「代理店の仕組みはどうなってるの?」
「自社の販路拡大を目指したい!」
ビジネスにおいて代理店という言葉を耳にする機会が増えています。
例えば、旅行代理店や広告代理店などがあげられるでしょう。
近年ではこのようなビジネス形態が増えていますが、具体的に代理店の意味や仕組みはどのようになっているのでしょうか。
また、販売店やフランチャイズとの違いはあるのか気になっている方も多いでしょう。
ここでは代理店展開のために必要な基本的な知識から詳しく紹介するので、新たな経営や販路拡大などについて考えている企業は参考にしてみてください。
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目次
カケハシの特徴
カケハシは、人と人をつなげるためのビジネスマッチングサイトです。
代理店を募集したい人と、新たに事業を始めたい人の目的がマッチしているため、効率よく探せるのが魅力の一つとなります。
カケハシは仲介的な役割としてさまざまなサポートをしてくれるため、特におすすめの代理店募集サイトと言えるでしょう。
代理店とは?
代理店とは、簡単に説明すると商品やサービスを代理で販売してくれるパートナーを意味しています。
例えば、メーカーやブランドから商品を仕入れて販売する仕組みとなりますが、あくまでも一例となり業種や業態によって仕組みが変わります。
また、内容によっては商品を販売するだけではなく、顧客が購入したサービスや商品のアフターフォローまで対応するケースもあるのです。
主に仲介的な役割となり幅広い業務がありますが、形式的には大きく2種類の代理店が存在します。
- サプライ型(顧客供給型代理店)
- シェア型(市場分配型代理店)
サプライ型(顧客供給型代理店)
メリット
- 在庫を抱える必要がない
- 効率よく販路を拡大できる
サプライ型は、商品やサービスを提供するメーカーから顧客リストを共有してもらい、営業をかけて顧客を獲得する仕組みです。
主に「日本中から注文されるサービスではあるが、営業所などを増やすためのコストをあまりかけたくない」などの場合に活用されるケースが増えています。
また、「取り扱っている商材的に販売店を設置する必要がない」商品や、「効率よく販路を拡大していきたい」など、これらのケースではサプライ型を選ぶことが多いでしょう。
具体的には保険代理店などがサプライ型を活用しているケースが多いです。
サプライ型の中でも最もメリットとなる点は、業種や業態によっても異なりますが在庫を抱える必要がないことです。
これにより売れなかった場合に在庫がどんどん増えていき、赤字になってしまったとなることもないので、リスクは低いと言えます。
特に無店舗運営による代理店を用意したいと思っている企業は、サプライ型がおすすめです。
シェア型(市場分配型代理店)
・新規顧客を獲得できる
・コストがかからない
デメリット
・代理店が商品在庫を抱える
シェア型は、本社となる企業が代理店と契約を結び、商品やサービスをそれぞれの地域にある店舗で販売してもらう形です。
サプライ型と異なる点は、代理店が商品在庫を抱える必要があるという点です。
しかし、その商品の人気が高い場合、新規顧客を獲得できたり、売上がアップできたりとさまざまなメリットもあります。
企業側のメリットとしては、商品を売りたい地域に店舗を設置する必要がないため、コストがかからないのが魅力です。
代理店の役割と種類
前述の見出しでは、代理店の形式には2種類あると説明しました。
しかし、一般的には幅広い呼び方があり、役割なども異なります。
ここではさらに詳しく分けて紹介するので、種類とそれぞれの役割について知りたい方は参考にしてみてください。
販売代理店
販売代理店とは、商品やサービスの営業活動から、契約、受注後の顧客のフォローまでの流れを行う代理店のことを言います。
報酬に関しては、メーカーなどから販売手数料を取るといった形で収益モデルが成立しています。
よく耳にする言葉なので、一番浸透している代理店ではないでしょうか。
取次店
取次店とは、その名の通り商品やサービスの取次のみを行っている代理店のことを言います。
あくまでも紹介のみ行う業務となりますので、その後の契約やフォローは本部が行う必要があります。
店舗側の業務内容は比較的負担が少ないのが特徴ですが、ほとんどが本部で対応する必要があるため、負担は大きいと言えそうです。
しかし、報酬は販売代理店と比べると低くなるため、コスト面ではそれほど大きな負担はありません。
特約店
特約店は、本部との特別な契約結んだ代理店のことを言います。
例えば街中にあるガソリンスタンドなどは、特約店と呼ばれることがあります。
特約店は企業が提供するサービスのロゴなどを使用できるメリットなどがあり、一からサービスを作り上げる必要がないのが魅力の一つと言えるでしょう。
しかし、店舗側はデメリットもあり、競合となる商品やサービスは取り扱えないことです。
実際に街中にあるガソリンスタンドを例にすると、競合となる企業の名前を使っていません。
対してメーカーや企業側は、店舗を持たずして自社だけの商品やサービスを取り扱うことができるため、利益にもつながりやすいメリットがあります。
紹介店
紹介店とは、見込み顧客のリストを活用し、実際に営業などに伺って契約が成立した場合に手数料を受け取る仕組みの代理店です。
在庫を一切取り扱うことがないため、リスクや業務の負担はそれほど大きくないメリットがあります。
また、誰でも参入しやすいため、最近では副業として始める方も少なくなく、本部としても人を集めやすいなどといった特徴があるのです。
総代理店
総代理店とは、簡単に説明すると代理店の中の代表です。
代理店本部の役割をする立場となるため、通常の店舗とは違ってさまざまな権利を持つことができます。
企業側は総代理店を作ることによって、関わる業務を縮小させることが可能です。
販売や店舗のことは任せて本業に集中できるといったメリットがあります。
販売店と代理店の違いとは?
代理店にはさまざまな種類があることは理解していただけたかと思いますが、中には販売店と混同して使われることもあります。
しかし、厳密には異なる仕組みとなるため、同じではありません。
具体的にそれぞれの違いについて下記で説明するので参考にしてみてください。
- 代理店は販売手数料を報酬としている
- 販売店は商品の販売額と仕入れ額の差額を報酬としている
代理店は販売手数料を報酬としている
代理店の役割は、本社の企業と顧客をつなぐことが業務の一つです。
そのため、顧客と直接契約を結ぶということはありません。
商品を買い取って販売することもなく、報酬は契約が成立することで発生する販売手数料です。
商品やサービスを顧客に購入してもらうためのサポートはするものの、売買契約自体は本社の企業と顧客が行うため、あくまでも仲介的な役割となります。
販売店は商品の販売額と仕入れ額の差額を報酬としている
一方で販売店は、メーカーなどから商品を直接購入し、それを顧客に売る方法です。
別の呼び方では転売の形態に当てはまります。
代理店とは異なり、顧客との売買契約を行うこととなりますので、すべての責任を請け負わなくてはなりません。
逆に企業側はすべて任せられるといったメリットがあります。
また、報酬は買い取った商品の買取額と販売額の差額となります。
うまくいけば代理店よりも多くの報酬を得ることができますが、売れなければ割引などもしなくてはなりませんから、店舗側は苦労することもあるでしょう。
企業やメーカー側は、万が一売れなくても店舗から買い取る必要がないため、利益などに影響することはありません。
フランチャイズとの違い
フランチャイズはメーカーなどの支援を受けながら事業を行っていく形態となるため、代理店とは近い関係にあると言えるでしょう。
しかし、いくつか違う点もありますので、下記をチェックしてみてください。
- ロイヤリティの有無
- 自由度の違い
- サポートの有無
代理店とフランチャイズとの違い1
ロイヤリティの有無
フランチャイズはロイヤリティの支払いが必要となるケースがほとんどです。
そもそもロイヤリティとは、著作権や特許権使用料などのことを言います。
本部となるメーカーや企業は、これらの使用料も売上とは別に受け取ることができます。
これらがフランチャイズの特徴と言えるでしょう。
一方、代理店にはこれらの支払いが必要ないため、売り上げた分だけを報酬として受け取ることができ、
本部は販売手数料のみを受け取る形となります。
そのため、大きな違いがあると言えばここの部分でしょう。
しかし、メーカーや企業のノウハウを学べるメリットがあるため、
最近では店舗側としても学べるほうが嬉しいと思うケースが多く、あえてフランチャイズを選ぶところも少なくありません。
代理店とフランチャイズとの違い2
自由度の違い
フランチャイズとの違いとしてあげられるのが、自由度の高さです。
基本的にはマニュアルなどに沿って運営していく形となるため、手間がかからないメリットはあるでしょう。
しかし、裏を返せば店舗側に制約が多いと感じることもあるのです。
それに比べて代理店は守らなければならないルールが比較的少ないため、独自のマニュアルで売上を伸ばしていきたい店舗の参入が多くなります。
参入する事業者の目的によっても異なり、どちらにもメリットがありますが、制約の違いはあるので理解しておくことが大切です。
代理店とフランチャイズとの違い3
サポートの有無
フランチャイズは、経営ノウハウや商品の選定などを本部が行います。
バックアップ体制がしっかりとしているのが特徴となるため、まったくの未経験者でも参入しやすいのがメリットとしてあげられるでしょう。
しかし、代理店は形態によって利益アップのために何ができるのかといった工夫や、商品の選定などあらゆることを自分で行わなければなりません。
自由度が高い反面、経営に関わるさまざまなことに時間と労力をかけなければならないため、サポート体制の有無は違いとしてあげられるでしょう。
代理店展開のメリットとは?
ここまではさまざまな形態との違いを紹介しましたが、具体的に代理店展開のメリットはどのようなことがあげられるのでしょうか。
大きく分けて2つのメリットがあるので、確認してみてください。
- 固定費を増やさずに店舗を拡大できる
- 販路拡大や新たな知識習得にもつながる
- 営業コストと担当者の負担を軽減できる
代理店展開のメリット1
固定費を増やさずに店舗を拡大できる
自社の販売経路拡大のために、各地域に店舗を持ちたいと思う企業も多いでしょう。
しかし、それらをすべて自社で設置していたら莫大なコストがかかることは想像できるかと思います。
特に毎月発生する固定費などはコストが膨れ上がりますが、代理店を活用すればこれらのコストはかかりません。
基本的には、店舗側が利益を得られる代わりに店舗にかかる固定費は支払ってくれるので、企業の予算を使わなくとも販路拡大ができてしまうのです。
そのため、販路拡大にコストをあまりかけたくない企業と、
自社の商品を売りたいと言ってくれる店舗側がWin-Winの関係になれるので、大きなメリットと言えるでしょう。
代理店展開のメリット2
販路拡大や新たな知識習得にもつながる
各地域に販路拡大を簡単に行えるのは大きなメリットと言えるでしょう。
特定の地域では得られなかった顧客に、商品やサービスをアピールできる機会を与えてもらうことができるため、利益アップにつながる可能性も高くなります。
また、新たな知識を習得できるという点もメリットの一つです。
具体的には販路拡大において、それぞれの地域性や顧客のニーズなどを知ることができるため、新たな考え方が身につきます。
そして改善を繰り返すことでさらなる利益アップにつながるなど、成長できる要素を手にすることができるでしょう。
代理店展開のメリット3
営業コストと担当者の負担を軽減できる
代理店に販売を委託することができれば、直販営業を縮小することも可能です。
完全になくすことはできないかもしれませんが、縮小することによって営業に関わるコストを大幅に削減できるのはメリットの一つと言えるでしょう。
実際に営業担当者は販売を行う社員の育成やマネジメントなどを行う必要があり、これらにかかるコストは大きくなります。
また、せっかく教育しても辞職してしまうケースも多いですが、これらについても悩む必要がなくなるでしょう。
代理店展開のデメリットとは?
どんな事業にもリスクがあるように、販路拡大によってデメリットとなる部分もいくつか存在します。
デメリットも理解しておくことで、注意しながら店舗を展開していくことができるため、大きな問題発生を防ぐことが可能です。
それでは具体的にどのようなデメリットがあげられるのか下記で紹介します。
- 代理店に依存してしまうケースがある
- 任せられるからと言って楽はできない
代理店展開のデメリット1
代理店に依存してしまうケースがある
自店舗や営業を行う必要がなくなることは大きなメリットと言えますが、すべての販売業務を任せることによって売上が代理店に依存してしまうケースがあります。
例えば、販売利益が落ちてしまえば本部の利益も下がってしまうことも考えられるのです。
また、万が一契約していた多くの店舗が解約をしたいと言った場合はどうなるでしょうか。
自社で店舗を持っていない場合は、販路そのものがなくなってしまう事態に陥ってしまうのです。
これらはよくあるデメリットとしてあげられるため、例えば直販にも力を入れるなど、対策を行ってから展開を行ったほうが安心です。
代理店展開のデメリット2
任せられるからと言って楽はできない
上述のとおり、販路拡大を代理店に任せることで依存してしまうことがデメリットとしてあげられました。
もし、多くの店舗が撤退をしてしまったら売上にも影響するため、完全に任せっきりにはできません。
例えば、一つの有力店舗が競合他社と契約を結びたいから契約解除をしてほしいとなれば、本部にとっては大きなダメージです。
このまま素直に受け入れることはできないため、離れないように販売手数料を上げたり、売れ行きが悪いなら戦略を立てたりする必要もあります。
代理店の動きによって経営が左右することも考えられるため、離れていかないような工夫を本部では行わなければなりません。
これらのことから任せっきりにすることはできず、一緒に盛り上げていく覚悟がないと販路拡大の成功は難しいでしょう。
代理店とうまく事業を進めるためのコツ
代理店を活用する場合は、「これですべて任せられる」という考えが危険ということは前述でも紹介しました。
それでは、一緒になってうまく事業を進めるためにはどのようなコツがあげられるのでしょうか。
- 販売に協力してくれる理由を考える
- 手数料の設定を適当にしない
代理店とうまく事業を進めるコツ1
販売に協力してくれる理由を考える
そもそもなぜ、代理店は販売に協力をしてくれるのでしょうか。
その理由は至ってシンプルで、儲けることができるからです。
それぞれの店舗も生活のために利益を得ようと必死になっているため、売れると思った商品はすべて取り込みたいと思っています。
これらの理由から、本部に協力をしたいと名乗りをあげてくれていることを理解しておきましょう。
また、売れない商品やサービスを店舗に置いておきたくないと考えるのも代理店の特徴とも言えます。
やはり売れない商材を必死に営業して売るのは、労力の割に儲からないため嫌がられるでしょう。
そして売れないとなれば撤退する未来も見えてきます。
このような流れを把握することができていれば、セールスを止めないために本部で何をやらなければならないのか見えてきます。
代理店とうまく事業を進めるコツ2
手数料の設定を適当にしない
店舗で商品が売れた場合、本部はそのお店に対して販売手数料を支払わなくてはなりません。
そしてこの手数料は、いくらにしなければならないという決まりはなく、本部が自由に決められる特徴があります。
手数料を設定する際には、特に注意したいのが「本部の取り分を多く設定しよう」と考えることです。
先ほども紹介したように、代理店は儲からなければ手を出したくないとも考えますので、取り分が少ないと協力する必要がないと判断するでしょう。
あくまでも一般的なことですが、しっかりと協力しながら進めているところでは売価の30%〜50%の取り分となるように設定しています。
これは本部よりも多く受け取る形となり、報酬も多くなるため協力してくれるケースがほとんどです。
これらのことから、どちらもWin-Winとなる形にする必要があると言えますので、報酬の設定は相手のことも考えながら慎重に行うようにしましょう。
代理店を募集する前にやっておきたいこと
初めて代理店の募集をかける際、何から始めたらいいかわからない方も多いでしょう。
事前準備ができていないとうまく集められなかったとなる可能性もあるため、しっかりと準備をして備えることが大切です。
ここでは募集する前に準備しておきたいことについて紹介するので参考にしてみてください。
- 対象を絞る
- 商材の選定
- 対象となるエリアを絞る
- 契約条件を決める
代理店募集前にやっておくこと1
対象を絞る
誰と契約を交わしたいかを明確にするため、対象は絞って募集をかけることが大切です。
そのためにも、まず法人か個人かを具体的に決めます。
法人の場合は、どのくらいの規模を対象にしているのかも決めておくといいでしょう。
対象についてはそれぞれの企業で異なるため、あくまでも参考程度になりますが、しっかりと絞ったほうが相性の合うパートナーを見つけやすくなります。
代理店募集前にやっておくこと2
商材の選定
募集でなかなか集まらないとお悩みの企業の中には、売れにくい商材を選定しているケースも多いのではないでしょうか。
基本的に代理店は売れる商材を探しているため、売れにくいものは避けられる傾向にあります。
そのため、商材の選定は特に重要となり、売りやすい商品やサービスを提供することが基本です。
例えば、フック商材などは無料提案を行えるケースも多いため、売りやすいと感じてもらえるでしょう。
商材の工夫も必要になるため、選定は慎重に行うようにすることが大切です。
代理店募集前にやっておくこと3
対象となるエリアを絞る
募集を行ううえで、どのエリアに絞るかはとても重要なポイントとなります。
例えば、募集をかけて集まった希望者の地域で販売すればいいという決め方では危険です。
取り扱う商材によっては、相性の良い地域や悪い地域も存在します。
万が一相性の悪い地域を選んでしまった場合、売上が伸びないなど悩みを抱える要因の一つにもなるのです。
そのため、あらかじめ商品やサービスを提供したい地域は限定してから募集をかけるようにしましょう。
代理店募集前にやっておくこと4
契約条件を決める
代理店に販売業務を行ってもらう場合、それほど制約内容が多いわけではありませんが、
好き勝手にされてしまうとトラブルの元となるので契約条件は事前に決めておきましょう。
例えば、販売スタイルなどは事前に絞ったほうが安心です。
店舗によっては万が一売れ残ってしまった商品を、フリマアプリなどで転売するケースもあります。
これではブランドイメージや価値の低下にもつながりますし、
フリマアプリのほうが安く販売されているケースでは、通常販売を行っている商品が売れない事態も発生してしまいます。
このような最悪の事態を避けるためにも、例えば「店舗のみ販売可能」など条件をしっかりと決めておくことでトラブルに発展することはありません。
他にもさまざまな内容がありますので、契約条件の設定は明確にしておくことが大切です。
代理店契約書で注意する点とは?
募集を行い、希望する店舗が名乗り出てくれた場合には、代理店契約書を交わす流れが一般的になります。
トラブルに発展しやすいケースとしては、契約書が適当に作られていることや、内容が曖昧なケースなどです。
トラブルにならないための契約書とも言えるため、募集する企業は慎重に考えなくはなりません。
契約書が用意されていない場合や、内容が曖昧なケースでは下記のようなトラブルに発展する可能性もあります。
- 販売手数料が聞いていた内容とまったく異なる
- 契約の解除方法が明確になっていない
- 業務内容が聞かされていた内容と違う
- 報酬の入金サイクルが内容と異なる
上記の問題はよく発生しやすいとも言われています。
しかし、契約書を細かく具体的に作成することで、これらのトラブルは回避できることがほとんどです。
代理店契約書は募集をかけた企業側がしっかりと行わなければならないので、募集をかける前に作成しておくようにしましょう。
代理店を募集する方法とは?
これから販路拡大をするために代理店の募集を行いたいと思っても、
実際にどんな方法があるのかよく知らない企業も多いのではないでしょうか。
ここでは一般的に行われている募集方法について紹介するので参考にしてください。
- 電話営業をする
- DMを送る
- 訪問営業を行う
電話営業をする
電話営業は王道とも言われており、さまざまな分野で活用されています。
メリットとしては、気になるお店や企業に電話をかけてお願いできることです。
パートナーになってほしいところだけに電話をかけることができるため、効率はいい方法とも言えるでしょう。
しかし、代理店の契約は電話のみで解決することはほとんどなく、
基本的には許可が降りてももう一度説明しなければならない手間がかかります。
そのため、今回のケースではあまり使われることがない方法となりますが、
商材によってはマッチすることもあるため、ハマるケースでは挑戦してみてはいかがでしょうか。
DMを送る
ダイレクトメールを郵送したり、FAXなどで送る方法です。
DMは具体的な内容が記載された書類を送ることが可能なので、電話よりもわかりやすい点はメリットと言えるでしょう。
しかし、相手側に興味がない内容であれば、クレームにつながるリスクもあります。
また、郵送した相手にまったく見られないとなれば、無駄なコストを使うことにもつながりかねません。
興味がある相手にならば一定数の効果はあると言われていますが、必ずしも募集して集まるとは限らないのが特徴の一つです。
訪問営業を行う
訪問営業は実際に顔合わせて内容を説明することができるため、相手にも理解してもらいやすく、良い結果につながるケースも多いでしょう。
しかし、訪問することが必要になり、事前にアポを取っていないと無駄足だったとなることもあります。
また、時間と手間のかかる営業方法となるため、人件費など大幅なコストを必要とすることもあるのです。
足を運ぶことだけで終わらないためにも、事前にアポを取ることはもちろん見込みのある店舗を調査するなど、ある程度の工夫は必要になるでしょう。
【最新!】
現在主流のおすすめ代理店募集方法とは?
上述でも紹介したとおり、募集を行う方法は幅広く存在します。
しかし、どれも現在主流の方法ではなく、特に代理店の募集ではあまり活用はされていません。
もっと効率よく募集を行いたい場合は、「代理店募集サイト」の活用がおすすめです。
そもそも代理募集サイトとは、商品を売りたい人や商品を売ってもらいたい人をつなぐためのサービスです。
具体的に活用されている理由は下記をご覧ください。
代理店募集サイトが人気の理由
現在、主流となっている代理店募集サイトですが、主に活用されている人気の理由は下記のとおりです。
活用について検討されている企業は参考にしてみてください。
- 同じ目的の人たちが集まっている
- 対応範囲が広い
- 低コストで始めやすい
代理店募集サイト 人気の理由1
同じ目的の人たちが集まっている
代理店募集サイトは、例えば「新規事業を立ち上げたい」方や「売れる商材を探している」方など、商品を売りたい販売請負人が集まっています。
そして、「自社サービスを販売してほしい」企業や「店舗を拡大したい」などの悩みを持つ販売委託人も集まっているのです。
どちらの悩みも解決できるサービスとなり、同じ目的を持った人たちが集まっているため、他の募集方法に比べても効率よく探し出すことができます。
代理店募集サイト 人気の理由2
対応範囲が広い
エリアや募集条件など、幅広い範囲に対応しているのも活用されている理由の一つです。
例えば訪問営業の場合、遠くの地域まで足を運ぶのは現実的ではありません。
それだけ交通費もかかりますし、必ず目的の店舗が見つかるわけでもないのです。
時間がかかるのに加えてあらゆるコストも発生してしまいますが、募集サイトを活用すれば全エリアに対応しています。
足を使って遠方まで行く必要はありませんし、瞬時に掲載できるので相性の合う店舗からの連絡も早いのが特徴です。
特に遠方の地域との契約を検討されている企業は、相性が良い方法となるので検討してみてください。
代理店募集サイト 人気の理由3
低コストで始めやすい
代理店募集サイトは、案件情報を掲載する際に料金が発生しますが、他の募集方法に比べるとリーズナブルな点も特徴です。
例えば、CMやメディアを通して情報を掲載する場合、莫大な費用が発生するのはよく耳にする話でしょう。
また、従業員を増やしてパートナーを獲得する際には、人件費なども発生します。
これらの内容に比べても、低コストで抑えられるケースがほとんどなので、
安くて目的の合う人たちが集まるサービスだという点は大きな魅力的と言えるではないでしょうか。
特に、効率よく探せる募集方法を探している企業で、コストも抑えたいと思っているなら活用について検討してみてください。
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製造、広告メディア、教育、医療、卸売、サービス、人材、通信など - 代理店以外にも対応!
フランチャイズ、業務委託、副業にも
カケハシの特徴
カケハシは、人と人をつなげるためのビジネスマッチングサイトです。
代理店を募集したい人と、新たに事業を始めたい人の目的がマッチしているため、効率よく探せるのが魅力の一つとなります。
また、対応エリアが広く、国内のみならず海外にまで対応しています。
海外進出を検討されている企業にとってもおすすめできる募集サイトとなっているため、エリアにこだわる人も活用しやすいのが特徴です。
その他にも応募する人たちを支援するためのサポート体制も充実しています。
具体的には開業支援などを実施していますので、初めて独立を検討する方たちにとっても安心できる内容です。
カケハシは仲介的な役割としてさまざまなサポートをしてくれるため、特におすすめの代理店募集サイトと言えるでしょう。
まとめ
今回は、「そもそも代理店とは?」など基本的な情報から紹介しました。
近年では代理店を活用するケースも多く、どちらもWin-Winの関係になれることは大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、よくあるトラブルなども紹介しましたが、お互いに信頼関係を築き上げられる状態でないと継続的に続けるのは難しいと言われています。
良好な関係を築き上げるためには、やはりどの店舗や企業をパートナーに選ぶのかがポイントです。
募集方法としてはさまざまな方法がありますが、その中でも主流となるのが代理店募集サイトになります。
こちらから募集をかけることで条件に合うパートナーを探しやすく、エリアも限定されずに募集できます。
最も効率よく探せる方法の一つとなっているため、特に募集方法でお悩みの企業は代理店募集サイトの活用を検討してみてください。