インバウンドマーケティングの事例まとめ!toBとtoCに分けて紹介
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・インバウンドマーケティングを始めようと考えている

・どのようにインバウンドマーケティングを行えば成功できるのか

 

本記事では、上記のような悩みや疑問を解決していきます。

日本には複数の種類のマーケティング手法がありますが、その中でもインバウンドマーケティングは効果が出やすい施策の1つになっています。

しかしながら、インバウンドマーケティングをどのように活用すれば良いのか疑問を抱いている人も多いはずです。

そこで本記事では、インバウンドマーケティングを活用して成功した企業の事例を紹介しました。

それだけでなく、インバウンドマーケティングを始める際の注意点や、成功している企業の特徴もまとめています。

インバウンドマーケティングの事例(BtoB)

それでは、インバウンドマーケティングで成功したBtoBの企業を紹介していきます。

SO Technologies株式会社

引用元:https://www.so-tech.co.jp/

SO Technologies株式会社が運営しているWEBマーケティングの情報発信メディア「LISKUL」は、自社内だけでコンテンツを作成して集客に成功した事例の1つになります。

月間80万アクセスを超える集客力だけでなく、資料請求数が1000を超えていてコンバージョン率が高いのも強みの1つです。

集客ができているメディアの中で、なかなかコンバージョンできないという悩みを抱えている企業は多いでしょう。広告予算を使って集客するのは素晴らしいですが、コンバージョンされなければ意味がありません。

これからインバウンドマーケティングを始めるのであれば、SO Technologies株式会社のように「集客」と「コンバージョン」を重視しましょう。

freee株式会社  

引用元:https://www.freee.co.jp/

freee会社はブログ記事だけでなく、動画にサービス紹介や、ホームページにサービス紹介ページを作るなど、コンテンツを充実させて顧客を獲得しています。

販売しているサービスが会計ツールで、導入しても活用できるのか不安を抱いている人は少なくないはずです。

そこで丁寧にサービスに関して説明している動画やコンテンツがあれば、不安が解消されて顧客を獲得できます。

また商品紹介だけでなく認知度を上げるために、SNSに取り組んでいるのも株式会社freeeの魅力の1つです。TwitterだけでなくfacebookやYouTubeなど、様々な媒体で情報発信しています。

これからインバウンドマーケティングを始めようと考えている企業は、メディアだけでなく様々な種類の媒体でコンテンツ発信することで、販路を広げられると覚えておきましょう。

株式会社キーワードマーケティング

引用元:https://www.kwm.co.jp/

WEBマーケティングの事業を展開している株式会社キーワードマーケティングは、顧客リストを解析してアプローチしたことでインバウンドマーケティングに成功しました。

株式会社キーワードマーケティングはアウトバウンドで営業していたようですが、アプローチできる数や掛かる時間に限界を感じていたようです。

そこで顧客リストをインバウンドでアプローチするために、アクセス情報などの解析を始めました。

その結果、半年で1700件のリードを半年間という短い期間で獲得できたようです。

インバウンドマーケティングではアプローチするだけでなく、解析が非常に重要なポイントになります。

現在はツールを使って解析すれば、閲覧サイトなどの情報を簡単に収集できるので、最適なアプローチを行うことが可能です。インバウンドマーケティングは、コンテンツを作るだけでなく、顧客の解析も必要だと覚えておきましょう。

株式会社ブイキューブ

引用元:https://jp.vcube.com/

株式会社ブイキューブは、WEB会議アプリケーションの開発を行なっている企業です。

マーケティング活動の成果が正確に可視化できていなかった株式会社ブイキューブは、MA(マーケティングオートメーション)を活用して分析を行いました。

その分析結果から、ユーザーの特性に合わせた情報をコンテンツで発信したことで集客に成功しています。具体的には、記事公開から8ヶ月で検索流入が40~45倍になっています。

それだけでなく、自社で開催しているセミナーでは、参加者の半数近くが案件に繋がったようです。

顧客を分析して最適なコンテンツを発信することで、集客できるだけでなくコンバージョン数を上げることもできたという事例になります。

株式会社ルーシー

引用元:https://lucy.ne.jp/

株式会社ルーシーは、コンテンツマーケティングの情報発信をしているメディア「バズ部」を運営している企業になります。

バズ部の最大の魅力は、コンテンツ内容に興味を持ったユーザーに対して、無料で資料を提供しているという点です。

無料で資料を請求する際にメールアドレスなどの簡単な情報を回収できるので、顧客リストを集めることができます。

実際にコンテンツで集めた顧客リストに対してアプローチして、案件を獲得しているようです。

無料で情報を発信して興味を持った人をリスト化してアプローチするのは、非常に有効な手の1つと言えるでしょう。

インバウンドマーケティングの事例(BtoC)

先ほどはBtoBでインバウンドマーケティングに成功した企業の事例を紹介しましたが、次はBtoCで成功した企業の事例を紹介していきます。

アイリスオーヤマ株式会社

引用元:https://www.irisohyama.co.jp/

アイリスオーヤマは、自社で有益なコンテンツを発信するだけでなく、ブロガーに依頼して制作している連載や、サイト会員を巻き込んだ口コミ投稿などでコンテンツ発信しています。

インバウンドマーケティングの多くは企業から顧客に向けて一方的にアプローチするのが一般的ですが、アイリスオーヤマは顧客を巻き込むことで確実にサイトのファンを増やしているのが特徴です。

ファンを集めて多くのユーザーを抱えたサイトで自社ECサイトに誘導して、成約数を上げています。これからインバウンドマーケティングを始めるなら、顧客を巻き込む施策を検討するのも選択肢の1つです。

キリン株式会社

引用元:https://www.kirin.co.jp/

キリン株式会社は、ビールなどを中心に飲料水を販売している企業になります。

他の企業のインバウンドマーケティングと違う点は、コンテンツで自社商品のアピールを行わないところです。

基本的にマーケティングでは自社商品の魅力をアピールしますが、キリン株式会社は自社の商品と相性の良い料理を紹介するコンテンツを作っています。

例えば、ビールと合う料理やレシピなどが紹介されているということです。

自社の商品をアピールしなくても、コンテンツにファンができて認知度が上がり、商品の販売に繋げられると考えているようです。

インバウンドマーケティングの中には、商品を押し売りしすぎて顧客に悪い印象を与えてしまっているケースも少なくありません。

あえて自社商品を紹介しないコンテンツで情報発信するのは、ファンを作るのにおすすめの施策の1つになります。

土屋鞄製造所

引用元:https://tsuchiya-kaban.jp/

土屋鞄製造所は、良質な皮を使った鞄を販売している企業になります。

普通の一般人が知らないような鞄の情報も発信しているため、バズることも多くfacebookでは28万人のフォロワーを抱えているのが特徴です。

少し前まではオウンドメディアでコンテンツを増やして顧客を獲得するというのが一般的でしたが、現在は検索エンジンよりSNSで物事を調べる人も増えています。

これからインバウンドマーケティングを始めるのであれば、SNSの活用は非常におすすめです。

株式会社クラシコム

引用元:https://kurashi.com/

 

株式会社クラシコムは、「北欧、暮らしの道具店」という家具を販売している通販サイトを運営している企業になります。

インバウンドマーケティングでは商品を売り込むコンテンツが多いですが、株式会社クラシコムのコンテンツでは商品の活用方法を解説しています。

商品の活用方法が分かれば、顧客も商品を買う意味を理解しやすいです。

これからインバウンドマーケティングで売上を作りたいのであれば、商品紹介だけでなく、具体的な使い方などを書きましょう。

株式会社RESTA

引用元:https://corporate.resta-home.jp/

株式会社RESTAは、近年爆発的に需要が伸びているYouTubeを活用してインバウンドマーケティングに成功した企業の1つです。

YouTubeなどの動画コンテンツは視覚的に情報収集できるので、視聴者も理解しやすくなっています。

①DIYの方法が文字で書かれている

②DIYの方法が動画で解説されている

上記であれば、確実に②の方が理解しやすいですよね。

これから5Gの時代になれば、今まで以上に動画が見やすい環境になると言われています。

動画と相性の良いサービスを展開している企業は、YouTubeやTikTokなどの動画配信サービスでコンテンツ発信するのも選択肢の1つです。

インバウンドマーケティングで成功している企業の特徴

それでは、インバウンドマーケティングで成功している企業の特徴を紹介していきます。

顧客に有益な情報を発信している

顧客に有益な情報を発信している企業は、徐々にファンが増えて認知拡大に繋がり、顧客を集められるようになります。

有益な情報は自社内で保管しておくと考える企業もありますが、現在は情報過多の時代なので、あまり意味がありません。

しっかりとファンを集めるためにも、有益な情報は包み隠さず発信しましょう。

情報発信してファンが集まれば、色んなビジネスに活用することが可能です。

予算を使っている

しっかりとインバウンドマーケティングに対して予算を使っている企業は、成果が出る可能性が高いです。

やはりインバウンドマーケティングはコンテンツの量が必要になるので、予算を使ってコンテンツを作り続ける必要があります。

もちろん限界はあると思いますが、ある程度のコンテンツを作るためにも、予算は用意しておくことをおすすめします。

外注を活用している

コンテンツの量を自社内で増やすのは難しいので、外注も上手く使うことをおすすめします。

基本的にインバウンドマーケティングを行っている企業の多くは、ライターなどに外注して効率よくコンテンツを発信しているのが現状です。

自社内のリソースだけでコンテンツを作ろうと考えるのではなく、上手く外注を利用することをおすすめします。

SNSで認知拡大される

オウンドメディアなどに比べて拡散性の強いSNSは、インバウンドマーケティングで絶対に活用するべきです。

無料で手軽に始められるだけでなく、オウンドメディアの情報も発信できます。

オウンドメディアを持っていなくても商品の紹介や企業の情報発信ができるので、絶対に活用しましょう。

インバウンドマーケティングを始める際の注意点

今までの記事を読んで、インバウンドマーケティングを始めたいと感じた企業も多いはずです。

しかしながら、インバウンドマーケティングを始めるリスクもあるので、注意点を紹介してきます。

間違えた情報を発信しない

企業が発信するコンテンツは信頼性があると多くの人が思っているので、間違えた情報を発信すると問題になる可能性があります。

自社の商品に関して間違えた情報を発信した場合は、商品の返品対応や最悪の場合は損害賠償に発展する可能性も0ではありません。

これからコンテンツを発信するのであれば、内容に間違いが無いのか確認を徹底できるマニュアルを用意しておきましょう。

商品を売り込みすぎない

マーケティングで失敗してしまう事例の中に、商品を売り込みすぎているというケースがあります。商品を売り込まれすぎると顧客は嫌な印象を持ってしまう可能性が高いので、成約に繋がりません。

実際に先ほど紹介した企業の多くは、自社の商品を売り込みすぎてはいないです。顧客目線になって、何が求められているのか検討してからマーケティング施策を打ちましょう。

炎上リスクがある

コンテンツを発信していると、間違えた情報を発信してしまった場合や、少しの言い回しで炎上に発展するリスクがあります。

炎上すると新規顧客を集めるのが難しくなるだけでなく、既存顧客が離れてしまう可能性も高いです。

これからインバウンドマーケティングを始めるのであれば、マニュアルを決めて発信するようにしましょう。

まとめ

本記事では、インバウンドマーケティングの事例だけでなく、成功している企業の特徴や注意点を解説しました。インバウンドマーケティングは集客施策として非常に有効なので、挑戦する価値は十分にあるでしょう。

注意点としては、コンテンツの内容は入念に確認して発信するようにしてください。炎上などに発展すると経営状態が悪化する可能性も十分に考えられます。

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