【2024年最新版】おすすめのアクセス解析ツール6選!アクセス解析でわかることも解説!

※この記事には一部PRが含まれます。

 

マーケティングにおいて、WEBページの活用は欠かせないものとなっています。

いつ誰からでもアクセスできるWEBページを開設しておくことで、ビジネスチャンスを広げることもできます。

ただ、多くのユーザーにアクセスしてもらうためにはアクセス解析によって、分析することが重要です。

アクセス解析するためには、アクセス解析ツールを用いるのが一般的ですが、どのようなアクセス解析ツールがおすすめなのでしょうか?

この記事では、アクセス解析ツールでできることや、おすすめのアクセス解析ツールを紹介します。

アクセス解析とは?

はじめに、アクセス解析について詳しく解説します。

アクセス解析とは、WEBサイトにおいては発生している、

様々なアクセス状況を記録して集計した上で、ユーザーの利用状況や傾向などを分析する作業のことを指します。

主に、アクセス解析ツールで収集された行動ログをもちいて、以下のような情報を得ることが可能です。

  • ユーザー層(大まかな年齢や性別など)
  • 使用するブラウザやインターネット回線
  • 行動履歴(サイト内でどのような軌跡をたどるのか)
  • どこからアクセスしたのか
  • アクセスした結果、成果に繋がるのか

ユーザー像や行動を可視化し、評価することができます。

WEBサイトの行動履歴を分析することで、ユーザーが実際のアクションとなる

コンバージョンに発展するまでの課題点を見つけることができます

アクセス解析でわかること

アクセス解析は、単に行動履歴を把握できるだけのツールではありません。

主に、以下のような目的で利用することになります。

  • WEBサイトの現状を把握できる
  • 改善内容の効果測定
  • 目標に対する達成度合いのモニタリング

WEBサイトの現状を把握できる

WEBサイトを実際に立ち上げても、それが売上に直結するとは限りません。

WEBページで自社のサービスや製品がいかに優れているのかを訴求し、

そこから実際に契約を結んだり商品を販売するなどのアクションが行わなければ意味がありません。

よって、まずは現状のWEBページにどのような問題があるのかを把握することが重要です。

月間のPV数やセッション数を把握することは頻繁に行うものですが、

具体的にサイトを訪問するユーザー層や、どのような状況でサイトにアクセスしているのかを詳細に把握できているケースは少ないです。

同様に、サイト内でどのコンテンツがコンバージョンに寄与しているのか、

そしてユーザーがサイト内でどのようなアクションを起こしているのかを正確に把握できないケースもあります。

そこで、アクセス解析によって以下のデータを取得することになります。

行動データ

新規orリピート、来訪経路、閲覧ページ、会員or非会員

属性データ

性別、年齢、地域、言語、興味

技術環境データ

使用デバイス、解像度、OS、ネットワーク、アクセスブラウザ

以上のデータはアクセスログに蓄積されていき、このアクセスログデータを分析することで、サイトを訪問するユーザー像を可視化できます。

ユーザーのリアルな行動を把握することで、どのような改善を図ることができるかを検討する材料となるのです。

改善内容の効果測定

WEBサイトの技術は常に進化しており、新しい技術によってさらに使い勝手がよくなったり、見栄えが良くなるなどの効果が期待できます。

実際に、ユーザビリティを高めようという目的で新しい技術を導入するケースもあるのですが、それが実際の効果につながるとは言い切れません。

逆に、サイトが重くなったり古いPCやブラウザを使用している場合には、アクセスすることすらできない可能性が考えられます。

そこで、アクセス解析することによって、改善効果を測定することが可能です。

行った改善の効果がどれくらいあるのかを、データを用いて検証するためにアクセス解析が果たす役割は、とても大きなものです。

実施した改善施策に対して、意図した通りの結果に結びついているかをジャッジすることができます

目標に対する達成度合いのモニタリング

WEBサイトをただ開設して後悔しているだけでは、実際にマーケティング効果を得ることは難しいものです。

ある目標を立てて、それに対して各種施策や改善を図り、その結果として狙った効果があるのかをモニタリングすることが重要です。

モニタリングは、基本的には頻度が短ければ短いほど、次のアクションにつなげやすいです。

年度で目標を立てた場合、年度末に実績を捉えてももう手遅れというケースもあります。

そこで、毎月アクセス解析を行って状況を監視して、もし目標を満たさない場合は追加施策を打ち出すなどの挽回策を取りやすくなります。

手作業でアクセス解析を行うのも大変であり、そこでアクセス解析ツールを使用することで、

リアルタイムなアクセス解析が可能となり、また分析ツールもあるのでモニタリングを容易に行うことが可能です。

アクセス解析を行うためのステップ

アクセス解析を行う目的や利点が理解できたところで、実際にどのような形で実践すればよいのでしょうか?

ここでは、アクセス解析を行うためのステップについて解説します。

  1. サイトの大まかな構造を把握する
  2. 正しく計測されているかの確認を行う
  3. 実際にアクセス数やコンバージョン数を確認する
  4. アクセス内容を把握する
  5. どのコンテンツが閲覧されているのかを把握する
  6. 最重要指標とKPIを設定する

サイトの大まかな構造を把握する

アクセス解析を行う前作業としてとても重要なのが、サイト構造を大まかに把握しておくことが挙げられます。

サイト構造を念頭に置くことによって、ユーザーに対してどのような導線によって

アクションを起こすことを期待するのかを明確にして、サイトの問題点を素早く見つけ出せるようになります。

ECサイトを例とした場合、商品の一覧ページから個別の商品詳細ページにアクセスして、

欲しい商品が見つかったらカートに入れてお買い物するのが一般的です。

その後、カートを確認するページに移行して、ユーザーの情報を入力し、

購入完了ページに移行したタイミングが、最終的なコンバージョンとなり、ここまでの導線がいかにスムーズであるかが重要なのです。

以上のような流れを自然に生み出すような導線が確保されているのかなどを、事前に把握した上でアクセス解析に移行します。

正しく計測されているかの確認を行う

アクセス解析では、後述しますがサイト内にタグなどを設置して測定するのが一般的です。

タグが適切に設定されていないと、当然データが正しく計測されないために、正しくデータが収集されているのかを確認してください。

データを正しく計測できない場合、サイト改善につなげることができませんし、データを二重で測定されるケースもあるので要注意です。

特に注意したいのが、特におすすめのアクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスの二重計測となります。

同じタグが重複して使用されていることで、実際のアクセス数よりも多くデータが集計されて、また直帰率が低くなるのです。

他にも、タグの入れ忘れや、計測したいWEBサイトと異なるトラッキングIDが埋め込まれて、

別サイトのデータとして集計される場合もあるので、注意が必要です。

他にも、アクセス解析では除外項目の設定があるために、前任者が特定のフィルタをかけているために、

計測したいアクションのデータが収集されないケースもあります。

実際にアクセス数やコンバージョン数を確認す

正しく計測できることが確認出来たら、ここからが本番です。

アクセス解析ツールを有効活用して、WEBサイト全体のアクセス数やコンバージョン数を把握してください。

単に確認するだけでなく、月別のデータでざっくりとした傾向を把握して、その後に週別と日別の順に期間単位で確認することが重要です。

同時に、コンバージョン率の把握も重要な要素となります。

アクセス数やコンバージョン率などの数値を、期間単位でベンチマークすることによって、

アクセスやコンバージョン率の増減をモニタリングすることが可能です。

この結果から、早急にアクションすべき項目があれば、すぐに改善策を打ち出すなどの行動が必要になります。

アクセス内容を把握する

アクセス数やCV数の全体感を把握した後に、次にどのようなユーザーがサイトに訪れているかを調べていく必要があります。

アクセス情報については、各ツールで様々な情報が得られますが、特にポイントになるのが流入経路と使用しているデバイスの情報です。

サイトに訪問するユーザーについて、検索から流入しているのか、もしくはSNSなどを経由しているのか、そして広告経由なのかを把握してください。

突然、大きなアクセス増減があるケースでは、特定の経路からの流入から流れてくる、もしくは途絶えているケースが大半です。

流入経路別に把握することで、どのような点に問題があるのかを探ることが可能です。

また、流入経路別にコンバージョン数やコンバージョン率をチェックするようにしてください。

どのコンテンツが閲覧されているのかを把握する

アクセス解析では、WEBサイト全体のアクセス数を把握するだけでは意味がありません。

複数階層のページとなっている場合、どのページにどれだけのアクセスがあるのかを把握することも重要となります。

そこで、コンテンツ別にアクセス数やコンバージョンを確認するようにしましょう。

これによって、ランディングが多いコンテンツや、アクセスが多いコンテンツなどが一目で把握できます。

また、アクセス解析ではヒートマップなどで導線を確認できるので、どのページに遷移している、またはどのページから流入したのかを確認可能です。

特定のコンテンツをアクセス解析する際には、改善効果が出やすいページから分析を始めるとよいでしょう。

最重要指標とKPIを設定する

サイトのアクセス解析をただ漠然と行っても、意味がありません。

最終的な目標を設定して、それに対してどのようなアクションをとっていくのかを決めて運用することが重要です。

イトの目的に合わせて、KGIとも呼ばれる最重要指標を設定してください。

そして、最重要指標に対して、サイト全体のアクセスやコンバージョンに影響を与える可能性がある指標を、KPIとして設定します。

ただ指標を設定するだけではなく、当然モニタリングして出来高を決定した頻度で測定して、もし目標を達成できていない場合は「なぜ達成できていないのか」の原因調査と、原因に対してのアクションが必要です。

アクセス解析ツールの主な種類

アクセス解析ツールには、主に以下3つの種類が存在します。

  • サーバログ型
  • パケットキャプチャ型
  • WEBビーコン型

それぞれに特性があって、自社にとって最適なツールを選ぶ必要があります。

ここでは、具体的に各アクセス解析ツールの違いについて解説します。

サーバログ型

サーバログ型とは、ユーザーが特定のWEBサイトにアクセスした記録について、そのサイトが帰属するサーバから読み取る方式となります。

WEBサイト自体にアクセス解析のための設定が不要であるために、どのような企業でも手軽に導入できるというメリットがあります。

パケットキャプチャ型

パケットキャプチャ型とは、WEBサイトとサーバとの間でやり取りしているデータ交換の履歴について、その都度記録する方式です。

アクセス解析においては、どうしてもサイトやサーバに負荷をかけることになりますが、パケットキャプチャ型の場合は負荷が少ないために毎日大量のアクセスが見込まれるサイトにおいても、安定したデータ取得が可能です。

WEBビーコン型

WEBビーコン型とは、サイトにアクセス解析用のプログラムタグを埋め込んで、ユーザーがタグを実行することによってアクセスデータが記録される方式となります。

サーバログ型やパケットキャプチャ型と比較して、精度が高いこともあって広く活用されているのです。

一方で、サイトやサーバに対して若干負荷がかかるという難点があります。

アクセス解析ツールを選ぶ際のポイント

アクセス解析ツールの種類を理解したところで、実際にどのようなポイントで選定すればよいのか悩みますよね。

ここでは、アクセス解析ツールを選定するためのポイントについて解説します。

  • 欲しい機能があるか
  • ユーザビリティが高いか
  • 費用対効果が高いか

欲しい機能があるか

アクセス解析ツールは、原則としてアクセス数やコンバージョン数などのデータを取得できます。

上記は基本的な機能となり、そのほかにも魅力的な機能が実装されている場合があるのです。

代表的な機能としては、ページ内のどの箇所が注目されているのかなど、ユーザー心理を可視化できるヒートマップ機能があります。

ユーザーがマウスやタップなどを行った動きを色で示し、どのような導線でどこをクリックされたのかを分析可能です。

他にも、アクセスログを表示するだけでなく、そのデータを分析して答えを導き出せる分析機能があると便利です。

自社として、どのようなことを行いたいのかを事前に明確にして、その機能が付属しているかを確認して、選定してください。

ユーザビリティが高いか

アクセス解析ツールは、高性能なものであれば多彩な機能があり、自社にとって有益なデータが得られるものです。

ただ、実際に使用する場合に複雑すぎて結局すべての機能を使いこなせていないケースが散見されます。

無駄に高機能であるよりは、使いやすさを重視して選定するのもおすすめです。

アクセス解析ツールには海外製のツールもありますが、日本人にとって使いにくい場合もあるので、可能であれば無料試用期間があるツールで試用して、良し悪しを判断してください。

費用対効果が高いか

アクセス解析ツールには、無料のものも多数あります。

無料ツールの場合、手軽に使える反面、簡易的な機能しかなくデータ量や機能が有料ツールに比べると限定されがちです。

逆に、有料ツールの場合は多機能であり様々なデータ取得や分析ができる反面で、高い費用が発生するケースもあります。

そこで、費用対効果をしっかりと把握して、投資する価値があると判断した場合は有料ツールの選定を検討するのもおすすめです。

おすすめのアクセス解析ツール5選

ここでは、具体的におすすめしたいアクセス解析ツールを5つ紹介します。

  • Googleアナリティクス
  • List Finder
  • 忍者アクセス解析
  • UserInsight
  • Ptengine

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、無料ながらも高性能なアクセス解析ツールとして有名です。

Googleのテクノロジーを駆使して、様々な分析を行えます。

例えば、サイト全体だけでなくコンテンツ単位のPV、UU数を確認できると同時に、

どのページからジャンプしてきたのか、サイト内でどのような導線を辿ってアクセスしたのかをチェック可能です。

さらに、PC、iOS、Androidなどのデバイス名、さらには離脱率まで分析できる便利ツールです。

検索だけでなく、SNSやアフィリエイト、メールといった、さまざまなチャネルを分析するころで、

どのようにコンバージョン率や収益に影響するのかをレポート形式でチェックできます。

また、Google AdWordsとの連携によって、キャンペーンに自動タグを設定して

複数の広告グループやCVRの変動も把握できるので、Google系のサービスを頻繁に利用している方にとっておすすめです。

対象従業員規模

全ての規模に対応

月額費用

無料

初期費用

無料

List Finder

List Finderは、これまでの累積導入数は1,600を超えている有名なアクセス解析ツールです。

Webサイトにアクセスした企業と個人名を把握でき、業種・規模に合わせた手厚いサポートを実現できます。

基本は有料ツールとなりますが、無料トライアルがあり20日間お試しで利用可能です。

サイトにアクセスした企業を、時系列や閲覧数順で表示したり、閲覧個人に対してステータスや営業担当など設定可能となっています。

ある程度アクセスする企業などが特定できている場合、有効的なツールと言えますね。「

対象従業員規模

全ての規模に対応

月額費用

39,800円~

初期費用

100,000円

忍者アクセス解析

忍者アクセス解析は、個人ユーザーでも利用者の多い、使い勝手の良いツールです。

忍者アクセス解析では、簡単かつ無料でリアルタイムアクセス解析ができ、アクセスログが保存されるので、携帯からのアクセスも解析できます。

完全リアルタイム

忍者アクセス解析は全ての検索結果がリアルタイムに表示できる点が便利で、また全体の統計を取るだけのアクセス解析ではなく、各ユーザーの動きや情報を細かくキャッチできます。

アクセスログは、最大4ヵ月間保存することができますし、タグをコピーしてHTMLソースの中に貼るだけで簡単に設置できる点も魅力的です。

対象従業員規模

全ての規模に対応

月額費用

無料

初期費用

無料

UserInsight

User Insightは、通常のアクセス解析だけでなく、ヒートマップ機能があり、ユーザー行動の可視化が得意なツールです。

PCだけでなく、スマートフォンやタブレットユーザーの分析に対応しており、様々なデータを得られます。

非常に便利な機能として、マウスリプレイがありヒートマップで追い切れないアクセス者一人ひとりのページでの行動を確認できます。

そのページで離脱した、もしくはコンバージョンしたかなど、特定の行動をしたユーザーで絞り込んで動画形式でチェック可能です。

成果をサポートする導入後サポートもあり、困ったときに頼りになる存在です。

対象従業員規模

全ての規模に対応

月額費用

要問合せ

初期費用

要問合せ

Ptengine

Ptengineは、1つのタグをサイトに設置することによって、直感的な分析と直感的なサイト最適化が可能となります。

タグ実装から5分で利用開始でき、ワンタグひとつであらゆるデータを計測できます。

さまざまな機能がノーコードで利用でき、誰もが簡単に利用できる操作性と顧客行動を可視化する機能によって、アクセス改善を図ることが可能です。

さまざまなデータがヒートマップで視覚化できたり、自在な指標トラッキングとユーザー体験分析によって、改善の方向性を見出しやすいという特徴があります。

対象従業員規模

全ての規模に対応

月額費用

5,478円(税込)~

※従量課金プランもあり

初期費用

要問合せ

アクセス解析で自社のサイトを改善しよう

アクセス解析ツールは、自社のマーケティングを大きく改善できるチャンスがある、とても便利なツールです。

無料のツールも多いので、使い勝手を試してから本格的に有料ツールに移行するのも良いでしょう。

今回紹介した内容をベースとして、最適なツールを選定して改善につなげましょう。

おすすめの記事