務を支援するクラウドサービスも提供しています。
最大の特徴は、初心者でも簡単に青色申告ができるようにさまざまな工夫が施されている点です。
例えば、知識が必要なところは自動化し、シンプルでわかりやすい画面を提供することでそれを実現しています。
そのため、はじめて白色申告から青色申告に切り替える方などにおすすめのクラウド青色申告ソフトです。
Money Forwardクラウド
公式サイトはこちらから:Money Forwardクラウド
料金 | 【パーソナルミニ】 月額;800円(年額9,600円)
【パーソナル】 月額;980円(年額11,760円)
【パーソナルプラス】 月額;2,980円(年額35,760円) |
おすすめの機能 | ・仕訳の勘定科目を自動提案 ・仕訳ルールの学習機能 ・取引明細の自動取得機能 |
導入方法 | クラウド |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | あり |
導入事例 | ・オハナビューティーサロン ・右京動物病院・ひろせ税理士法人 ・美容室「シェラブ」 |
Money Forwardクラウドの特徴
Money Forwardクラウドは、インストール不要の青色申告ソフトです。
クラウド型になっているため、安全にデータを管理することができます。
特徴は、価格の安さです。
3つのプランが提供されていますが、1,000円以下で利用できるプランが多く、会計ソフトにお金をかける余裕がない個人事業主も導入しやすくなっています。
また、スマホで確定申告ができる点も特徴です。
iPhoneやAndroidアプリから確定申告をすることができます。
PC操作が得意でない方でもスムーズに手続きができるので便利です。
HANJO会計
公式サイトはこちらから:HANJO会計
料金 | 月額料金:1,078円(税込) |
おすすめの機能 | ・自動入力推測仕訳機能 ・所属別集計機能 ・固定資産登録機能 |
導入方法 | クラウド |
サポート可能な会計業務 | ・青色申告 ・経営管理 |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | ・四川麻辣湯 ・呑み処 KICHI ・赤坂元気(仮) |
HANJO会計の特徴
HANJO会計は、飲食店に特化した青色申告ソフトです。
翌月末まで無料で利用することができるため、機能や使いやすさを試すこともできます。
HANJO会計の特徴は、飲食店の経理に特化している点です。
飲食店の確定申告をサポートするだけでなく、経営サポートなども提供してくれます。
また、専用のコールセンターが設けられていることも特徴です。
導入や操作に関するお問い合わせを電話から受け付けてくれるため、わからないことやトラブルが発生したときもスムーズに解決することができます。
HANJO会計は飲食店のための青色申告ソフトなので、これからお店を構える方や古い会計作業から開放されたい飲食店経営者は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
クラウド会計ソフト free会計
公式サイトはこちらから:クラウド会計ソフト free会計
料金 | 【スターター】 月額料金:1,180円(年払い:980円)
【スタンダード】 月額料金:2,380円(年払い:1,980円)
【プレミアム】 月額料金:3,316円 |
おすすめの機能 | ・ネットバンクと連携可能 ・請求書作成と帳簿付けを一括処理できる機能 ・損失繰越にも対応 |
導入方法 | クラウド |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | ・宮﨑雅大税理士事務所 ・BesoGroup ・森の虹 玉置芽瑠 |
クラウド会計ソフト free会計の特徴
free会計は、個人事業主と法人向けに提供されているクラウド会計ソフトです。
個人事業主の場合は提供されているサービスの中の確定申告ソフトを選択すると青色申告のサポートを受けられます。
アプリを利用してレシートを撮影すれば、AIが自動解析してくれるため、経費計算が非常に楽です。
また、さまざまな所得や控除を入力できます。
例えば、医療費控除や国民年金、生命保険などにも対応しているため、資料作成がしやすいです。
さらに、勘定科目を覚える必要がないという点も特徴といえるでしょう。
それぞれの勘定科目にわかりやすい説明がついているため、誰でも簡単に仕訳をすることができます。
free会計では3つのプランの中から自分に合ったものを選択することが可能です。
プランによっては、消費税申告に対応していなかったり、仕訳データ自動取得に回数制限が設けられていたりするので、自分の利用したい機能が使えるプランを選択するようにしましょう。
ツカエル青色申告オンライン
公式サイトはこちらから:ツカエル青色申告オンライン
料金 | 年額:13,200円(税込) ※30日間の無料トライアルあり |
おすすめの機能 | ・ショートカット機能 ・部門登録機能 ・金融機関連携サービス |
導入方法 | クラウド |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | 記載なし |
ツカエル青色申告オンラインの特徴
ツカエル青色申告オンラインは、株式会社ジョブカン会計が提供する青色申告ソフトです。
クラウド版になるため、PCにインストールせずに利用できます。
ツカエル青色申告オンラインの特徴は、軽快な操作性をWebで実現している点です。
エンターキーで次の項目に移動することができたり、矢印キーでスクロールして資料を閲覧できたりするので効率的に青色申告を行うことができます。
また、使いたい画面をタブで管理して作業ができるため、複数の帳簿に金額を入力する必要がある際も非常に便利です。
さらに、1つのデータを複数人のスタッフで編集できるため、作業のスピードアップを見込むことができるでしょう。
高い操作性や共同作業できる機能が魅力的な青色申告ソフトなので、効率的に帳簿をつけたい、決算書作成に必要な負担を和らげたいという方におすすめです。
わくわく青色申告
公式サイトはこちらから:わくわく青色申告
料金 | エコパッケージ:9,900(税込) ダウンロード販売:8,800(税込) ※無料体験版あり |
おすすめの機能 | ・入力サポート機能 ・消費税自動集計機能 ・売上利益試算機能 |
導入方法 | インストール |
サポート可能な会計業務 | ・青色申告 ・経営ツール |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | 記載なし |
わくわく青色申告の特徴
わくわく青色申告は、無駄なコストと時間をかけずに申告ができる青色申告ソフトです。
消費税の軽減税率にも対応しているため、食品を販売するお店の経営者も利用しやすくなっています。
特徴は、インストール型の青色申告ソフトであるという点です。
PCにインストールして使用するタイプのアプリケーションとなっています。
そのため、初期費用はかかりますが、ランニングコストは不要なため、クラウドよりも結果的に安く導入できる可能性があるでしょう。
また、機能も豊富な青色申告ソフトです。
代表的な機能として消費税自動集計機能が挙げられます。
青色申告決算書を作成すれば、消費税申告書や消費税に関する資料が自動で作成されるため、非常に便利です。
また、わくわく青色申告には経営ツールも搭載されています。
これにより、売上の推移をグラフ化して経営状況を可視化したり、財務構成グラフをチェックして財務状況の大枠をつかめたりするので経営面のサポートを受けることが可能です。
費用をできるだけ安く済ませたい、手間をかけず決算処理をしたいという個人事業主は、導入を検討してください。
やるぞ!青色申告
公式サイトはこちらから:やるぞ!青色申告
料金 | 【製品版】 Windows:10,150円(税込) Mac:10,460円(税込)
【ダウンロード版】 Windows:9,850円(税込) Mac:10,260円(税込)
|
おすすめの機能 | ・電子帳簿保存に対応 ・e-Tax連携 ・CSVインポート機能 |
導入方法 | インストール |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | 店名等の記載なし |
やるぞ!青色申告の特徴
やるぞ!青色申告はPCにインストールして利用できる青色申告ソフトです。
公益社団法人日本文章情報マネジメント協会から認証を受けて電子帳簿保存に対応しています。
特徴は1ライセンスをユーザー2名で共有できることです。
これにより、税理士事務所などと連携しやすいので、税理士さんから申告のアドバイスを受けている方も利用しやすいでしょう。
また、マイナンバーにも対応しており、Windowsであればe-Taxとの連携も可能です。
そのため、青色申告に必要なすべての手続きをPCで済ませることができます。
さらに、直感的な操作で使いやすくなっているため、インストール版で青色申告ソフトを導入したい人におすすめです。
かんたん!青色申告
公式サイトはこちらから:かんたん!青色申告
料金 | MJSかんたん!青色申告13 価格:7920円 |
おすすめの機能 | ・摘要辞書・伝票辞書 ・バックアップ機能 ・らくらく仕訳ウィザード |
導入方法 | インストール |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | なし |
導入事例 | 記載なし |
かんたん!青色申告の特徴
かんたん!青色申告は、MJSが提供している青色申告ソフトです。
PCにインストールして利用できるアプリケーションとなっており、無料体験版を利用することもできます。
かんたん!青色申告の特徴は、専門知識がなくても青色申告ができるようにサポートしてくれることです。
例えば、帳簿付けをする際、勘定科目に振り分ける必要がありますが、一般的によく使われる勘定科目は事前に登録されているため、初心者でも帳簿付けがしやすくなっています。
また、摘要辞書・伝票辞書によってパターン化された取引は記録されるため、同じ内容を繰り返し入力する必要がありません。
これにより、帳簿付けの効率を大幅にアップさせることができるでしょう。
かんたん!青色申告は、初心者でもわかりやすいインストール版の青色申告ソフトを利用したいという方におすすめです。
ジョブカン青色申告 / 確定申告 Desktop22
公式サイトはこちらから:ジョブカン青色申告 / 確定申告 Desktop22
料金 | 【パッケージ版】 価格:8,140円(税込) 継続料金 (6ヶ月):5,500円(税込) 継続料金(12ヶ月):7,700円(税込) 再開料金 (6ヶ月):7,370円(税込) 再開料金( 12ヶ月) 9,680円(税込)
【ダウンロード版】 価格:5,500円(税込) ダウンロード版更新料(12ヶ月):5,500円(税込)
※30日間の無料トライアルあり |
おすすめの機能 | ・金融機関連携機能 ・集計分析機能 ・前年度参照機能 |
導入方法 | インストール |
サポート可能な会計業務 | 青色申告 |
資料請求の有無 | カタログあり |
導入事例 | 記載なし |
ジョブカン青色申告 / 確定申告 Desktop22の特徴
ジョブカン青色申告は株式会社ジョブカン会計が提供しているインストール版の青色申告ソフトです。
所得税確定申告や青色申告特別控除、e-Taxによる申告に対応しており、クラウド版と同様に法改正に強いのが特徴になります。
また、金融機関との連携サービスや前年度参照機能などがあり、仕訳の際や前年度の青色申告を見返すときもスムーズです。
パッケージ版とダウンロード版が提供されており、ダウンロード版のほうが低価格で購入することができます。
また、毎年更新料がかかるので、その点は注意するようにしましょう。
30日間の無料トライアルも利用できるので、興味のある方は一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、青色申告ソフトの基本概要やメリット、おすすめの青色申告ソフトを9つご紹介しました。
青色申告は白色申告に比べて手続きが難しいので、実際に断念されていた方もいるのではないでしょうか。
青色申告ソフトを導入すれば、初心者でもスムーズに申告ができるようになります。
また、受けられる控除額も高くなるので、この機会に自身に合ったものを選択し、導入するのがおすすめです。