【コラム】携帯大手3社の値上げラッシュ|今こそ法人携帯を見直すタイミング

【コラム】携帯大手3社の値上げラッシュ|今こそ法人携帯を見直すタイミング

「また値上げか…。」

7月に入り、こうため息をついた法人の総務担当者も多いのではないでしょうか。

ソフトバンクが7月1日から一部プランの料金を改定し、Y!mobileも6月から値上げに動いています。ドコモも決算説明会で、値上げの検討を明らかにしました。

大手キャリアが軒並み値上げに動く今、法人携帯のプランはこのままで良いのでしょうか。

 

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ソフトバンクは7月1日から改定

ソフトバンクは2026年7月1日、「ペイトク2」「メリハリ無制限+」「ミニフィットプラン+」「データプランペイトク無制限」など一部プランの月額料金を改定しました(※1)。

改定額は月110円から550円で、プランによって差があります。

詳細な対象プランと金額は、公式サイト※1のPDF資料で確認できます。

 

Y!mobileは2段階で値上げ

Y!mobileはひと足先に、2026年6月2日から順次料金を改定しています(※2)。

現行プラン「シンプル3」のS/M/Lは、月額220円の値上げです。旧プラン「シンプルS/M/L」「シンプル2 S/M/L」を使い続けている場合は、7月1日から月額330円の値上げとなります。6月1日までに契約していれば、年末まで改定前の料金を維持できる特別割引が自動で適用されます。

 

ドコモも値上げ検討を表明

NTTドコモの前田義晃社長は、2026年5月8日の決算説明会で、通信料金の値上げを検討していることを明らかにしました(※2)。

現行プランは約25種類あり、一律の改定は「簡単な話ではない」と述べています。ahamoに限らず、プラン全体が対象になる見通しです。

3社の動きを並べると、大手キャリアの値上げは単発の出来事ではなく、業界全体の流れであることが分かります。

キャリア値上げ時期値上げ幅対象
ソフトバンク2026年7月1日月110円〜550円ペイトク2など一部プラン
Y!mobile2026年6月2日〜順次月220円(新プラン)/330円(旧プラン、7月1日〜)シンプル3 S/M/L等
ドコモ検討を表明(2026年5月8日)未定現行プラン約25種類が対象の見通し

 

個人向けだけでなく、法人向け回線も同時に上がっている

スマートフォンに届いた携帯料金の値上げ通知メールを見て困った表情をしている総務担当者

ここで見落としやすいのが、値上げが「個人向けプランだけの現象」ではない点です。

NTTドコモビジネスは、物価上昇と人件費高騰を理由に法人向け回線の料金を改定しています(※3)。

ドコモの前田社長も、値上げ検討の理由を特定のコストではなく通信事業全体のコスト構造として語っています(※2)。つまり今回の値上げの波は、個人契約の携帯電話だけでなく、企業が契約する固定回線やデータ通信サービスにも及ぶ、より広い範囲の見直しだと捉えたほうが実態に近いといえます。

法人携帯だけ様子見をしていても、他の通信コストで同じ理由の値上げに直面する可能性があります。

 

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「移行時期をまたぐ契約」ほどリスクが大きい

Y!mobileの特別割引は、2026年6月1日までに契約していた場合のみ、年末まで旧料金を維持できる措置です(※2)。

裏を返せば、値上げのタイミングをまたいで新規契約や増員(回線追加)をする企業は、この経過措置の対象から外れ、改定後の料金がそのまま適用されます。人員増加や拠点新設のタイミングと、キャリアの値上げ改定日が重なった場合、想定より高いコストで契約してしまうリスクがある、という点は見落とされがちです。

 

値上げラッシュこそ、法人携帯を見直す好機です

3つのスマートフォンアイコンで各キャリアの値上げを比較検討するインフォグラフィック

法人携帯は従業員数が多いほど、月額数百円の値上げでも年間の負担額が大きく膨らみます。たとえば従業員50名の会社であれば、1人あたり月330円の値上げでも、年間の負担増は約20万円です。値上げのたびに社内で再契約や機種変更の判断を迫られるのは、総務担当者にとって負担の大きい作業になります。

こうした値上げラッシュのタイミングは、契約プランを見直す好機でもあります。法人携帯のメリット・デメリットとキャリア比較では、料金だけでなくセキュリティ対策や管理のしやすさも含めた比較の視点をまとめています。

また、法人携帯おすすめ比較の記事では、公式ショップと代理店の料金差にも触れており、同じプランでも申込み窓口によってコストが変わる実例を紹介しています。

携帯電話だけでなく、Wi-Fiや固定回線を含めた社内インフラ全体のコストを見直したい場合は、社内インフラ関連のサービス一覧から他の見直しポイントも確認できます。

 

早めの比較検討が、値上げに振り回されないコツです

ソフトバンク、Y!mobile、ドコモと大手3社が相次いで値上げに動いており、法人携帯のコストは今後も上がり続ける可能性があります。

値上げの通知を受け取ってから慌てて動くのではなく、契約内容を見直すきっかけとして、早めに比較検討することをおすすめします。

 

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※出典※

- ※1 ソフトバンク公式サイト「料金プランのサービス内容と月額料金の改定について」 https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/renewal-2026/

- ※2 LIBMO BLOG「携帯料金も値上げの時代へ?通信事業者の最新動向とスマホ代見直しポイントを解説」 https://blog.libmo.jp/entry/2026/07/09/110000

- ※3 NTTドコモビジネス公式サイト「一部サービスにおける料金改定について」 https://www.ntt.com/about-us/information/info_20260511.html