スタンディングワーク専用オフィスデスクのメリットと種類を紹介
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『オフィスで仕事をする=椅子に座って仕事をする』

こんなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

日本は世界に比べて労働時間が長いことで知られています。

その労働時間のほとんどを座って仕事をしている人は、スタンディングワークをすることで、集中力アップや生産性向上が可能です。

スタンディングワークのメリットと、スタンディングワーク用のオフィスデスクについても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

スタンディングワークとは

スタンディングワークとは、立ったまま業務を行う働き方の総称です。

もともと海外で考案された働き方ですが、すでに多くの海外企業が取り入れています。

日本人は座りすぎ

私たち日本人は、オフィスで座ったまま仕事をするのが当たり前で、そのことに対して今まで特に疑問を持つこともありませんでした。

しかし、座ったままの姿勢を長く続けることで、このような問題が指摘されるようになっています。

座りすぎで生じる問題
  • 運動不足になる
  • エコノミー症候群になりやすい
  • 健康リスクがある
  • 集中力が低下する

特に日本は、「働きすぎ」や「座りすぎ」です。

下記は、世界20カ国の平日の座位時間を表しています。

参考サイト:座位行動 厚生労働省

上の表を見ると日本がいかに座位時間が長いか、よくわかります。

座った姿勢を長く続けることで、脳梗塞や心臓病、ガンなどの発症リスクが高くなると言われています。

長時間にわたる座位姿勢の健康リスクを危惧して、日本でも徐々にスタンディングワークを取り入れている企業が増えています。

スタンディングワークのメリット

スタンディングワークのメリットについては、このようなメリットがあります。

  1. 自然と正しい姿勢になる
  2. 集中力が高められる
  3. 生産性が向上する

それぞれ順番に紹介していきます。

①自然と正しい姿勢になる

座ったままデスクワークをしていると、視線は下を向いたままで自然と猫背になる人が多くいます。

立った状態でデスクに向かうと、前傾姿勢にはなりにくく、自然と姿勢がよくなります。

また、立っているため、座っている時よりはストレッチしやすくなりますので、眠気がある時には効果的です。

立った姿勢でデスクに向かえば自然と姿勢がよくなり、肩や腰への負担が減りますので、腰痛や肩こり予防にもつながるかもしれません。

②集中力が高められる

座ったままの姿勢を続けていると集中力が低下してきます。

昼食を食べ終わった午後は特に集中力が低下しますし、さらには眠気まで襲ってきますよね。

スタンディングワークでは、血流がよくなって眠気も覚めるため、集中力が向上します。

③生産性が向上する

通常の仕事以外にも、会議や打ち合わせにもスタンディングワークを取り入れることで生産性が向上します。

なぜなら、座っている状態よりも立ったままの状態の方がだんだん疲れてくるので、人間は自然と「早く終わらせたい」と考えるようになるからです。

座った状態ではリラックスしてしまいますので、会議中に眠くなったりしますよね?

そのため、座ったままの方が会議や打ち合わせが長くなる傾向があるのです。

立ったままの方が、積極的に意見が出やすくなるため、生産性向上につながります。

スタンディングワークのデメリット

スタンディングワークのデメリットには、以下のデメリットがあります。

  1. 足に疲れが溜まる
  2. 導入コスト

それぞれ紹介していきます。

①足に疲れが溜まる

スタンディングワークは、立ったままですので、当然ですが徐々に疲れてきます。

適度であれば効果が大きくなりますが、やりすぎると逆効果にもなり得るのです。

適度に座ったり立ったりを繰り返して、足が疲れないように工夫することも大切でしょう。

集中力が途切れそうになったら、「座る・立つ」を切り替えることもおすすめです。

②導入コスト

スタンディングワーク専用のオフィスデスクを購入しなければいけませんので、導入コストが発生します。

しかし、従業員の健康リスクや集中力低下のことを考えると、スタンディングワーク導入コストは必要なコストと考えられるでしょう。

また、生産性が向上することで、利益があがったり、従業員の残業が減ったりすることも考えられます。

結果的に、導入コスト分がペイできる可能性もあるのです。

専用オフィスデスクの種類

専用のオフィスデスクには、このような種類があります。

  • 高さが固定されているタイプ
  • 高さが調整できるタイプ
  • 卓上タイプ

それぞれ順番に紹介していきます。

 

高さが固定されているタイプ

あらかじめ高さが固定されているタイプのデスクです。

高さとしてはだいたい100㎝ほどで、高さが変更できないため、疲れた時に座れる椅子(専用の椅子)が必要となります。

また、身長差によって調整できないというデメリットがありますが、スタンディングワーク用のオフィスデスクの中では一番安価です。

 

高さが調整できるタイプ

天板の高さを調整できるタイプのデスクには、3つのタイプがあります。

手動

手動で調整するタイプのデスクは、ハンドルを回して高さを調整できます。

高さを調整するタイプの中ではもっとも安価なのが特徴です。

ガス

ガスで高さを調整するタイプのデスクは手動ですが、ガスで天板を上下できるため、そこまで力が必要ありません。

女性でも調整可能です。

電動

ボタンを操作するだけで高さを調整できる電動タイプのデスクは、電源を必要としますが、一番簡単に高さの調整が可能です。

ただし、一番高価なので、予算に合わせて選択する必要があります。

 

卓上タイプ

従来使用しているオフィスデスクの上に置くタイプのデスクです。

新たにオフィスデスクを購入する必要はありませんが、使えるスペースが狭くなるデメリットもあります。

高さ調整ができる機能もあり、あまりコストをかけずにスタンディングワークを導入できます。

専用オフィスデスクの選び方

専用オフィスデスクを検討の際には、以下の3つのポイントについて選ぶようにしましょう。

  1. コスト面
  2. 機能性
  3. 機動性

3つのポイントについてそれぞれ紹介していきます。

コスト面

コスト面を重視して検討する場合、現状のオフィスデスクをそのまま使用するのか否かで、購入するオフィスデスクが変わってきます。

現状のオフィスデスクをそのまま使用する場合は、卓上タイプのみです。

その場合、卓上タイプの天板の広さや、高さの調整ができるかどうかでも値段が変わってきます。

新たにオフィスデスクを用意する場合、一番コストがかからないのは「高さが固定タイプ」のオフィスデスクです。

注意してほしい点として、高さが調整できないため、専用の座る椅子が必要であること。

椅子のコストも含めて検討することをおすすめします。

機能性

機能性として、以下のことについて必要な機能を検討しましょう。

  • どのような方法で高さを調整するのかどうか
  • 天板サイズ
  • キーボード台の有無
  • ケーブルホルダーの有無

どのような方法で高さを調整するのかどうか

ハンドルで手動なのか、ガスで手動、もしくは電動など、コストを見ながら選択する必要があります。

ガスor電動であれば、女性でも高さ調整が可能です。

ただし、機能が簡単に高さを調整できればできるほどコストが高くなります。

天板サイズ

天板サイズが小さくても問題なければ、卓上タイプでも問題ないでしょう。

ある程度の広さの作業スペースが必要であれば、卓上タイプ以外のオフィスデスクとなります。

キーボード台の有無

オフィスデスクにキーボード台が必要かどうかも検討してみましょう。

ノートパソコンのみであれば必要ありませんし、複数のディスプレイを設置する必要がある場合は、あらかじめキーボード台がついている方が便利です。

ケーブルホルダーの有無

あらかじめケーブルホルダーがついているタイプもあります。

パソコンやデスクを移動させることがよくある場合には、ケーブルホルダーがついていると便利です。

機動性

オフィスデスクを移動することが多い場合は、必ずキャスター付きにする必要があるでしょう。

キャスター付きであれば、女性でも簡単に移動することが可能です。

まとめ

ここまでスタンディングワークのメリットと、スタンディングワーク用のオフィスデスクについて紹介してきました。

日本は世界と比べても座りすぎです。

座位時間が長くなることで、健康リスクも大きくなります。

スタンディングワークを取り入れている海外企業は多くあり、ようやく日本の企業でも導入されつつあります。

健康面や生産性向上からみても、今後の日本企業はスタンディングワークの導入を検討する時期にきているのではないでしょうか。

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