



「忙しくて、契約書の内容があまり確認できなくて不安」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?
特に中小企業では、人手不足やコスト面の問題から法務担当者を置けず、「問題が起きてから対応する状態」になりやすくなります。
しかし、契約トラブルや労務の問題が発生すると、少人数で通常業務と並行して対応しなければならず、会社への負担も大きくなります。
こうした状況を防ぐために重要なのが、契約書チェック・法改正対応・反社チェックなどを行い、「問題が起きる前」にトラブルを防ぐ予防法務です。
この記事では、予防法務の基本から、中小企業で起きやすい法務リスク、具体的な対策方法まで分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、「何から法務対策を始めればよいか」が分かり、少人数でも問題を起こしにくい会社づくりを進めやすくなるヒントが得られます。
\法的トラブルへの備えなら!/
予防法務とは?中小企業にも必要な「問題を防ぐ法務」

中小企業では、契約トラブルや労務問題などが起きた際、少人数で対応しなければならないケースも少なくありません。
そのため、問題発生後に対応するのではなく、「事前にトラブルを起こしにくい状態」を作る予防法務が重要になります。
まずは、企業法務の種類と予防法務の役割について確認していきましょう。
企業法務の種類|予防法務・臨床法務・戦略法務の違い
企業活動において生じる法律上の業務を指し、大きく分けて「予防法務」「臨床法務」「戦略法務」の3種類があります。
それぞれの違いは下記の通りです。
| 予防法務 | 臨床法務 | 戦略法務 | |
| 概要 | トラブル発生「前」に紛争が生じるリスクを防ぐために対策すること | 臨床法務とは、実際に起きてしまった問題に対応すること | 法律の知見を経営戦略に反映すること |
| 具体例 | ・適切な契約管理 | ・クレーム対応 ・訴訟の対応 ・調停の対応 ・仲裁の対応 | ・新規事業の立ち上げ などの取り組みをサポート |
簡単に言うと、予防法務は「問題を防ぐ」、臨床法務は「問題へ対応する」、戦略法務は「会社成長へ活かす」ための法務です。
それぞれ役割が異なるため、企業運営ではどれも重要になります。
なぜ中小企業ほど予防法務が重要なのか
中小企業ほど予防法務が重要な理由は、法的紛争が起きた際の負担が大きいためです。
特に中小企業は少人数で運営しているケースや法務部門を持たないケースも多く、法的紛争が起きた際は経営者や別の担当者が通常業務と並行してトラブル対応せざるを得ないこともあります。
| 法的紛争で発生する損失 | 法的紛争がもたらす経営への影響 |
|
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企業法務は予防・臨床・戦略の3つをバランスよく整えることが理想
先ほど説明したように、中小企業では特に「問題を未然に防ぐ」予防法務が重要です。
ただし、企業法務では予防法務だけ整えれば十分というわけではありません。予防法務・臨床法務・戦略法務の3つをバランスよく整えることが大切です。
3つは、下記の通りそれぞれ役割や目的が異なります。
| 種類 | 予防法務 | 臨床法務 | 戦略法務 |
| 役割 | 問題を防ぐ | 問題発生後に対応 | 経営へ活用 |
| 目的 | リスク低減 | 被害最小化 | 事業成長 |
その際、弁護士へ相談できる環境や紛争対応の備えをする臨床法務の体制がなければ、対応が遅れて被害が拡大するケースもあります。
また、新規事業やM&Aなど会社成長の場面では、戦略法務が不十分なまま進めると、後から取引トラブルや想定外の損失につながる可能性があります。
そのため企業法務では、「問題を未然に防ぐ予防法務」だけでなく、「問題発生後へ対応する臨床法務」や「会社成長を支える戦略法務」も含めて、バランスよく整えることが重要です。
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中小企業で起きやすい法務トラブルとリスク

中小企業では、法務担当者や顧問弁護士を置かず、契約確認や法改正への対応を他業務と兼任するケースも少なくありません。
その結果、契約トラブルや労務問題、SNS炎上などが発生し、会社の信用や売上へ影響するケースもあります。
ここでは、中小企業で注意したい法務リスクについて、具体的なケースを交えながら解説します。
※以下で紹介するケースは、法務トラブルのリスクを分かりやすく説明するための一例であり、特定の企業・事例を示すものではありません。
契約のトラブル|契約書のリーガルチェックが不十分で情報漏洩
少人数で運営している中小企業においては、契約書のリーガルチェックが十分に行えず、結果情報漏洩に発展するケースがあります。
外部の協力会社と秘密保持契約を締結
契約書はインターネット上の無料テンプレートを元にした
- 契約書は秘密情報の範囲の記載が曖昧で、プロジェクト終了後に協力会社の社員が他社に情報を漏洩
結果として、契約内容が抽象的なせいで損害賠償の請求が難航することに…
無料テンプレート自体は便利ですが、汎用的な内容で作られているため、自社に必要な条件やリスク対策まで盛り込まれていないケースがあります。
そのため、契約書は作成するだけではなく、「自社の取引内容に必要な内容が含まれているか」まで確認することが重要です。
SNSのトラブル|法律の認識不足によりSNSで炎上
法務担当者がいない中小企業においては、法律の認識不足により、会社の信用問題に発展するケースがあります。
新しい商品発表に合わせてSNSキャンペーンを実施
- 景品表示法に関する認識不足から、プレゼント表記に誤解を招く表現があり、SNSで炎上
結果として、消費者庁から行政指導を受け、会社の信用に影響することに…
このように、SNS運用は「話題になれば良い」というものではなく、商品やキャンペーンを発信する場合は、景品表示法など法律面の確認も必要になります。
特に中小企業では、投稿前のチェック体制が十分でないまま運用されるケースもあるため、広報だけではなく、法務面を含めた確認体制を整えることが重要です。
労務のトラブル|社内規則の整備が不十分で社員とのトラブルに発展
日常業務を優先する中小企業においては、社内規則の整備が不十分なまま運用され、社員とのトラブルへ発展することがあります。
働き方改革の流れで新しい人事制度を導入
- 就業規則の改定まで対応できておらず、社員と残業代の計算方法や評価制度の運用で食い違いが発生
結果として、労働基準監督署に申告され、是正勧告を受け、未払い賃金の支払いを命じられることに…
このように、社内規則は一部だけ変更すればよいわけではなく、関連する制度全体との整合性を確認する必要があります。
そのため、法改正の情報を継続的に確認できる体制や、最新の法律情報を反映させたひな形を利用できるツールを活用することが重要です。
法改正のトラブル|法改正への未対応で行政指導を受ける
法務のチェック体制が整っていない中小企業においては、法改正へ十分に対応できず、行政指導を受ける可能性もあります。
男性社員が「育児・介護休業等に関する規程」に基づいて「産後パパ育休」の取得を希望
- 就業規則に制度は存在していたが、2022年・2024年の法改正を踏まえた社内の対応手順が十分整備されておらず、申請を一時的に拒否
結果として、労働局から行政指導が入り、社内外から「制度はあるのに使えない会社」という印象を持たれることに…
このように、法改正があった場合、社内の運用ルールや関連規定まで全て見直す必要があります。
そのため、法改正の情報を継続的に確認・相談できる体制を整えることが重要です。
取引先のトラブル|調査不足で反社関係者と契約
法務のチェック体制が整っていない中小企業においては、取引先確認が不十分になり、信用問題へ発展する可能性があります。
ある取引先と反社排除条項を含む契約を締結
- 取引先企業の経営陣の一部に、過去に反社会的勢力との関係が指摘されていた人物が関与していることが第三者の通報で発覚
結果として、メインバンクからの融資の見直しを通告され、預金口座も凍結されることで資金繰りが止まることに…
社内のみで契約確認・反社チェック・契約管理までを対応するのは、負担が大きくなります。
予防法務ではどう対処すべきだったのか

ここまで、中小企業で起きやすい法務のリスクを具体的なケースを交えて解説しました。
法務トラブルは、「問題が起きてから対応する」のではなく、事前確認や運用ルール整備によって防げるケースもあります。
ここでは、先ほど紹介したトラブル事例をもとに、予防法務ではどのような対策が必要だったのかを解説します。
契約のトラブルを防ぐには「契約前のリーガルチェック」が重要
契約トラブルを防ぐには、契約締結前のリーガルチェックが重要です。
リーガルチェックとは、契約書などの文書を法律的な観点から確認し、不利な条件が隠れていないかを精査する業務です。
リーガルチェックを行うことで、下記のようなメリットがあります。
- 法令違反を回避しやすい
- 不利な条件での契約を回避しやすい
- トラブルに発展した際のリスクを減らせる
- 自社のビジネスが行いやすくなる
先ほど、無料テンプレートをそのまま利用した結果、自社に必要な条件が不足したまま契約してしまうケースを紹介しました。
このような状況を防ぐためには、契約前に「自社に必要な条件が入っているか」を確認し、必要に応じて弁護士へ相談することが重要です。
また、契約書管理や契約レビュー機能を持つリーガルテックや、最新の法律情報が反映されたひな形を利用することで、契約内容の確認や管理負担を減らしやすくなります。
SNSのトラブルを防ぐには「法律相談できる環境整備」が重要
SNSのトラブルを防ぐには、法律面を事前に相談できる環境を整えることが重要です。
先ほど、広報担当者だけで投稿内容を判断してしまい、景品表示法などへの対応が不十分になるケースを紹介しました。
このような状況を防ぐためには、投稿前に景品表示法などの法律確認を行い、必要に応じて弁護士へ相談できる体制を整えることが重要です。
また、その他にも社内ガイドラインの整備や、広告表現チェックに対応したリーガルテックを活用し、投稿前に確認できる体制を整えることが重要です。
労務のトラブルを防ぐには「社内規則と労務ルール整備」が重要
労務トラブルを防ぐには、社内規則と実際の運用ルールを合わせて整備することが重要です。
特に中小企業では、制度変更だけ行い、関連ルールまで整理できていないケースがあります。
先ほど、人事制度を変更した後、就業規則や残業計算ルールとの整合性が取れずに、未払い賃金請求へ発展したケースを紹介しました。
このような状況を防ぐためには、制度の変更・追加がある際に関連ルールまで含めて見直し、社内全体で運用方法を統一することが重要です。
また、最新の法律情報を反映した就業規則ひな形を利用できるツールを活用することで、法改正対応を進めやすくなります。
法改正のトラブルを防ぐには「継続的な法律情報の更新」が重要
法改正トラブルを防ぐには、継続的に法律情報を確認できる体制をつくることが重要です。
特に中小企業では、本業を優先する中で法改正対応が後回しになり、気付かないうちに未対応となるケースがあります。
先ほど、就業規則だけ法改正へ対応していても、実際の申請フローや運用ルールまで整理できてないことで、行政指導をされてしまったケースを紹介しました。
このような状況を防ぐためには、定期的に法改正の情報を、弁護士または法令検索サイトなどで確認し、規程だけでなく運用ルールまで継続的に見直すことが重要です。
取引先のトラブルを防ぐには「契約前の反社チェック」が重要
取引先トラブルを防ぐには、契約前の反社チェックが重要です。
特に中小企業では、営業や契約を優先するあまり、取引先確認が十分に行えないケースがあります。
先ほど、調査不足によって後から取引先企業に問題が発覚し、銀行融資の見直しや取引停止など、自社の信用問題へ発展したケースを紹介しました。
このような状況を防ぐためには、契約前に反社チェックや企業調査を行い、問題がないかを事前確認することが重要です。
また、反社チェック機能を持つリーガルテックや外部調査サービスを利用することで、確認漏れを減らしやすくなります。
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予防法務を仕組み化するための具体的な対策

先ほどは、具体的なケースを元にどう予防法務を行うべきかについて具体的に解説しました。
予防法務は、一時的に対応するだけではなく、「継続的に確認できる状態」を作ることが重要です。
ここでは、継続的に予防法務を行いやすくするための具体的な仕組み化の方法について解説します。
契約書のひな形の用意・リーガルチェックフローを整備する
予防法務を実施するために、まずは契約書の確認フローを仕組み化することが大切です。
特に中小企業では、担当者ごとに確認方法がバラバラになり、契約条件の見落としが起きやすくなります。
一般的には、以下のような流れでリーガルチェックを進めます。
| 担当 | 手順 |
| 法務担当 | ①リーガルチェックを受け付ける窓口を一本化 |
| 法務担当 弁護士 | ②担当者が契約書の全体像や論点を把握 |
| 法務担当 弁護士 | ③契約書に修正・コメントを入れ、交渉担当へフィードバック |
| 交渉担当 | ④相手方と修正点の交渉 |
| 交渉担当 | ⑤内容が確定したら契約書を締結 |
法務担当や弁護士がいない場合は、契約書ひな形や契約レビュー機能を持つリーガルテックを利用する方法もあります。ただし、ツールだけに任せず、最終的には人の目で確認することが重要です。
社内規則・就業規則を定期的に見直す
予防法務を実施するために、社内規則や就業規則を定期的に見直すことが重要です。
特に、以下のようなタイミングでは見直しが必要になります。
- 社員数が増加・組織体制が変化した
- 新しい制度や働き方を導入した
- 人事評価・賃金制度を変えた
- 労働関連の法改正があった
見直しの頻度は、少なくとも2〜3年ごと、できれば年1回程度の確認が理想です。
また、規程だけではなく、対応マニュアルや運用ルールまで合わせて見直すことも必要です。
もし難しい場合は、社労士や弁護士、もしくは最新法改正に対応した規程ひな形を搭載したツールを活用する方法もあります。
法改正情報をキャッチアップできる体制を作る
予防法務を実施するために、継続的に法律情報を確認できる体制を整えておくことが重要です。
特に法改正があった場合、未対応の際は行政指導が入り、会社の信用に影響を及ぼすため常に確認できるようにしておきましょう。
主な情報収集方法には、以下があります。
| 情報収集方法 | メリット | デメリット |
| 官報 | 情報源が信頼できる | 無料閲覧は直近90日分のみ |
| 官公庁のWEBサイト | 法改正の概要や背景を確認しやすい | 細かい疑問点は解消しにくい |
| 法改正に関するセミナー | 法改正の概要が分かりやすい | 細かい内容は省かれやすい |
| e-Gov法令検索を利用 | WEB上で確認できる | 改正箇所の解説や判例は少ない |
| 弁護士へ相談 | 複雑なケースも確認しやすい | 費用が高め |
| リーガルテック (法律情報検索) | キーワード入力だけで条文や判例が検索可能 | 複雑な問題は人による確認が必要 |
それぞれ特長や得られる情報量が異なるため、必要な内容の粒度によって複数の情報源を組み合わせながら、継続的に確認・相談できる環境を整えましょう。
取引前の反社チェックをルール化する
予防法務を実施するために、反社チェックを「ルール化」することが重要です。
確認方法には、弁護士やWeb検索や有料の反社チェックツールがあり、主に以下のような情報を確認します。
ただし、ツールを利用する場合は取得できる情報範囲は異なるため注意が必要です。さらに、取得情報だけで判断せず、人の目によるダブルチェックを行うことが大切です。
- 法令違反履歴
- 犯罪報道
- 新聞記事やニュース記事
- SNSや口コミサイトの情報
- 官報(破産・行政処分などの公的情報)
- 裁判例
- 警察の検挙情報
- 半グレ組織や悪質クレーマー情報
また、反社チェックは契約前だけで終わりではありません。取引開始後に問題が発覚するケースもあるため、継続的に確認できる体制を整えておきましょう。
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中小企業が予防法務を実践しにくい原因
ここまで、予防法務の具体的な方法とその仕組み化の重要性について解説してきました。
しかし、中小企業では、予防法務が重要と分かっていても、実践が難しいケースも少なくありません。
特に、法務担当者がいないことや、効率化のための費用の負担などが課題になりやすくなります。
ここでは、中小企業で予防法務が進みにくい代表的な理由について整理します。
少人数体制で法務まで兼任しているから
中小企業で予防法務が進みにくい理由の一つが、少人数体制で法務まで兼任していることです。
中小企業では、法務専任者を採用したくても、人件費や採用コストの負担が大きく、まずは営業・製造・現場対応など売上に直結する人員を優先するケースも少なくありません。
そのため、総務や管理部門の担当者が契約確認や労務対応まで兼任することになり、本業の対応を優先する中で、契約書確認や法改正対応が後回しになるケースがあります。
だからこそ中小企業では、「担当者が忙しくても回る状態」を作ることが重要です。
弁護士へのスポット相談や、契約書レビュー機能を持つリーガルテックなどを活用しながら、少人数でも継続的に法務対応できる仕組みを整える必要があります。
法改正や法律知識の確認まで手が回らないから
中小企業で予防法務が進みにくい理由として、法改正や法律知識の確認に大きな時間がかかることもあります。
例えば、労働関連法や景品表示法などは、法改正や運用ルールの変更が行われることがあります。
その際、「自社では何を変更する必要があるのか」「今の運用で問題ないのか」まで確認する必要があり、内容理解から社内対応までに多くの時間がかかります。
そのため、担当者だけで抱え込まず、弁護士への相談やリーガルテックを活用しながら、継続的に法律情報を確認できる体制を整えることが重要です。
顧問弁護士は費用が高いから
すぐに企業に関する法律相談が出来る体制を整えたい場合は、顧問弁護士をつけるという方法もあります。
しかし、顧問弁護士は費用は下記の通り高く、特に小規模な中小企業は「毎月そこまで相談しないかもしれない」と契約を後回しにするケースがあります。
| 月3時間程度の相談を月額顧問料の範囲とする場合 | 平均4万3017円 |
| すぐに回答できる相談を顧問契約の範囲とする場合 | 平均4万2636円 |
そのため、「問題が起きた時だけ相談すればいい」と考え、スポット相談を利用して顧問契約を見送る会社も多くなっています。
参照:ひまわりほっとダイヤル「月3時間程度の相談を顧問契約の範囲とする場合の月額顧問料はいくらか?|弁護士報酬について」(2026年5月20日)
参照:ひまわりほっとダイヤル「すぐに回答できる相談を顧問契約の範囲とする場合の月額顧問料はいくらか?|弁護士報酬について」(2026年5月20日)
リーガルテックを個別購入するとコストがかさむから
リーガルテックとは、「法律(Legal)」と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で、複雑な法務業務をAI(人工知能)やクラウドなどのIT技術で効率化するサービスの総称です。
自社の課題に合わせて業務を効率化しやすい一方、下記のように用途ごとにサービスが分かれていることが多いため、個別導入するとコストがかさみやすくなります。
- 契約管理
- 契約書レビュー
- 反社チェック
- 法務ナレッジ
- 法律相談
そのため、「契約管理ツールは導入したが、反社チェックは別費用」「法改正対応は別サービス」となり、結果としてコスト負担が増えるケースもあります。
特に中小企業では、機能ごとに複数契約を管理する負担も大きくなるため、自社に必要な機能を整理しながら導入することが重要です。
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bonobo(ボノボ)は低コストで「予防」と「備え」を両立できる弁護士費用保険

ここまで、中小企業で予防法務が実践しにくい理由について解説しました。
中小企業では、「顧問弁護士や複数のリーガルテックを導入するほどの余裕はないが、何も対策しないのは不安」というケースも少なくありません。
bonobo(ボノボ)は、そうした中小企業向けに、予防法務とトラブル発生後の備えをまとめて整えやすいサービスです。
ここでは、bonobo(ボノボ)の特徴について解説します。
- 1,100種類以上の契約書・社内規定のひな形(※)
- 反社チェック機能(※)
- AI契約書レビュー(※)
- 弁護士チャット相談(※)
- 弁護士案内サービス
- 弁護士費用保険
※1回数制限あり、提供元株式会社アシロ
※2提供元:株式会社アシロ少額短期保険
※3引受保険会社:株式会社アシロ少額短期保険
低コストでトラブルが起きた後も弁護士費用を補填できる
bonobo(ボノボ)は、AI契約書レビューや反社チェックなど、予防法務に使える付帯サービス付きで、トラブル発生後の弁護士費用にも備えられる弁護士費用保険です。
「ライトプラン」と「スタンダードプラン」の2つのプランがあり、従業員10名未満の場合は月額9,000円から利用できます。
また、ライトプランでも法律相談料・着手金を実額補償しており、スタンダードプランでは報酬金・日当・実費も補償対象です。
※従業員数に応じて補償の上限は異なります。
| 弁護士費用/実額補償 | ライトプラン | スタンダードプラン |
| 法律相談料 (トラブル発生に限る) | 実額補償 | 実額補償 |
| 着手金 | 実額補償 | 実額補償 |
| 報酬金・日当・実費 | - | 実額補償 |
| 従業員数 | ライトプラン | スタンダードプラン |
| 10名未満 | 9,000円 | 18,400円 |
| 100名未満 | 21,000円 | 43,400円 |
| 300名未満 | 25,700円 | 52,700円 |
「問題を防ぐ対策」と「問題発生後の備え」をまとめて整えたい中小企業に向いています。
詳細は重要事項説明書・注意喚起情報をご確認ください。
参照:bonobo「事業型弁護士費用保険」(参照2026年8月8日)
登録弁護士とチャットで質問&相談ができる
bonobo(ボノボ)は、弁護士チャット相談機能がついており、気軽に質問と相談ができます。
中小企業では、「頻繁に弁護士へ相談するわけではないが、気になることがある時はすぐ聞きたい」というケースも少なくありません。
一方で、そもそも弁護士へ頻繁に相談する機会が少ないため、「誰へ相談すればいいか分からない」という状態になりやすくなります。
bonobo(ボノボ)なら、質問公募や弁護士案内サービスを通して相談先を探しやすく、必要に応じて個別チャット相談へ進められます。
「まずは軽く確認したい」「問題が大きくなる前に相談したい」といった場合でも利用しやすい点が特徴です。
bonobo(ボノボ)では、下記のような相談・案内機能を利用できます。
- 質問公募機能(付帯サービス)
:質問の投稿で専門の弁護士から回答得られる(月1回) - 個別チャット相談(付帯サービス)
:回答のあった弁護士1名に個別相談可能(月3回のメッセージ送信) - 弁護士案内サービス
:トラブル発生時に注力してくれる弁護士とマッチング(回数制限なくご利用可能)
そのため、チャットサービスについては「法務相談は頻繁ではないが、不安なことが発生した時にはすぐ相談したい」という会社では利用しやすいサービスです。
契約書のAI契約書レビューや反社チェックにも対応
bonobo(ボノボ)は、契約書のAI契約書レビューや反社チェックにも対応しており、複雑になりやすい法務業務を効率化しやすくなっています。
例えばボノボでは、下記のような機能を利用できます。
- 1,100種類以上の契約書・社内規定のひな形(付帯サービス)
契約書ダウンロード:月3回
社内規程ダウンロード:月3回
- 反社チェック機能(付帯サービス):月6回
- AI契約書レビュー(付帯サービス):月3回
特に、「契約件数はそこまで多くないが、契約内容によっては情報漏洩や取引トラブルのリスクがある」という中小企業では、必要な場面で法務チェックを行いやすい点が特徴です。
法務担当を置くほどではないものの、法務確認体制は整えておきたい中小企業に向いているサービスと言えます。
少人数でも予防法務・臨床法務に対応しやすい
中小企業では、予防法務を進めようとすると、契約管理・反社チェック・法律相談などを別々のリーガルテックで導入するケースも少なくありません。
さらに、トラブル発生後の対応へ備えるには、別途弁護士保険への加入も必要になります。
その結果、「サービス選定の手間」「月額費用の増加」「管理負担」が発生しやすくなります。
bonobo(ボノボ)なら、AI契約書レビュー・反社チェック・弁護士相談・弁護士費用保険を月額9,000円からまとめて利用できるため、少人数でも予防法務と臨床法務の両方へ対応しやすくなっています。
「できるだけコストをかけずに法務体制を整えたい」という中小企業に向いているサービスです。
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まとめ|予防法務は「専任担当者がいないとできない」わけではない
トラブル発生前のリスク対策に必要な予防法務ですが、法務担当や高額な顧問弁護士がいなければできないものではありません。
実際には、契約書レビュー・反社チェック・法律相談・法改正対応などを、弁護士やリーガルテックによって仕組み化することで、少人数体制でもリスクを減らしやすくなります。
ただし、中小企業では「弁護士を探す手間やコストが大きい」「複数のリーガルテック導入はコストがかさむ」と感じるケースも少なくありません。




















