早わかりビジネス用語150選!IT用語・カタカナ語の意味と例文

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ビジネスシーンで使われる用語にはさまざまなものがあり、近年は英語・カタカナ語も増えてきています。そのため、「アサインとか、ECとか、ブレストとか、何を言っているのかまったく理解できない…」と困っている人も多いのではないでしょうか。

また、IT技術も進歩している現代では、IT関連用語も、IT企業でなくても頻繁に使われます。

ビジネスマンとして一流を目指すためには、よく使われるビジネス用語はしっかりチェックしておきたいところです。

そこで今回は、ビジネス用語150選を例文とともに紹介していきます。

ビジネス用語の使い方や意味の理解に迷ったときは、ぜひ事前にチェックしたうえで、仕事で活かしていきましょう。

目次

あ行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、あ行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

アイスブレイク

初対面でもうまく打ち解けるように雑談などを挟んでリラックスすること。氷を溶かすという意味からきている。

【例文】
〇〇さんはアイスブレイクがうまいので、営業成績も良好だ
堅苦しい会議にしたくないので、まずはアイスブレイクとして自己紹介しましょう

AIDMA(アイドマ)

マーケティング用語の一つで、消費者が購入までに至るプロセスを指す。Attention(注意する)・Interest(興味を持つ)・Desire(欲しくなる)・Memory(記憶する)・Action(行動する)の頭文字をとってAIDMA。

【例文】
AIDMAの法則で商品企画を考えてください
売れないのはAIDMAの考え方に誤りがあるのかもしれない

アイミツ

相見積もりの略。一つだけでなく複数の会社に見積もりをとって料金や内容を比較すること。より良い依頼先を見つけるために行われる。

【例文】
予算が少ないので、アイミツをとって依頼先を決めよう
アイミツを頼まれたが、候補になる業者が少ない

アウトソーシング

一部の作業を自社で行わず、外部の企業・業者に委託すること。外注ともいう。ちなみに、自社で業務を負担することの「内製」はインソーシングという。

【例文】
コールセンターはアウトソーシングにしたほうが対応品質が上がると判断した
経理のアウトソーシング化のリスクを教えてください

アウトバウンド

外向きという意味を指す。外部(例えば海外など)に出ていく性質のあるビジネスなどで使う。⇔インバウンド

【例文】
そろそろアウトバウンド事業を本格的に展開しようと思う
アウトバウンド需要が高い

アグリー

同意や賛成、承諾の意味で使われる。意見や考え、アイデア、方針に同意すること。

【例文】
チームメンバーのほとんどが、部長の方針にアグリーしている
先方からのアグリーはもらえましたか?

アサイン

特定の業務や役割を割り当てること。アサインメントともいう。

【例文】
最終確認の担当として〇〇さんをアサインした
アサインされた仕事をすっかり忘れていた

ASAP(アサップ/エーエスエーピー)

できる限り早くという意味。英語のas soon as possible(できる限り早く)を略した造語。なるはや(なるべく早く)とほぼ同じ意味。

【例文】
この確認をASAPでお願いします
まだできていないの?昨日、ASAPって言ったよね?

アジェンダ

会議やミーティングで話す議題や、会議で使う資料の目次のこと。予定表、計画の意味でも使われる。

【例文】
会議は明日なのにアジェンダがまとまっておらず、
上司に叱られた
打ち合わせのアジェンダをもらえる?

アジャイル

迅速な、素早いという意味を指す。システム開発においては、スピーディーかつ柔軟性のある開発手法をアジャイル開発という。アジャイル開発では必要最低限の機能をそろえたうえで、短い期間でのリリースが可能。

【例文】
アジャイル開発を採用して、システム開発の迅速化を図りましょう
商品開発はアジャイルな手法が一番だ

アテンド

付き添う、案内する、世話をするの意味を指す。主に接待や案内などのシーンで使われる。

【例文】
本日来店予定の〇〇様のアテンドは誰がするの?
私がアテンドさせていただきます

アドオン

追加、付属、加算などの意味。もしくは追加されたものを指す。IT業界では、標準機能に追加された機能、もしくは機能を追加、拡張することを意味する。

【例文】
アドオンでこの件も依頼することは可能でしょうか
このシステムのアドオンを有効にしておいて

アポ(アポイントメント)

商談や営業などで会う約束のこと。ちなみに、主に営業のために先に電話をかけてアポを取ることをテレアポという。

【例文】
15時のアポに遅れないよう早めに移動します
アポ取りを忘れてしまった

アライアンス

お互いにとって利益のあるサービスを提供するために、企業などが提携していること。もしくはその提携先を指す。アライアンスとは同盟関係の意味。

【例文】
新たにアライアンスを組んだことで、ビジネスの可能性が広がった
A社はB社のアライアンス企業にあたる

粗利(あらり)

売上総利益のこと。売上高から原価を引いて算出される利益を指す。

【例文】
原価が低いので、この商品の粗利は良好です
粗利率を計算してください

Eコマース(EC)

電子商取引のこと。主にネット通販のことを指し、インターネットなどの電子的な場で商品・サービスの売買ができる形態のこと。ECサイトは通販サイトのこと。

【例文】
これからはEコマースの時代なので、通販サイトを立ち上げます
EC事業に失敗しないためにコンサルをお願いしたい

イシュー

重要性の高く、見過ごせないビジネス課題や問題のこと。IT業界では、システム開発を進めるうえでの課題点を主に指す。

【例文】
我が社にとって迅速に解消すべきイシューは、社員の離職率が高いことだ
今日の議題は、販促におけるイシューを洗い出すことです

イニシアチブ

主導権、率先して行動することを指す。イニシアチブがある・イニシアチブをとるなどの使い方をする。

【例文】
〇〇さんが積極的にイニシアチブをとってくれた
この案件は私にイニシアチブがあります

イニシャルコスト

初期費用や新しいサービスの導入費用のこと。主に新しい事業や案件をスタートさせるにあたって、初期段階でかかるコストを指す。これに対して運転資金はランニングコストという。

【例文】
イニシャルコストの見積もりは早めにとってください
イニシャルコストが安い業者を探しましょう

インサイドセールス

本格的な営業活動を行う前に、メールや電話、ビデオ会議などを通じてサービスや商品の概要を案内して初期段階の活動をすること。ちなみに、その後の訪問から商談、受注までを行うのがフィールドセールス。

【例文】
インサイドセールスを強化することで成約率アップを目指す
私の担当はインサイドセールスなので、あまり外回りはしません

インシデント

事件やネガティブな出来事を指す。企業にとって損失につながる重大な事案を指す場合が多い。主にIT業界で、サイバー攻撃などを指して使われる。

【例文】
不正アクセスなどのセキュリティインシデントを未然に防ぐ
インシデントが起きたとき、対処はどうすれば良いですか

インセンティブ

成績や成果に応じた報酬を指す。主に営業職などに多い。基本の給料にプラスして支払われる。

【例文】
インセンティブが多いので、今月は給料がいつもより高い
うちの会社にはインセンティブ制度がある

インバウンド

内向きという意味。外部から内部に入ってくる形態のビジネスなどで使う。⇔アウトバウンド

【例文】
インバウンド事業に成功したので、海外から来る顧客が多い
コールセンターにおけるインバウンドは電話を受けることだ

インビテーション

招待すること、もしくは招待状のこと。例えばオンラインミーティングなどでチームメンバーを招待するときに使われる。

【例文】
インビテーションって届いていますか?もうすぐオンラインミーティング始まりますよ
このイベントのインビテーションはいつまでに送付すべきでしょうか

インフルエンサー

影響力を持っている人のこと。狭義では、主にSNSや動画サイトなどで多くのフォロワーを獲得している人を指す。近年はインフルエンサーの協力を得ることで、サービスの知名度を高めるマーケティング手法がよく見られる。

【例文】
有名インフルエンサーとのコラボ商品なので、広まるのが早かった
人気のインフルエンサーを囲い込んだ

インプレッション

直訳は印象。ビジネスシーンでは主に広告用語の一つとして使われ、広告が見られた数を指す。インプレッション数、インプレッションが高いなどの使い方をする。

【例文】
インプレッションが低いので、広告掲載位置を見直しましょう
この広告のインプレッション数を教えてください

WIN-WIN(ウィンウィン)

直訳すると、お互いに勝つという意味。つまり双方に利益やメリットがあること。逆にお互いに利益やメリットがないことはLOSE-LOSEという。

【例文】
WIN-WINの関係だったので契約が成立した
これならWIN-WINなのでメリットがありますね

ウェビナー

インターネット上で、ビデオ会議ツールなどを使用して行われるセミナーのこと。Web+セミナーでウェビナー。オンラインセミナー、webセミナーともいう。ライブ配信・録画配信どちらの方法も見られる。

【例文】
ウェビナーの参加者を募集します
ウェビナー開催にあたって配信方法を決めましょう

エクスキューズ

弁解することや言い訳をすること、正当化することを指す。

【例文】
エクスキューズが多いと、成果を上げられないことよりも評価に響く
これには理由があって…ちょっとエクスキューズさせて

SEO(エスイーオー)

Googleなどの検索エンジンで、あるキーワードで検索したときにwebサイトがより上に表示されるように対策すること。webサイトにできるだけ多くのアクセスを集めるために行われる。search engine optimization(検索エンジン最適化)を略してSEO。

【例文】
通販サイトを立ち上げたが集客率が悪いので、SEO対策を依頼した
SEOを意識したことでサイトへのアクセスが増えた

エスカレ(エスカレーション)

上司など自分よりポジションが上の人に、確認したり対応を代わってもらったりすること。略してエスカレといわれることも多い。

【例文】
自分では対応できない案件だったため、上司にエスカレしました
課長、エスカレーションをお願いできますか

SV(エスブイ)

正式名称はスーパーバイザー。管理や指導を行う立場の人のこと。コールセンター業界などでよくみられる役職の一つ。

【例文】
対応品質が落ちたことをSVに指摘された
今日は15時からSVと面談です

NR(エヌアール)

直帰すること。外回りなどで社外にいる社員が、会社に戻らずにそのまま帰ることを指す。予定表などに予定がすぐにわかるようにNRと記載されることが多い。no returnの略でNR。

【例文】
彼は今日NRだから、確認事項があるなら明日にして
来週はほとんどNRにしてもらう予定です

エビデンス

証拠や論拠のことを指す。企業同士のやり取りにおける言質を指すこともある。主にトラブルを防ぐために求められる。

【例文】
この説明がわかりにくいので、エビデンスを加えてください
言った言わないで揉めないようにエビデンスを残してね

MTG(エムティージー)

ミーティングや会議のこと。meetingを略してMTG。

【例文】
今日は11時から新プロジェクトのMTGが入っています
MTG出席者は誰ですか

エンドユーザー

そのサービスや商品を利用する人のこと。

【例文】
エンドユーザーへの意識が足りず、使いにくいサービスになってしまった
できる限りエンドユーザーの意見を取り入れよう

OJT(オージェーティー)

研修における用語の一つで、現場で実際に仕事をしながら作業の仕方やルールを覚えていくこと。on the job trainingの略でOJT。

【例文】
研修プログラムにはOJTがたくさん組み込まれています
座学と違ってOJTは刺激が多くて大変だ

オーソライズ

正当なものであると承認することや権限を与えることを指す。

【例文】
部長のオーソライズがあったためプロジェクトを次の段階に進めます
この件は早めにオーソライズしてもらえると助かります

オリエン(オリエンテーション)

組織のルールや方針などの基本的な情報を説明したり案内したりすること。

【例文】
詳細は入社後のオリエンで説明します
オリエンテーション実施日は4月2日です

オルタナティブ

二者択一、代案のことを指す。もしくはもともとあったものの代わりとなるもののこと。

【例文】
従来の手法から抜け出せるオルタナティブを模索しよう
否定するならオルタナティブな案をください

オンスケ

定時であること、予定通りであることを指す。転じて、進捗が良好であることの意味でも使われる。on scheduleを略してオンスケ。

【例文】
このプロジェクトはオンスケだから、残業しなくても大丈夫そうだ
すべてオンスケで進行できるのが理想です

か行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、か行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

架電(かでん)

電話をかけること。主にコールセンター業界や営業部門の用語として使われる。

【例文】
テレアポがうまくいかないのは、そもそも架電数が少ないからかもしれない
〇〇様には私が架電しました

カバレッジ

事業やサービスにおいてカバーしている範囲、網羅率を指す。対応エリア、対応デバイスなど。

【例文】
仕様上、カバレッジが狭いので、なかなか広まらないのが課題だ
最終的に日本全国をカバレッジするのが目標です

キャパシティー(キャパ)

収容力のこと。収容可能な人数などを指す。または、その人が対処できる容量や受け入れられる範囲などを指すこともある。

【例文】
東京ドームはキャパシティーが高い
キャパを超えたのでこれ以上は対応しきれません

クライアント

顧客のことを指す。主にBtoBで使われるため依頼主・取引先を指すこともある。

【例文】
クライアントから連絡があったので返信をお願いします
これからクライアントと打ち合わせです

クラウド

インターネットを通じてサービスを利用する概念のこと。またはそのサービスそのものを指す。クラウドストレージなど。

【例文】
書類はすべてクラウドに保存してあります
クラウドでやり取りできるのでテレワークも楽だ

クロージング

主に営業活動における締めくくりのこと。商談や営業を終えて契約・購入にこぎつけることを指す。

【例文】
入社して以来、初めて一人でクロージングできた
クロージングまでどれくらいかかりそう?

グロースハック

サービスのさらなる売上向上を目指して、常に成長のための効果測定や見直しを行うという考え方のこと。

【例文】
グロースハックの意識を高めたことで、サービスの利用者が増えた
A社のグロースハックに感銘を受けた

KGI

ビジネスにおけるある目標が達成されたかどうかをチェックする評価指標のこと。key goal indicator(重要目標達成指標)を略してKGI。

【例文】
目標を達成したいなら成約件数などでKGIを設定してください
KGIはわかりやすいものであることが重要だ

KPI

ビジネスにおけるある目標を達成するにあたって、どれだけ達成されたのか、度合いをチェックする評価指標のこと。key performance indicator(重要業績評価指標)を略してKPI。

【例文】
KPIを意識することで、目標達成のための対策が見えてくる
目標の規模が大きいのでKPIを設定しよう

コア業務

利益にそのままつながる業務のこと。経営における根幹の業務のため、営業やサービス企画などが当てはまる。⇔ノンコア業務

【例文】
コア業務にいかに時間を割けるかが
利益向上の鍵だ
管理に手間がかかり、コア業務が圧迫されている

コアコンピタンス

圧倒的に優位性を維持できている強みや中核事業を指す。競合他社と比べて差別化できている特徴のこと。

【例文】
競合が多すぎるため、コアコンピタンスとして通信事業を掲げるのは難しい
我が社のコアコンピタンスについて説明します

工数(こうすう)

業務を完了させるまでに必要な作業段階、作業数のこと。

【例文】
工数が多いため、この作業は完了までに時間がかかる
仕様変更があったため工数が増えた

コミットメント(コミット)

責任感や主体性をもって関わること。責任を負う約束や決意表明の意味でも使われる。

【例文】
新事業に本格的にコミットしてほしいと声を掛けられた
来年度における我が社のコミットメントを話し合おう

コンシューマー

サービスや商品を利用する人のこと。主に個人の消費者を指す。

【例文】
コンシューマーにとって使いやすい製品であることが第一です
法人向け事業だけでなく、コンシューマー事業に
力を入れよう

コンセンサス

同意・合意していることを指す。ルールや取り決め、契約内容などに双方納得していること。

【例文】
コンセンサスをしっかり得たため、契約に関するトラブルがなかった
いつの間に先方からコンセンサスをもらったんだ?

コンバージョン

webサイト運営において、運営者が設定している最終的な成果を指す。商品購入や問い合わせ、会員登録などといったユーザーの行動が挙げられる。略してCVとも。

【例文】
コンバーション率を上げるにはサイトの全体的な見直しが必要だ
このページのコンバーションは資料請求です

コンプライアンス

ビジネスにおいて法令や社会通念を遵守して行動する概念・考え方を指す。

【例文】
コンプライアンス違反をしたため処分を受けた
新卒向けのコンプライアンス研修はもう実施されましたか

さ行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、さ行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • サステナブル:持続可能であること
  • サマリー:要約
  • シナジー:相乗効果
  • ジャストアイデア:思い付きの段階のアイデア
  • 商材:取り扱っている商品やサービス
  • 情シス:情報システム部の略
  • ショート:必要な資金や品物が足りなくなること
  • シンギュラリティ:AIが人を上回る技術的特異点
  • スキーム:目標を達成するための具体的なプランや施策
  • スクリーニング:ふるいにかけること
  • ステークホルダー:利害関係者
  • セグメント:区分けされたひとまとまり
  • ソース:情報源

サステナブル

持続可能であることを指す。サステナビリティともいう。主に環境保全などの活動に貢献できることを指す場合が多い。

【例文】
この商品は再生紙を利用しているためサステナブルなのが魅力だ
サステナビリティにこだわった商品を企画する

サマリー

要約のこと。または、要点をかいつまんでわかりやすくまとめた資料のこと。

【例文】
会議に出られなかったので、すみませんがサマリーをください
サマリーのファイルをどこに保存したかわからなくなった

シナジー

相乗効果を指す。お互いに良い効果を出し合って価値を高めること。

【例文】
Aのサービスは、Bのサービスとシナジーがある
シナジー効果に期待して提携のための協議をする

ジャストアイデア

思い付きの段階にあるアイデアのこと。具体的にまとまっていないが仮説としてひとまず提案できること。

【例文】
ジャストアイデアとはいえ、〇〇さんのアイデアはたいへん興味深い
これはジャストアイデアなのですが、〇〇という手もあります

商材(しょうざい)

取り扱っている商品やサービスのこと。

【例文】
うちの会社では主に美容系の商材を扱っています
この商材をどう売っていくかが鍵だ

情シス(じょうしす)

情報システム部の略。企業のITツールやインフラなどを管理する部門。

【例文】
システムに不具合が出たので、すぐに情シスに確認します
情シスに就職したときの将来性が知りたい

ショート

ビジネスで必要な資金や品物を十分に確保できなくなること。

【例文】
資金が完全にショートしたため、プロジェクト継続が難しくなりました
在庫をショートさせないように気をつけてください

シンギュラリティ

特異点のこと。主に技術が進歩して、AIが人を上回る技術的特異点を指す場合が多い。

【例文】
近い将来シンギュラリティが来て、職を失ったらどうしよう
みんなシンギュラリティを恐れているけど、さすがにまだまだ先の話だよ

スキーム

ある目標を達成するための具体的なプランや施策、枠組みのこと。

【例文】
プロジェクトのスキームがまとまっていないので、まだ誰も動けない状態だ
これこそが競合他社に勝つための最高のスキームだ

スクリーニング

条件に合うかチェックして物事を選別すること。ふるいにかけること。

【例文】
スクリーニングの効率化を図ったため、適した人材を選びやすくなった
スクリーニングして候補を絞りました

ステークホルダー

利害関係者のこと。取引先や顧客だけでなく株主なども含まれる。

【例文】
ステークホルダーが多いためサービス内容の調整が難しい
品質向上のためにステークホルダーの意見を聞いた

セグメント

区分けされたひとまとまりのこと。マーケティングにおいては、購買につながる行動が類似している顧客層を指すこともある。

【例文】
この商品の知名度は低いが、特定のセグメントに刺さるため実は非常に売れている
セグメントした結果を教えてください

ソース

情報源のこと。その情報の発信源となった人や物事。

【例文】
その話は初めて聞きました。ソースはどこですか?
この話のソースは〇〇さんです

た行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、た行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • ターゲティング:どこの市場でビジネスするのか決めること
  • タイト:日程や担当する人員が厳しいこと
  • ダイバーシティ:多様性
  • タスク:やるべき作業・仕事
  • データマイニング:データ分析によって効果的な手法・情報を得ること
  • デッドライン:遅れが一切許されない最終ライン
  • デフォルト:基本、標準、初期設定
  • トップダウン:上の立場の人発信のアイデアを下の立場の人が実行すること
  • ドライブ:奮い立てること、追い立てること
  • ドラフト:草案
  • トンマナ:体裁に統一性を持たせるための具体的な決まり

ターゲティング

細かく分かれた市場から、どこの市場を選んでビジネスを展開するのか定めること。マーケティング用語の一つ。

【例文】
ターゲティングに成功したので、新しいサービスの会員数はどんどん増えている
まずは商品を売るためにターゲティング方法から学ばなければならない

タイト

日程や担当する人員が厳しい状況を指す。

【例文】
タイトな納期で恐縮ですが、対応をお願いできますでしょうか。
非常にタイトなスケジュールなので、残業を余儀なくされている

ダイバーシティ

直訳は多様性、多種多様であること。年齢や性別などの固定観念にとらわれずに雇用機会均等を目指すこと。

【例文】
ダイバーシティを推進することが最重要課題だ
A社のダイバーシティ化を見習おう

タスク

やるべき作業・仕事のこと。

【例文】
社員がタスクを効率よくこなせるように、タスク管理ツールを導入した
これは進行中のタスクです

データマイニング

データ分析によって効果的な手法を見いだしたり知識を得たりすること。もしくはその概念のこと。

【例文】
データマイニングで顧客の細かいニーズを見極めるべきだ
新しいサービスを思いつくことができたのはデータマイニングの賜物だ

デッドライン

納期や締切の管理において、遅れが一切許されない最終ラインのこと。

【例文】
末日がデッドラインなので、ここは絶対に遅れないでください
デッドラインをこの日に設定します

デフォルト

基本、標準、初期設定の意味で主に使われる。金融業界では債務不履行のことを指す。

【例文】
このツールはデフォルトのままでも十分使いやすい設定になっている
あの人は会議中に寝るのがもはやデフォルトね

トップダウン

組織における上の立場の人が発信したアイデアを下の立場の人が実行すること。

【例文】
この方針はトップダウンです
うちの会社がトップダウンなのはいつものことです

ドライブ

主に人を奮い立てたり追い立てたりすること。

【例文】
まだ納品できていないの?早く対応するよう〇〇さんをドライブしておいて
チームメンバーのドライブのおかげで対応漏れを防げた

ドラフト

草案、未完成の段階の企画やアイデアのこと。

【例文】
簡単なもので構いませんので、ドラフトだけでも共有してもらえますか
これが先日言っていた企画のドラフトです

トンマナ

トーン&マナーを略してトンマナ。文章やデザインの様式・体裁に統一性を持たせるための具体的な決まり。

【例文】
トンマナについては資料を参照のうえ、ご執筆ください
トンマナに沿ってデザインしました

な行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、な行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • なるはや:なるべく早くの略
  • ナレッジ:ビジネス上の価値のある情報や知識、経験
  • ニアリーイコール:ほぼ同じであること
  • ニーズ:需要、要求
  • ニッチ:大手が手をつけていない隙間的領域
  • 人月:1ヶ月で1人あたりが対応可能な作業量
  • ネゴ:交渉や協定のための話し合い
  • ノウハウ:物事を進めるための手順やコツ、知識
  • ノーティス:告知、お知らせ、通知
  • ノマド:場所を選ばないワークスタイル
  • ノンコア業務:会社の利益には直結しない業務

なるはや

なるべく早くを略してなるはや。類語はASAP。

【例文】
進捗状況をなるはやで記入してください
部長への報告はなるはやでよろしく

ナレッジ

ビジネスにおいて価値のある情報や知識、経験のこと。

【例文】
セミナーでは新たなナレッジを得られて良い刺激になった
〇〇さんが持っているナレッジはたいへん素晴らしい

ニアリーイコール

ほぼ同じであること。厳密にいうとイコールではないがほとんど同じという場合に使う。

【例文】
以前開発した製品と仕様はニアリーイコールですが、デザインは全く違います
AさんとBさんの意見はニアリーイコールって感じだね

ニーズ

需要や要求の意味。ビジネスシーンでは主に一般消費者やクライアントが求めることを指す。

【例文】
ニーズに合ったサービスを開発するのは絶対です
クライアントのニーズをしっかり聞いておいて

ニッチ

隙間を意味する言葉。ビジネスでは、主に大手が手をつけていない隙間的領域を指す。

【例文】
ニッチな分野に手をつけてみよう
うちが展開しているのはかなりニッチなビジネスなんです

人月(にんげつ)

1ヶ月で1人あたりが対応可能な作業量を指す。man-month(マンマンス)ともいう。1人の従業員が1ヶ月働いたときの作業量を1とする。

【例文】
新プロジェクトには20人月の作業量が伴う
人月計算をする必要があります

ネゴ(ネゴシエーション)

交渉や協定のための話し合いのこと。交渉する=ネゴるという言い方もある。交渉力=ネゴシエーションスキル。

【例文】
初期費用100万は高すぎだよ、なんとかネゴれない?
〇〇さんのネゴシエーションスキルの高さには感服する

ノウハウ

作業や仕事を効率的に進めるための手順やコツ、その知識のこと。

【例文】
独自のノウハウを持っているので、短納期でも承れます
このノウハウにのっとって作業すれば失敗がない

ノーティス

告知、お知らせ、通知のこと。主にショートノーティスという言葉で、短納期で急な依頼をするシーンなどで使う。

【例文】
ショートノーティスとなり申し訳ございません。明日までに対応可能ですか?
こんなショートノーティスを送ってきて、何を考えているんだ

ノマド

家やカフェ、コワーキングスペースなど場所を選ばないワークスタイルのこと。本来は遊牧民の意味。

【例文】
夫の仕事はいわゆるノマドなので、パソコンさえあればどこでも仕事できるんです
ノマドワーカーになりたくて会社を退職した

ノンコア業務

会社の利益には直結しない業務。利益に直結する業務をサポートする仕事を指すため、資料作成や来客対応、書類のファイリングなどが当てはまる。⇔コア業務

【例文】
ノンコア業務ばかりで仕事にやりがいを見いだせない
ノンコア業務を効率化して利益向上を目指そう

は行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、は行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • バジェット:経費や予算
  • バズ・マーケティング:口コミを発生させて知名度を高める手法
  • バッファ:予備やゆとりを持たせている部分
  • パラダイム:固定観念、典型、規範、通例
  • パラレル:同時並行
  • 販促:商品やサービスを知ってもらう・買ってもらうための活動
  • ヒアリング:事細かに聞くこと
  • PDCAサイクル:生産・品質管理を効率的に進めるための手法・考え方
  • B to C:個人・一般消費者に向けて行うビジネス
  • B to B:企業に向けて行うビジネス
  • ヒヤリハット:大きな事故につながる一歩手前で気づいた事象
  • ヒューリスティック:経験則から学び、正解に近い答えを出す手法
  • 費用対効果:かけた費用に対してどれだけの効果が得られるか
  • ファクト:事実、実際にあったこと
  • フィードバック:行動に対する評価やアドバイス、改善点
  • フィックス:最終的な決定を下すこと
  • フェーズ:段階
  • プライオリティ:優先度や優先順位
  • プライベートブランド:小売業などが自社で企画した商品のこと
  • ブラッシュアップ:能力や知識を高めること
  • ブランディング:企業や商品の価値を高めるための戦略
  • ブルーオーシャン:競合がいない・少ない事業領域
  • フレームワーク:意思決定や課題解決における基礎的な枠組み
  • ブレスト:決まったテーマで自由にアイデアを出し合うこと
  • プロパー:企業が直接採用した社員、生え抜きの社員のこと
  • ペイ:採算が取れること
  • ベクトル:方角、方向、進路
  • ベストプラクティス:最適な方法、一番効果が望める方法
  • ベネフィット:顧客が得られる価値や恩恵
  • ペルソナ:購入・利用すると想定される典型的なユーザー像
  • ペンディング:いったん保留すること
  • 報連相:報告・連絡・相談
  • ボトルネック:処理が滞りやすい部分・箇所

バジェット

ある作業やプロジェクトのための経費や予算のこと。バジェット〇〇という使い方をする場合は低予算のという意味。

【例文】
バジェット不足なのでこれ以上開発を続けるのは厳しいです
バジェットホテルのコストパフォーマンスの高さは魅力的だ

バズ・マーケティング

SNSなどを通じて口コミを発生させて、サービスなどの知名度を高めていくマーケティング手法のこと。

【例文】
バズ・マーケティングの成功事例を参考に、SNS拡散の方法を勉強しよう
バズ・マーケティングを実践したが失敗に終わってしまった

バッファ

予備やゆとりを持たせている部分のこと。もともとは緩衝材の意味を指す。

【例文】
バッファがなさすぎる。このままだとトラブルが起きたとき大変だよ
もう少しバッファを持てなかったの?

パラダイム

固定観念、典型、規範、通例などの意味。パラダイムシフトという言葉が「固定観念を覆す」という意味でよく使われる。

【例文】
もっとパラダイムシフトに対応していかなければ時代の変化に取り残される
パラダイムの転換はすでに起こっている

パラ(パラレル)

同時並行のこと。2つ以上の作業を同時進行で進めること。

【例文】
この仕事もパラでよろしく
パラレルで作業できるのは素晴らしいが、ミスには気をつけてね

販促(はんそく)

販売促進の略で、商品やサービスを知ってもらう・買ってもらうための活動を指す。

【例文】
機能を改良するのも大事だが、それよりも販促にもっと力を入れるべきだと思う
販促方法の見直しが必要な商品が、我が社にはたくさんあります

ヒアリング

顧客や取引先の要望、問い合わせ内容などを事細かに聞くこと。

【例文】
あの会社はヒアリングがとても丁寧だ
クライアントの要望をヒアリングしました

PDCAサイクル

生産・品質管理の現場で使われる用語の一つで、作業を効率的に進めるための手法・考え方。Plan(計画)、Do(実施)、Check(調査)、Act(改善)の頭文字でPDCAサイクル。

【例文】
PDCAサイクルがしっかりしていないから、ミスが多発するんだ
もっとPDCAを考えて計画していれば、この事業も失敗しなかったのに

B to C(ビートゥーシー)

個人・一般消費者に向けて行うビジネスのこと。business to consumerを略してB to C。

【例文】
うちはB to Cのサービスばかりなので、コロナ禍で消費が減って大打撃だ
今年はB to C事業に力を入れよう

B to B(ビートゥービー)

企業に向けて行うビジネスのこと。企業間取引。business to businessを略してB to B。

【例文】
B to B製品を中心に開発してきたので、法人相手の対応は慣れています
このサービスは、B to Bの認識で合っていますか?

ヒヤリハット

大きな事故につながる一歩手前で気づいた事象のこと。「ヒヤリとした」「ハッとした」が由来。

【例文】
危うくFAXの誤送信が起こりそうだったのでヒヤリハット報告書をまとめます
ヒヤリハットが起きたのですぐに上司に連絡した

ヒューリスティック

これまでの事例・経験則から学び、正解に近い答えを見いだす手法や概念のこと。

【例文】
ヒューリスティックは大事だが、固定観念にとらわれすぎるのも問題だ
ヒューリスティックの考え方を意識して、トラブルをなくそう

費用対効果

かけた費用に対してどれだけの効果が得られるかという考え方。類語はコストパフォーマンス。

【例文】
費用対効果の高いシステムを導入しよう
このサービスは一見良さそうだけど、費用対効果がそこまで望めなそうだ

ファクト

事実、実際にあったことを指す。ファクトベースは事実に基づいているという意味。

【例文】
プレゼンするなら基本的にファクトベースでなければならない
これまでの説明のファクトについては、資料をご覧ください

フィードバック

行動や作業に対して評価やアドバイス、改善点などを伝えること。

【例文】
わかりやすいフィードバックをいただけたので、たいへん勉強になりました
フィードバックするから、明日の午後に時間もらえる?

フィックス

最終的な決定を下すこと、終わらせることを指す。

【例文】
契約内容をいろいろと見直してきたがそろそろフィックスに向けて協議を進めよう
問題なさそうなので、案件をフィックスさせていただきますね

フェーズ

段階のこと。業務のプロセスにおけるそれぞれの段階や局面を指す。

【例文】
プロジェクトはもう最終フェーズに入っています
どのフェーズが一番コストがかかりますか?

プライオリティ

優先度や優先順位を指す。

【例文】
プライオリティが高いサービスから改良プロジェクトを進めよう
案件がたくさんあるなら、プライオリティを見極めが肝心です

プライベートブランド

自社で企画した商品のこと。小売業や流通業などが自主企画・生産を行った場合に使う。

【例文】
A社はプライベートブランド戦略で成功を収めている
プライベートブランドの売れ行きが低迷している

ブラッシュアップ

能力や知識を高めること。または、文章やデザインをさらにより良いものにするために磨き上げること。

【例文】
まだまだ完成度が低いので、この資料は徹底的にブラッシュアップする必要がある
ブラッシュアップの結果、営業のノウハウをたくさん身に付けることができた

ブランディング

企業や商品の価値を高めるための戦略やイメージアップ活動のこと。

【例文】
ブランディングに成功したため、売上は去年を比べて倍になりました
ブランディング戦略がうまくいかないため、コンサル依頼を検討します

ブルーオーシャン

競合がいない・少ない事業領域のこと。まだ広く知られていない市場のこと。⇔レッドオーシャン

【例文】
ブルーオーシャン戦略に力を入れて新たな形態のサービスを生み出そう
この分野はまだまだブルーオーシャンだと思う

フレームワーク

ビジネスにおける意思決定や課題解決で、基礎的な枠組みのこと。IT業界では効率的なシステム開発のために用意されているプログラムなどのひな型を指す。

【例文】
経営課題解決のためのフレームワークをいち早く活用すべきだ
フレームワークをもとに意思決定をする

ブレスト(ブレーンストーミング)

テーマを決めて自由にアイデアを複数人で出し合う発想手法の一つ。

【例文】
企画を決めるためにまずはブレストから始めてみましょう
ブレーンストーミングの結果、良い企画が生まれそうだ

プロパー

業界によってさまざまな使い方をするが、主に企業が直接採用した社員、生え抜きの社員のことなどを指す。出向社員や中途採用の社員と区別して使われる。

【例文】
〇〇さんは出向社員と一緒に作業することが多いから勘違いされがちだけど、実はプロパーなんだよ
うちの会社はプロパー社員が極端に少ないんだよね

ペイ

採算が取れること、割に合うことを指す。

【例文】
200万円も導入コストがかかるなんて…本当にペイできるのか不安でしかない
予算は倍近く用意してもらわないと、うちではペイしませんよ

ベクトル

ビジネスの場では、方角、方向、進路のこと。企業の考え方や方針、方向性などを意味する。

【例文】
これからはグローバル戦略にベクトルを向けようと思う
我が社と考え方のベクトルが合っている人材を採用したい

ベストプラクティス

最適な方法、一番効果が望める方法のこと。または、過去一番の事例を指す場合もある。

【例文】
現在我が社で実践できる営業のベストプラクティスを考えよう
今日の議題はこの商品の販促におけるベストプラクティスです

ベネフィット

利益、恩恵、便益などを指す。主に商品やサービスを利用することで顧客が得られる価値や恩恵のこと。

【例文】
この商品の最大のベネフィットは、家族団らんの時間が増えるという点です
ベネフィットと考えなければ、最終的に消費者に飽きられてしまう

ペルソナ

物を売ったりサービスを提供したりする際に、それを購入・利用すると想定される典型的なユーザー像のこと。

【例文】
このサービスのペルソナを簡単に言うと、「アラサーの独身女性」になります
ペルソナ設定はより具体的に行うことが大切です

ペンディング

いったん保留すること。ある事象や課題を解決せずにそのままにしておくこと。

【例文】
ほかにも解決すべきことはたくさんある。この件はひとまずペンディングで
この前ペンディングした案件って、誰の担当だったっけ?

報連相(ほうれんそう)

報告・連絡・相談を略して報連相。仕事をするうえでのコミュニケーションの基本とされる。

【例文】
彼はまったくもって報連相がなっていない。さすがに注意しなければならないだろう
こまめな報連相があったので、安心して〇〇さんに任せられた

ボトルネック

作業をスムーズに進めていくのに妨げとなる要素、処理が滞りやすい箇所のこと。

【例文】
この工程がボトルネックにあたる。フローを見直して効率化しなければならない。
納期に遅れたのは、このボトルネックがあったためと思われます

ま行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、ま行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • マージン:仲介料
  • マイルストーン:作業をにおける節目
  • マインドセット:ものの考え方や価値観、思考の基準
  • マスト:必須であること
  • マター:担当、管轄
  • マネタイズ:収益をあげるための手法や仕組み
  • 見込み顧客:今後顧客になる可能性を持つ人
  • メソッド:方法、手法、方式
  • メンター:指導やサポート、助言を行う先生やトレーナー
  • モアベター:より良いこと
  • モニタリング:監視、観察、調査

マージン

仲介料のこと。取引において仲介者がいる場合、仲介者が受け取る手数料のようなもの。

【例文】
マージンが引かれるため、受け取れる額は60%ほどです
高すぎるマージンのせいで、モチベーションをすっかり奪われた

マイルストーン

作業を進めるうえで設定される節目や区切りのこと。進捗を管理するために設定する。

【例文】
目標を効率的に達成するために、あらかじめマイルストーンを設定しましょう
マイルストーンがあると、進捗状況もわかりやすいですね

マインドセット

ものの考え方や価値観、思考の基準、よく見られる思考パターンを指す。個人にも企業などの団体にも使われる。

【例文】
御社のマインドセットにたいへん共感いたしました
うちのチームメンバーは、マインドセットがよく似ている人が多い

マスト

必須であること、もしくは必須なものを指す。

【例文】
A社の案件だけは今日中にマストで終わらせてね
会議に行くならボイスレコーダーはマストで

マター

担当していること、管轄していることを指す。

【例文】
この案件、誰マターなの?
佐藤マターのクライアントから連絡が入っています

マネタイズ

収益をあげるための手法や仕組み。物事やサービスを収益化すること。

【例文】
ブログのマネタイズに成功した
マネタイズが難しい案件なので挫折しそうだ

見込み顧客(みこみこきゃく)

今後顧客になる可能性を持つ人のこと。見込み顧客の時点ではまだ利用・購入はしていないが興味は示している状態。見込み客ともいう。

【例文】
この方はなかなか熱い見込み顧客だね。近いうちにアプローチしてみよう
見込み顧客の数ばかり増やして満足していたらダメだよ

メソッド

方法、手法、方式のこと。あることをやり遂げるための効果的な手法。

【例文】
このメソッドに変えてから進行状況は本当に良くなりました
初めてこのメソッドを実践してみようと思います

メンター

ある分野において指導やサポート、助言を行う先生やトレーナーのこと。精神面でのサポートを担当することもある。

【例文】
良いメンターに出会えたので、社会人として大きく成長できた
メンターに任命されたが正直自信がない

モアベター

より良いこと。ちなみに文法的には間違っているため、主に日本のビジネスシーンなどで使われる和製英語にあたる。

【例文】
すぐに聞くことは大事だが、一度自分で考えることがモアベターだと思う
常にモアベターを模索するのが、ビジネスの基本だよ

モニタリング

監視、観察、調査のこと。マーケティングの分野では、売れ行きや顧客満足度などを分析することを指す。

【例文】
モニタリングの結果、顧客満足度は良好です
営業成績が悪いので、モニタリングしてもらえますか

や行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、や行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • ユーザーエクスペリエンス:ユーザーの利用経験・体験
  • ユーザビリティ:使いやすさ・見やすさ・操作性

ユーザーエクスペリエンス

商品やサービスのユーザーの利用経験・体験のこと。操作性や機能に対する印象。略してUXともいう。

【例文】
ユーザーエクスペリエンス向上のためにアンケート調査を実施した
商品のユーザーエクスペリエンスをシミュレーションしましょう

ユーザビリティ

商品やサービスの使いやすさ・見やすさ・操作性のこと。

【例文】
最高のユーザビリティを求めてアイデアを出し合おう
重たいwebサイトはユーザビリティが高いとはいえない

ら行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、ら行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早分かりガイド

  • リードタイム:発注から納品までの期間・時間
  • リスクヘッジ:リスク・危機を回避すること
  • リスケ:予定を変更すること
  • リソース:経営資源
  • リテール:小売業、小売りをすること
  • リテラシー:ある分野についての基礎知識
  • リマインド:再確認、念押し、再通知
  • リリース:商品やサービスを新しく発売・提供開始すること
  • レッドオーシャン:競合が多数存在する市場
  • ローンチ:新しい商品やサービスを封切りして提供開始すること

リードタイム

主に生産の現場などで使われる、発注から納品に至るまでの期間・時間・日数のこと。

【例文】
リードタイムが長いため発注数が増えなくて困っている
利益向上のためにはリードタイム短縮が鍵だ

リスクヘッジ

リスク・危機を回避すること。または、どのようなリスクがあるのか予測したうえで、損失などの被害が最小限に収まるように備えること。

【例文】
リスクヘッジの詰めが甘いと、情報漏洩などの事故が起こりうる
新しいことにはトラブルがつきものなので、積極的にリスクヘッジしましょう

リスケ

アポやミーティング、納期などの予定を変更すること。rescheduleを略してリスケ。

【例文】
忙しいならミーティングは14時にリスケしましょうか?
アポを取っていたが、先方からリスケの連絡が来た

リソース

経営資源のこと。ヒト・モノ・カネが該当する。主に人員を指して使われることが多い。

【例文】
この大型プロジェクトを進めるには、十分にリソースを確保する必要がある
今はリソースをあまり割けないので、新事業に手をつけるのはやめた

リテール

小売業、小売りをすることを指す。金融機関では個人や中小企業を対象とした小口取引に対応する業務をリテール業務という。ちなみに、反対語の卸売りはホールセール。

【例文】
リテール営業が私の担当なので、主に小売店を回っています
メーカーのリテールサポートに問い合わせた

リテラシー

ある分野についての基礎知識を持っていること・見識があること。特に近年は、IT分野について知識や一般常識を持っていることをITリテラシーがあると表現する。

【例文】
従業員全体にITリテラシーを持ってもらうために、セキュリティ研修を実施する
あの人はビジネスリテラシーが低すぎるので、正直一緒に仕事はしたくない

リマインド

再確認、念押し、再通知などを意味する。重要事項を忘れないように、相手に念押しする目的で行われる。再通知してくれるツールや機能などをリマインダーという。

【例文】
会議は明日10時からです。念のためリマインドさせていただきます
忘れないようにリマインダーの設定をしておいてください

リリース

商品やサービスを新しく発売・提供開始すること。本来は解放するという意味。

【例文】
いよいよ明日が新商品リリースの日なので、ユーザーの反響はしっかりチェックしてください
今後の戦略についての重要な情報がリリースされた

レッドオーシャン

競合が多数存在する市場のこと。すでに収益化の手法が多数あり、新規参入には明らかな差別化が必要とされるのが特徴。⇔ブルーオーシャン

【例文】
この分野はレッドオーシャンすぎてリスクが高い
レッドオーシャンでも、十分に収益化できる戦略があります

ローンチ

新しい商品やサービスを封切りして提供開始すること。主にIT業界で、新しいシステムやアプリケーションの提供開始の言葉として使われる。

【例文】
開発に5年かけたアプリがついにローンチされた
来月ローンチの予定だったが、工数が増えたため再来月に延期した

わ行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語

ここからは、わ行のビジネス用語・IT用語・カタカナ語を紹介していきます。

▼意味早わかりガイド

  • ワークフロー:業務を進める流れ

ワークフロー

業務を進める具体的な流れ、もしくはそれをわかりやすく図にしたもの。

【例文】
業務効率化のためにはワークフローの改善が最重要事項だ
コンサルに必要なので、この業務のワークフローをください

まとめ

ビジネス用語はこのほかにもたくさんあるため、常にアンテナを張って、逐一理解を深めていくことが大切です。

今トレンドとなっているようなよくあるビジネス用語を使って会話を進めれば、周りからは「ビジネスに対して意識が高い人」と思われて信頼されやすくなります。

例文・用例をもとに使い方を学んだうえで、わからないビジネス用語はゼロ!という状態をぜひ目指していきましょう。

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