「業務用とプライベート用のスマホを使い分けたい」
「端末は変えず、SIMカードだけ契約してスマホを利用したい」
そんな人には、「SIMカード単体契約」と「法人契約」を組み合わせた契約がおすすめです。
SIMカード単体契約は通信回線だけを契約する仕組みで、端末を買わずに今あるスマホを業務用に活用できます。
そこに法人契約を組み合わせれば法人専用の割引で通信費を削減しつつ一括管理が可能です。
この記事では、物理SIM・eSIMの違いから、個人事業主でも法人契約出来るキャリア、契約の流れや注意点まで解説します。
「eSIMと物理SIMの違いがわからない」という人にも分かりやすい内容となっています。
通信費を下げたい方は、この記事を参考にして自社に合ったSIMカードの契約を見つけてください!
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目次
SIMカードの基本と種類
普段携帯を使用する際、電話をかけたり、ネット通信を利用する方がほとんどです。
この電話やネット通信を可能にしているのが「SIMカード」です。スマホの身分証のような役割で、契約者情報や電話番号が記録されており、SIMカードがなければ電話もネットも使えません。
SIMカードには大きく分けて2つの種類あります。端末に差し込んで使う「物理SIM」と、スマホに内蔵されオンラインで登録する「eSIM」です。
選び方によって、契約の手間や使い勝手、通信費の節約方法も変わってきます。
この項目では、物理SIMとeSIMの違いと、それぞれの特徴・メリット・デメリットわかりやすくご紹介します。
SIMカードの種類|物理SIM・eSIMの違い
SIMカードには導入で説明したように端末に差し込んで使う「物理SIM」と、オンラインで登録する「内蔵型SIM(eSIM)」の2種類があります。
物理SIMはさらに分けると「標準SIM・microSIM・nanoSIM」の3つのサイズがあります。
たとえるなら、物理SIMは「鍵を物理的に差し込んで開けるドア」、eSIMは「スマートロックの暗証番号」です。
次に、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。
物理SIM|特徴・メリット・デメリット
物理SIMは、小さなカード型のSIMカードです。スマホに直接差し込むだけで利用できるため、店舗で契約した際も、その場でカードを受け取りすぐに使える利便性があります。
・端末を入れ替えてもすぐに利用できる(SIMの規格が同じ場合)
・店頭で契約後すぐ受け取れる(例外あり)
・既存の端末をそのまま活用できる(新規端末購入の必要なし)
「物理SIM」は、通信契約そのものがSIMカードに紐づいているため、SIMの規格が同じ場合はカードを差し替えるだけで別のスマホでも通話や通信を継続できます。
また、店舗契約ならその場で物理SIMを受け取れるため、配送を待たずに即日開通が可能です。ただし、後日配送となる場合もあるため確認は必須となります。
さらに、規格が合えば手持ちのスマホをそのまま活用できるため、新しい端末を購入するコストを削減できる点も大きなメリットです。
中古端末を利用してコストを抑えたい方には最適なSIMとなっています。
・SIMカード紛失・劣化・接触不良の可能性あり
・1台につき1枚しか利用できず、番号の使い分けには不便
・今後、物理SIM非対応の端末が増える可能性がある
物理SIMはカードが小さいため紛失しやすく、長期利用や頻繁な入れ替えで劣化や接触不良が起きるリスクがあります。
さらに、1枚に1つの電話番号しか反映できない仕様のため、1台で業務用とプライベート用を分けたい場合には対応できず、2台持ちが必要になる点もデメリットです。
加えて、国内ではまだ物理SIMが使えますが、海外ではiPhone14シリーズ以降がeSIM専用となっており、将来的に国内でもeSIMが主流になる可能性があります。
将来的に機種変更時に移行の手間がかかるリスクは押さえておきましょう。
eSIM|特徴・メリット・デメリット
「eSIM」は、従来のカード型のSIMカードとは異なり、端末内部にあらかじめ組み込まれているデジタル型のSIMです。
物理SIMのようにカードを差し替える必要がなく、オンライン契約後にQRコードやプロファイルを読み込むだけで利用開始できるのが大きな特徴です。
・オンライン契約で店舗に行かずに即日開通可能
・1台のスマホに2つの番号を設定できる
・海外でもオンラインでの手続きで回線切り替えが可能
「eSIM」は従来の物理SIMカードとの違い、店舗に行かずに、オンラインでの手続きで利用が開始できます。
来店予約やSIMカードの配送を待つ必要が無く、すぐに利用を開始したい法人や個人事業主にとっては最適なSIMとなっております。
また、1台に2つの番号を設定できるため、2台持ちの必要が無くスマホ1台で仕事用とプライベート用を使い分けることが可能です。
海外出張時には現地の格安SIMをダウンロードするだけで回線を切り替えられるため、従来のSIMカードの種類を使い分ける手間も不要です。
・対応端末に制限がある
・再設定の手間がかかる場合がある
・オンライン中心で店舗サポートが受けにくい
一方で、eSIMは最新のiPhoneやAndroid端末では対応が進んでいますが、古いスマホや一部の端末では利用できない場合があります。
また、機種変更時には設定をやり直す必要があり、物理SIMのようにカードを差し替えるだけでは済みません。さらに通信障害時も他の端末にすぐ切り替えられず、復旧を待つ必要がある点がデメリットです。
まとめると、物理SIMは即時性や導入コストの低さ、eSIMは柔軟性や利便性に強みがあります。自社の利用スタイルに合わせてSIMカードの種類を選び、必要に応じて物理SIMとeSIMを併用すれば、法人スマホのコスト削減や効率的な運用にもつながります。
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個人事業主でもOK!SIMカード単体で法人契約する方法
「会社を持っているが、SIMカード単体は法人契約できるの?」という疑問を持つ法人や個人事業主の方も多いと思います。
結論から言うと、SIMカード単体でも法人契約が可能です。最近では法人プランでもSIM単体を提供する事業者が増えています。
以下では、法人契約の基本知識やSIMカード単体で契約する条件についてや、法人スマホのコスト削減につながる情報を解説します。
法人契約と個人契約の違い
「そもそも法人契約と言うけど、個人契約と何が違うの?」思われる方もいるかと思います。
法人契約と個人契約には、下記のような大きな違いがあります。
・契約名義
:会社名や店舗名(個人名義ではない)
・契約可能な回線数
:10~100回線の多回線でも契約可能(審査あり)
・経理処理
:会社名義で一括で支払えるので経費精算不要
・料金面のメリット
:法人契約専用の割引や、大容量のデータシェアプランなど、個人契約より通信コストを抑えやすい
法人契約は、事業利用を前提としているため、携帯会社側も法人の経済力や支払い能力を考慮し、契約枠を広げています。その結果、10~100回線といった多回線契約や請求書払いが可能になり、業務用スマホを会社単位で効率的に管理できるのが特徴です。
さらに、法人契約専用の割引や複数回線のまとめ割、大容量データをシェアできる法人向けプランが用意されており、個人契約より通信コストを抑えやすい点も大きな強みです。
つまり法人契約は、複数の業務用スマホを導入したい企業や、コスト削減と効率的な運用を重視する個人事業主・小規模法人に最適な契約形態といえます。
個人事業主やフリーランスも法人契約OK
「法人契約」と聞くと、法人として登記済みの企業しか契約出来ないイメージがありますが、実は個人事業主やフリーランスの方でも利用できます。
通常、法人名義での携帯契約は株式会社・有限会社・各種団体などの法人に限定されており、個人での法人契約はできません。
しかし、開業届を提出し事業を営んでいる個人事業主の場合、開業届などの必要書類を提出し、携帯キャリアの審査に合格すれば「みなし法人」として認められ、業務用スマホを法人名義で契約可能です。
「個人事業主・フリーランスでもSIM単体を契約出来るキャリア」に関しては、後述の「個人事業主も可!SIMカード単体で法人契約が出来るキャリアおすすめ4選!」をご覧ください。
法人契約でSIMカード単体が契約出来る条件
法人契約でSIMカードを単体契約する場合、以下の条件を満たす必要があります。
- 法人確認書類があること
→法人は登記簿謄本や会社印、個人事業主は開業届や確定申告書などを提出
- 端末がSIMフリーかつSIMロック解除済みであること
→どのキャリアのSIMカードでも使える状態にする
- 端末が「動作確認済み」であるかを確認
→SIMフリー端末でも、キャリアごとに「動作確認済み端末」のチェックも忘れずに
法人契約でSIMカードを単体契約する際は、法人確認書類(登記簿謄本や会社印、個人事業主なら開業届や確定申告書)が必須です。スムーズに契約できるよう、必要書類は事前に準備しておきましょう。
また、利用する端末はSIMフリーやSIMロック解除済みである必要があります。これは「どのキャリアのSIMカードでも使える状態」であることを指します。設定画面やキャリアのマイページから確認でき、店舗で解除手続きを行うことも可能です。
ただし、SIMフリー端末でもキャリアの通信方式が合わないと利用できないため、法人契約時はキャリアが公開している「動作確認済み端末一覧」を必ず確認しておくことが重要です。
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個人契約よりお得!法人SIMカード単体で契約するメリット
法人契約でSIMカードを単体で導入する最大の利点は、スマホ本体を購入せずに回線だけを追加できる点です。
端末をそのまま活用できるため、初期費用を抑えつつスピーディーに導入でき、法人スマホのコスト削減にも直結します。ここでは、具体的なメリットを整理して解説します。
スマホの購入の必要が無く、コスト削減が可能
法人契約でSIMカードを単体契約する最大のメリットは、元からある端末をそのまま業務用スマホとして活用できる点です。
既存のスマホに物理SIMを挿す、またはeSIMを発行して登録するだけで、すぐに利用を開始できます。
「使用せずに余っていた端末に回線だけ追加したい」「中古端末やApple Storeで安く購入した端末を使いたい」といったニーズにも対応可能です。SIMカードの規格(物理SIM・eSIM)が対応していれば、元からある端末をそのまま利用できるため、余計なコストをかけずに導入できます。
特に複数台を導入する法人や店舗、個人事業主にとっては、法人用スマホのコスト削減や在庫管理の効率化にもつながります。
端末の新規購入なしで私用・業務用の使い分けが出来る
2つ目のメリットは「1台のスマホで私用と業務用を分けられる」ことです。これは主に 余っている端末を業務用に活用する方法 と デュアルSIMを使う方法 の2つがあります。
余っている端末に業務用のSIMを差し込む
社内で使わなくなったスマホや、元々持っていたスマホなどの端末にSIMカード(物理SIM・eSIM)を追加すれば、すぐに業務用スマホとして再利用できます。新しく端末を買わずに済むため、導入コストを抑えながら効率的に法人スマホを増やすことが可能です。
1台のスマホで電話番号を2つ持つ(デュアルSIM)
「仕事とプライベートでスマホを1台にまとめられたら便利なのに」と思ったことはありませんか?
実は、1台のスマホで2つの電話番号を持てる方法があります。それがデュアルSIMです。
デュアルSIMとは、1つの端末に2枚のSIMカード(物理SIMとeSIMなど)を設定できる仕組みのことです。これにより、1台のスマホで業務用と私用をきれいに分けて使うことができます。
法人契約で活用すれば、番号ごとに請求や通話履歴、データ通信量を分離できるため、経費精算やセキュリティ管理もスムーズです。
また、国内用と海外用の回線を同時に使えるので、海外出張では普段の番号に加えて現地の格安SIMをeSIMで追加するなど、柔軟な運用が可能になります。
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個人事業主も可!SIM単体で法人契約が出来るキャリアおすすめ4選!
スマホ本体を買わずに SIMカードのみ契約できる法人プラン は、小規模事業のコスト削減に効果的です。
また、法人契約は大企業だけのものと思われがちですが、近年は 個人事業主やフリーランスでも申し込み可能 なサービスが増えており、契約のハードルは下がっています。
この項目では、個人事業主も法人契約ができる4つのキャリアをピックアップしております。
各社の特徴や料金体系についてまとめていますので、通信費を抑えたい方や、将来的な法人化を見据えて準備を進めたい方はぜひ参考にしてください。
個人事業主も法人契約可!4つのキャリア早見表
※表記がある場合を除き、各料金は全て税込みです。
データ容量 | データプラン(月額) | 通話プラン(月額) | |
ワイモバイル | 4GB~35GB | 2,365円~5,115円 | シンプル2 S/M:1,980円 シンプル2 L:1,100円 |
NeObit | 7GB・20GB (かけ放題プランの場合) | ~6,050円 | プラン料金に内包 |
au | 5GB~無制限 | 4,928円~ | 1,980円 |
UQモバイル | 30GB~35GB | 2,948円 | トクトクプラン2:1,980円 コミコミプランバリュー:1,100円 |
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ワイモバイル

プラン名 | データ容量 | 月額料金 | かけ放題料金 |
シンプル2 Sプラン | 4GB | 2,150円 | 1,980円 |
シンプル2 Mプラン | 30GB | 4,015円 | 1,980円 |
シンプル2 L プラン | 35GB | 5,115円 | 1,980円 |
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、ソフトバンクの通信品質を格安で利用できる点が強みです。
こちらも法人向けのサポート窓口があり、契約後の管理やトラブル対応にも対応可能。個人事業主でも法人契約が可能なため、スタッフ用スマホを導入したい個人事業主や店舗事業者にもおすすめです。
また、2025年9月現在、2回線以上の契約で割引がされたり、1GB以下のご利用月には自動で割引が付くなどの特典もあります。
NeObit

プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
トークFREEプラン 7GB | 7GB | 5,720円 |
トークFREEプラン 20GB (かけ放題プラン) | 20GB | 6,050円 |
NeObitは、法人・個人事業主向けに提供されている通信サービスで、SIMカード単体での契約が可能なのが大きな特徴です。
docomo回線、SoftBank回線、WiMAX回線などの大手キャリア回線を利用しているため、安定した通信品質と全国エリアのカバー力を兼ね備えています。契約後は法人専用のサポート窓口を通じて、回線管理やトラブル対応もスムーズです。
さらに公式サイトに掲載している以外にも多数の料金プランがあるため、法人・個人事業主それぞれの利用状況に合わせやすいプラン展開となっています。
「コストを抑えつつ、格安SIMより法人向けの安心感を重視したい」という企業に選ばれています。
au

プラン名 | データ容量 | 月額料金(割引前) | かけ放題料金 |
スマホミニプラン+5G/4G | ~5GB | ~1GB:4,928円 1GB~3GB:6,578円 3GB~5GB: | 1,980円 |
使い放題MAX+5G/4G | 無制限 | 7,788円 | 1,980円 |
auバリューリンクプラン+5G/4G | ~200GB | 8,008円 | 1,980円 |
auは基本的に「端末+回線セット」での法人契約が中心ですが、法人名義でのSIM単体契約も相談可能です。
法人向けの管理・サポート体制も手厚く、セキュリティオプションも豊富。個人事業主も法人契約が可能で、開業届などの書類を提示すれば申し込めます。
また、2回線以上申し込みの場合は割引特典があり、auバリューリンクプランの場合はPontaパスなどのお得な特典が利用可能です。
大手キャリアの安心感を重視したい企業や店舗に向いています。
UQモバイル

プラン名 | データ容量 | 月額料金 | かけ放題料金 |
トクトクプラン2 | ~30GB | ~5GB:2,948円 5GB~30GB:4,048円 | 1,980円 |
コミコミプランバリュー | 35GB | 3,828円 | 1,100円 |
UQモバイルはKDDI(au)のサブブランドで、KDDIの安定した通信を低価格で利用できるのが魅力です。
法人契約では請求書払い・複数回線管理に対応しており、地方や郊外の事業者でも安心して導入できます。個人事業主も開業届を提示すれば法人契約可能で、初めての業務用スマホにも導入しやすいのが特徴です。
通話オプションも豊富で、短時間通話から完全かけ放題までニーズに合わせて選べます。
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SIMカード単体の法人契約の流れ
法人契約でSIMを契約する際は、契約方法と必要書類などの契約の流れの確認がカギとなります。
契約方法を選ぶことで最適なサポート体制を受けられ、必要書類を確認しておけば審査の差し戻しや開通遅延を防げます。
SIMカードの法人契約は、流れを押さえればスムーズに導入できます。ここでは、契約方法から必要書類、利用開始までの手順を紹介します。
契約方法|来店・代理店契約
法人や個人事業主がSIM契約をする場合、契約方法には大きく分けて 来店契約 と 代理店契約 の2種類があります。
どちらも法人契約としてSIM単体を申し込むことができますが、契約の進め方やサポート体制に違いがあります。
まず、来店契約の特長は以下の通りです。
・ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアのショップで直接契約
・スタッフと対面で相談しながら手続きを進められるため、初めてでも安心
・法人契約を扱っていない店舗もあるため事前確認が必須
来店契約の場合、公式店舗で契約する安心感があり、法人契約に不慣れな個人事業主でもその場で質問しながら進められます。
ただし、店舗によっては個人契約は対応していても、法人契約は対応していない場合もあるため事前確認が必要です。
続いて、代理店契約の特長は以下の通りです。
・代理店独自のキャンペーンや割引があり、直営店より条件が良い場合もある。
・法人専任担当者がつくため、法人特有の手続きを相談しやすい(訪問も可能な場合あり)
・代理店ごとに取り扱う回線サービスが限定される場合もあるため、確認が必要
代理店契約の場合、キャリア独自のキャンペーンのほかに、代理店独自のキャンペーンが同時に受けられる場合があります。
また、法人契約に詳しい専任の担当者がつくため、法人特有の手続きにスムーズに対応しやすくなります。ただし取り扱いキャリアは代理店によって異なるため事前に確認しておきましょう。
「対面で安心して進めたい」という人には来店契約、「法人特化のサポートを重視したい」という人には代理店契約がおすすめです。
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必要書類|法人・個人事業主
法人携帯の契約(新規・MNPの場合)に必要な必要書類は以下の通りです。
法人の場合 | 個人事業主の場合 |
|
|
なお、キャリアによって追加の書類が必要な場合もあるため、事前に契約するキャリアに確認しましょう。
申込から利用開始までの期間と手順|物理SIM・eSIM
申し込みから利用開始までの一般的な流れは次の通りです。
各手順の所要時間は目安であり、状況により前後する可能性があります。
手順 | 所要時間 |
⑴必要書類の準備 (法人なら登記簿謄本、個人事業主なら開業届など) | 半日~1日 (1日以上かかる場合あり) |
⑵申込 (来店・代理店・オンライン) | 30分~数日 |
⑶審査 (支払い能力や名義確認など) | 1営業日~1週間 |
⑷SIMカードまたはeSIMの発行 | 物理SIM:発送~到着まで2~4日程度 eSIM:即日利用も可能 |
⑸開通手続き (物理SIMなら端末に挿す、eSIMならQRコードを読み込む) | 物理SIM:端末差し込み~初期設定(10分~30分程度) eSIM:QRコード読み込み~設定完了(10分~30分程度) |
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SIMカード単体を法人契約する際の注意点|法人・個人事業主
SIMカード単体を契約する際や、個人契約から切り替える際にはいくつか注意点があります。
ここでは、スムーズに切り替えておくために押さえておくべきポイントを解説します。
用意する端末がSIMフリー(SIMロック解除)になっているかを確認
SIMカード単体で契約する場合、まず手元の端末が「SIMフリー」かどうかを確認することが重要です。
これは「どのキャリアのSIMカードでも使える状態」であることを指します。確認方法はシンプルで、端末の「設定画面」から確認できます。下記手順を参考にご確認ください。
iPhoneの場合
:「設定 → 一般 → 情報 → SIMロック」「SIMロックなし」と表示されればSIMフリー
Androidの場合
:「設定 → 端末情報 → SIMカードの状態」で「許可」と出ればSIMフリーです。
もしロックがかかっている場合は、契約中の携帯会社でSIMロック解除の手続きを行うことで、SIMカードを契約する際は、どのキャリアでも利用できるSIMフリーの状態となります。
また、SIMフリー端末でもキャリアの通信方式が合わないと利用できないため、法人契約時はキャリアが公開している「動作確認済み端末一覧」を必ず確認しておくことが重要です。
購入済みの端末を業務用スマホとして利用したい場合は、契約前に必ず確認しておきましょう。
希望する支払い方法が可能か確認|口座・請求書・クレジットカード
法人や個人事業主向けのSIMカード単体契約では、口座引き落としや請求書払い・クレジットカード支払いが基本です。
理由は、法人契約は継続的な利用と信頼性を前提にしているため、支払い遅延を防ぎ、安定して回収できる方法に限定されているためです。
一方で、個人契約でよく使われる「コンビニ払い」は原則として認められていません。これは口座やクレジットカードの登録が完了していない時に利用できる支払い方法であり、支払い忘れや遅延のリスクが高く信頼性が無いとされやすいためです。
ただし、一部の格安SIMでは法人契約でもコンビニ払いが認められている場合があるため、事前に確認しましょう。
契約前に、希望する支払い方法が対応しているかを必ず確認しておくと安心です。
契約・支払い名義・請求先住所を確認
SIMカードを法人契約する際は、契約名義や支払い名義を正しく設定しておくことが大切です。
例えば法人名や屋号名、代表名は登記簿謄本や開業届の正式名称と一致していなければ登録が進みません。旧漢字・カタカナなどの表記ゆれなどが無いかを確認しておくとスムーズに契約を進めることが出来ます。
また、スムーズな経費処理のために請求先住所の設定も気にしておくとよいでしょう。支社や複数拠点がある場合は、請求書を本社にまとめるのか、拠点ごとに分けるのかを事前に決めておくと管理がスムーズです。
よくある質問|Q&A
SIMカードって何?どんな種類がある?
A. SIMカードは、スマホで電話やネットを使うための「身分証」のようなチップです。契約者の情報や電話番号が入っており、SIMカードがないと電話やネットが利用できません。
種類は、カードを端末に差し込んで使う物理SIM(標準SIM・microSIM・nanoSIM)と、端末に内蔵されるeSIMの2つがあります。
物理SIMとeSIMは何が違うの?
A.物理SIMは、小さなカード型のSIMをスマホに差し込んで使うタイプのSIMです。SIMカードの規格が同じ端末であれば、別の端末に差しても利用を開始出来ます。
一方でeSIMは、端末と一体になった内蔵型のSIMです。物理カードが不要で、契約情報をインターネット経由で端末に直接登録する仕組みになっています。そのため、回線の追加や切り替えもオンラインで完結できます。
物理SIMは「入れ替えの手軽さ」、eSIMは「管理や切替のスムーズさ」に強みがあります。利用シーンによっては、デュアルSIMとして2つのSIMを併用して柔軟に使い分けるのもおすすめです。
どんな端末でも法人契約のSIMカードを使えますか?
A.下記の条件を満たせば、安心してSIMを利用できます。
- 端末がSIMフリーかつSIMロック解除済みであること
→どのキャリアのSIMカードでも使える状態にする
- 端末が「動作確認済み」である
→SIMフリー端末でも、キャリアごとに「動作確認済み端末一覧」のチェックも忘れずに
SIMフリー・SIMロック解除済みかの確認は端末の設定画面やキャリアのマイページから確認可能です。
iPhoneの場合
:「設定 → 一般 → 情報 → SIMロック」「SIMロックなし」と表示されればSIMフリー
Androidの場合
:「設定 → 端末情報 → SIMカードの状態」で「許可」と出ればSIMフリーです。
SIMロックがかかっている場合は、お使いのキャリアの店舗で解除手続きを行いましょう。
また、SIMフリー端末であっても、キャリアの通信規格が合わなければ動作の保証が出来ません。キャリアがそれぞれ公開している「動作確認済み端末一覧」を確認しましょう。
個人事業主でも法人契約出来ますか?出来る場合は必要書類も知りたい
A.はい、可能です。開業届や事業実態を証明できる書類(名刺・請求書など)があれば、個人事業主やフリーランスでも法人契約ができます。端末やSIMカードの種類(物理SIM/eSIM)も選べます。
法人の場合も含め、SIM単体の法人契約をする際は、下記の必要書類を準備しておきましょう。
法人の場合 | 個人事業主の場合 |
|
|
なお、キャリアによって追加の書類が必要な場合もあるため、事前に契約するキャリアに確認しましょう。
SIMカード単体の法人契約の流れは?かかる時間はどれくらい?
A.基本的には以下のステップで進みます。
手順 | 所要時間 |
⑴必要書類の準備 (法人なら登記簿謄本、個人事業主なら開業届など) | 半日~1日 (1日以上かかる場合あり) |
⑵申込 (来店・代理店・オンライン) | 30分~数日 |
⑶審査 (支払い能力や名義確認など) | 1営業日~1週間 |
⑷SIMカードまたはeSIMの発行 | 物理SIM:発送~到着まで2~4日程度 eSIM:即日利用も可能 |
⑸開通手続き (物理SIMなら端末に挿す、eSIMならQRコードを読み込む) | 物理SIM:端末差し込み~初期設定(10分~30分程度) eSIM:QRコード読み込み~設定完了(10分~30分程度) |
まとめ|法人・個人事業主もSIMカード単体契約でコスト削減と業務効率アップが叶う!
スマホの通信費が「ちょっと高いな」と感じているなら、SIMカード単体の法人契約がおすすめです。
端末を新しく買う必要はなく、手元のスマホにSIMを導入するだけで使えるので、初期費用を大きく抑えられます。
さらに法人専用の割引や複数回線のまとめ割、大容量データをシェアできるプランを活用すれば、毎月の通信費も効率的に削減できます。
加えて、デュアルSIMを利用すれば1台で私用と業務用を分けられるため、端末代のムダや管理の手間を減らすことも可能です。小規模事業でも無理なく導入でき、将来スタッフが増えてもスムーズに拡張できます。
法人契約は大企業だけでなく、個人事業主やフリーランスでも可能です。通信費を下げながら業務効率を上げたいと考えている方にとって、今こそSIM契約を見直す絶好のタイミングといえるでしょう。
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