クラウド型SFA（営業支援）ツールのおすすめ13選！活用シーンも解説

営業支援ツールは、営業を効率よく進めていく中で欠かせないシステムです。特に、クラウド型のシステムは、容易に導入できる上、低コストなので人気を高めています。

とはいえ、どんなクラウド型SFAが良いのかわからないでしょう。

そこで本記事では、クラウド型SFAツールのおすすめ13選を紹介します。活用シーンも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

クラウド型SFAとは営業活動に必要な機能を備えたクラウドシステムのこと

クラウド型SFAとは、クラウド上で営業活動に必要な機能を備えたソフトウェアのことです。顧客情報や案件管理をすべてクラウド上で完結します。よってハードウェアやソフトウェアの導入・メンテナンスが不要です。

また利用する際に必要なインフラ手配や管理がないので、低コストでスムーズに開始できます。中小企業から大企業まで、幅広い企業が利用しています。

クラウド型SFAの主な機能

クラウド型SFAに標準で備わっている主な機能は、以下のとおりです。

• 顧客管理
• 商談管理
• 日報などの報告管理
• タスク・カレンダー
• メール連携
• 分析
• モバイルとの連携

上記以外の機能は、クラウド型SFAツールによって異なります。導入する際は機能を確認するようにしましょう。

クラウド型SFAを導入するメリット4つ

クラウド型SFAをを導入するメリットは、以下の4つです。

1. 手軽に導入できる
2. 低コストで利用できる
3. どこでも利用できる
4. データが共有できる

手軽に導入できる

クラウド型SFAは、手軽に導入できます。オンプレミス型であれば、サーバからハードウェアまでをすべて自社で購入しなければなりません。

しかしクラウド型はメーカーのデータセンターにある運用システムを使用します。線をつなぐなどの工事がいらないので、スムーズな導入が可能です。

低コストで利用できる

クラウド型SFは低コストで利用できます。先述しましたが、ハードウェアを購入しなくてもよいので、オンプレミス型に比べて初期費用が安いです。

月に支払う費用が必要ですが、機能や使えるアカウント数を決めて必要な分を導入します。その結果、低コストで利用できます。

チーム内で情報共有できる

クラウド型のSFAはチーム内で共有できます。チームの目標が常に共有できるので、数字を意識した営業活動ができます。顧客情報がなければできない仕事も、共有していると仕事の生産性を高められるので、結果的に効率的な業務になるでしょう。

また、高い成果を上げている営業担当者がどんな手法で営業しているのかなどのノウハウを学べます。新人はもちろん、他の営業マンもスキルアップや最適な行動が取れるでしょう。

営業活動・データを可視化できる

クラウド型SFAは営業活動やデータを可視化できます。リード客を育成し、受注成約に至るまでの流れを見えるようにすることで、次に何をすればいいのかが理解できます。

また、データやレポート機能が備わっているのであれば、それまでの活動から改善すべきところを見つけることも可能です。次の営業活動では、改善点がわかっているので、どんな行動を取ればいいかなどの事前準備ができます。 現在の営業活動だけでなく、将来の営業活動にも活用できるでしょう。

クラウド型SFAの活用する具体的なシーン

クラウド型SFAを活用する具体的なシーンは、以下のとおりです。

1. 外出しているとき
2. 売り上げを予測するとき
3. 目標を決定するとき
4. 他ツールと連携するとき
5. 社内の部門間で連携するとき

それぞれ順番に解説します。

外出しているとき

クラウド型SFAは外出しているときに便利です。営業担当者は外出していてもSFAにアクセスできます。

営業マンは顧客のもとへ行き、打ち合わせや商談を行います。SFAを使うときは外にいる時間がほとんどでしょう。

クラウド型SFAは、商談や情報収集をすぐにデータ入力して、チーム内と共有できます。外出先でも情報を共有し、効率的な業務が可能です。

売り上げを予測するとき

クラウド型SFAは、売り上げを予測するシーンでも活用できます。過去の売り上げデータから、今後の売上を予測する機能のことです。

各営業マンの売り上げ情報から営業の方針を決めたり、精度の高い売り上げ予想ができたりします。よって目標達成に向けた営業戦略を図ることが可能です。

目標を決定するとき

クラウド型SFAは、さまざまな過去のデータから、目標を設定する機能があります。

営業担当者は過去に売り上げた実績や今までの営業活動から、個人の目標を設定可能です。

また、チームの代表はチームの目標を設定できます。目に見える目標を設定すると、今後の営業活動の効率を高めたり、チーム全体のモチベーションアップにつなげられます。

他ツールと連携するとき

クラウド型SFAは、他ツールとの連携が可能です。CRMやMAなど営業活動における必要なデータはSFAのみで管理できます。ビジネスツールと連携すると、営業活動でデータをすぐに見つけられたり、共有できたりします。

案件をスムーズに進められるので、顧客の信頼度も高まるでしょう。

社内の部門間で連携するとき

クラウド型SFAは、営業部門以外と連携できます。具体的には経理やインサイドセールスとの連携です。営業担当者は新規案件を獲得した後に、共有情報から経理チームが見積書を送ります。

インサイドセールスチームは長期的なビジネス関係を築き、さらなる売り上げアップのためにアプローチします。クラウド型SFAは、社内の部門間連携で、ビジネスの効率化が実現可能です。

クラウド型SFAのおすすめ13選

ここではおすすめのクラウド型SFAツールを13個紹介します。

1. Mazrica Sales｜株式会社マツリカ
2. JUST.SFA｜株式会社ジャストシステム
3. kintone｜サイボウズ株式会社
4. Sales Cloud｜株式会社セールスフォース・ジャパン
5. InfAjast｜株式会社エーエスピーコム
6. intra-martDPS for Sales｜株式会社NTTデータイントラマート
7. ホットプロファイル｜株式会社ハンモック
8. eセールスマネージャーRemix MS｜ソフトブレーン株式会社
9. Sales Square｜株式会社プラスアルファ・コンサルティング
10. Salesforce Starter｜株式会社セールスフォース・ジャパン
11. SKYPCE｜Sky株式会社
12. UPWARD｜UPWARD株式会社
13. Sansan｜Sansan株式会社

Mazrica Sales｜株式会社マツリカ

Mazrica Salesは、現場環境によって対応するSFAツールです。AIを使って、案件のリスク分析や成約確率を計算できます。

Mazrica Salesは営業活動に関するノウハウを営業担当者に提供します。その結果、営業の成果を残せるでしょう。OCR機能でテキストを読み取るので、入力業務の削減も可能です。

＼マーケティング管理まで支援する！／

JUST.SFA｜株式会社ジャストシステム

JUST.SFAは、誰でも使いやすいサービスを意識したSFAです。見やすさと操作感が特徴で、必要な情報が1つの画面で確認できます。よって案件状況や営業履歴、見積もり内容などをすぐに閲覧できます。

iOS、Android両方に対応しているので、スマホ環境が整っている場合はアクセス可能です。

＼システムを構築できる！／

kintone｜サイボウズ株式会社

kintoneは、累計30,000社以上、毎月550社以上が導入しているクラウドSFAです。顧客管理から交通費申請、受発注管理までたくさんの機能が使えます。情報も共有できるので、業務のフォローアップも可能です。

モバイルからもアクセスできるので、どこでも好きなときに確認できます。外部ツールとの連携もできるので、業務効率化を図れます。 30日間の無料トライアルがあるので、じっくり試してから導入するのがおすすめです。

＼累計30,000社以上、毎月550社以上が導入！／

Sales Cloud｜株式会社セールスフォース・ジャパン

Sales Cloudは、全世界約15万社に導入しているクラウド型のSFA/CRMです。MA・SFA・CRMの機能すべてを搭載しており、リード獲得から受注まで、セールス全体を総合的に管理しています。

グループ機能があり、実績を残している営業マンのノウハウやレポートを共有できます。 また情報に対する意見を交換できるのもおすすめです。

＼CRMやMAも搭載！／

InfAjast｜株式会社エーエスピーコム

infAjastは、ライセンスが機能別にあり、柔軟に対応してくれる営業支援システムです。仕様機能選択型なので、コストを抑えて導入できます。

初心者でも使いやすいドラッグ操作で、グループウェアの表示や個別に画面カスタマイズできる機能もあります。企業で初めて導入する場合におすすめできるSFAツールです。

＼KPIシートが利用！／

intra-martDPS for Sales｜株式会社NTTデータイントラマート

intra-martDPS for Salesは、Excelとの連携に特化しているSFAツールです。シンプルで直感的な操作性がスムーズな運用を実現しています。

ExcelとSFAを一元管理できるので、Excelを多用する企業におすすめです。一般的なSFA機能に加え、名刺管理機能なども利用できるので、外部ツールをつかう必要がありません。

＼Excelデータと連携できる！／

ホットプロファイル｜株式会社ハンモック

ホットプロファイルは、名刺管理機能とSFAの特徴が詰まったツールです。マーケティング機能もあるので、リード獲得から商談のクロージングまで、営業プロセスの一元管理ができます。

オンライン名刺交換も簡単にできるので、オンラインでの商談もビジネスマナーを崩さず、信頼関係が築けます。導⼊初期から継続的なサポート体制や、導入前後の無料ウェビナ―も実施しています。

＼リード開拓・商談・営業支援が可能！／

eセールスマネージャーRemix MS｜ソフトブレーン株式会社

eセールスマネージャーRemix MSは、登録できる人数が30名以下を対象としているクラウド型SFAです。中小企業向けに作られており、顧客管理や案件管理はもちろん、スケジュール管理や社内SNSなどの機能が搭載されています。

登録から約15分で利用できるのでおすすめです。また顧客情報や商品情報はCSVでアップロードが可能で、操作説明動画もあるため、設定も容易です。

＼利用人数30名以下におすすめ！／

Sales Square｜株式会社プラスアルファ・コンサルティング

Sales Squareは、営業と人材データをかけあわせて営業活動を支援するSFAツールです。顧客・案件管理はもちろん、目標指標や日報管理などの営業に重要な情報を可視化できます。また商談を分析して「勝ちパターン」も発見できます。

営業マンの実績から評価するマネジメントも可能です。個人にあわせた育成プランを行うことで、スキル向上に活用できるでしょう。

＼「勝ちパターン」を分析！／

Salesforce Starter｜株式会社セールスフォース・ジャパン

Salesforce Starterは、Salesforceの小規模企業に最適化したSFAです。Salesforceよりも安く始められ、セットアップする方法も細かく書かれているので、簡単に運用できるでしょう。

無料で学べる学習サイト「Trailhead」は、CRMやシステムの使い方、活用方法について、理解を深められます。

＼小規模企業専用のSalesforce／

SKYPCE｜Sky株式会社

SKYPCEは、名刺を顧客情報として、営業活動を支援するSFAです。OCR機能で読み込んだ名刺データは確認や修正してから正確なデータを取得できます。

取り込んだ顧客情報や商談履歴は、紐づけて管理を行います。展示会などのイベントで、たくさんの名刺を受け取ったときに、入力する必要がないでしょう。

＼名刺が多い企業におすすめ！／

UPWARD｜UPWARD株式会社

UPWARDは、外出が多い営業マンに特化したクラウド型のSFAです。外での営業活動をリアルタイムで報告できます。

営業マンの位置情報から顧客情報を地図に自動配置することで、攻めと守り両方の営業計画を支援します。CRMとの連携もできるので、作業時間の削減に役立つでしょう。

＼外出が多い営業マンにおすすめ！／

Sansan｜Sansan株式会社

Sansanは、名刺管理ソフトですが、営業支援ツールとしても使えるSFAです。顧客管理が強く、名刺をスキャンするだけで、顧客のデータとして蓄積できます。またスキャンされた後の読み込みが早いので、ストレスになりにくいです。

Sansanは新規顧客の開拓を効率化させるための営業リストも作成できます。SFAツールに含まれている最新の企業情報を使うとより早く精度が高いリストが作成できるでしょう。

＼名刺から顧客情報を取り入れる！／

クラウド型SFAの選び方5つ

クラウド型SFAの選び方は5つあります。具体的には以下のとおりです。

1. 直感的に操作できるか
2. 必要な機能があるか
3. 拡張性があるか
4. セキュリティは万全か
5. コストはどれくらいかかるか

順番に解説します。

社内スタッフが直感的に操作できるSFAを選ぶ

クラウド型SFAは、社内スタッフが直感的に操作できるSFAを選ぶのをおすすめします。SFAを導入したものの、使いこなせなければ意味がありません。とくに営業担当者がいる場合は、利用できそうかを考えてもらって、導入を検討すると良いでしょう。

誰が使っても直感的に操作できることが求められます。

自社に必要な機能で選ぶ

クラウド型SFAは、自社に必要な機能で選ぶのもおすすめです。どれだけ機能を増やしても使わない場合があります。

さらに、機能が増えるとその分高価なSFAになるかもしれません。できるだけコストがかからないように、機能数を減らしていきましょう。

カスタマイズ性の高さで選ぶ

クラウド型SFAは、カスタマイズ性の高さで選びましょう。

営業ジャンルによってはたくさんの顧客とのコミュニケーションをとることが多いので、顧客に合わせた機能をカスタマイズできると良いでしょう。

また、企業内システムとの連携ができるかどうかも重要なポイントです。

セキュリティ対策が万全なSFAを選ぶ

クラウド型SFAは、セキュリティ対策が万全なSFAを選ぶようにしましょう。

顧客情報が外部に漏れてしまうと、社会的信用が失われ、次々と顧客との契約が解除されるでしょう。そのため、セキュリティ対策の強いツールがおすすめです。

費用対効果で選ぶ

クラウド型SFAは、費用対効果もチェックしましょう。

コストパフォーマンスを考慮したSFAツールを使い、低い費用で運用することが大切です。

例えば、使わない機能も含めて多機能で費用が高いと不必要なコストがかかります。もし必要最低限の機能で価格を抑えられるなら、業務でも有効活用できて費用対効果を高められるでしょう。

まとめ：クラウド型SFAを導入して営業の効率化を図ろう

クラウド型SFAを導入すると顧客や案件が管理しやすくなり、営業の効率化が図れます。他にもさまざまな機能がありますが、企業によって変わります。

この記事を参考にしていただき、必要な機能はなにかを考慮して導入を検討してみてください。