【コラム】Google広告のクリック単価が高騰中?広告費に頼らない集客をするには

【コラム】Google広告のクリック単価が高騰中?広告費に頼らない集客をするには

「先月と同じ予算なのに、問い合わせの数が減っている」

Google広告を運用する法人担当者から、こうした声が増えています。実はこの感覚は思い込みではありません。

米国の反トラスト裁判では、Google自身が広告オークションを調整して価格を引き上げていた事実まで明らかになりました。クリック単価(CPC)は、なぜ、どこまで上がり続けるのでしょうか。

 

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データが示す上昇傾向

広告運用のベンチマークを毎年公表している米WordStreamの調査によると、2023年から2024年にかけてGoogle検索広告のCPCは86%の業種で上昇し、平均上昇率は10%でした。全業種平均のCPCは4.22ドルから4.66ドルへ上がり、2025年にはさらに5.26ドルまで上昇しています(※1)。

業種による差も大きく、美容・パーソナルケアは前年比60%超、教育・指導は42%近く上昇しました。一方で金融・保険は、高金利を背景に出稿を控える企業が増え、約25%下落しています(※1)。上がっている業種、下がっている業種がはっきり分かれているのが特徴です。

業種の一部を抜粋すると、次のとおりです。

業種2024年CPC2025年CPC前年比
美容・パーソナルケア3.56ドル5.70ドル+60.1%
教育・指導6.23ドル6.23ドル+41.9%
歯科医・歯科サービス6.82ドル7.85ドル+15.1%
不動産2.10ドル2.53ドル+20.5%
金融・保険3.00ドル3.46ドル※別調査で約-25%

出典:WordStream「Google Ads Benchmarks 2025」(※1)

さらに視野を広げると、検索広告のCPCは過去9年間、年平均11.75%のペースで上昇し続けているとの分析もあります。これは同期間の米消費者物価指数(CPI)上昇率(約4.24%)を大きく上回る水準で、単なる物価上昇では説明のつかないコスト増だといえます(※2)。

 

上がり続ける4つの理由

CPC上昇の背景には、単純な「競争の激化」だけでなく複数の構造的な要因が重なっています。

①物価上昇にともなう広告予算全体の増加

②AIによる検索結果の要約表示(AI Overviews)による、クリック率の低下および広告枠の減少
⇒2023年後半には広告費が4%上昇する一方で、検索広告のインプレッションは15%近く減少したというデータもあります。

③Googleによるオークション調整
⇒2023年の米司法省による反トラスト裁判では、Google広告担当の副社長が、収益目標を達成するために広告オークションを「頻繁に」調整していたと証言しました。
調整には最大5〜10%の価格引き上げが含まれ、広告主には知らされていなかったといいます(※4)。

④AI Overviewsの拡大でユーザーがクリックせずに検索を終える「ゼロクリック検索」が増加
⇒2025年時点で検索全体の約6割に達したとの調査もあります。
クリックの母数が減るほど、残ったクリックの価値は相対的に上がり、CPCはさらに押し上げられる構造です(※5)。

 

広告費に頼らない集客方法は?考えるべき3つの対策

広告費を増やし続けない限り獲得数が目減りするという状況は、多くの法人にとって他人事ではありません。広告を止めた瞬間に集客がゼロへ戻ってしまう体質そのものが、経営上のリスクになりつつあります。

対策の方向性は主に3つです。

①広告の品質改善による入札コストの抑制

②競合の少ないロングテールキーワードへのシフト

③集客チャネルの分散

検索広告と比べ、YouTube広告のCPCは0.49〜0.97ドル程度と大幅に低く、年間の上昇ペースも緩やかとされており、分散先の一例として検討の余地があります(※1)。

中でも『SEO対策』(https://mitsu-moru.com/websns-seo-measures/)は、広告に依存しない集客の土台として改めて注目されています。効果が出るまで一定の期間はかかりますが、一度上位に表示されれば、クリックのたびに費用が発生する広告と違い、追加コストなしで問い合わせを獲得し続けられる点が強みです。

店舗や地域密着型のビジネスであれば、『MEO対策ツール』(https://mitsu-moru.com/websns-meomeasures-meotool/)を組み合わせ、地図検索からの流入を増やす方法も有効です。自社に合ったSEO会社や広告代理店を選ぶ際は、複数社を比較したうえで判断したいところです。

ミツモルでは、広告費を少しでも下げたいと考えているマーケティング担当の方に向けて、気軽に始められるよう良心的なプランをご用意しております。
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広告費だけに頼らない集客を、今のうちから育てましょう

Google広告のCPC上昇は一時的な現象ではなく、Google自身のオークション調整やAI検索の拡大など、複数の構造的な要因が重なった変化です。広告費だけに頼らない集客の仕組みを、今のうちから育てておくことが重要です。

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※出典※
- ※1 WordStream「Google Ads Benchmarks 2025」経由、アナグラム株式会社「調査から読み解く、Google検索広告のCPC上昇傾向。86%の業種で平均10%アップだけど」
 https://anagrams.jp/blog/increased-cost-per-click-but/
- ※2 Search Engine Land「CPC inflation: How fast are Google Ads costs rising?」(2025年4月アナグラム記事内で引用)
https://searchengineland.com/cpc-inflation-google-ads-costs-rising-fast-454291
- ※3 PPC Hero「Why are Google Ads CPCs increasing?」(2025年7月アナグラム記事内で引用)
https://ppchero.com/why-are-google-ads-cpcs-increasing/
- ※4 Bloomberg/Search Engine Journal「Google Allegedly Adjusts Ad Auctions To Meet Revenue Goals」(2023年9月アナグラム記事内で引用)
https://www.searchenginejournal.com/google-allegedly-adjusts-ad-auctions-to-meet-revenue-goals/496634/
- ※5 The Digital Bloom「2025 Organic Traffic Crisis: Zero-Click & AI Impact Report」(2025年12月アナグラム記事内で引用)
https://thedigitalbloom.com/learn/2025-organic-traffic-crisis-analysis-report/