労務管理システムにはさまざまな種類があり、最初から有料版の導入に抵抗がある企業も多いのではないでしょうか。
そんな要望に応えることができるのが無料で使える労務管理システムです。
実際に無料で利用できるものは多く、まずはトライアルから始めたい企業にとっておすすめと言えるでしょう。
今回は、無料の労務管理システムを中心におすすめの製品を紹介します。
永久的に料金が発生しないものから、一定の期間無料で使えるサービスについても紹介するので参考にしてみてください。
目次
労務管理とは?
労務管理とは、ざっくり説明すると従業員が快適に働ける環境を提供するために、労働面を管理することです。
例えば労働時間、賃金、福利厚生などがあげられます。
日本では働き方改革が始まっており、従業員の負担をできる限り抑えるために労務管理が必要とされています。
実際に管理がされていないと、従業員が定着しないことや、モチベーション低下で作業効率が下がるなど企業にとってメリットはありません。
これらのことから今後労務管理が必要不可欠となるため、システムを取り入れていない企業は早急に対応することをおすすめします。
労務管理の業務内容についてもっと詳しく知りたい方は、下記でも紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。
労務管理システムは無料で使える?
労務管理の業務の負担を軽減させたり、効率よく業務を進めるためにはシステムの導入が必要不可欠です。
ほとんどのサービスでは有料で利用することができますが、中には無料に対応しているものもあります。
しかし、無料となると使えない機能が多いのではないかと悩んでいる方もいるでしょう。
実際にどのような機能を使えるのか見ていきましょう。
無料版で使える機能
無料版で使える一般的な機能は下記のとおりです。
- 労働基準法に準拠した管理
- 勤怠確認(打刻データや勤務データ)
- データ出力
- 勤怠レポート
- 休日・休暇管理
- スマートフォン・タブレット対応など
上記のように、幅広い機能を利用することができ、無料でも基本的に困ることはありません。
特に現在ではテレワークなどを実施している企業が多いですが、こうした状況にも対応できるようになっています。
操作性もシンプルで使いやすいサービスが多いため、無料だからといって使いにくくなることはありません。
無料の労務管理システムで受ける制限
無料の労務管理システムは、機能も申し分なく快適に利用できます。
しかし、デメリットや注意点としてあげられるのが一定の制限がかかることと、セキュリティの問題です。
2つの内容について詳しく見ていきましょう。
利用人数に制限がかかる
制限の部分で最も多いのが利用人数です。
例えば有料版であれば無制限で利用できるのに対して、無料版は1名、5名までといった制限がかかります。
そのため、従業員数が5名以下であれば料金を支払ってまで利用する必要はないでしょう。
しかし、それ以上の人数では利用することができないサービスが多いので注意が必要です。
基本的な機能以外は使えない
労務管理に必要な基本的な機能を使うことができても、それより上は制限されていることが多いでしょう。
例えば、残業の承認や申請などのワークフローや、法定を超える残業が発生した場合のアラートなど、
こういった便利機能は使えない可能性が高くなります。
また、外部とのシステム連携もできないなど、効率良くするためのものは含まれていません。
そのため、基本機能以外も活用したいと考えている企業にとっては、使いづらく感じてしまうでしょう。
データの保存期間や容量の制限
無料の場合は、記録したデータは短いもので1ヶ月、最大で1年など制限されていることがほとんどです。
法律的な面で言うと、出勤記録などのデータは3年間の保管が義務付けられています。
そのため、万が一1年間でデータが削除されてしまったら大変なことです。
そうならないためにもコピーや印刷をしてマメに保存ができれば問題ありませんが、自信がない場合は制限のない有料版がおすすめでしょう。
サポート対応外になることもある
有料版では基本的にサポート体制が充実しています。
万が一導入でわからないことがあっても、導入支援などがあるため安心です。
しかし、無料の労務管理システムはサポートも制限がかけられていることがあります。
例えば電話やメールサポートが使えないこともあるため、万が一操作がわからなくても自社で解決しなければなりません。
システムに詳しい場合は問題ありませんが、導入方法がわからないケースでは苦労してしまう可能性が高いでしょう。
広告が表示されることもある
無料の労務管理システムには、料金が発生しないかわりに広告を表示させているサービスも存在します。
理由としては運営を継続させるための費用を得るためです。
基本的に大きく作業を妨げる場所に掲載されていることはありませんが、それでも気になるという方もいるでしょう。
解除方法としては、有料プランに移行する必要があります。
一度無料で利用してみて、気になるようであれば有料へ移行するといった感じで問題ないでしょう。
セキュリティの問題
セキュリティの問題に関しては、利用するサービスによっても異なります。
無料でも厳重に管理ができているものも存在する反面、セキュリティ対策があまり強化されていないものもあるのです。
労務管理は従業員の情報を保存するシステムであるため、セキュリティ対策ができていないと情報漏えいなどのリスクも考えられます。
そのため、数ある中から選ぶ際には、情報漏えいのリスクがないかなどしっかりと確認してから利用するようにしましょう。
労務管理システムは無料にも2つの種類がある
労務管理システムには、無料にも大きく分けると2つの種類が存在しています。
それぞれの特徴も見ていきましょう。
永久的に無料で利用できる労務管理システム
永久的に無料で使える労務管理システムは、期間が設けられていません。
つまり、どれだけ使用しても料金が発生しないサービスです。
しかし、上述で紹介したように機能は制限されますので、小規模での利用に限られるでしょう。
また、料金が発生しないといっても有料版も存在しているものが多く、移行もスムーズに行なえます。
もし規模が大きくなったり、機能制限があって使いづらいと感じたら有料版への移行をおすすめします。
トライアル期間付きの労務管理システム
トライアル期間付きは、簡単に説明すると期間を限定して無料で使える労務管理システムのことです。
例えば30日間は無料で利用でき、それ移行は有料版への移行が必要なケースとなります。
トライアル期間のあるサービスに関しては、制限がそれほどありません。
決められた期間は無料で有料版の機能を使えるものが多いため、使いづらいと感じることもないでしょう。
そのため、まずは有料版を導入する前に操作性などを確認したいと思われている企業におすすめです。
永久的に無料で利用できるおすすめ労務管理システム4選!
ここからは、労務管理システムを永久的に無料で利用したい企業向けの製品紹介をします。
おすすめを厳選して紹介するので、その中でも比較して自社に合うものを検討してみてください。
SmartHR
有料版への移行 | ○ |
有料版の料金 | お問い合わせ |
機能 | ・労務手続き ・給与明細の作成・配布 ・人事管理 |
制限 | 利用人数30名まで |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社メルカリ ・株式会社ZOZO ・株式会社モンスター・ラボ |
SmartHRの特徴
SmartHRは、大企業から中小企業まで幅広く活用されている労務管理システムです。
プランも豊富に揃えられており、まずはどの規模にも対応している無料トライアルから利用できます。
期間が終了したあとも、利用人数30名以下の小規模事業者は引き続き完全無料で使うことが可能です。
無料プランは利用人数が30名以下といった制限がありますが、労務管理の基本となる機能はすべて利用できます。
例えば、労務手続きや給与明細の作成、人事管理といった内容まで無料です。
現在では登録社数も4万社を超えるなど、実績と信頼を持っているサービスとなっているので、安心して利用できるところを探しているならおすすめでしょう。
ハーモス勤怠
有料版への移行 | ○ |
有料版の料金 | 月額3,800円〜 |
機能 | ・勤怠確認 ・工数管理 ・日報作成・共有 ・各種マニュアルあり ・スマートフォン対応 |
制限 | ・データ保存期間1年 ・メールサポート対応なし ・バナー広告あり ・申請ワークフロー不可 ・固定IPアドレスによるアクセス制限不可 |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社イースト・エンタテインメント ・福井自動車 |
ハーモス勤怠の特徴
ハーモス勤怠は、完全無料で利用できる労務管理システムとして注目されています。
タイムカードや予実管理、残業レポートなど、基本的な機能はすべて料金が発生しません。
また、工数管理も利用することができるため、機能は豊富に揃えられています。
そのほかにも、無料版では珍しい社員数の制限がないのが最もおすすめできるポイントです。
何人利用しても0円なので、小規模事業者以外でも活用しやすいでしょう。
しかし、制限がされている箇所もいくつかあり、例えばデータ保存期間は1年に限られていることや、バナー広告なども設置されています。
また、サポート対応もマニュアルのみとなっているため、問題解決は自社で対応しなければなりません。
オツトメ!
有料版への移行 | - |
機能 | ・従業員管理 ・勤怠管理 ・データCSV出力 ・勤務時間のスケジュール登録 ・部署設定 ・雇用形態設定 ・デザインのカスタマイズ ・出勤時間の設定 ・締日設定 ・カレンダー設定 ・ログイン用QRコード作成 |
制限 | ・広告表示あり |
導入企業(有料も含む) | - |
オツトメ!の特徴
オツトメ!は完全無料で提供している労務管理システムです。
基本的な勤怠管理をすべて利用できるため、難しい機能は必要ないと思われている企業におすすめです。
また、その他にも外部システム連携や従業員とのメッセージなども利用できます。
完全無料でここまでの機能を利用できるサービスはそれほどないため、おすすめと言えるでしょう。
しかし、利用するにあたって広告が表示されることは頭に入れておきましょう。
消すことができない広告となるため、気になる方は作業の妨げになる可能性もあります。
また、有料版によく含まれる個別サポート対応や基本的な機能以外は利用することができません。
そのため、サポートを受けながら幅広い機能を有効活用したいと思われている企業は、少々物足りないと感じてしまう可能性もあります。
利用について悩んでいる企業は、デモ画面で確かめることも可能なので、まずは登録する前に使ってみてから検討するといいでしょう。
スマレジ・タイムカード
有料版への移行 | ○ |
有料版の料金 | 【利用人数10名までの料金】 プレミアム:月額2,200円 プレミアムプラス:月額4,400円 エンタープライズ:月額6,600円 |
機能 | ・勤怠管理 ・給与・賞与 ・組織運営 ・集計・ダウンロード ・メール・チャットサポート |
制限 | ・機能制限(シフト・休暇・給与計算・年末調整・ワークフロー・マイナンバー管理など使用不可) ・利用人数30名まで |
導入企業(有料も含む) | ・粉もん屋とん平 江坂公園店 ・NECO REPUBLIC東京 御茶の水店 |
スマレジ・タイムカードの特徴
スマレジ・タイムカードは、勤怠管理から労務管理まで幅広い機能に対応しているシステムです。
クラウドシステムとなっており、スマートフォンにも対応しているのでテレワークにも最適です。
しかし、有料プランと比べるとそれなりに機能制限があります。
例えば労務アラートや有給取得義務化対応など、働き方改革実現のための機能は揃えられていません。
あくまでも一般的な機能を利用できるとお考えください。
また、従業員数31名以上の企業は無料で利用することができません。
こちらも制限がかかっているため、従業員数30名以下の企業向けと言えるでしょう。
しかし、それ以上の従業員を抱えている企業も、有料プランへの移行も可能となり、料金もそれほどかかりません。
リーズナブルな価格設定なので、有料版であっても導入しやすいのが特徴です。
無料トライアル期間付きのおすすめ労務管理システム5選!
ここまでは永久的に無料で利用できる労務管理システムを紹介しました。
続いて無料トライアル期間付きの労務管理システムをご紹介します。
こちらも厳選したサービスのみとなっておりますので、比較しながら検討してみてください。
KING OF TIME
\30日間無料体験!/
トライアル期間 | 30日間 |
有料版の料金 | 一人あたり月額300円〜 その他お見積り |
機能 | ・人事労務 ・残業時間の管理 ・スケジュールシフト管理 ・ワークフロー ・有給休暇・休暇管理 ・アラート機能 ・働き方改革関連法の設定 ・データ分析 ・帳票出力 ・給与計算ソフトとの連携機能 |
制限 | なし |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社大伸社 ・日本パーキング株式会社 ・相鉄ステーションリテール株式会社 |
KING OF TIMEの特徴
KING OF TIMEは、勤怠管理から労務管理まで幅広く対応しているサービスです。
無料トライアルにも対応しており、30日間はすべての機能を制限なく利用できます。
各機能の確認ができたり、操作性のチェックができたりするため、無料トライアルを活用することで有料版へ移行した際に後悔することはありません。
また、KING OF TIMEは他サービスとの連携性にも優れており、例えば給与計算などとも連携が可能です。
一つのサービスで一元管理できるメリットがあるため、特に色々なシステムを導入している企業にとって使いやすいと感じるでしょう。
そのほかにも導入時のサポートやアフターサポートもトライアル期間であっても利用できます。
導入の流れから実際の使用感まで、すべて無料で確かめられるのは大きなメリットと言えるでしょう。
\30日間無料体験!/
jinjer労務
トライアル期間 | お問い合わせ |
有料版の料金 | 月額400円〜 |
機能 | ・書類作成の自動化 ・TODO管理 ・e-Govで簡単WEB申請 ・セキュリティ |
制限 | なし |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社水上 ・株式会社関東製作所 ・株式会社学研スタディエ |
jinjer労務の特徴
jinjer労務は、労務管理を楽にシンプルに行うことをコンセプトとしているサービスです。
クラウド型となっているため、場所を問わず書類の作成から手続きまで行えるのが魅力の一つとなっています。
jinjer労務は期間限定で無料で利用することができ、機能なども縛りがありません。
まずは操作性などを確かめてから有料版を導入したいと思っている企業におすすめなので、検討してみてはいかがでしょうか。
freee人事労務
トライアル期間 | お問い合わせ |
有料版の料金 | ベーシック:月額4,480円〜 プロフェッショナル:月額9,280円 エンタープライズ:お問い合わせ |
機能 | ・勤怠打診・集計 ・毎月の給与計算 ・ペーパーレス年末調整 ・法定三帳簿 ・マイナンバー管理 ・従業員管理(入退社など) |
制限 | なし |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社クラウンベーカリー ・株式会社アイガ ・株式会社パワーハウス |
freee人事労務の特徴
freee人事労務は小売業からIT・ソフトウェア関連まで幅広く活用されているサービスです。
トライアル期間として利用できるのは、freee人事労務の中でも1名〜21名までのプランとなっています。
それ以上のケースでは有料となりますが、まずは操作性などを確かめてから大企業、中小企業向けプランへの導入もおすすめです。
トライアル期間でも幅広い機能を使うことができますし、一般的な労務管理ならすべて対応しています。
freee人事労務は特に機能が優れていることで知られており、例えばエンタープライズプランなら人事管理から統制まで行えます。
将来的に豊富な機能が揃えられたサービスを利用したいと思われている企業にもおすすめなので、目的に当てはまっているなら利用について検討してみてください。
ジョブカン労務HR
トライアル期間 | 30日間 |
有料版の料金 | 月額400円〜 |
機能 | ・従業員へのデータ入力依頼 ・帳票自動作成 ・TODOリスト ・手続き進捗管理 ・入退社手続き ・その他各種手続き(住所変更・氏名変更・産休手続き・年末調整・扶養変更の手続き) ・従業員情報項目カスタマイズ ・マイナンバー収集・管理 ・アラート機能 ・メモ機能 ・タレントマネジメント ・ストレスチェック |
制限 | 利用人数5名まで |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社トヨコン ・株式会社情熱キャリア ・株式会社ナチュレ・ホールディングス |
ジョブカン労務HRの特徴
ジョブカン労務HRでは30日間の無料トライアルに対応しています。
一部制限がされていますが、使用感などは確認することができるので有料プランの導入を検討している方におすすめです。
ジョブカン労務HRは手続きの自動化や効率化を目指した機能が豊富にあり、基本的に入力作業などはほとんどありません。
従業員は必要な項目のみ選択し、入力するだけといった作業で簡単に完了できます。
また、タレントマネジメントやストレスチェックなどにも対応しており、幅広い機能をジョブカン労務HR一つで対応できるのでおすすめです。
そのほかにもセキュリティ対策も強化しており、SSLや操作利益の確認、IPアドレス制限が可能なので、管理されている情報をしっかりと守ることができます。
オフィスステーション
トライアル期間 | オフィスステーション:30日間 オフィスステーションPro:14日間 |
有料版の料金 | 登録料:110,000円 月額利用料:従業員1人あたり440円〜 |
機能 | ・アカウント管理 ・従業員情報の収集 ・雇用契約書 ・従業員データ管理 ・ワークフロー ・社会保険料 ・自動データ入力 ・自動データ更新 ・電子申請 ・API/ファイル/専用ツール連携 |
制限 | なし |
導入企業(有料も含む) | ・株式会社フォーラムジャパン ・キリンシティ株式会社 ・ポリゴンマジック株式会社 |
オフィスステーションの特徴
オフィスステーションは、ペーパーレス化であらゆる人事労務の負担を軽減できるサービスです。
従業員とのコミュニケーションや、社内ワークフロー、書類のやり取りなどすべてクラウドで完結できます。
パソコンも必須ではなく、すべてスマートフォンから操作が可能なのも魅力の一つでしょう。
どこからでもアクセスができ、どこにいても手続きが可能なのは作業を大幅に効率化させられるので便利です。
特に紙は必要ないと思われている企業にとっておすすめの労務管理システムと言えるでしょう。
無料トライアル期間は14日〜30日間となっており、その期間はすべての機能を無料で利用できます。
導入にあたってまずは操作してみたいと思われている企業は、ぜひ検討してみてください。
労務管理システムは無料・有料どっちがいいの?
労務管理システムを選ぶ際には、無料と有料結局どちらがいいのか悩む部分でしょう。
どちらを選ぶのが正解については、それぞれの企業の目的によっても異なります。
ここでは具体的に目的別で無料か有料どちらを選ぶべきかについて紹介します。
小規模事業者は無料版でも十分使える
従業員数が比較的少なく、無料版の制限をクリアできる場合は有料版を選択する必要もないでしょう。
実際に無料とは言っても操作性もよく、スマホでの操作もできるなど優れているものはたくさんあります。
そのため、実際に使ってみて通常の業務に影響を与えないと判断できれば、無料版から始めることを検討してみてください。
制限によって業務に支障をきたすケース
無料版は何らかの制限があることが特徴の一つとしてあげられますが、このケースで業務に支障が出るなら有料版を検討したほうがいいでしょう。
例えば、従業員数が100名以、1,000名と多い企業は無料版をおすすめできません。
また、基本的な機能以外も有効活用したい場合も、制限がされない有料版がおすすめでしょう。
そのほかにも無料版は、業務の効率化に影響することもあります。
例えば、データ保存期間の制限がある場合、勤怠記録データを残すために印刷やコピーをする必要があり、その作業には大幅に時間がかかります。
また、印刷コストなども考えると逆に高くついてしまうこともあるため、よく検討する必要があるでしょう。
このように、制限が気になる、業務に支障が出るケースでは最初から有料版の検討をおすすめします。
有料の労務管理システムについて下記では詳しく紹介しているので、こちらも併せてご確認ください。
まとめ
今回は労務管理システムを完全無料と期間限定無料に分けて紹介しました。
完全無料で利用できるものは、あらゆる制限がありますが基本的な機能は問題なく使えます。
しかし、企業の目的によっては不便に思う部分もあるので、使いにくいと感じたら有料版の選択をおすすめします。
また、製品も数多く提供されているため、選び方で悩んでいる企業は厳選したおすすめ製品なども参考にしながら検討してみてください。