M&Aとは、合併買収の意味を持っており、自社の経営権を譲歩または買収するための方法です。
近年では後継者問題などの影響から活用されるケースが増えています。
しかし、買収してくれる企業を見つけるのは簡単なことではありません。
特に自社だけで行う際にはなかなか見つからずに苦労することも多々あります。
そんなM&A先を探すのに苦労している方は、マッチングサイトの活用がおすすめです。
今回は具体的にM&Aマッチングサイトとはどのようなサービスか、活用することのメリットから注意点まで紹介します。
また、サービス別で比較しながらおすすめのマッチングサイトも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
M&Aマッチングサイトとは？
M&Aマッチングサイトとは、その名の通り売り手と買い手をマッチングするためのサービスです。
売りたい企業と買いたい企業が集まるサービスとなりますので、効率よく探せるメリットがあります。
近年では自社で探すことはせず、こういったサービスを活用するケースが増えています。
M&Aマッチングサイトのマッチング方法は、大きく分けると下記の2つが存在しています。
- 買い手
- 売り手
大きく分けると仕組みは上記の2つのみとなりますので、それぞれのマッチング方法についても紹介します。
買い手のマッチング方法
買い手は、売り手が匿名などで登録した情報を閲覧できます。
それらの情報を見て興味があるケースでは、まずはサイト運営者側に連絡する方法が基本です。
ここまでの仲介は運営会社が行ってくれますが、交渉がスタートしたら売り手と買い手が直接話し合うことになります。
しかし、中には仲介役としてアドバイザーが案件を仕切るケースもあるので、サービスによって異なります。
交渉では実名や資料などが売り手から公開され、料金なども含めて納得できたら買収完了といった流れになります。
あくまでもざっくりとした方法となっているため、一連の流れとして参考にしてみてください。
売り手募集型のマッチング方法
売り手は買い手が行うマッチング方法の逆と思ってください。
売り手側はM&Aマッチングサイトに売却したい会社の情報を掲載します。
そして、買い手側が興味を示し、連絡を受け取ったら交渉開始の流れとなります。
また、売り手は買い手に対してオファーを出すことが可能なサイトも存在するので、興味のある企業が見つかれば自分自身でアピールすることも可能です。
M&Aマッチングサイトが利用されるようになった背景
近年では注目を集めているM&Aマッチングサイトですが、そもそも利用されるようになった背景はどのようなことがあげられるのでしょうか。
事業継承の問題を抱える企業が増えている
売り手側の悩みとしてあげられているのが、事業継承の問題です。
今は高齢化社会とも言われており、会社を引き継ぐ後継者を見つけることが困難な状況となっています。
特に子どもがいない、親族に頼むこともできないとなり、事業承継のためにM&Aを活用する方が増えているのです。
このような背景があり、M&Aのマッチングサイトは注目され、活用されるようになりました。
補助金の活用
近年では、国が後継者不足問題を課題として取り上げています。
後継者不足をなんとかして解決させるための方法として、補助金の公募を開始するなど力を入れている分野でもあります。
補助金を活用できればM&Aにかかる費用の負担を抑えることができるため、積極的に活用されるようになりました。
M&Aマッチングサイトを活用するメリット
そもそもなぜ、M&Aマッチングサイトを活用するケースが増えているのでしょうか。
それには活用することで得られるメリットが多いからです。
ここでは具体的にサービスを利用するメリットを紹介するので参考にしてみてください。
自社の目的とマッチしやすい
サービスの内容によっても異なりますが、基本的には業種や規模など目的別で検索することが可能です。
また、マッチングする機能を持っているため、あらかじめ登録した内容と目的の合う会社を見つけてくれます。
特に買い手側にとって必要な情報だけに絞って探せるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、売り手側にとっても買い手が多ければ多いほどアピールできるチャンスも増えます。
特に早く成立させたいと思っている企業にとってもメリットなので、幅広い企業が活用しているのです。
規模の大きさ
全国から買い手や売り手を集めているM&Aマッチングサイトは、圧倒的な規模数であることもメリットの一つとしてあげられます。
買いたいと思う企業が多く集まれば、その分効率よく譲歩することが可能です。
また、売り手の数が多ければ多いほど詳細な目的にも合う企業を見つけ出すことができます。
他の方法と比べても規模が大きい特徴を持っているため、特に注目されるサービスへの登録を考えている方にはおすすめの方法と言えるでしょう。
交渉相手を自社で探せる
仲介会社を利用する際には、交渉する企業は仲介会社が選定します。
そのため、自分自身で見つけ出すことはできません。
しかし、マッチングサイトなら自社で交渉したい相手を選ぶことができます。
希望する相手をなかなか見つけられないことはありませんし、話をしたい相手を自ら探せることによって交渉にかけた時間が無駄になることも避けられます。
相手を探す時間がない場合は仲介会社でも問題ありませんが、自分自身の力で交渉を進めたいと思っているならM&Aマッチングサイトがおすすめです。
M&Aマッチングサイトを活用する際の注意点
利用するにあたって注意したいポイントは大きく分けて2つあります。
登録している人なら誰でも情報が閲覧できてしまう
利用するにあたって、基本的には登録した人は売買情報を閲覧することができます。
それによって発生するリスクとしては、情報が拡散されてしまうことです。
事業を譲歩する情報が流れてしまったら、取引先や従業員などから反発を受けてしまう恐れもあります。
また、従業員にとっては職を失うリスクを考える人も増えるため、離職率が高くなる可能性も考えられるのです。
これらのリスクがあることは事前に把握し、できれば企業名は伏せて特定されないような工夫をしておくことが大切でしょう。
対策をとっていれば大きく拡散される可能性も低いため、情報の記載は注意しながら行うことが重要です。
マッチングに時間がかかる可能性も
先程も紹介をしましたが、会社名を記載せずに情報のみの掲載となると曖昧な内容となってしまうため、アピールがしづらいと感じることもあります。
実際に買い手側もリスクを負って買収しようとしているため、曖昧な情報ではなかなか交渉が前に進まないこともあるのです。
そのため、できれば交渉したい相手には詳細な情報を教えるなど、工夫しながら活用するのがポイントと言えるでしょう。
しかし、事業の内容によっても差が生まれることなので、必ずしも時間がかかるわけではなく、中には1ヶ月程度で成約することもあります。
選ぶときに比較したいポイント
M&Aマッチングサイトには、数多くの種類が存在しています。
その中から自社とマッチするサービスを選定するためには選び方が重要です。
ここでは重要な6つのポイントを紹介するので参考にしてみてください。
①サービスによって得意とする業種が異なる
サービスによっては、得意不得意とする業種が存在しています。
例えば譲歩することが考えている場合、同業種が全く存在しないところで掲載してもなかなかマッチングしないケースもあるのです。
そのため、まずは登録する前に自社の目的としている企業が集まっているかチェックしておきましょう。
しかし、必ずしも同業種であることが成功への道とは限らないため、掲載する側はさまざまなサービスの活用を検討しても問題ありません。
②売り手や買い手の規模を確認する
自社の譲歩を考えているケースでは、できる限り買い手の登録数が多いサイトを活用したほうが交渉の連絡が来る可能性が高いでしょう。
逆に会社を買収したいと考えているケースでは、売り手の掲載数が多いところで登録したほうが自社に合う企業を見つけやすいでしょう。
このように、何を目的としているかによっても選ぶべきサービスは異なります。
M&Aマッチングサイトによっても規模は異なるため、特に会員数は事前にチェックしておくことが大切です。
③サポートの有無を確認する
M&Aは、専門的知識がないと成約することが難しいと言われています。
そのため、自社で弁護士や税理士、公認会計士などのサポートを受けられないのであれば、専門家によるアドバイスやサポートをしてくれるサイトを選びましょう。
しかし、実際に細かなサポートを行っているところも多いですが、料金が発生するケースもあります。
できればサポートの有無だけではなく、料金も含めてどのくらい負担しなければならないのかも確認しておくと安心です。
④成約数も確認する
買い手や売り手の登録数の規模が大きなサイトであっても、成約数が少なければ意味がありません。
成約実績が多い場合はそれだけ頻繁に交渉がされ、実際に売買があることを証明できています。
よくあるケースとしては、買い手として登録はしているものの、ほとんど交渉には動いていないこともあります。
つまり、登録をしているだけの企業も多いため、しっかりと見極めて選ぶ必要があるでしょう。
⑤手数料を確認する
利用を検討している方は、手数料の確認も必ず行いましょう。
具体的には売り手と買い手のどちらにもかかるケースもあれば、買い手は料金が発生しないものも存在しています。
そのためできる限り負担が大きくなりすぎないところを選ぶことが大切です。
また、手数料だけではなくサービスの質も重要なので、料金だけにとらわれないように注意しましょう。
⑥マッチングサイトの種類を把握しておく
M&Aのマッチングサイト自体もさまざまな種類がありますが、その中でも一つひとつタイプが異なります。
例えば、売り手側に手数料が発生するところもあれば、買い手側に発生するところもあります。
また、自社で案件の掲載から交渉までの流れを一通り対応しなければならないものもあれば、アドバイザーとの契約がセットになったものもあります。
そのほかにも海外企業とのマッチングにも強いサービスもあるなどさまざまです。
そのため、選ぶ際にはどのタイプが合っているのか検討しながら選定しなければなりません。
成約実績豊富なおすすめM&Aマッチングサイト3選！
ここからは特におすすめとされているM&Aマッチングサイトについて紹介します。
その中でもここでは成約実績が豊富にあるサービスのみを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
M＆A Pass
| 手数料 | 成約時のみ1％〜5％ |
| ユーザー数 | 未公開 |
| 掲載数 | 未公開 |
| 成約実績数 | 多数（2023年2月現在） |
| 運営会社 | 株式会社みどり財産コンサルタンツ |
M＆A Passの特徴
M＆Aマッチングサイト「M＆A Pass」は、オンライン上で売り手・買い手企業を繋ぐサービスです。
インターネット上で案件を確認することができるため、手軽さが人気を集めています。
M＆A Passは、独自の審査基準を通過した買い手・売り手企業のみが掲載されているため、実態のある有益な情報のみを提供しているのが特徴の一つです。
案件の質にもこだわっているサービスなのでおすすめです。
また、基本的にマッチングはオンラインで完結させ、その後は経営者同士のコミュニケーションをリアルで行うといったスタイルをとっています。
条件などはリアルでしっかりと交渉できるため、経営者にとっても安心できるでしょう。
その他、会員登録や着手金、中間報酬はすべて無料です。
インターネット上で繋がる便利なサービスでありながら余分な費用もかからないので、料金の部分で悩まれている企業にとっても安心して利用することができます。
BATONZ（バトンズ）
| 手数料 | 買い手：成約時2％（最低報酬 27.5万円） 売り手：無料 |
| ユーザー数 | 12万社以上 |
| 掲載数 | 常時6,000件以上 |
| 成約実績数 | 1,729件（2022年3月現在） |
| 運営会社 | 株式会社バトンズ |
BATONZ（バトンズ）の特徴
BATONZ（バトンズ）は、国内でも最大級と言われているM&A総合支援プラットフォームです。
売り手と買い手のマッチングを支援し、主に事業継承のサポートを目的としています。
これまでの成約実績数は1,700件以上あり、数多くの売買が行われています。
また、属性についても限定はされておらず、企業のみならず個人や個人事業主まで活用することが可能です。
業種に関しても幅広く取り扱っており、飲食や医療・介護、アパレル、教育などさまざまです。
案件数が多く、常時6,000件以上の取り扱いだけではなく、毎月400件以上の新着情報も受け取ることができます。
そのほかにも成約実現まで平均3ヶ月以内となっているため、効率よく売買を行いたい方にとってもおすすめです。
TRANBI
| 手数料 | 買い手：成約時3％ 売り手：無料 |
| ユーザー数 | 99,000名以上 |
| 掲載数 | 2,000件以上 |
| 成約実績数 | 19,000件以上 |
| 運営会社 | 株式会社トランビ |
TRANBIの特徴
TRANBIは、成約実績が豊富にあり、これまでに19,000件以上のマッチングを支援しています。
2011年から開始したサービスですが、国内では最大規模を誇っています。
特に売り手にとってメリットのあるサービスとなっており、売り案件への平均交渉申し込み件数は約15件です。
掲載すれば多くの交渉連絡が届くため、マッチングしやすく、なるべく早く譲歩したい企業にとってもおすすめのサービスと言えるでしょう。
また、サポートも充実しているため、未経験でも成約しやすいといった特徴もあります。
実際に未経験者による成約率は約75％となっており、高い実績があるのです。
成約実績が豊富にあり、規模が大きなM&Aマッチングサイトを利用したい方にとっておすすめなので、活用について検討してみてはいかがでしょうか。
ビズリーチ・サクシード
| 手数料 | 売り手：無料 買い手：1.5％（最低金額は100万円） |
| ユーザー数 | 8,003社（買い手企業数） |
| 掲載数 | 2,997件 |
| 成約実績数 | 成約事例多数掲載 |
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
ビズリーチ・サクシードの特徴
ビズリーチ・サクシードは、売り手企業が完全無料で利用できるM&Aマッチングサイトです。
成約事例も数多く掲載されており、ユーザー数も8,000社以上と規模の大きなサービスとなります。
ビズリーチ・サクシードの特徴は、完全審査制のプラットフォームであることです。
誰でも登録することで利用できるものではなく、厳選された優良企業のみ採用されています。
本気でM&Aに取り組みたい企業のみが集まっているサイトとなるため、マッチング実績も多くなっているのです。
また、企業名は伏せて掲載できるのはもちろんこと、交渉時でも匿名で行うことができます。
万が一交渉が成立しなかったときでも企業名を知られることはなく、安心して利用できるのも特徴の一つです。
そのほかにもサポートが充実しているのもおすすめできるポイントの一つとなります。
知識がなく、初めての方でも気軽に参加できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
買い手におすすめのM&Aマッチングサイト2選
買い手は目的にマッチした案件を探すことからスタートすることになります。
そのため、M&Aマッチングサイトを活用する際には案件数も重視した選び方が重要です。
ここでは幅広い掲載数を誇るサービスを中心に紹介するので、上述で紹介したM&Aマッチングサイト以外を検討中の方は参考にしてみてください。
MAfolova
| 手数料 | 売り手：原則無料 買い手：成約時のみ1.5％（最低金額は100万円） |
| ユーザー数 | 未公開 |
| 掲載数 | 約2,000件以上 |
| 成約実績数 | 未公開 |
| 運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
MAfolovaの特徴
MAfolovaは、非公開の案件を紹介しているサービスとして注目されています。
売り手側も買い手側も匿名でのやり取りを行うことができるため、プライバシーが守られた状態で交渉を行うことが可能です。
MAfolovaはあまり公表したくない企業が集まることでも知られており、他のサイトでは掲載されていない情報なども多くあります。
また、買い手側も特にアクションを加える必要がなく、一度登録したらアドバイザーからの推薦を待つだけです。
登録するだけの簡単ステップで希望に合う事業の情報を入手できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
そのほかにも案件数は非公開でありながら多く取り扱っているので、掲載されている情報が多いサービスを活用したいなら検討してみてください。
スピードM&A
| 手数料 | 売り手：無料 買い手：成約時のみ1.5％〜5.0％（最低金額は20万円） |
| ユーザー数 | 未公開 |
| 掲載数 | 2,000件以上 |
| 成約実績数 | 未公開 |
| 運営会社 | 株式会社スピードM＆A |
スピードM&Aの特徴
スピードM&Aは、案件掲載数が常時2,000件以上抱えている買い手にとってメリットの大きいサービスです。
手数料に関しても最低金額は20万円から可能など、大幅に手数料が発生することはありません。
また、サポートについても無料で対応してくれるものが多く、例えばチャットやメールでの相談に関しては料金が発生しません。
そのため、初めて買収を検討している企業でも、安心して活用できるサービスとなっているのです。
そのほかにも、圧倒的な成約スピードであることが人気の理由となっています。
平均成約スピードは約3ヶ月です。
通常であれば6ヶ月から1年はかかるところを約3ヶ月で成約できるのは早く交渉を済ませたい方にとっても魅力的と言えます。
もちろん、交渉は匿名でスタートさせられるため、プライバシーを守りながら交渉できるのも安心できる理由の一つです。
売り手におすすめのM&Aマッチングサイト4選
基本的にM&Aマッチングサイトは、売り手にとって有利な内容がほとんどです。
そのため、数がありすぎて選ぶ際には悩むこともあるでしょう。
ここでは、厳選した売り手におすすめのM&Aマッチングサイトについて紹介しますので、参考にしてみてください。
事業承継総合センター
| 手数料 | 売り手：成約時のみ1％〜5％ 買い手：無料 |
| ユーザー数 | 買い手リスト17,000件以上 |
| 掲載数 | 未公開 |
| 成約実績数 | 未公開 |
| 運営会社 | リクルートグループ |
事業承継総合センターの特徴
事業承継総合センターは、マッチングサービスとしては珍しい売り手専用のサイトです。
売り手のみが活用することができるため、成約時には手数料が発生します。
しかし、手数料を支払ってでも利用したいという方が増えているのです。
その理由は自社とマッチする企業を見つけやすいからになります。
買い手リストは約17,000件となっており、その中から比較して交渉したい相手を見つけ出すことが可能です。
実際に成約は最短3ヶ月以内で完了することができ、効率よく交渉したい企業にとってもおすすめでしょう。
また、事業承継総合センターは、その名の通り事業承継の問題に強いです。
特に後継者問題で悩まれている企業にとってはおすすめのサービスなので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
M&A PARK
| 手数料 | 売り手：完全無料 買い手：成約時のみ3％ |
| ユーザー数 | 未公開（海外企業や投資家も参加している） |
| 掲載数 | 未公開 |
| 成約実績数 | 未公開 |
| 運営会社 | 株式会社エムアンドエーパーク |
M&A PARKの特徴
M&A PARKは、日本国内だけではなくアジアを中心に海外の案件も多数掲載されているサイトです。
売り手も買い手も無料で会員登録を行うことができますし、特に売り手は成約時に発生する手数料もありません。
完全無料で利用することができるため、なるべくコストをかけたくない企業にとっておすすめと言えるでしょう。
売り手が完全無料だと成約まで時間がかかるのではないかと思われる方も多いでしょう。
しかし、M&A PARKならサポートも充実しているので安心です。
成功を実現するために専門家を紹介してくれるなど、幅広く支援してもらえます。
成約実績も業種関係なく幅広くあるので、特におすすめのサービスと言えるでしょう。
M&A Cloud
| 手数料 | 買い手：未公開（手数料はあり） 売り手：完全無料 |
| ユーザー数 | 未公開 |
| 掲載数 | 482件 |
| 成約実績数 | 未公開 |
| 運営会社 | 株式会社M&Aクラウド |
M&A Cloudの特徴
M&A Cloudは信頼できる優良な買い手のみ取り扱っているため、売り手から特に人気のあるサービスです。
具体的に買い手がM&Aから出資ニーズ、投資実績、独占インタビューなど細かな情報を掲載しています。
そのため、どのような会社なのかが交渉前からわかるようになっており、ミスマッチが起きにくい特徴を持っているのです。
特に企業情報がわからないと、交渉しても成立しなかったというケースも多いため、なるべく無駄な交渉を行いたくないと感じている売り手には魅力的なサービスと言えるでしょう。
また、買い手との交渉が始まったら、最短1週間で面談を実現できます。
そのため、すぐに会って直接交渉できるのも魅力的なポイントです。
このような充実したサービス内容となっていますが、売り手は無料で使用することが可能なため、売りたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
M&Aプラス
| 手数料 | 利用料：無料（専門家サービスは有料） |
| ユーザー数 | 未公開 |
| 掲載数 | 未公開 |
| 成約実績数 | 未公開 |
| 運営会社 | Deloitte Tohmatsu Financial Advisory LLC |
M&Aプラスの特徴
M&Aプラスは、専門的な知識がなくてもM&Aを成功に導いてくれるマッチングサイトです。
専門家が約1,000人以上在籍しており、一人ひとりに対して担当者がサポートしてくれます。
実際に初めて売り手として利用する際には、相談方法がわからなかったり、適正な交渉ができるか不安を覚えていたりとなかなか勇気が出ない方も多いでしょう。
しかし、M&Aプラスなら、交渉などもすべて担当者が対応してくれます。
マッチングサイトとは言え、自分自身が買い手とすべて交渉する必要もないので安心です。
特に初心者でも活用できるサービスとして人気があるため、サポートを受けながらM&Aを実現させたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はM&Aマッチングサイトを中心に紹介しました。
一昔前の日本は事業承継問題などもそれほど話題になっておらず、後継者も比較的見つかりやすくなっていました。
しかし、現在では高齢化も進み、後継ぎを見つけることですら難易度が高いと言われています。
そこで活用されているのがM&Aとなっており、近年ではマッチングサイトが積極的に活用されているのです。
この記事では具体的におすすめのサイトなども紹介しましたが、サポート体制が充実している所も多いなど、初心者でも手軽に活用できるようになっています。
特にM&Aについて経験したことない方にとってM&Aマッチングサイトはおすすめなので、売りたい買いたいを実現させたいなら、利用について検討してみてはいかがでしょうか。
M＆Aについて知りたい方はこちら
