停電する前に対策しておきたいことを解説!事例やおすすめポータブル電源もご紹介!(個人・法人)

※この記事には一部PRが含まれます。

「停電対策は何をすればいい?」
「ポータブルバッテリーはどれがおすすめ?」

停電が発生した場合に事前に対策をしているかで大きく変わります。
この記事では、皆さんが抱えている停電のお悩みを解決します!

目次

停電が発生!どのような影響が予想できる?

日本は地震大国なこともあり、かなりの頻度で災害が起きていますよね。

そんな時に懸念されるのが停電です

停電は私たちが生活するうえで損害が大きく、対策しなければなりません。
でも対策って何からするべきなのかわかりませんよね。

そこでこの記事では、停電による影響と停電対策のポイントを紹介します。

記事を読み終えると、停電対策の知識が付き、何をすればよいかが理解できるようになります。
停電は対策をしているかどうかで大きく差が生まれるのでぜひ対策しましょう。

大規模な停電が発生した3つの事例

最初に、停電による影響がどれほど危険か、事例を交えて解説していきます。

2018年 北海道胆振東部地震

引用元:札幌市ホームページ

北海道胆振東部地震は、最大震度7の北海道の地震で起こった停電の事例です。

地震が大きすぎるあまり、北海道全域が停電するという異例のトラブルが発生しました。

地震による停電の影響が大きく、停電が解消されるまで2日かかりました。
2日間電気が使えないのはとても不便に思えますが、じつは想定よりも早く復旧し、北海道電力の対応力が評価されました。

とはいえ、2日で早い方なのが怖いですね。

2018年 台風第21

引用元:JIJI.com 

2018年の台風21号の影響により、関西地方を中心に停電を起こした事例。

電柱も倒れるほどの暴風雨で電力を停電させ、最大停電件数は最大で168万件にも上りました。

台風の影響が強く、被害が大きくなると想定されており、事前に対策をしていたにも関わらず、復旧するのに3日かかりました。

房総半島台風

引用元:市民防災研究所

令和元年に発生した台風15号による停電の事例。

房総半島での被害が特に大きく、南房総市では約23,000軒が停電したのは、まだ記憶に新しいですよね。

山間部でもあったため、復旧するのに約2週間もかかりました。

 

このように、災害による停電の被害は高確率で起こり、停電も1日2日で治らないこともあるので、電力会社だけでなく個人での対策も必須と言えます。

停電が起こる6つの原因

事例を確認したところで、次は停電が起きる原因を紹介していきます。

停電が起こる原因6つ
  1. 家電製品の使い過ぎ
  2. 計画転電
  3. カラスやハトなどの巣
  4. 系統崩壊
  5. 人為災害
  6. 自然災害

停電が起こる原因1
家電製品などの使いすぎ

家電製品の使いすぎは、一番代表的な停電の原因です。

みなさんも色々な家電を使っていたらブレーカーが落ちてしまった、なんて経験があるのではないでしょうか?
家電製品の使いすぎによる停電は、使用している電力が契約A数を上回ったことで発生します。

電気を同時に使いすぎると停電する可能性があるので気をつけましょう

停電が起こる原因2
計画停電

電力会社が停電することを伝え、計画した停電を行うこと。

夏のエアコンや扇風機、冬のストーブや暖房など、電気の需要が高まると、電気の供給が遅れて大規模な停電が起こる恐れがあります。

ですが需要の高まる時期に備えて一時停電することで、大規模な停電を防げます。

停電が起こる原因3
カラスやハトなどの巣 

鳥が電柱に巣を作ると停電するおそれがあるのです。

理由は、鳥が巣を作るのに必要な木の枝や金属類を持ち込んでしまい、金属類が電線に接触して停電を招くケースがあるからです。

停電が起こる原因4
系統崩壊

系統崩壊とは、電気の使用量が高まることで供給が間に合わなくなった結果、停電が起こってしまうことです。

系統崩壊が起こると、復旧までに2~3日かかるため、電力会社は対策として計画停電を行います。

まさに計画停電は系統崩壊を防ぐ対策法といってよいでしょう。

停電が起こる原因5
人為災害

交通事故などの人為的な災害で電柱や電線が壊れて起こる停電。

予測不能の停電なので、計画停電のような事前の準備などができません。
そのため、いつでも耐えられるようにある程度の準備をする必要があります。

停電が起こる原因6
自然災害

私たちが1番対策すべきはやはり自然災害でしょう。

自然災害は人間の力では防ぐことが不可能で、被害のレベルによっては命の危険があるからです。

台風や地震で電柱が倒れたり、電線が切れてしまうのが主な原因と考えられます。

人為災害と同じく、自然災害はいつ発生するかが予測不能です。
しかし、対策をする事は出来るので、日頃から対策をする事が非常に重要です。

やっておくべき!停電対策

停電した時に使える便利な知識や道具を紹介していきます。

停電時に必要な道具・知識
  1. 防災グッズを1週間を目安に用意しておく
  2. パソコンとUPS(無停電電源装置)を接続しておく
  3. 避難の際には必ずブレーカーを落としておく
  4. 冷暖房器具を用意しておく

防災グッズを1週間を目安に用意しておく

まず前提として、防災グッズを1週間分は用意しておきましょう。

事例でも見たように、1番気をつけるべきは災害時に起こる停電です。
前もって準備していた状態でも2~3日、通常なら1週間近くかかります。

余裕をもって1週間分を目処に用意しておきましょう。

主に必要になるのは缶詰やお菓子、飲料などの非常食、電気が必要なときに便利な懐中電灯、ライターなども準備しておくと心強いですね。

防災グッズ
  1. 缶詰、お菓子
    (調理が必要ない食料)
  2. 飲み水(1~3L/1日)
  3. 懐中電灯
  4. モバイルバッテリー
  5. ライター
  6. ろうそく

    パソコンとUPS(無停電電源装置)を接続しておく

    USPとは、電気が使えなくなった時に一定の間、電気を供給してくれる装置。

    USPとパソコンを接続しておかないと、万が一パソコン作業中に停電が起き、

    電気が切れたときに強制シャットダウンされてデータが消えてしまうことがあるからです。

    パソコン作業を日常から行っている人は、停電でデータが消えたら致命傷なので必須対策ですね。
    接続しておけば、USPが電気を供給してくれるのでパソコン画面が急に消える心配もありません。

    USPのバッテリーは長期間継続しないので、データの保存を最優先で行いましょう。

    避難の際には必ずブレーカーを落とす

    停電の後は通電火災が発生しやすいです。

    通電火災とは、停電復旧後に家で散乱している電気器具が可燃物と接触して起こる火災のことです。

    自然災害などにより、避難しなければいけない時は必ずブレーカーを落としましょう。

    停電により避難しているときに火災が発生すると、周りに人がいないため火災に気づかず、大火事になって近隣の建物にも迷惑をかけます。

    必ず避難する際はブレーカーを落とし、避難から帰ってブレーカーを上げるときも火事になりそうな物が接触していないかチェックしましょう。

    知っておくだけで停電による危険なリスクは防げます。

    冷暖房器具を用意しておく

    停電が真夏の昼間に起こったらどうでしょう。
    暑すぎて命の危険も考えられます。
    逆も然りで、真冬の朝や夜は身が凍るほどの寒さに。

    停電に季節は関係ないのでいつ起きても大丈夫なように、ポータブルバッテリーなどを準備しておくと例暖房器具が使えて対策になります。

    ポータブルバッテリーがあれば安心

    ポータブルバッテリーとは、簡単に言うと「モバイルバッテリーの特大容量モデル」です。

    モバイルバッテリーが利用できない家電にも電気を供給できて、出力量や機能面も高性能なバッテリーです。

    ポータブルバッテリーのメリット
    1. モバイルバッテリーが使えない家電にも使える!
    2. 室内でも利用可能!
    3. 停電時でも心に余裕をもてる!

    ポータブルバッテリーのメリット1
    モバイルバッテリーが使えない家電にも使える!

    停電時の環境によっては、エアコンなどの冷暖房器具を使用しないと命に関わることがあります。
    また、調理するときにIHや電子レンジなどを利用した方が良い場合があります。

    そんなときにポータブルバッテリーを使えば、モバイルバッテリーでは動かせない家電を使うことができます。
    停電中でも最低限快適に過ごせます。

    ポータブルバッテリーのメリット2
    室内でも利用可能!

    発電機などは一酸化炭素などを排出したり、大きな音が出たりと、室内で使うには向いていません。

    しかしポータブルバッテリーなら、もともと充電しておいたバッテリーを消費するので排気ガスもなく、音も静かです。

    災害の二次被害のリスクを軽減させるためにも、ポータブルバッテリーはおすすめです。

    ポータブルバッテリーのメリット3
    停電時でも心に余裕をもてる!

    停電や災害が起こると、多くの人は心の平静が乱れ、冷静な判断を下せなくなったり、パニックになったりします。

    そんなときにポータブルバッテリーを準備していれば、心の状態が全く異なります。

    自分自身の身や家族の安全のためにも、心の余裕を確保できるようにポータブルバッテリーを容易しておくのは、有効な一つの手段だと思います。

    ポータブルバッテリーのデメリット
    1. 重量がある!
    2. 値段が高い!

    ポータブルバッテリーのデメリット1
    重量がある!

    ポータブルバッテリーはどこでも利用できますが、容量が大きくなるに伴い重量も重くなっていきます。

    素早く移動したいときや、力の弱い方が利用する際は、少し不便に感じてしまうでしょう。

    解決策として、小型のポータブルバッテリーを複数用意しておくと良いです。

    ポータブルバッテリーのデメリット2
    値段が高い!

    ポータブルバッテリーは高性能なものになるほど、容量が大きくなればなるほど、値段は高くなっていきます、

    今回おすすめするポータブルバッテリーも値段は高いですが、自分や家族の命を考えると用意しておいた方が良いでしょう。
    災害は不規則ですからできるだけ早めに準備をしておくのが得策です。

    ポータブルバッテリーがあるとないとでは、停電時の過ごし方に大きく差が出ます。

    発電機は注意が必要!

    同じく電気を供給する機械として発電機がありますが、発電機は発電時の音や匂いがあり、室内で使ってはいけません。

    密室状態で発電機を使うと、排気による一酸化炭素が排出され、一酸化中毒になってしまいます。

    危険ですから発電機ではなく、ポータブルバッテリーを使いましょう。

    個人宅向け・法人向け別のおすすめのポータブル電源はこちら

    家に置くポータブルバッテリーに重要なのは容量(Wh)

    個人宅では災害に備える場合、容量が1000Wh以上の製品がおすすめ。

    1000Whあれば、冷蔵庫など色々な家電に対応ができます。

    また、災害時に避難する際に持ち運びができる重さも重要になります。

    非難は一刻を争いますから、できるだけ軽いポータブルバッテリーを選びたいところ。

    エコフロー「EFDELTAEFDELTA1300-JP

      特長
      ・1時間でゼロから80%へ充電可能
      ・最大13台のデバイスを同時充電可能
      ・大容量なので家電製品や重度のDIYツールにも電力を供給可能
      容量参考価格重量
      1260Wh111,600円(セール価格)14 kg  
      引用元:EcoFlowJapan


      アンカー・ジャパン「Anker PowerHouse II 800A1750511

      特長
      ・大容量なのに大きすぎないサイズ感
      ・残り時間が分かるディスプレイ搭載
      ・高い強度と耐久性をもつ
      容量参考価格重量
      777Wh74,800約 8.3 kg

      引用元:Anker


      デザイン重視(個人宅向け)

      ポータブルバッテリーはどうしても大きいので威圧感が出てしまうでしょう。

      次はそんな悩みを解消できる、インテリアとしてもデザインがばっちりなポータブルバッテリーを紹介していきます。

      AUKEYPower Ares 200PS-ST02

      特長
      ・防災推奨品マーク取得
      ・日常使いにもおすすめ
      ・場所に合わせて様々な方法で充電可能
      容量参考価格重量
      219Wh21,5822.5 kg

      引用元:AUKEY


       

      エコフロー「RIVER Plus

      特長
      ・1時間以内でゼロから80%へ充電
      ・別売りのエクストラバッテリーを使って容量アップ可能
      ・最大10台のデバイスへ同時給電
      容量参考価格重量
      360Wh49,5005.4kg

      引用元: EcoFlow Japan


      AUKEYPowerStudio 300PS-RE03

      特長
      ・生活空間に馴染むおしゃれなデザイン
      ・持ち運びらくらく
      ・停電時に役立つライト付き
      容量参考価格重量
      297Wh39,8003.7 kg  

      引用元:AUKEY


      オフィスや事務所に大容量ポータブルバッテリー(法人・個人事業主向け)

      オフィスや事務所では使う電力も多く、容量がかなり大きいものでないと足りません。

      そこで今回は、オフィスでも足りる大容量なポータブルバッテリーを紹介します。

      POWERGATE JAPAN

      オフィスなどを構える法人や個人事業主におすすめなのは、POWERGATE JAPANの蓄電池です。

      特徴としては国内初の7000Whを実現しており、人数が多い施設やオフィスなどでも安心です。

      最軽量タイプは、7.3kgと軽量で、大容量タイプはハンドル付きで持ち運べるので移動は問題なし。

      容量が大きい分、色々な機材に電気を供給できますし、パソコンやプロジェクターなどの精密機械にも対応可能。

      今の時代、デスクワークが増えてきているので、対策をしておかないと停電時にかなりの損失がでる恐れがあるでしょう。

      災害はいつ起こるかわからないので、ぜひ検討して会社や仲間を守りましょう。


      まとめ

      停電による被害はみなさんが実際に想定しているより被害が大きく、復旧するまでに時間がかかります。

      何度も言いますが、1番怖いのがいつその時が訪れるかわからないこと。

      大事な家族を守るためにも、会社を守るためにも、知識やポータブルバッテリーで対策しましょう!

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