企業規模でタスク管理が行えるツールをお探しではないでしょうか?
個人や少人数でタスク管理を行う場合は、アプリだけでも問題なく管理ができるでしょう。
しかし、大規模な人数で管理をしたいときや、プロジェクト全体のタスク管理を行いたいときなどは、アプリだけでは機能が十分でないこともあります。
このような使い勝手が悪いと感じたときに活用すると便利なのがタスク管理ツールです。
アプリとは異なり料金が発生するケースがほとんどですが、充実した機能で使い勝手が悪いと感じることはないでしょう。
今回は、チーム向けタスク管理ツールと個人向けタスク管理ツールをご紹介します。
また、導入メリットや選び方のコツについても紹介するので、これから導入を検討されている企業は参考にしてみてください。
目次
【料金・特徴一括比較】おすすめタスク管理ツール比較14選!
タスク管理ツールの詳細の前に、各タスク管理ツールの特徴を無料版と有料版に分類して一括比較してみます。
おすすめタスク管理ツール・無料
有料プラン | 特徴 | |
Chatwork | ¥500/月〜 | ・中小企業向けに作られたチャットツール ・無料版機能の充実 |
Googleスプレットシート | 無し | ・同時編集可能 ・機能が豊富 |
Asana | $9.8/月〜 | ・無料版では小規模チーム向け ・規模が大きくなるつれ有料プラン選択可能 |
Notion | $4/月〜 | ・タスク管理に特化したサービス ・シンプルな操作方法 |
Evernote | ¥680/月〜 | ・個人管理や小規模チーム向き |
Slack | ¥850/月〜 | ・途中からグループチャットに参加しても過去ログの閲覧が可能 ・外部WEBサービスとの連携 |
Teams | ¥430/月〜 | ・Microsoft Officeとの連携 ・多数参加のプロジェクトにも対応 |
おすすめタスク管理ツール・有料
価格 | 特徴 | |
Backlog | ¥12,980/月〜 | ・チームタスクやプロジェクト管理に特化 ・シンプルなデザインで直感的な操作 |
Group Task | ¥8,500/月〜 | ・リーズナブルな価格設定 ・シンプルな操作感 |
Time Tracker | お見積り | ・ソフトウェア開発、営業など現場志向の設計 ・データを表やぐ |
CrowdLog | お見積り | ・ドラッグ&ドロップでの操作 ・絵数値管理を簡単に見える化 |
Jooto | ¥500/月〜 | ・4名までは無料、人数ごとに料金発生 ・プロジェクト横断管理機能 |
Wrike | ¥1,120/月〜 | ・リーズナブルでありながら幅広い機能 ・使いやすい設計 |
todoist | ¥338/月〜 | ・メンバーの業務を管理者が一目で確認 ・銀行レベルの暗号化で高い安全性 |
【無料】個人向けタスク管理ツールおすすめ5選
無料の個人向けタスク管理ツールを紹介します。
コストのかからないサービスから利用したいと考えている方や個人での利用が多い方におすすめです。
Chatwork
価格 | 無料(有料プランあり) |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・チャット機能(グループチャット、メッセージ検索、ダイレクトチャット、マイチャット、ピン機能) ・タスクの作成から管理 ・ファイル管理(アップロード、プレビュー、ダウンロード) ・ビデオ通話 ・音声通話 |
Chatworkの特徴
Chatworkは中小企業向けに作られた、仕事を効率化させるためのコミュニケーションビジネスチャットです。
Chatwork一つでさまざまな機能に対応しており便利なため、現在では導入企業が336,000社を突破しています。
主な機能はビジネスチャットとなりますが、タスク管理にも対応しており、作成から管理までチャット内で行うことが可能です。
無料版でできることが多いサービスとして人気があるため、ちょっとしたタスク管理からチャットまで使えるサービスを探している企業にとっておすすめと言えるでしょう。
なお、有料版ではグループチャット数を増やすことができたり、機能制限ができたりします。
Googleスプレッドシート
価格 | 無料 |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・同時編集機能 ・チャット、コメント ・自動保存機能 ・Excelファイルの変換 |
Googleスプレッドシートの特徴
Googleスプレッドシートは、Google社が提供しているサービスです。
タスク管理に最適化されているサービスではありませんが、無料で利用することができる進捗管理用のテンプレートなどを活用することで簡単にタスクを管理できます。
また、Googleスプレッドシートでは同時編集も可能となるため、チームでの作業にも向いていると言えるでしょう。
対応デバイスはPCのほか、スマートフォンやタブレットにも対応しています。
しかし、モバイル端末はPCに比べると動作が重くなるデメリットもあるため、1シートに多くのデータを入力する場合には注意が必要です。
無料なので使いづらく感じる部分もあるかもしれませんが、機能が豊富でできる内容が多いため、多くの企業で導入されています。
Asana
価格 | Basicのみ無料(有料プランあり) |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・無制限のタスク ・プロジェクト作成 ・メッセージ ・アクティビティログ ・リストビュープロジェクト ・プロジェクトのボードビュー ・アプリとの連携 |
Asanaの特徴
AsanaはBasicプランが無料で利用できるタスク管理ツールです。
無料版での制限としては、共同プロジェクト人数が15人まで、ファイルストレージが100MBまでとなっています。
そのため、大規模なプロジェクトで活用することは難しいですが、個人や小規模チームには十分活用できるでしょう。
実際に無料でもプロジェクトの管理やメッセージ、アクティビティログなどは無制限で利用できます。
また、スマートフォンとの連携も簡単に行うことができるため、どこにいても業務内容を確認することが可能です。
万が一プロジェクトの規模が大きくなり、管理する業務が多くなったときにはPremiumやBusinessプランがあるため、加入すればすべての機能を無制限で使えます。
大手企業も導入するほど人気のサービスとなっているため、最初は無料で利用したいけど、後々有料プランも考えている企業は導入を検討してみてください。
Notion
価格 | パーソナルのみ無料(有料プランあり) |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・ページ数とブロック数が無制限 ・5人まで共有可能 ・デバイス間での同期 |
Notionの特徴
Notionは、タスク管理に特化したサービスとして小規模事業者から大企業までが導入しています。
幅広い企業に導入されている理由の一つとしては、どんな業種にもフィットする機能が揃っているからです。
例えば、エンジニアならリリース予定を調整し、プロセスを体系化することでスピーディなリリースを実現できます。
また、操作方法もシンプルなので、サービスを初めて導入する企業にとっても使いやすいと感じるでしょう。
しかし、Notionではパーソナルプランのみ無料で利用できます。
無料プランには制限があり、共有などは5人までです。
そのため、規模が大きなプロジェクトの場合は有料プランを選んだほうがストレスフリーで利用できます。
Evernote
価格 | 無料(有料プランあり) |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・2台までの端末に同期可能 ・月間60MBまでアップロードできる ・ホーム画面にウィジェットを作成 ・検索機能 ・ノート上限25MBまで |
Evernoteの特徴
Evernoteは、ノートやタスク、スケジュールを一つにまとめられるシンプルなサービスです。
シンプルでありながら多機能なメモ帳という感じなので、個々の仕事を管理したいときには十分に活用できるでしょう。
しかし、無料版では多くの制限があるのも特徴の一つです。
例えば、多くのファイルをアップロードするケースや、ノートを25MB以上使用する状況では制限がかかってしまうため使うことができなくなります。
使用状況によっても異なりますが、特にチームで利用したいときや、大規模なプロジェクトなどにはあまり向いていません。
【有料】チーム向けタスク管理ツールおすすめ7選
個人管理や小規模なチームでプロジェクトを進める場合には、無料ツールでもストレスなく使うことができるでしょう。
しかし、無料版には機能が制限されていることも多く、すべての機能を使うことはできません。
せっかくツールを導入するなら、制限なく快適に使いたいと思われている企業も多いでしょう。
ここでは有料版のタスク管理ツールの紹介をするので、有料サービスでおすすめのものがないか探している企業は参考にしてみてください。
Backlog
価格 | ・スタンダードプラン 月額12,980円 ・プレミアムプラン 月額21,780円 ・プラチナプラン 月額55,000円 ※30日間無料トライアルあり |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・カンバンボード ・Wiki ・ガントチャート ・カスタム属性 ・プロジェクト整理 ・ファイル共有 ・お知らせ機能 ・IPアドレス制限 ・外部サービス連携 |
Backlogの特徴
Backlogは、チームのタスクやプロジェクト管理に特化したサービスです。
幅広い業種から活用されていますが、その中でもバグ管理システムに対応していることもあってソフトウェア開発やWEB制作業務などで愛用されています。
デザインは至ってシンプルで直感的に操作しやすいのが特徴です。
そのため、初めて導入する企業にとっても使いやすいと感じるでしょう。
その他にもプロジェクトの進捗状況を一目で把握できる機能も備わっており、具体的にはカンバンボードやガントチャート、バーンダウンチャートです。
メールやスプレッドシートと比べてもプロジェクトの進捗を可視化しやすくなるので、遅延タスクを激減させることができるでしょう。
Backlogには30日間の無料トライアル期間があります。
まずは試してみたいという方は、公式サイトから無料トライアルを開始してみてください。
Group Task
価格 | ・スタンダードプラン 1日10円 ・プレミアム 月額8,500円 |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・グループ機能(メンバーの招待、顧客の招待、マネージャー権限の設定) ・利用メンバー指定制限 ・タスク機能(作成、管理、優先度設定、期日設定、振り分け設定) ・セキュリティ(二段階認証、グローバルIPアクセス制限、ログインログ) |
Group Taskの特徴
Group Taskは、タスク管理ツールの中でも最もリーズナブルに利用できるサービスです。
制限はありますが無料で使えるフリープランもありますし、最大でも月額8,500円までしかかかりません。
そのためできる限りコストを抑えながら利用したい企業にとってはおすすめと言えるでしょう。
Group Taskでは「依頼した仕事が期日までに完了していない」「タスクの管理ができず作成しても放置されている」などの問題を解決できます。
シンプルでありながら十分な機能が備わっているため、社内でも浸透しやすく、使いづらいなどストレスを感じることもありません。
シンプルなタスク管理ができ、情報共有も可能なサービスを探している企業は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
TimeTracker NX
価格 | お見積り |
対応デバイス | ・PC |
主な機能一覧 | ・工数管理 ・プロジェクト計画 ・進捗管理 ・システム間の連携 ・要求、不具合の管理 ・Excelとの連携 |
TimeTracker NXの特徴
TimeTracker NXは、ソフトウェア開発やハード設計、WEB制作、営業など、現場志向に基づいて作られたタスク管理ツールです。
機能についても優れており、例えば工数管理はドラッグ&ドロップによって1分で作成ができるなど全く負担がかかりません。
画面デザインもExcelなどと比べてシンプルでわかりやすいため、メンバー全員に定着させやすいメリットもあります。
また、入力されたデータは、表やグラフとしても表すことが可能です。
これにより、データをチェックしながら業務を改善させていくこともできます。
特定の業種に特化したタスク管理ツールとなりますが、特に機能面が優れているため、当てはまる企業は導入について検討してみてはいかがでしょうか。
CrowdLog
価格 | お見積り |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・売上や予算の管理 ・ガントチャートによるタスク管理 ・外部サービス連携対応 |
CrowdLogの特徴
CrowdLogは、簡単に説明するとExcelでの管理で悩んでいる企業の悩みを解決できるタスク管理ツールです。
例えば、操作性の高さは魅力の一つでしょう。
Excelは入力操作で難儀に感じることがありますが、CrowdLogはドラッグ&ドロップするだけで情報を入力できます。
さらにスマートフォンからもドラッグ&ドロップできるなど、どこにいても操作できる環境が整っています。
また、業務数値を簡単に見える化できるのも魅力の一つです。
CrowdLogではガントチャートを活用できるため、入力されたデータは自動的に表やグラフとして表示できます。
メンバーが確認しやすい環境が整っているため、業務効率をさらに良くすることができるでしょう。
導入企業はシステム開発やコンサルティング、建設や製造など幅広い業界から支持を得ているので、どの業界でも簡単に活用できるタスク管理ツールをお探しの場合は、導入を検討してみてください。
Jooto
価格 | ・スタンダードプラン 1ライセンスあたり月額500円 ・エンタープライズプラン 1ライセンスあたり月額1,300円 |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・タスク管理機能 ・ガントチャート ・プロジェクト横断管理 ・コミュニケーション機能 ・外部連携サービス ・データ、ファイル共有 ・ |
Jootoの特徴
Jootoは、導入企業数約1,700社を突破し、幅広い業界で活用されているタスク管理ツールです。
料金プランはシンプルで、4名まで無料で活用することができ、それ以降は1名追加ごとに料金が発生する仕組みになります。
Jootoは、メンバーの進捗状況やタスクの全体量が一目でわかりやすいデザインです。
視覚的にわかりやすいため、メンバー全員に浸透しやすいのが特徴と言えるでしょう。
また、プロジェクト横断管理機能があるため、チェックしたい業務や納期が近いものだけを絞り込むことも可能です。
これにより、どれだけプロジェクトが多くても管理がしやすくなるので魅力的と言えるでしょう。
機能面に優れながら操作しやすく開発されているため、初めて導入される企業も安心です。
Wrike
価格 | ・Professional 月額約1,120円 ・Business 月額約2,834円 ・Enterprise お見積り |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・ワークフロー作成 ・ガントチャート ・オンライン校正機能 ・レポート共有 |
Wrikeの特徴
Wrikeは、世界で20,000社、国内でも1,000社以上が活用するタスク管理ツールです。
リーズナブルでありながら幅広い機能に対応しているのであらゆる業界から人気があります。
Wrikeでは、業務に応じたワークフローの作成ができます。
これにより、それぞれのタスクの最新の進捗状況を一目で把握できるようになるため、管理しづらいとなることはありません。
また、かんばん表示によりダッシュボードに一覧表示ができる機能もあります。
より見やすいデザインで開発されているため、テキストだけの管理ツールと比べても操作がしやすいと感じるでしょう。
その他にもオンライン校正機能により、業務に修正が必要なケースがあればWrikeから簡単に指示を送れます。
メールや電話を使用して指示することがなくなるため、業務の効率化につなげられます。
Wrikeは、特に使いやすさに重点を置いており、コストもリーズナブルなので、どの企業でも導入しやすいと言えるでしょう。
todoist
価格 | ・プロ 月額338円 ・ビジネス 月額558円 ※無料プランあり |
対応デバイス | ・PC ・スマートフォン ・タブレット |
主な機能一覧 | ・タスククイック追加 ・繰り返しの予定日 ・セクション&サブタスク ・優先度設定 ・お気に入り ・リマインダー ・プロジェクトの共有 ・通知 ・画面管理(カスタマイズ) ・外部サービス連携 |
todoistの特徴
todoistは、世界で1,000万人以上が利用しているタスク管理ツールです。
どんな端末にも対応しているため、どこにいても作成や編集を行えるのが魅力の一つとなっています。
todoistにはストレスなくプロジェクトを管理できるアクティビティログがあります。
チームメンバーの業務内容を管理者が一目で確認できるため、やり忘れなどを防ぐことが可能です。
また、高い安全性と信頼性も魅力的な部分と言えるでしょう。
todoistは銀行レベルの暗号化とも言われており、SSL暗号化を施してデータを保護してくれます。
その他にも自動バックアップや24時間365日の同期など、データが消えてしまう万が一を防ぐこともできるのです。
機能面、安全面に優れているサービスなので、規模が大きなプロジェクトでも安心して活用できます。
todoistでは30日間の無料トライアルや、制限はありますが無料プランも取り扱っています。
まずは試すことから始めてみたいという企業は、これらのプランの活用も検討してみてください。
タスク管理ツールの種類と基本機能
タスク管理ツールには、いくつかの種類とさまざまな基本機能があります。ツールによって多少は異なりますが、まずはタスク管理ツールについての理解度を上げるために確認してみましょう。
タスク管理ツールの種類
タスク管理ツールには、クラウド型とインストール型の2種類があります。
それぞれの特徴について紹介するので参考にしてみてください。
クラウド型
現在、主流となっているタスク管理ツールがこのクラウド型です。
クラウド型は、オンライン上で操作が可能となるため、インターネット環境があればどこでも操作できるのが特徴となります。
また、クラウド型は基本的に月額制を採用しているケースがほとんどです。
設備導入費用などもかからず、月額料金だけを支払えば使用できるため、導入に莫大な費用が必要になることもありません。
現在ではコロナ禍ということもあり、テレワークの環境整備が進められています。
クラウド型なら今の状況にも適しているため、初めて導入するならクラウド型を検討してみてください。
インストール型(オフライン)
インストール型は、PCにアプリケーションを取り込んで利用する方法です。
クラウド型に比べ、インターネットに接続しなくてもオフラインで使用できるメリットがあります。
また、外部サーバーを使用することもないため、セキュリティ面にも優れているのが特徴です。
しかし、長期的な利用は向いていません。
例えば、PCを買い替えた場合、スペックに対応していないケースも出てきてしまいます。
また、バージョンアップにコストがかかることもあるため、使い勝手はそれほどいいとは言えません。
タスク管理ツールの基本機能
タスク管理ツールでできる基本的な機能は下記のとおりです。
- プロジェクト管理
- ToDoリストの作成
- スケジュールの管理
- 通知機能
- 通知機能
プロジェクト管理
複数のプロジェクトを立ち上げることができ、各業務にメンバーを招待することが可能です。
公開範囲を設定して特定のメンバーだけに情報を共有できますし、一括で進捗状況を確認することもできます。
ToDoリストの作成
ToDoリストを作成し、やるべきことを一覧で表示できます。
ToDoリストがあれば、パッと見るだけでやらなければならない業務を把握できるため、うっかり忘れてしまうことを防げます。
タスクの整理整頓にも役立つため、プロジェクトを行ううえで便利な機能です。
スケジュールの管理
プロジェクトの工程スケジュールを詳細に決めることができます。
また、プロジェクトの開始日や納期なども個人で管理することが可能なため、抜けや漏れをなくして業務を進められます。
通知機能
各プロジェクトに新しい情報が共有されたり、タスクの締切日などを知らせるための通知です。
自動的に知らせてくれる機能となりますので、やり忘れなどを防ぐことができます。
タスク管理ツールの選び方
タスク管理ツールは、さまざまな企業がサービスを提供していますので、自社に合うサービスを選ぶことが大切です。
ここでは選ぶ際に重視したいポイントを中心に紹介するので、選定の参考にしてみてください。
個人で利用するかチームで利用するか
有料のタスク管理ツールの多くは、大規模な人数のタスク管理を前提としています。
個人で利用する場合やオフラインで利用する場合には、無料のタスク管理ツールやアプリで十分かもしれません。
外出先で使用する場合には、タスク管理アプリも検討してみましょう。
目的に合う機能があるか
最も重視しなければならないのが、自社に合う機能が揃っているタスク管理ツールかどうかです。
例えば、メンバー間の情報共有に特化したサービスもあれば、エンジニア向けの開発に特化したサービスもあります。
それぞれのツールによって力を入れている部分も異なるため、目的を明確にしてから選ぶことが大切です。
タスク管理ツールを選定する際には、できれば使用するメンバーにヒアリングを行い、どんな機能が必要なのかしっかりと調査しましょう。
負担のない価格か
タスク管理ツールを導入するにあたって、機能の次に重視すべきポイントがコストです。
例えば、どれだけ機能が優れていたとしても、経営に影響が出るようなコストの高い製品を選んでしまっては意味がありません。
ツールによって料金体系もさまざまですし、初期費用の有無なども異なります。
トータルでどのくらいの料金になるのかは、事前に見積をしながら契約について考えましょう。
外部ツールへの連携の有無
タスク管理ツールには他ツールへの連携ができるものも多くありますが、中には提供している会社のサービスとしか連携できないものも存在します。
このような状況になると、今まで使用していたサービスをすべて解約して新たなサービスと契約しなければなりません。
使い勝手が悪くなってしまうため、他社外部サービスとの連携ができるかも必ず確認しましょう。
サポート体制のチェック
タスク管理ツールを初めて導入する場合、わからないこともいくつか出てくるかと思います。
このようなケースでもスムーズに対応できるよう、サポート体制が充実しているサービスを選びましょう。
サポート体制を重視して選ぶ場合は、できれば日本のサービスの利用がおすすめです。
タスク管理ツールには海外製のものも多く、サポートはしてくれるものの英語で対応されることもあります。
英語が理解できないと問題を解決できないことにもつながるため、特に初めて導入するケースでは日本のサービスが安心です。
タスク管理ツールを導入するメリット
タスク管理ツールには、さまざまな便利機能が搭載されています。
導入することで得られるメリットも多いため、ここでは特に魅力的な部分を紹介します。
タスクの進捗がリアルタイムで確認できる
アプリのタスク管理の中には、進捗状況を毎回同期しないとチェックすることができないものも多くあります。
基本的にチームで共有し、リアルタイムで確認できるものは少ないですが、タスク管理ツールならリアルタイムで状況を確認することが可能です。
毎回同期する必要もないため、より効率的に作業を進められます。
特にチームでプロジェクトを進めていくのであれば、ツールの導入を検討したほうがいいでしょう。
セキュリティが安全
スマートフォンで利用できるアプリは、開発元が個人の場合や、どこの会社かわからないことも少なくありません。
機能が便利でも、万が一情報漏えいなどが発生してしまったら大変です。
特に企業が進めるプロジェクトにはさまざまな機密情報があるため、セキュリティの安全性は最も重視しなければなりません。
誰が開発したかわからないアプリでは心配要素がありますが、ツールであれば開発元がしっかりとしていることや、セキュリティを強化している運営会社が多いです。
そのため、安心して利用できる環境を整えたいと思うのであれば、やはりタスク管理ツールを選んだほうがいいでしょう。
外部サービスとの連携ができるツールが多い
企業規模でタスク管理を行う場合、すでに導入している外部サービスとの連携をしたいと思うケースも多いでしょう。
アプリの中には外部サービスとの連携ができるものもありますが、幅広くは対応していないケースがほとんどです。
タスク管理ツールなら、Gmailやカレンダー、スプレッドシート、ChatWorkなどとの連携ができるものが多いため、今の業務環境を変えることなく導入できるでしょう。
コミュニケーションに特化しているツールが多い
エクセルなどでタスク管理を行う場合、メンバーとの連絡はメールや電話を活用するケースがほとんどです。
基本的にタスク管理で連絡までまとめて行うことは難しいのですが、タスク管理ツールならメンバーとのコミュニケーションも考えた設計となっています。
具体的にはチャットや音声電話、ビデオ通話などに対応しているものも増えているのです。
わざわざスマートフォンから電話をかける必要もなくなりますし、メールを作成する手間もありません。
業務をより効率的に行うための機能が備わっているため、導入する企業が増えています。
まとめ
今回は脱Excelを目指す企業向けに、おすすめのタスク管理ツールについてご紹介しました。
使い勝手がいいため、基本的にはストレスフリーで使用することができるでしょう。
おすすめのツールは無料と有料に分けて紹介しましたが、どちらにもメリットはあります。
しかし、無料ツールは個人や小規模向けとなっており、制限などもあるため使いづらく感じることもあるかもしれません。
それに比べて有料ツールは、月額料金が必要ですが制限がないものがほとんどです。
すべての機能を快適に使いたいのであれば、できる限り有料ツールの選択をおすすめします。
タスク管理ができるサービスには種類も多いので、選定に悩んでいる場合はおすすめした中から自社にマッチするものを選んでみてください。