【2026年】電力会社比較おすすめ9選|安さだけで選ぶと失敗する切り替え戦略

※この記事には一部PRが含まれます。

「電気代がずっと高いまま…」と、ため息をついていませんか?

燃料価格の高騰が続くなか、こまめな節電や我慢だけで電気代を下げるのには限界があります。

そこで検討したいのが「電力会社の切り替え」です。

2016年の電力自由化以降、地域電力だけでなく、新電力や通信会社系、ガス会社系、再エネ系の電力会社など、選択肢は大きく広がりました。

電力会社選びは「一番安い会社」を探すことではありません。

燃料費調整額、市場価格調整額、ポイント還元、解約金、キャンペーン条件まで含めて、自分のライフスタイルに合ったプランを見つけることです。

この記事では、個人向けに比較しやすい電力会社9社を紹介しながら、料金体系や契約条件を比較するポイントをわかりやすく解説します。

電力会社比較おすすめ9選【2026年版】

ここでは、個人向けに比較候補へ入れやすい電力会社9社を一覧表で比較してみましょう。

おすすめ電力会社9社の比較表

それぞれ特徴が異なるため、自分の生活スタイルや重視したいポイントに合うかを確認しましょう。

電力会社

一人暮らしの基本料金+電力量料金の試算
30A・180kWh/月

3人世帯の基本料金+電力量料金の試算
40A・350kWh/月
主な特徴・メリット
オクトパスエナジー約5,567円約10,826円シンプルオクトパスは基本料金・燃料費調整額が0円で、電力量料金が一律。契約開始時の単価が12か月間固定される。
ENEOSでんき約6,602円約12,941円Vポイントが貯まり、長期利用向けの「にねん とく²割」もある。知名度・事業基盤も比較材料になる。
ストエネ約5,211円約9,553円Pプランは基本料金が抑えられ、電力量料金も一律。引っ越し時やオール電化プランも比較しやすい。
しろくま電力約5,022円約9,765円基本料金0円で電力量料金が一律。実質再生可能エネルギー100%の電気を供給するが、電源調達調整費の確認が必要。
楽天でんき約6,633円約12,898円基本料金0円で、楽天ポイントを貯める・使うことができる。Web申し込みとの相性もよい。
ソフトバンクでんき約6,695円約13,400円おうちでんきは東京電力の従量電灯Bと同水準の料金設計。スマホ・ネットとのセット利用を検討しやすい。
auでんき約6,693円約13,396円Pontaポイント還元があり、電気料金をポイント込みで比較しやすい。My auで使用量や請求額も確認しやすい。
東京ガスの電気約6,641円約13,210円電気とガスをまとめて管理しやすい。東京ガス利用者は手続きや支払いを一本化しやすい。
東京電力エナジーパートナー約6,695円約13,400円関東エリアの標準的な料金プランを提供しており、新電力と比較する際の基準にしやすい。

※料金は、東京電力エリアを想定し、一人暮らしは30A・180kWh/月、3人世帯は40A・350kWh/月で試算した目安です。基本料金と電力量料金のみをもとに算出しており、燃料費調整額、市場価格調整額、電源調達調整費、容量拠出金、再生可能エネルギー発電促進賦課金、ポイント還元、キャンペーン割引は含みません。実際の請求額は、契約エリア、使用量、契約アンペア、調整額、キャンペーン条件によって変わります。最新料金は各社公式サイトで確認してください。また、国の電気・ガス料金支援による値引きは含みません。(2026.7現在調査)

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料金体系のわかりやすさ・解約金なしで選ぶなら「オクトパスエナジー」

オクトパスエナジー
引用元:オクトパスエナジー公式サイト

オクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」は、基本料金と燃料費調整額が0円で、電力量料金が一律のプランです。

契約開始時の単価が12か月間固定されるため、電気の使用量から料金の目安を把握しやすい点が特徴です。

代表的なプラン特徴
シンプルオクトパス基本料金・燃料費調整額が0円で、電力量料金が一律のプラン。契約開始時の単価が12か月間固定されるため、料金の見通しを立てやすい。

また、オクトパスエナジーでは、原則として解約金や違約金が発生しません。契約期間に縛られず、今後再び電力会社を見直したい人にも比較しやすいサービスです。

オクトパスエナジーは、次のような人に向いています。

  • 基本料金や燃料費調整額のないプランを選びたい人
  • 電力量料金が一律のシンプルな料金体系を重視する人
  • 一定期間の料金単価を固定したい人
  • 解約金のない電力会社を選びたい人

なお、実質再生可能エネルギー100%の電気を重視する場合は「グリーンオクトパス」も比較できます。

料金体系や適用される単価が異なるため、環境への配慮と料金のどちらを重視するかを整理して選びましょう。

参考:TGオクトパスエナジー公式サイト

Vポイント・長期利用特典で選ぶなら「ENEOSでんき」

エネオスでんき
引用元:ENEOS Pwer公式サイト

ENEOSでんきでは、電気料金200円(税抜)につきVポイントが1ポイント貯まります。

電気代だけでなく、ポイント還元を含めて比較できる点が特徴です。

代表的なプラン特徴
東京Vプラン東京電力エリア向けの一般家庭向けプラン。電気使用量が多くなるほど、地域電力の標準プランと比較しやすい料金設計。Vポイントや各種特典も利用できる。

ENEOSでんきには、長期利用向けの「にねん とく²割」もあります。

2年間の継続利用を前提に電力量料金単価が割引される特典で、長く使う予定がある家庭にはメリットがあります。

ただし、更新月以外に解約・割引廃止をすると、解約手数料1,100円(税込)が発生します。

引っ越し先でもENEOSでんきを継続する場合は、解約手数料は発生しません。

ENEOSでんきは、次のような人に向いています。

  • Vポイントを日常的に使っている人
  • 電気代をポイント還元込みで比較したい人
  • 長期利用を前提に電力会社を選びたい人
  • 知名度や事業基盤のある会社を選びたい人

短期間で解約する予定がある人は、「にねん とく²割」の条件を確認してから申し込みましょう。

参考:ENEOS Power公式サイト「個人のお客様」

引っ越し・オール電化プランを比較するなら「ストエネ」

ストエネ
引用元:ストエネ公式サイト

ストエネでは、一般家庭向けのプランに加え、オール電化住宅向けの時間帯別料金プランも提供しています。

他社からの切り替えだけでなく、引っ越しに伴う新規申し込みにも対応しています。

代表的なプラン特徴
オール電化プランオール電化住宅向けのプラン。時間帯別に深夜・日中・夜間の電力量料金が設定されている。

ストエネを検討する際は、市場価格調整額に注意が必要です。

ストエネの電気料金は、基本料金、電力量料金、市場価格調整額、再エネ賦課金、容量拠出金反映額などで構成されます。

市場価格調整額は日本卸電力取引所のエリアプライスに連動するため、市場価格が上がる時期は請求額も増えやすくなります。

ストエネは、次のような人に向いています。

  • 引っ越しに合わせて電気を申し込みたい人
  • オール電化プランを比較したい人
  • 基本料金や時間帯別料金を確認して選びたい人
  • 料金変動リスクを理解したうえで検討できる人

    オール電化プランの時間帯別単価と、市場価格調整額による料金変動の両方を確認して比較しましょう。

    参考:ストエネ「市場価格調整額(電気)」

    基本料金0円・再エネ重視なら「しろくま電力」

    しろくま電力
    引用元:しろくま電力公式サイト

    家庭向けの「しろくまプラン」で基本料金0円を打ち出していることが特徴です。

    契約アンペアに応じた固定費がかからないため、毎月の基本料金を抑えたい人にとって比較候補に入れやすい電力会社です。

    代表的なプラン特徴
    しろくまプラン基本料金0円で、電力量料金が一律の家庭向けプラン。非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー100%の電気が供給される点も特徴です。

    しろくま電力は、電気代の削減だけでなく、環境配慮も重視したい人に向いています。

    ただし、しろくまプランでは一般的な燃料費調整額とは異なり、電力調達にかかる費用の変動を反映する「電源調達調整費」が設定されています。

    しろくま電力は、次のような人に向いています。

    • 基本料金0円の電力会社を比較したい人
    • 毎月の固定費を抑えたい人
    • 再エネ由来の電気に関心がある人
    • 電力量料金と調整費を含めて比較できる人

      基本料金0円は魅力ですが、最終的な電気代は使用量や電源調達調整費によって変わります。

      契約前には、現在の使用量に近い条件で比較しましょう。

      参考:しろくま電力「電気料金のしくみ」

      楽天ポイントを活用したい人は「楽天でんき」

      楽天でんき
      引用元:楽天でんき公式サイト

      楽天でんきの特徴は、基本料金0円の料金体系と楽天ポイントとの相性の良さです。

      楽天でんき単体では、電気料金200円につき1ポイントが貯まります。

      楽天ガスとセットで利用する場合は、電気料金・ガス料金それぞれ100円につき1ポイントが進呈されるため、楽天経済圏を活用している人はメリットを感じやすいでしょう。

      代表的なプラン特徴
      プランS一般家庭向けの電気料金プラン。基本料金0円で、エリアごとの電力量料金に応じて電気代が決まる。楽天ポイントを貯める・使うこともできる。

      楽天でんきは、契約年数の縛りや解約金がないため、まず試してみたい人にも比較しやすい電力会社です。

      申し込みはWebで完結しやすく、電気代に楽天ポイントを使える点も特徴です。

      楽天でんきは、次のような人に向いています。

      • 楽天ポイントを貯めたい人
      • 楽天市場・楽天カード・楽天ペイをよく使う人
      • 基本料金0円の電力会社を比較したい人
      • 解約金のない電力会社を選びたい人

      ただし、楽天でんきは市場価格調整単価が反映される料金体系です。

      申し込み前には、電力量料金、調整額、ポイント還元、キャンペーン条件を含めて比較しましょう。

      参考:楽天エナジー「楽天でんき(個人・家庭向け電気サービス)」

      PayPayポイント・スマホ料金との相性で選ぶなら「ソフトバンクでんき」

      ソフトバンクでんき
      引用元:Softbank公式サイト(でんき)

      ソフトバンクでんきの特徴は、電気と通信サービスをまとめて考えやすいことです。

      「おうちでんき」は、ソフトバンクやワイモバイルのスマホ・インターネット回線を利用している場合、1回線ごとに「おうち割 でんきセット」の割引を受けられるプランです。

      代表的なプラン特徴
      おうちでんきソフトバンク・ワイモバイルのスマホやインターネット回線とのセット割を利用できる家庭向けプラン。エコ電気アプリで使用量を確認しながら節電に取り組める。

      ソフトバンクでんきでは、エコ電気アプリを使って電気代を確認したり、節電に取り組んでPayPayポイントを受け取ったりできます。

      PayPayを日常的に使う人にとっては、節電行動とポイント特典を組み合わせられる点もメリットです。

      ソフトバンクでんきは、次のような人に向いています。

      • ソフトバンク・ワイモバイルを利用している人
      • スマホ・ネット・電気をまとめて管理したい人
      • 電気代をアプリで確認したい人
      • PayPayポイント関連の特典も活用したい人

        おうちでんきの契約期間や解約条件は、エリアやプランによって異なります。

        東京電力エリアの「おうちでんき(T)」は2年契約で、解約時に解約事務手数料や契約解除料が発生することがあります。

        また、キャンペーンを利用する場合は、プラン本体とは別に最低利用期間や短期解約時の解除料が設定されることがあります。

        申し込み前に、プランとキャンペーンの両方の条件を確認しましょう。

        参考:ソフトバンク「おうちでんき」

        Pontaポイントを活用したい人は「auでんき」

        auでんき
        引用元:auでんき公式サイト

        auでんきは、毎月の電気料金に応じてPontaポイントが還元される点が特徴です。

        電気代そのものが大きく下がらなくても、Pontaポイントを買い物やスマホ決済で使える人なら、実質的な負担を抑えやすくなります。

        ポイント還元は、月額料金のうち基本料金または最低料金と電力量料金の合計額が主な対象です。

        代表的なプラン特徴
        でんきMプラン一般家庭向けの基本プラン。契約アンペアに応じた基本料金と、使用量に応じた電力量料金で構成されるシンプルなプラン。

        また、auでんきアプリやMy auで使用量・請求額を確認できるため、毎月の電気代を見える化したい人にも使いやすいサービスです。

        解約時の違約金は原則ありませんが、一部キャンペーンでは利用開始月から12か月以内の解約で2,200円(税込)の違約金が発生する場合があります。

        auでんきは、次のような人に向いています。

        • Pontaポイントをよく使う人
        • au・UQ mobileなどKDDI系サービスを利用している人
        • 電気代をアプリで管理したい人
        • 料金プランのわかりやすさを重視したい人

        単純な最安値よりも、ポイント還元や管理のしやすさを含めて電力会社を比較したい人におすすめです。

        参考:KDDI「auでんき・エネルギー」

        電気とガスをまとめたい人は「東京ガスの電気」

        東京ガス法人契約
        引用元:東京ガス公式サイト

        東京ガスの電気は、都市ガスと電気をセットで契約すると、料金メニューに応じて電気料金の割引を受けられます。

        支払い先や手続きをまとめやすく、すでに東京ガスを利用している家庭では比較候補に入れやすい電力会社です。

        代表的なプラン特徴
        基本プラン一般家庭向けの電気料金メニュー。東京ガスの都市ガスとセットで契約すると、ガス・電気セット割の対象になる。

        引っ越し時には、ガス・電気の開始や停止手続きをWebで行えます。また、東京ガスの電気を解約する場合、原則として解約金や違約金は発生しません。

        短期的に試したい人や、将来的に再度見直す可能性がある人にも比較しやすいサービスです。

        東京ガスの電気は、次のような人に向いています。

        • 東京ガスをすでに利用している人
        • 電気とガスの支払いをまとめたい人
        • 引っ越し時の手続きをまとめて済ませたい人
        • 解約金のない電力会社を選びたい人

        ただし、電気・ガスセットは必ずしも最安とは限りません。

        電気単体・ガス単体・セット契約の年間総額で比較しましょう。

        参考:東京ガス「電気のこと

        地域電力の標準プランで選ぶなら「東京電力エナジーパートナー」

        東京エナジーパートナー
        引用元:東京エナジーパートナー公式サイト

        東京電力エナジーパートナーは、関東エリアを中心に家庭向けの電気料金プランを提供しています。

        大きな割引やキャンペーンよりも、料金プランのわかりやすさを重視したい人にとって、比較の基準にしやすい電力会社です。

        代表的なプラン特徴
        従量電灯B東京電力エリアの一般家庭で使われる標準的な規制料金プラン。契約アンペアごとの基本料金と、使用量に応じた3段階の電力量料金で構成される。

        くらしTEPCO webでは、最大で過去2年分の電気・ガス料金と使用量をグラフで確認できます。

        使用量を見ながら電気代を管理したい人にとって、毎月の利用状況を把握しやすい点もメリットです。

        東京電力エナジーパートナーは、次のような人に向いています。

        • 新電力への切り替えに不安がある人
        • 地域電力会社の標準プランを基準に比較したい人
        • 電気使用量をWebで確認しながら管理したい人
        • 大きな割引よりも、料金体系のわかりやすさを重視したい人

        なお、東京電力エナジーパートナーが提供する一部の自由料金プランでは、燃料費調整額の上限が設定されていません。

        標準プランと新電力を比較するときは、基本料金や電力量料金だけでなく、燃料費調整額の扱いも確認しましょう。

        参考:東京電力エナジーパートナー「TEPCOの電気

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        電力会社を切り替える前に知っておきたい基礎知識

        地域電力と新電力の違い

        電力会社の切り替えを検討する際、まず押さえておきたいのが「何が変わって、何が変わらないのか」という基本です。

        まずは、切り替えの仕組みを正しく理解して、漠然とした不安を解消しましょう。

        品質は変わらない?地域電力と新電力の違い

        「安い電力会社に変えると、電気が暗くなったり、停電しやすくなったりするのでは?」

        そんな不安をお持ちの方も多いですが、結論から言うと電気の品質は変わりません。

        まずは、この2つの違いと、なぜ品質が変わらないのかを理解しましょう。

        地域電力と新電力の違い
        • 地域電力(旧一般電気事業者)とは
          地域電力とは、東京電力や関西電力、中部電力など、電力自由化以前から各地域で電気を供給してきた大手電力会社を指します。かつては発電・送配電・小売を一体で担っていましたが、現在は電力システム改革によって役割が分かれています。家庭向けの料金プランや契約手続きは小売電気事業者、電線や電柱などの送配電設備の管理は一般送配電事業者が担っています。
        • 新電力とは
          新電力とは、東京電力や関西電力などの旧一般電気事業者とは別に、電気の小売事業へ参入した事業者の総称です。2016年に家庭向けの電力小売が全面自由化され、ガス会社や通信会社、IT企業など、さまざまな事業者の料金プランを選べるようになりました。

          電力会社を切り替えても、電気はこれまでと同じ送配電網を通って家庭に届けられます。

          電線や電柱などの設備は、地域の一般送配電事業者が引き続き管理するため、契約する電力会社によって電気の品質や停電の起こりやすさが変わることはありません。

          切り替えによって主に変わるのは、電気の契約先や料金体系、ポイント還元などのサービス内容です。

          なぜ電力会社を切り替えると電気代が変わるのか

          「中身(電気)」は同じなのに、なぜ「料金」が変わるのでしょうか。

          それは、電力小売の全面自由化により、各社が独自の料金プランやサービスを設定できるようになったためです。

          そのため、同じ使用量でも、契約するプランによって電気代や受けられる特典が変わります。 

          各社が提供する主な料金設計や特典には、次のようなものがあります。

          • 基本料金0円プラン
          • 使用量や時間帯に応じた料金設計
          • ポイント還元やキャンペーンなどの付加価値

          参考:資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化って何?」

          生活スタイルに合う電力会社を絞り込む比較戦略

          電力会社、選び方、比較、個人

          「安いと書いてあるから」「キャンペーンが大きいから」「有名だから」という理由だけで決めると、自分の使い方と合わない場合があります。

          新電力への切り替えで後悔しないために、まずは、料金・生活スタイル・契約条件を整理したうえで比較しましょう。

          一人暮らし・家族世帯・オール電化で見るべきポイントは変わる

          同じ電力会社でも、一人暮らしと家族世帯では向き不向きが変わります。

          • 一人暮らし(使用量が少ない)
            基本料金0円のプランや、スマホ・ポイントとの連携による還元を比較候補に入れましょう。ただし、使用量が少ない場合は切り替えによる差額も小さくなりやすいため、年間総額で確認することが大切です。

          • 家族世帯(使用量が多い)
            家族の人数に応じて、エアコンや洗濯乾燥機、調理家電などの使用量が増えます。電気を多く使ったときに適用される単価が低いプランや、使用量にかかわらず単価が一定のプランを比較しましょう。

          • オール電化
            エコキュートや蓄熱暖房機を使う家庭では、夜間料金の安さが電気代に大きく影響します。一般的な新電力プランへ切り替えると、かえって高くなるケースもあるため、専用プランを提供している会社(または大手電力の既存プラン維持)を検討しましょう。

            「一人暮らしの電気代が高いか判断する目安」を確認すると、見直しが必要か判断しやすくなります。

            賃貸・引っ越し・セット契約で確認したいこと

            賃貸マンションやアパートでも、多くの場合は電力会社を切り替えられます。

            ただし、建物全体で一括受電契約しているマンションでは、個別に電力会社を変更できない場合があります。事前に管理会社や契約書を確認しましょう。

            引っ越し時は、旧居の解約と新居の契約を自分で行う必要があります。

            利用開始日と申し込み期限を確認しましょう。入居直前に申し込むと、希望日に開通できないことがあります。

            また、都市ガスとセットにすることで「セット割」が適用されるケースも多いですが、プロパンガス(LPガス)物件の場合はガス会社を自由に選べないことが多いため、電気単体での契約メリットを見極める必要があります。

            賃貸物件で切り替えられるか不安な方は、「賃貸で電力会社を変更できるか確認する方法」も参考にしてください。

            比較前に検針票・契約アンペア・使用量を確認する

            電力会社を比較する前に、現在の契約内容を確認しておきましょう。

            確認したいのは、主に次の項目です。

            確認項目見るべきポイント
            契約アンペア・契約容量基本料金の基準になる
            月間使用量(kWh)電力量料金の比較に必要
            現在の料金プラン従量電灯、オール電化、電気・ガスセットなど
            燃料費調整額月ごとの請求額に影響する
            契約名義切り替え可否や申し込み時に必要
            供給地点特定番号申し込み時に必要

            検針票が手元にない場合は、現在契約している電力会社のマイページや請求書で確認できます。

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            電力会社を比較するときの4つの軸

            電力会社、選び方、個人

            絞り込んだ候補を比較する際は、次の4つの軸で評価します。

            料金・実質コスト|基本料金・電力量料金・ポイント還元まで見る

            電気料金は、基本料金、電力量料金、燃料費調整額、再エネ賦課金などで構成されます。

            さらに、会社によってはポイント還元やキャンペーン割引が加わります。

            比較するときは、以下の順で確認するとわかりやすくなります。

            1. 現在の月間使用量を確認する
            2. 基本料金と電力量料金を比較する
            3. 燃料費調整額・市場価格調整額を確認する
            4. ポイント還元やキャンペーンを加味する
            5. 年間総額で考える

            特に注意したいのが、基本料金0円プランです。

            基本料金がないと一見安く見えますが、電力量料金が高めに設定されている場合、使用量が多い家庭では割高になることがあります。

            参考:資源エネルギー庁「月々の電気料金の内訳」

            電気料金は、契約エリアによって基本料金や電力量料金、燃料費調整額の影響が変わります。地域ごとの違いを詳しく知りたい方は、「電気代に地域差が出る理由」も確認しておきましょう。

            料金変動リスク|燃料費調整額・市場価格調整額を確認する

            燃料費調整額は、原油・LNG・石炭などの燃料価格や為替の変動を料金に反映する仕組みです。

            一方、市場価格調整額は、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格をもとに料金を調整します。

            新電力のプランには、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格を料金に直接反映する「市場連動型」と呼ばれるプランがあります。

            市場価格が安い時期は電気代を抑えやすい一方、夏や冬の需要期、燃料価格の高騰時には請求額が上がることがあります。

            料金変動を抑えたい人は、市場価格の影響を受けにくい料金体系や、単価の固定期間が明示されたプランを比較しましょう。

            変動リスクを理解したうえで安さを狙いたい人は、市場価格の動向も確認して判断しましょう。

            契約条件|解約金・契約期間・引っ越し時の扱いを見る

            多くの新電力は「解約金・違約金なし」を掲げていますが、一部のプランやキャンペーン適用条件によっては、1〜2年の縛りや数千円の解約事務手数料が発生する場合があります。

            確認したいポイントは次の通りです。

            • 最低利用期間があるか
            • 解約金・違約金があるか
            • キャンペーン適用後の短期解約条件
            • 引っ越し時の解約扱い
            • 契約更新の条件

            短期間で引っ越す予定がある人や、まず試してみたい人は、解約金がない会社や契約期間の縛りが少ない会社を選ぶと安心です。

            参考:資源エネルギー庁「電力料金プランを賢く選んで、おトクに節約!」

            使いやすさ・特典|キャンペーン・アプリ・サポートで比較する

            毎月の電気代をアプリで確認できるか、ポイントが貯まるか、問い合わせしやすいか、引っ越し時の対応が早いかなどは、契約後の満足度に関わります。

            比較したい項目は次の通りです。

            • アプリやマイページの使いやすさ
            • ポイント還元の有無
            • キャンペーンの内容
            • 生活サポートの有無
            • 問い合わせ窓口の対応時間
            • 引っ越し時の開通スピード
            • 電気・ガスセットの有無

              専用アプリやマイページで、日ごと・時間帯ごとの使用量を確認できれば、電気の使い方を見直す際の参考になります。

              また、初月料金無料などの新規入会キャンペーンの有無や、困ったときに電話がつながりやすいサポート体制が整っているかも比較の軸となります。

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              電力会社を切り替えるメリット・デメリット

              新電力メリットデメリット

              契約後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、メリットとデメリットを客観的に整理しておきましょう。

              電力会社を切り替えるメリット

              電力会社を切り替える主なメリットは、自分の使用量や生活スタイルに合う料金プランや特典を選べることです。

              地域電力の従量電灯プランだけでなく、ポイント還元型、基本料金0円型、再エネ型、オール電化向け、電気・ガスセット型など、生活スタイルに合わせて選べます。

              主なメリット
              • 電気代を見直せる
              • ポイント還元を受けられる
              • キャンペーンを活用できる
              • 生活スタイルに合うプランを選べる
              • アプリで使用量を管理しやすくなる
              • 再エネ由来の電気を選べる

              特に、現在の契約を何年も見直していない人は、比較するだけでも改善点が見つかることがあります。

              電力会社を切り替えるデメリット

              電力会社の切り替えには注意点もあります。

              主なデメリット
              • 選択肢が多すぎて比較に手間がかかる
              • 使用量が少ないと差額が出にくい
              • 市場価格調整額で請求額が上がることがある
              • 解約金やキャンペーン条件の確認が必要
              • オール電化では選択肢が限られる
              • 一括受電マンションでは切り替えられない場合がある

              よくある失敗の一つは「安いと思って契約したのに、実際は思ったほど下がらなかった」というケースです。

              これは、使用量が少ない、キャンペーン後の料金を見ていない、調整額を確認していないといった理由で起こります。

              なお、電力会社を比較する前に、請求額が急に高くなった理由を確認したい方は、「電気代が高すぎると感じたときの確認ポイント」も参考にしてください。

              電力会社を切り替える流れ

              パソコン

              電力会社の手続き自体はそれほど難しくありません。

              基本的にはWebから申し込め、工事や立ち会いが不要なケースも多いです。 

              現在の住まいで電力会社を切り替える場合の流れ

              今の家で電力会社だけを変える場合、現在の電力会社への解約連絡は原則不要です(新しい会社が代行してくれます)。

              1. 検針票やマイページで契約内容を確認する
              2. 切り替え先新電力の公式サイトから申し込む
              3. スマートメーターへの交換(未設置の場合のみ)
                アナログメーターの場合、地域の送配電事業者が無料でスマートメーターに交換します。立ち会いは原則不要で、停電も原則ありません 。
              4. 指定日に自動で切り替え完了

              次の検針日などから自動的に新しい電力会社に切り替わるため、電気が止まる心配もありません。

                参考:資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」

                引っ越しと同時に電力会社を切り替える場合の流れ

                引っ越しの場合は、ご自身で「旧居の解約」と「新居の契約」の両方を行う必要があります。

                1. 旧居の電力会社に解約連絡をする
                2. 新居で使う電力会社を選ぶ
                3. 利用開始日を指定して申し込む
                4. 入居・利用開始

                  引っ越し直前の申し込みになると希望日に開通できないケースもあるため、できるだけ早めの手続きが安心です。

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                  電力会社比較でよくある質問

                  FAQ

                  電力会社の切り替えを検討する際によくある疑問をまとめました。

                  電力会社を比較するときは何を見ればよいですか?

                  まずは、料金・料金変動リスク・契約条件・使いやすさの4つを確認しましょう。最低利用期間、解約金、ポイント還元、アプリの使いやすさ、サポート体制まで含めて判断するのがおすすめです。

                  賃貸マンションやアパートでも電力会社は切り替えられますか?

                  多くの場合は切り替えられます。各部屋の住民が個別に電力会社と契約しているアパートやマンションであれば、大家さんや管理会社の許可を取る必要もありません。ただし、建物全体で一括受電しているマンションでは、個別に電力会社を変更できない場合があります。

                  一人暮らしでも電力会社を切り替えるメリットはありますか?

                  電気の使用量が少ない一人暮らしの場合、電気代そのものの削減幅は小さい傾向があります。しかし、「スマホ料金が安くなるセット割」や「日常的に使うポイントの還元率アップ」を狙うことで、生活全体のトータルコストを下げるメリットを生み出せます。

                  電気・ガスセットと電気単体はどちらが安いですか?

                  同じ会社で電気とガスをまとめると、支払いを管理しやすくなり、セット割やポイント還元によってお得になることがあります。ただし、料金プランやキャンペーンの組み合わせによっては、電気とガスを別々の会社で契約した方が安くなる場合もあります。セット割の有無だけでなく、電気・ガスを合わせた年間料金で比較しましょう。

                  自分に合う電力会社を比較して切り替えよう

                  2026年現在、電力会社選びは「ただ安いところを選ぶ」時代から「自分の生活スタイルに合った付加価値(ポイント・安心・スピード感など)に合わせてカスタマイズできる」時代へと変化しています。

                  現在の契約内容をもとに、複数の電力会社を比較してみましょう。

                  料金だけでなく、解約条件や特典まで確認することで、後悔しない切り替えにつながります。

                  「自分で選んで失敗したくない」
                  「電力会社が多すぎて調べる時間がない」

                  という方は、電力会社選びで後悔しないために、アイステーションへ気軽にご相談ください。

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