フランチャイズの現実は甘くない。口コミから分かる「リアル」をお届け

※この記事には一部PRが含まれます。

これからフランチャイズビジネスを始めようと思ったときに、本当に利益を出し続けられるのか不安という人も多いようです。

実はフランチャイズビジネスは、誰もが簡単に儲かるビジネスではありません。

当記事では、実際にフランチャイズをビジネスとして行っている人の、成功談や失敗談などのリアルな声をご紹介します。

フランチャイズは上手くいけばサラリーマンより稼げるビジネスですので、現実を知って対策を立てた上で独立開業を検討しましょう。

フランチャイズを楽と考えるのはNG!必ず儲かるは無い

右肩上がりのグラフ

フランチャイズに「必ず儲かる」はありません。

フランチャイズは、毎月ロイヤリティを支払う代わりに、フランチャイズ本部が持つ看板や商品、経営ノウハウを使えるため、楽と捉える人が多いようです。

これは他のビジネスについても言えることで、経営をしていく上で、100%儲かることは無いと意識を変えましょう。

本人の努力によっては儲かる

フランチャイズは、本人の努力によっては儲かるビジネスです。

しかし、フランチャイズ本部に言われたことだけをしていては、成功確率は低くなってしまいます。

経営者が勉強するべきこと
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション
  • マネジメント
  • 経営哲学
  • 業界知識
  • 財務会計知識
  • 戦略知識 など

フランチャイズでは、開業前に業界知識や専門知識などの研修をフランチャイズ本部で受けられます。

研修で受けた知識だけに留まらず、日々経営に役立つ知識を勉強し続ける努力を持つことによって、成功への道は開けるでしょう。

口コミから分かる!フランチャイズビジネスの現実

 たくさんの人の言葉を聞く人

フランチャイズビジネスの現実が分かる口コミを5つご紹介します。

フランチャイズビジネスの現実が分かる口コミ5つ
  1. 軌道に乗らずに食べて行くのがピンチ
  2. そもそも団体戦の発想
  3. 直営がフランチャイズ店舗を潰す?
  4. お店が順調だから2店舗目を計画してる
  5. 脱サラしてフランチャイズに2つ加盟

良しも悪しも、フランチャイズについてのリアルです。

軌道に乗らずに食べて行くのがピンチ

フランチャイズで経営をしている後輩から、転職の斡旋を頼まれた方の口コミです。

軌道に乗らず、妻子がいるにも関わらず食べていくのがピンチと、危機的な状況が伺えます。

フランチャイズの成功率は高いと言っても、現実に経営が続けられない人もいるのです。

そもそも団体戦の発想

フランチャイズは、そもそも団体戦の発想であるとの考えに至った方の口コミです。

個人事業では初めから備えられない商品力や経営ノウハウなどを、フランチャイズに加盟することで手に入れる仕組みは、まさに団体戦と言えるでしょう。

  • 偽装請負…契約上は請負契約であるのに、実態は派遣と同じ働き方となっている契約のこと

 

フランチャイズを偽装請負のように語る人もいるようです。

しかし、労働者を使役するよう働かせる偽装請負と、本部と経営者が一枚岩になって経営を行うフランチャイズでは根本が違います。

直営がフランチャイズ店舗を潰す?

直営がフランチャイズ店舗を潰していると訴える口コミです。

  • ドミナント戦略…チェーン店が地域を絞って集中する作戦のこと

 

ドミナント戦略は、コンビニエンスストア、特にセブンイレブンで多く採用されている戦略です。

ドミナント戦略のメリット
  • 地域での認知度が高まる
  • 配送効率が上がる
  • 地域の特色に合わせた宣伝広告が可能

ドミナント戦略は上記のメリットがある反面、その地域の顧客を店舗同士が奪い合うことになってしまうデメリットが存在します。

結果的に直営店を出店することで収益性の高いフランチャイズ店舗が閉店に追い込まれる事例もあるようです。

そのような戦略を取るコンビニは、店員の賃金を多く払うわけがないと言及しています。

お店が順調だから2店舗目を計画してる

こちらはフランチャイズで開業したお店が順調のため、2店舗目を計画していると相談を受けた方の口コミです。

「夏にもまた店舗増えます。」とあり、順調の様子が伺えます。

フランチャイズは1店舗しか出してはいけないと定められていないため、多店舗を経営しているオーナーも多いようです。

脱サラしてフランチャイズに2つ加盟

フランチャイズオーナーとして独立起業し、事業が軌道にのってセミナー講師としても活躍されている方の奥様の口コミです。

フランチャイズに加盟する前は高卒で就職、転職、脱サラと色々な経験をされたようですが、オーナー自身に合ったフランチャイズが見つかったのが伺えます。

サラリーマンから独立を目指すのは、楽な道ではありませんが、副業からフランチャイズを検討してみるのもなしではないかもしれませんね。

フランチャイズの現実は結局本人の努力次第

走る人

口コミを見た中で言えるのは、フランチャイズの現実は必ず儲かるものでも失敗するものでもなく、結局は本人の努力次第です。

上手くいっている人は引き続き上手くいくように、思うような結果が出なかったとしても、どうすれば上手くいくようになるのか考えて努力し続けることが、良い現実に繋がります。

仮に結果的に経営が立ちいかなくなったとしても、努力し続ければ、次に上手くいくこともあるでしょう。

経営者は、常に努力を怠らない姿勢が大切です。

フランチャイズでオーナーになる場合の3つの利点

合わさった3人の手

ここで、フランチャイズでオーナーになる利点を3つ見ていきましょう。

フランチャイズでオーナーになる3つの利点
  1. 本部のノウハウ・ブランド力を活用できる
  2. 店舗売上拡大にコミットできる
  3. 業界によっては低コスト・未経験で始められる

特に脱サラして始めて経営にチャレンジする人は、これらのメリットを持ったフランチャイズでの開業の方がやりやすいかもしれません。

本部のノウハウ・ブランド力を活用できる

1つ目のメリットが、本部のノウハウ・ブランド力を活用できるという点です。

フランチャイズ本部では、多くの経験と、それに基づくマニュアルがノウハウとして提供されます。

これにより、業界未経験のオーナーでも、参入にあたって障壁が少ないのです。

また、フランチャイズでは、既に認知度の高い看板や商品を扱えるため、ブランド力を活かした営業展開ができます。

開発費や製作費などを自身で負担し開発した、まだ認知度の無い商品を扱うのと、ブランド力のある商品を扱うのでは、売上に大きな差が出ることは一目瞭然です。

店舗売上拡大にコミットできる

2つ目のメリットは、店舗売上拡大にコミットできることです。

開業したばかりでどうなるか分からない中でも、フランチャイズオーナーは、どうすれば売上が拡大できるのか、本部によるサポートを受けられます。

オーナーは手探りで何も分からない状態ではないため、店舗売上拡大の話がフランチャイズ本部からあった場合でも、自信を持ってコミットできるのです。

業界によっては低コスト・未経験で始められる

3つ目のメリットは、業界によっては低コスト・未経験で始められる点です。

開業には通常多額の資金がかかります。

しかし、業界によっては低コスト・未経験で始められますので、予算に合った業界を選ぶのも一つの手段です。

金額別に低資金で始められるおすすめのフランチャイズをご紹介しておりますので、ぜひ詳細を確認してください。

 

初心者向け!フランチャイズを始めるために大事な4つのポイント

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これからフランチャイズを始める初心者に向けて、大事なポイントを4つご紹介します。

フランチャイズを始めるために大事な4つのポイント
  1. 情報収集・募集サイトを隅々まで見る
  2. フランチャイズ本部の数字を隈なく見る
  3. 先輩のフランチャイズのオーナーと出会う
  4. 業界に対する理解を深める

良い条件に飛びつき、大切な点について確認不足にならないよう、事前の情報収集が特に大切です。

情報収集・募集サイトを隅々まで見る

1つ目は、情報収集・募集サイトを隅々まで見ることです。

フランチャイズで開業しようと色々なサイトを調べていると、どうしても良い条件が目に入ります。

「月々○○万円可能!」「開業資金0円!」などがその例です。

しかし、それらの文言に引っ張られてしまうと、細かな条件を見落としてしまい、結果的に思っていた内容と違う契約になってしまうこともあります。

フランチャイズを始める前には、情報収集や、募集サイトを隅々まで見ることがおすすめです。

フランチャイズ本部の数字を隈なく見る

2つ目は、フランチャイズ本部の数字を隈なく見ることです。

数字の頭に「約」や「大体」と付けて、具体的な数字をぼやかしている本部には注意しましょう。

資料に記載されている数字はあくまで予想であり、実際には半分以下の数字しか上がらないこともあります。

数字は必ず算出根拠が示されていることを確認し、現実的な数字であるのかどうかの見極めが大切です。

先輩のフランチャイズのオーナーと出会う

3つ目は、先輩のフランチャイズのオーナーと出会うことです。

加盟店募集資料などにどんなに良い数字が書かれていても、それは机上の空論になりかねません。

上でご紹介したリアルな口コミのように、実際にそこのフランチャイズオーナーとして経験をした人に出会い、話を聞くことで、現実を知ることができます。

ぜひ加盟しようか検討しているフランチャイズのオーナーに話を聞きましょう。

業界に対する理解を深める

4つ目は、業界に対する理解を深めることです。

フランチャイズは、本部のノウハウ・ブランド力があるため、未経験の業界にも参入できるチャンスがあります。

しかし、あまりにその業界のことを知らな過ぎては、業界独自の習慣や手法についていけないことがあるのです。

自身の参入する業界について、参入前も参入してからも、日々勉強しましょう。

業界に対する理解を深めることで、経営もやりやすく、売上も拡大していきます。

未経験でも可能なおすすめのフランチャイズ業界

掃除道具

未経験でもできるフランチャイズ業界を3つご紹介します。

タイトル
  1. ハウスクリーニング
  2. キッチンカー
  3. コインランドリー

それぞれをフランチャイズで開業するための情報について見ていきましょう。

ハウスクリーニング

サービス内容

室内外の依頼された箇所の清掃を行う

メリット

・研修により専門的な清掃技術を身につけられる

・専門的な資材や器具があらかじめ用意されている

デメリット

・ロイヤリティが発生する

・経営の自由度が無い

・競業避止義務がある

資金目安

開業資金:80万~250万

運営資金:10~100万円

主な会社

・おそうじ本舗

・おそうじ革命

・便利屋!お助け本舗

ハウスクリーニングは、室内外の依頼された箇所の清掃を行うサービスを主に行っています。

業者専用の機材や洗剤を使用するため、初心者にはハードルが高いと思われがちです。

しかし、フランチャイズであれば、開業前に研修を受けられますので、専門知識を身につけることができます。

キッチンカー

サービス内容

専用の車両を用いて商品を販売する

メリット

・車一台で開業できる

・人件費が抑えられる

・業態変更がしやすい

デメリット

・エリアによって集客に差が出る

・収益機会を取り逃す可能性がある

資金目安

開業資金:200~400万円

運営資金:約60万円

主な会社

・ジェリーズポップコーン

・なないろ弁当

コロナ禍でテイクアウト需要が高まった昨今、目にすることが多くなったキッチンカーも、初心者におすすめのフランチャイズビジネスの1つです。

車一台で開業できるため、飲食店として店舗を構えるよりも安い初期費用で開業できます。

集客しやすいエリアを見つけ出せるかがポイントです。

コインランドリー

サービス内容

洗濯・乾燥を行う場所の提供

メリット

・土地活用ができる

・人件費が不要

・固定利用客がつきやすい

デメリット

・初期費用が高い

・犯罪リスクがある

資金目安

開業資金:2,500万~4,000万円以上

運営資金:約50万円

主な会社

・ホワイトピア

・コインランドリーピエロ

・フトン巻きのジロー

コインランドリーは基本的に無人で運営できるため、時間に縛られにくく、初心者でも参入しやすいフランチャイズビジネスです。

設備投資が必要のため、大きな初期費用がかかる点がデメリットとして挙げられます。

固定客がつきやすいため、安定した売上が期待できる業界です。

フランチャイズの現実は甘くないが上手くいくと儲かる

フランチャイズの現実は甘くありません。

しかし、上手くいくと儲かります。

経営を上手くいかせるためには、経営者の努力が欠かせないポイントです。

フランチャイズを始めるために大事なポイントを押さえつつ、業界の選定をしっかりと行いましょう。

フランチャイズで泣く人も現実にいますが、反対に笑う人もいます。

どうすれば上手くいくのか常に考える姿勢を持って、事前準備をしっかり行った上でフランチャイズビジネスに取り組みましょう!

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