【2026年】法人向け電力会社・新電力おすすめ15選|電気料金とプランを比較

※この記事には一部PRが含まれます。

「自社に合う電力会社が分からない」

「新電力は倒産や撤退のリスクがあると聞いて不安」

「電力会社を切り替えて、料金や契約条件で後悔しないか不安」

 

法人向け電力会社は、低圧・高圧などの契約区分や電気の使用状況によって、適した会社が異なります。

ランキングや基本料金だけで決めず、調整費や契約条件を含めて比較することが重要です。

この記事では、法人向け電力会社・新電力15社を契約区分・目的別に比較します。

 

この記事でわかること
  • 法人向け電力会社・新電力15社の特徴
  • 電力会社を比較するときのポイント
  • 新電力のメリット・デメリット
  • 法人が電力会社を乗り換える流れ

 

選び方や注意点、乗り換えの流れも解説します。

自社に合った比較先を探す際にお役立てください。

 

法人向け電力会社・新電力おすすめ15社の比較表

法人向け電力会社・新電力15社の特徴を一覧にまとめました。

すべての企業に共通する最安の1社はありません。

電気料金は契約区分や使用量、使用時間帯、供給エリアなどによって変わるため、自社と同じ条件で複数社の見積もりを比較する必要があります。

まずは、対応する契約区分と料金体系から候補を絞りましょう。

 

電力会社対応契約区分主な料金体系・プラン料金・サービスの特徴

エネパル低圧電力

低圧

パルパワーのスタンダード・プレミアム・ライト・動力

電灯・動力別にプランを用意。電源調達調整費や安定供給維持費も請求額に含まれる

このまち電気低圧

市場連動型の動力ダイレクト・動力ダイレクト(グリーン)

業務用エアコンやエレベーターなどの動力向け。30分ごとの市場価格を料金に反映し、環境価値を付加するグリーンプランも選べる

ハルエネでんき低圧・高圧

低圧は電灯・動力向け。高圧は市場連動型など

高圧には、一定の基準を超えた料金の支払いを繰り延べるプランもある

エコログでんき低圧・高圧

スタンダード・ビジネス・動力など。高圧は個別確認

低圧はエリア別の料金表を公開。電灯・動力の用途に応じたプランを用意

リミックスでんき低圧・高圧

低圧はStyleプラス・B-FLAT。高圧は固定単価型・市場連動型・ハイブリッド型など

契約区分ごとに、価格変動の仕組みが異なる複数のプランを選べる

Looopでんき

低圧・高圧・特別高圧

低圧は市場連動型。高圧・特別高圧は個別見積もり

低圧は市場価格や使用時間帯が料金に影響。高圧以上は使用実績に基づいて比較

エナリス低圧・高圧・特別高圧高圧以上は標準・電源連動型・市場連動型など調整費の算定方式が異なるメニューを用意。実質再エネの選択肢もある
ENEOS Power/ENEOSでんき低圧・高圧・特別高圧

低圧はエリア別の電灯・動力プラン。高圧以上は個別見積もり

低圧は料金単価を公開。高圧・特別高圧は通常電力や再エネメニューを比較できる

東京ガス低圧・高圧・特別高圧

低圧は基本プラン・ずっとも電気3など。高圧以上は個別見積もり

電灯・動力向けプランに加え、条件に応じたガス・電気セット割や一括請求に対応

丸紅新電力低圧・高圧・特別高圧

使用状況に応じた個別提案

高圧・特別高圧では、通常電力に加え、実質CO₂フリー・実質再エネなどのメニューを用意

エネット低圧・高圧・特別高圧

契約区分・使用状況に応じた個別見積もり

複数施設・複数エリアの契約手続きを一本化。脱炭素や電気使用量の見える化も支援

ミツウロコでんき低圧・高圧・特別高圧

高圧は市場連動・完全固定型など。低圧は別プラン

高圧では、市場価格の反映方法や負荷率などに応じた料金メニューを用意

しろくま電力低圧・高圧・特別高圧

高圧以上は市場連動型・固定単価型・ミックス型など。低圧は別プラン

価格変動への対応方法が異なるプランと、非化石証書を活用した実質再エネ電力を提供

オクトパスエナジー
低圧・高圧・特別高圧

低圧は用途別の料金メニュー。高圧以上は個別相談

電灯・動力向けのメニューを用意。動力・高圧の申し込みは専用窓口への確認が必要

フィックスパワー高圧・特別高圧

固定単価プラン

電力量料金の単価を固定する方式。燃料費調整額の扱いは別途確認が必要

※対応契約区分は、各社が取り扱うサービスの範囲です。新規申し込み・見積もりの受付状況は、供給エリア、契約電力、プラン、申し込み時期などによって異なります。検討時は、各社の公式サイトまたは窓口で最新の条件をご確認ください。

※掲載順は料金の安さやおすすめ順位を示すものではありません。同じ会社でも契約区分やプランによって料金体系は異なり、固定単価型でも調整費や再エネ賦課金まで固定されるとは限りません。

 

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    目的別に選ぶ法人向け電力会社・料金プラン

    電力会社は、料金の見通しや設備の使い方など、自社が重視する条件からも候補を絞れます。

    目的に合うプラン・サービスの例をまとめました。

     

    重視する目的比較候補の例選ぶ理由
    予算を立てやすくしたいフィックスパワー/リミックスでんき固定単価プランを選べる
    使用時間を工夫して料金削減を狙いたいリミックスでんき30分ごとの市場価格を反映するプランがある
    市場連動を取り入れつつ変動を抑えたいリミックスでんきB-FLAT・高圧ハイブリッドを選べる
    動力契約を見直したいエネパル/このまち電気/ENEOSでんき基本料金や料金体系の異なる動力プランを比較できる
    再エネを導入したいエナリス/このまち電気実質再エネのメニューを選べる
    複数拠点の管理をまとめたいエネット契約手続きを一本化できる

     

    候補は一例です。対応する契約区分やプランは、前の比較表と各社紹介で確認できます。固定単価でも調整額が変動する場合があり、目的に合うプランが必ず最安になるとは限りません。

    目的に合う候補が見つかったら、自社の契約区分に応じて、詳しいプランや比較ポイントを確認しましょう。

     

    店舗や小規模オフィスなどの低圧契約については、法人向け低圧電力会社6社の比較で詳しく紹介しています。

    工場・倉庫・ビルなどの高圧契約については、法人向け高圧電力会社6社の比較をご確認ください。

    自社の契約区分が分からない場合は、低圧・高圧・特別高圧の違いから確認できます。

     

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    法人向け電力会社・新電力15社の特徴を比較

    ここからは、法人向けに検討しやすい電力会社・新電力15社について、各社の特徴と比較時に確認したいポイントを紹介します。

    気になる会社があれば、個別記事もあわせて確認してください。

     

    エネパル低圧電力

    エネパル
    引用元:エネパル公式サイト

     

    エネパルは、店舗・事務所・飲食店などの事業者向けに、低圧電力サービス「パルパワー」を提供しています。照明や一般的な電化製品向けの電灯プランと、業務用エアコン・冷蔵庫などを使う動力プランが選択肢です。

     

    関東エリアの公開料金例

    プラン基本料金(税込)電力量料金(税込)
    スタンダード1kVAにつき286.00円(6kVA以上50kVA未満)1kWhにつき19.88円/26.48円/29.50円の3段階
    動力スタンダード1kWにつき1,088.34円夏季17.37円/kWh、その他季15.80円/kWh

    ※2026年10月10日確認。スタンダードの電力量料金は、月間120kWh以下・120kWh超300kWh以下・300kWh超の順。夏季は7〜9月です。上記に電源調達調整費、再エネ賦課金、安定供給維持費などが加減算されます。

     

    比較時は、基本料金と従量単価の組み合わせに加え、契約期間や付帯サービスの費用にも注目しましょう。例えば関東エリアでは、スタンダードとライトで基本料金と月間300kWhを超える部分の単価が異なります。また、一部のSP付きプランには月額サービス料金が加算されるため、電気料金の単価だけでは負担を判断できません。
    参考:エネパル公式サイト

     

    エネパルの評判やデメリット、怪しいと言われる理由は、個別記事で詳しく解説しています。

    このまち電気

    このまち電気
    引用元:このまち電気公式サイト

     

    このまち電気は、広島ガスが提供する電力サービスです。店舗・事務所・マンション共用部などで業務用エアコンやエレベーターを使用する事業者向けに、低圧動力の「動力ダイレクト」と「動力ダイレクト(グリーン)」を用意しています。

     

    東京電力パワーグリッドエリアの公開料金例

    料金項目動力ダイレクト動力ダイレクト(グリーン)
    基本料金1kWにつき731.97円1kWにつき731.97円
    市場電力量料金30分ごとの市場価格・使用量などから算出同左
    その他従量料金1kWhにつき10.12円1kWhにつき11.22円

    ※2026年10月10日確認、税込。その他従量料金は託送料金と事業運営費の合計で、別途再エネ賦課金が加算されます。料金単価は見直される場合があります。

     

    市場価格が低い時間帯に電気を使えるかが、比較時の判断材料になります。市場価格が高騰すると負担も増えるため、基本料金だけでなく、自社の稼働時間を踏まえて検討しましょう。アプリでは市場価格の確認や、設定した単価に応じた通知を利用できます。

    グリーンプランは、非化石証書などを活用して環境価値を付加する仕組みです。なお、動力向けには、家庭向けの支払額を平準化する「バランス3・6」はありません。
    参考:このまち電気公式サイト

     

    このまち電気の料金プラン・口コミ・注意点は、個別記事で詳しく確認できます。

    ハルエネでんき

    ハルエネ
    引用元:ハルエネ公式サイト

     

    ハルエネでんきは、店舗・事務所向けの低圧電力に加え、工場やオフィスビルなどの高圧電力も扱う新電力です。低圧では、照明・一般的な電化製品向けの電灯プランと、業務用エアコンなどを使う動力プランを用意しています。

     

    低圧・関東エリアの公開料金例

    プラン基本料金(税込)電力量料金(税込)
    法人スマートプランJ1kVAにつき286.00円(6kVA以上50kVA未満)1kWhにつき19.88円/26.48円/29.50円の3段階
    動力プランJ1kWにつき1,088.34円夏季17.37円/kWh、その他季15.80円/kWh

    ※2026年10月10日確認。法人スマートプランJの電力量料金は、月間120kWh以下・120kWh超300kWh以下・300kWh超の順。夏季は7〜9月です。上記単価だけで請求総額は決まらず、電源調達調整費や再エネ賦課金、プランに応じた安定供給維持費なども確認が必要です。

     

    高圧では、市場価格を反映する「高圧ダイレクトプランS」などが比較候補になります。また、「高圧フラットプランS」は、基準を超えた料金を3カ月後へ繰り延べる仕組みです。支払いの繰り延べは料金の割引ではなく、繰延額の1%の手数料も発生します。

    低圧の一部プランには、オフィス・店舗向けサポートサービスの月額料金が加算されます。提案されたプラン名と付帯費用を確認し、必要なサービスかどうかも含めて判断しましょう。
    参考:ハルエネでんき公式サイト

     

    詳しい評判や「高い」と言われる理由、法人契約の注意点は、ハルエネでんきの個別記事で解説しています。

    エコログでんき

    エコログ
    引用元:エコログ公式サイト

     

    エコログでんきは、店舗・事務所などの低圧契約から、工場・商業施設などの高圧契約まで対応する新電力です。低圧では、基本料金を見直す「スタンダード」や使用量が多い事業者向けの「ビジネス」、電気とガスをまとめる「ダブル割」、業務用機器向けの「動力」などを用意しています。

     

    低圧・関東エリアの公開料金例

    プラン基本料金電力量料金
    スタンダード1kVAにつき271.70円(6kVA以上50kVA未満)1kWhにつき19.88円/26.48円/30.57円の3段階
    動力1kWにつき1,088.34円夏季17.37円/kWh、その他季15.80円/kWh

    ※2026年10月10日確認。スタンダードの電力量料金は、月間120kWh以下・120kWh超300kWh以下・300kWh超の順です。掲載額は請求総額ではなく、別途、電源調達調整費や再エネ賦課金、安定供給維持費などが適用されます。

     

    低圧の比較では、基本料金だけでなく、使用量に応じた単価と電源調達調整費を確認しましょう。電源調達調整費には上限がなく、燃料価格や市場価格の高騰が請求額に影響します。

    高圧プランは、30分ごとの市場価格を反映する市場連動型です。基準を超えた料金を3カ月後へ繰り延べる仕組みもありますが、繰延額の1%の手数料がかかります。支払い時期を分散する仕組みとして、料金削減とは分けて判断してください。
    参考:エコログ公式サイト

     

    各プランの詳しい料金や口コミ、解約金については、エコログでんきの個別記事で確認できます。

    リミックスでんき

    リミックスでんき
    引用元:リミックスでんき公式サイト

     

    リミックスでんきは、料金の変動に対する考え方に合わせてプランを比較できる新電力です。低圧では「Styleプラス」「Styleプラス B-FLAT」、高圧では「JEPXスタンダードプラン」「高圧フラットプラン」などを用意しています。

     

    契約区分主なプラン料金体系・特徴
    低圧Styleプラス30分ごとの市場価格に連動。基本料金は0円ですが、動力契約では基本料金がかかります
    低圧Styleプラス B-FLAT基本料金・従量料金の単価を固定。市場価格が所定の基準範囲を超えると、電源調達調整費による追加請求・還元が発生します
    高圧JEPXスタンダードプラン30分ごとの市場価格に連動するプラン
    高圧高圧フラットプラン契約期間中の単価を固定し、燃料費調整額・市場調整額を設けないプラン
    高圧高圧ハイブリッドプラン3~6月・10~11月は市場連動型、7~9月・12~2月は固定単価型を適用

    ※料金・プラン情報は2026年10月10日確認時点。固定単価型でも、使用量や再エネ賦課金によって毎月の請求額は変わります。

     

    低圧「Styleプラス」は、市場価格に連動する電源調達料金と、固定従量料金を組み合わせたプランです。東京電力エリアの固定従量料金単価は17.61円/kWh(税込)で、電源調達料金と再エネ賦課金を合わせて電気代が決まります。「でんきアラート」で翌日までの単価を確認できるため、設備の稼働時間を調整できる事業者は市場価格が安い時間帯を選んで電気を使えます。

    料金の見通しを重視する場合は、低圧の「Styleプラス B-FLAT」や高圧の「高圧フラットプラン」も候補になります。 B-FLATは基本料金・従量料金の単価を固定し、市場価格が所定の基準範囲を超えた場合に追加請求・還元で調整する仕組みです。高圧フラットプランは、契約期間中の単価を固定し、燃料費調整額・市場調整額を設けていません。自社の使用量や時間帯をもとに、料金の安定性と市場価格が安い時期のメリットを比較すると選びやすくなります。
    参考:リミックスでんき公式サイト

     

    詳しい料金プランや市場連動型の注意点は、リミックスでんきの個別記事で解説します。

    Looopでんき

    ループでんき
    引用元:Looopでんき公式サイト

     

    Looopでんきは、店舗・事務所などの低圧契約から、高圧・特別高圧まで対応する新電力です。低圧の「スマートタイムONE」は、30分ごとに電源料金が変わる市場連動型。電気を使う時間帯を工夫しながら、料金を見直したい法人の候補になります。

    契約区分プラン・サービス料金・利用の特徴
    低圧・電灯スマートタイムONE(電灯)事務所・商店・飲食店などに対応。制度対応費、電力量料金、再エネ賦課金で料金が決まります
    低圧・動力スマートタイムONE(動力)業務用機器やマンション共用部などに対応。基本料金はエリアによって異なります
    高圧・特別高圧法人向け電力サービス直近12カ月分の電気使用量・料金明細などをもとに個別見積もり

    ※料金・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    低圧では、アプリの「でんき予報」で単価が安い時間帯を確認できます。たとえば、営業時間に影響しない範囲で機器の稼働時間を調整できれば、市場価格が安い時間帯を活用する余地があります。また、スマートタイムONE(電灯)の制度対応費は、直近12カ月の電力使用実績に基づく実量制です。時間帯別の単価と、一度に使う電力の大きさの両方から、電気の使い方を見直せる点が特徴です。

    比較する際は、自社の使用量だけでなく、電気を多く使う時間帯も確認しましょう。市場価格の下落が料金に反映される一方、高騰時には料金が上がるため、年間を通した使用状況で試算すると判断しやすくなります。高圧・特別高圧は、個別の見積もりで料金体系や契約条件を確認してください。
    参考:Looopでんき公式サイト

     

    「高い」「やばい」と言われる理由は、Looopでんきの個別記事で解説しています。

    エナリス

    エナリス
    引用元:エナリス公式サイト

     

    エナリスは、低圧・高圧・特別高圧の電力供給に対応し、実質再エネの料金メニューも提供しています。電気料金の見直しと、事業で使う電力の脱炭素化を合わせて検討したい法人の候補です。

    実質再エネメニューには、次の3つの料金タイプがあります。

    料金メニュー料金の仕組み選ぶ際の目安
    標準メニュー地域の大手電力会社と同じ燃料費等調整制度を採用基本料金・電力量料金の単価を、現在の契約と比較したい
    電源連動型メニューエナリス独自の電源調達費用を毎月の料金に反映。市場からの購入割合を限定し、急激な価格上昇の影響を抑える設計市場価格の変動による影響を抑えながら、料金を見直したい
    市場連動型メニュー卸電力市場の価格に応じて、30分ごとに単価が変動市場価格が安い時間帯を活用したい

    ※料金・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    料金は自社の使用状況に基づく試算で確認します。たとえば標準メニューでは、使用状況をもとに基本料金単価と電力量料金単価が提示されるため、現在の契約との比較が可能です。電源連動型・市場連動型は料金が変動する仕組みも含め、年間の使用量や稼働時間に合わせて検討するとよいでしょう。

    実質再エネメニューは、非化石証書を活用して実質再生可能エネルギー100%の電気を提供する仕組みです。料金だけでなく、取引先からの脱炭素要請や自社の環境目標への対応も含めて相談できる点が特徴といえます。契約区分・使用状況によって提案可能なメニューが異なるため、見積もり時に適用条件を確認してください。
    参考:エナリス公式サイト

     

    会社概要や法人向け電気料金の考え方は、エナリスの個別記事で確認できます。

    ENEOSでんき

    ENEOSパワー
    引用元:ENEOS Power公式サイト

     

    ENEOS Powerは、低圧向けの「ENEOSでんき」と、高圧・特別高圧向けの電力サービスを提供しています。低圧では店舗・事務所向けの動力プラン、高圧以上では一般電力メニューや再エネ由来の電力メニューが比較候補です。

     

    低圧「東京動力プラン」の公開料金例

    料金項目単価(税込)
    基本料金1,045.84円/kW
    電力量料金・夏季27.14円/kWh
    電力量料金・その他季25.57円/kWh

    ※2026年10月10日確認時点。夏季は7~9月、その他季は10~翌6月。別途、燃料費調整額と再エネ賦課金が加わります。

     

    動力プランは、業務用機器を使う店舗・事務所などが対象です。基本料金と季節別の電力量料金が公開されているため、現在の契約と単価を照らし合わせて試算できます。法人契約では家庭向けのポイント・特典と適用条件が異なるため、自社に適用される料金と特典で比較することがポイントです。

    高圧・特別高圧では、料金の見直しに加えて、再エネ導入や複数拠点の管理も相談できます。全国に拠点がある法人の受付窓口を一本化でき、お客さまページでは使用量・請求書の確認や、30分ごとの電力量データのダウンロードが可能です。複数施設の契約管理や、電力使用状況の分析も進めたい法人にとって検討しやすいサービスです。

    高圧以上の料金は個別見積もりで確認し、基本料金・電力量料金に加えて、燃料費調整額や再エネメニューの条件をそろえて比較しましょう。
    参考:ENEOSでんき公式サイト

     

    法人向けの契約条件やENEOSパワーとの違いは、個別記事で確認しましょう。

    東京ガス

    東京ガス法人契約
    引用元:東京ガス公式サイト

     

    東京ガスは、店舗・事務所などの低圧から、高圧・特別高圧まで対応する電力サービスを提供しています。低圧では「基本プラン」と動力向けの「ずっとも電気3」などがあり、東京ガスの都市ガスを利用している法人は、ガス・電気セット割を含めて比較できる点が特徴です。

     

    低圧向けプランの公開料金例

    プラン基本料金(税込)電力量料金(税込)
    基本プラン・kVA契約311.74円/kVA120kWhまで:29.70円/kWh、120~300kWh:35.69円/kWh、300kWh超:39.50円/kWh
    ずっとも電気31,053.76円/kW夏季:27.34/28.83円/kWh、その他季:25.77/28.71円/kWh

    ※2026年10月10日確認時点。別途、燃料費調整額と再エネ賦課金が加わります。ずっとも電気3は、月間使用量が「契約電力×130kWh」までの場合に前者、超過分に後者の単価を適用。夏季は7~9月、その他季は10~翌6月です。

     

    「ずっとも電気3」は、モーターや大型エアコンなどの動力を使う商店・事務所・工場などが対象です。東京ガスの都市ガスと併用し、所定の条件を満たして申し込むと、基本料金からセット割が適用されます。現在の動力契約と、割引適用後の年間料金を比べると判断しやすいでしょう。 燃料費調整額には上限がないため、試算には調整額も含めて確認します。

    高圧・特別高圧では、通常メニューに加えて、環境目標に合わせたグリーンメニューも用意しています。「myTOKYOGASビジネス」では、複数事業所のガス・電気使用量や請求額を一括で閲覧でき、CSV出力にも対応。料金の見直しと合わせて、拠点ごとの使用状況や請求管理を整理したい法人にも検討材料になります。
    参考:東京ガス公式サイト

     

    東京ガスの法人向け電気契約については、個別記事で詳しく解説しています。

    丸紅新電力

    丸紅新電力
    引用元:丸紅新電力公式サイト

     

    丸紅新電力は、工場・病院・オフィスビルなどへの電力供給に加え、再エネ調達も支援する新電力です。高圧・特別高圧の料金見直しと、事業で使う電力の脱炭素化を合わせて検討したい法人の候補になります。

     

    メニュー・サービス内容検討する際の目安
    通常供給メニュー施設の電力使用状況に合わせて、料金を個別に提案現在の契約と年間料金を比較したい
    再エネ電力メニュー非化石証書などを組み合わせ、使用電力のCO₂排出係数を低減電力契約の切り替えと合わせて再エネ化を進めたい
    フィジカルPPA特定の再エネ発電所から、電力と環境価値を長期・固定単価で調達再エネを長期的に確保したい
    再エネ証書仲介必要な証書量の算定や代理取得を支援現在の電力契約を維持しながら脱炭素化を進めたい

    ※サービス・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    通常供給メニューの料金は、過去12カ月分の請求書や、契約電力・使用量などをもとに試算します。一律の単価で選ぶのではなく、自社の稼働状況に合わせた提案を受け、現在の契約と比較できる仕組みです。見積もりでは、基本料金・電力量料金に加え、燃料費調整額や契約期間もそろえて確認しましょう。

    再エネ調達では、電力メニューの切り替えから長期契約のPPA、証書の購入まで選択肢があります。現在の電力契約を続けながら環境価値を調達する方法もあるため、料金と環境目標の両面から導入方法を検討できます。
    参考:丸紅新電力公式サイト

     

    丸紅新電力の評判や法人向け料金は、個別記事で確認できます。

    エネット

    エネット
    引用元:エネット公式サイト

     

    エネットは、NTTアノードエナジー・東京ガス・大阪ガスが出資する新電力です。低圧・高圧・特別高圧に対応し、異なる電力エリアや施設規模の契約もまとめて相談できます。全国に店舗・事業所を持ち、電力契約の管理を一本化したい法人の候補です。

     

    電力サービス・支援メニュー内容
    低圧の電力供給店舗・小規模オフィスなどの電灯・動力に対応。契約電力や使用実績をもとに見積もり
    高圧・特別高圧の電力供給工場・ビル・商業施設などに対応。複数施設・複数エリアの契約手続きを一本化可能
    EnneGreen(エネグリーン)使用電力の脱炭素化を支援するメニュー
    EnneSmart(エネスマート)節電への協力に応じた割引プログラム
    InfoEnnet(インフォエネット)電気使用量・料金の見える化や、複数施設の比較を支援

    ※サービス・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    料金は、契約電力や電気使用実績をもとに個別に提示されます。複数拠点をまとめて検討する場合も、拠点ごとの料金と全体の年間総額を確認すると、契約を集約するメリットを判断しやすいでしょう。

    高圧・特別高圧では、無料の「InfoEnnet」で使用量や料金を確認でき、過去年度や他施設との比較、データのダウンロードも可能です。電力会社の切り替えだけでなく、拠点ごとの使用状況を把握して節電を進めたい法人にも活用できます。 対象は沖縄電力エリア・島嶼部を除く高圧・特別高圧の契約者で、利用開始の申し込みが必要です。

    見積もりでは、料金単価・調整費・契約期間に加え、利用したい支援メニューの対象条件や費用も確認しましょう。
    参考:エネット公式サイト

     

    ミツウロコでんき

    ミツウロコでんき
    引用元:ミツウロコでんき公式サイト

     

    ミツウロコでんきは、低圧・高圧・特別高圧に対応する新電力です。低圧では従量電灯や動力向けの料金を公開し、高圧以上では季節・時間帯・市場価格などに応じた複数の料金体系を用意しています。店舗から工場まで、自社の使用状況に合わせてプランを検討できる点が特徴です。

     

    低圧・関東エリアの公開料金例

    プラン基本料金(税込)電力量料金(税込)
    従量電灯C311.75円/kVA120kWhまで:31.91円/kWh、120~300kWh:33.13円/kWh、300kWh超:35.79円/kWh
    低圧電力1,098.05円/kW夏季:27.14円/kWh、その他季:25.57円/kWh

    ※2026年10月10日確認時点の料金。別途、燃料費調整額と再エネ賦課金が加わります。低圧電力の夏季単価は7・8・9月の検針月に適用され、力率割引はありません。2026年11月検針日から料金改定が予定されています。

     

    低圧では、照明・OA機器などの電灯契約と、業務用機器の動力契約を分けて比較しましょう。関東エリアには上表の「低圧電力」のほか、使用量に応じて2段階の単価を適用する「動力プラン」もあるため、契約電力と毎月の使用量をもとに、どのメニューが合うか確認できます。

    高圧・特別高圧では、季節別・季節時間帯別・市場連動・完全固定型などの契約類型があります。昼夜の稼働時間や休日の使用量、料金変動への考え方に合わせて見積もりを依頼すると、比較する条件を整理しやすいでしょう。各プランの調整費や適用条件は、見積書で確認してください。

    脱炭素化を進めたい法人向けには「ミツウロコグリーンプラン」も用意しています。高圧・特別高圧では、費用とCO₂排出係数のバランスを見ながら導入プランを選べるため、料金と環境目標を合わせて検討できます。
    参考:ミツウロコでんき公式サイト

     

    しろくま電力

    しろくま電力
    引用元:しろくま電力公式サイト

     

    しろくま電力は、低圧の店舗・事務所から、高圧・特別高圧の法人まで対応する新電力です。実質再生可能エネルギーの電力を提供し、高圧以上では料金の安定性や市場価格の活用など、目的に応じた複数のプランを用意しています。電気料金の見直しと脱炭素化を合わせて進めたい法人の候補です。

     

    契約区分主なプラン料金体系・特徴
    低圧しろくまプラン基本料金0円。電力量料金に、電源調達調整費と再エネ賦課金を加えて計算
    高圧・特別高圧市場連動型/上限付き市場連動型市場価格を料金に反映。上限付きのプランも選択肢
    高圧・特別高圧固定単価型/完全固定型料金の安定性を重視する場合の候補。固定される範囲は見積もりで確認
    高圧・特別高圧ミックスプラン季節ごとの価格変動への対応を検討する場合の候補
    高圧・特別高圧燃調リンク型大手電力会社と同様の燃料費調整方式で比較したい場合の候補

    ※サービス・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    低圧の「しろくまプラン」は、基本料金がかからない料金設計です。現在の契約で基本料金が占める割合と、使用量に応じた料金を合わせて試算すると、自社との相性を判断しやすいでしょう。電源調達調整費による変動も含め、年間料金で比較することがポイントです。

    高圧・特別高圧では同じ使用実績で複数プランの見積もりを依頼できるため、料金と安定性のバランスを比較できます。 市場価格が安い時期を活用したいか、予算の見通しを重視したいかを伝えると、候補を絞りやすくなります。上限付き・固定型を選ぶ場合は、上限や固定の対象、調整費、契約期間を見積書で確認しましょう。
    参考:しろくま電力公式サイト

     

    オクトパスエナジー

    オクトパス
    引用元:オクトパスエナジー公式サイト

     

    オクトパスエナジーは、実質再エネ100%の電気を検討したい法人の候補です。 英国のオクトパスエナジーグループと東京ガスの合弁会社が運営し、低圧に加えて高圧・特別高圧の法人向け事業も展開しています。

     

    契約区分主なプラン・相談先比較するときのポイント
    低圧・電灯グリーンオクトパス契約容量や使用量に応じた料金と、燃料費調整額を含む総額を確認
    低圧・動力動力契約の相談窓口空調・冷蔵設備などの契約内容を伝え、申込可能なメニューと料金を確認
    高圧・特別高圧法人向け専用窓口自社の使用実績に応じた料金条件と、再エネの提案内容を確認

    ※サービス・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    低圧の「グリーンオクトパス」は、基本料金と使用量に応じた電力量料金に、燃料費調整額・再エネ賦課金を加える料金体系です。店舗や小規模オフィスで、電気料金の見直しと環境への配慮を同時に進めたい場合に検討できます。動力契約や高圧・特別高圧についても、公式サイトに相談窓口が設けられています。

    比較するときは、契約容量と直近12か月の使用量をもとに、調整額を含む年間総額を確認しましょう。再エネの導入を重視する法人は、環境価値の内容に加え、取引先への報告に必要な資料を提供してもらえるかも確認すると選びやすくなります。
    参考:オクトパスエナジー公式サイト

     

    フィックスパワー

    フィックスパワー
    引用元:フィックスパワー公式サイト

     

    フィックスパワーは、高圧・特別高圧を利用する法人向けに、固定単価プランを提供する新電力です。 工場や倉庫、ビルなどで、電力量料金の単価をあらかじめ把握して予算を立てたい場合に検討できます。

     

    項目主な料金プラン・特徴
    高圧・特別高圧固定単価プラン。自社に適用される基本料金・電力量料金の単価は見積もりで確認
    調整額燃料費等調整額が適用される。エリアによって市場価格調整などを含み、毎月変動

    ※サービス・プラン情報は2026年10月10日確認時点。

     

    固定される料金単価と、毎月変動する調整額を分けて確認することが比較のポイントです。 公式サイトでは月ごとの燃料費等調整単価を公開しており、東京エリアは燃料費調整、その他の掲載エリアでは市場価格調整なども含む仕組みになっています。

    見積もりでは、固定単価が適用される期間に加え、調整額の算定方法、契約更新時の単価、解約条件を確認しましょう。同じ使用量・期間で他社と年間総額を比較すると、予算の見通しと料金の両面から判断しやすくなります。

     

    フィックスパワーの料金や固定単価プランの特徴は、個別記事で詳しく確認しましょう。

     

    15社の特徴を比較しても、どの電力会社が最も安くなるかは会社名や公開料金だけでは判断できません。

    法人の電気料金は、契約電力、過去12カ月の使用量、電気を使う時間帯などによって変わります。

    とくに高圧電力は個別見積もりが中心となるため、各社の試算条件をそろえて比較することが重要です。

    ミツモルでは、現在の料金明細や電力使用状況をもとに、比較候補となる電力会社をご案内しています。

    「自社に合う会社が分からない」「提示された見積もりが本当に安いか確認したい」という場合も、お気軽にご相談ください。

     

     

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    法人向け電力会社を選ぶときの4つの確認ポイント

    電力会社の5つの確認事項

     

    電力会社を選ぶ際は、対応範囲・年間総額・料金の変動・契約条件の4点を確認しましょう。 比較表で候補を絞ったあと、同じ使用実績をもとに見積もりを取ると、自社に合う契約先を判断しやすくなります。

     

    1.自社の契約区分・供給エリアに対応しているか

    最初に、現在の契約区分と施設の所在地が、候補の電力会社の対応範囲に含まれるかを確認します。 低圧の場合は、照明やコンセント向けの「電灯」と、業務用エアコンなどに使う「動力」の対応も確認が必要です。

    契約区分や契約電力は、電気料金明細・契約書などで確認できます。複数拠点をまとめたい場合は、すべての施設を契約できるか、請求を一本化できるかも問い合わせましょう。

     

    2.同じ使用実績をもとに年間総額で比較する

    料金の比較には、直近12か月の使用実績を使い、調整額や手数料を含めた年間総額を確認しましょう。

    夏・冬の使用量の違いを反映することで、特定の月だけでは分からない料金差を把握できます。

    見積もりを依頼する際は、各社で次の条件をそろえることが大切です。

    • 使用量・契約電力・供給開始時期
    • 燃料費調整額や電源調達調整費の試算条件
    • 容量拠出金相当額など、追加費用の扱い
    • 再エネ賦課金や消費税を含むかどうか

     

    将来の調整額や市場価格は確定していないため、年間総額は試算です。削減額だけでなく、どの価格を前提に計算したかも確認してください。

    料金を構成する項目は、法人の電気料金の仕組みで詳しく解説しています。

     

    3.料金の変動が自社の使い方・予算に合うか

    見積金額が安くても、契約条件が自社に合わなければ、結果的に負担が増えることがあります。

    料金プランは、電気を使う時間帯と、どの程度の価格変動を受け入れられるかで選びます。

    プラン名だけで判断せず、固定される項目と変動する項目を確認しましょう。

     

    料金タイプ選ぶ際の目安確認する条件
    固定単価型電力量料金の見通しを立てたい固定期間、別途加わる調整額、更新時の単価
    市場連動型市場価格に応じて設備の稼働時間を調整できる価格を反映する間隔、高騰時の負担、上限の有無
    ハイブリッド型固定と市場連動を組み合わせたい固定・市場連動が適用される季節や割合

     

    固定単価型でも、燃料費調整額などが変動するプランがあります。市場連動型も、30分ごとの価格を反映するものと月平均価格を使うものでは、稼働時間を調整する効果が異なります。

     

    固定単価と市場連動については、以下の記事を参考にしてください。

     

    4.契約期間・解約条件・料金変更条件を確認する

    移転・閉店・設備変更などの予定を踏まえ、契約期間と解約条件が自社に合うかを確認しましょう。

    現在の契約を終了する費用も、切り替えの判断材料になります。

    契約書や重要事項説明書では、次の項目を確認してください。

    • 契約期間と自動更新の有無
    • 解約の申し出期限と途中解約時の費用
    • 移転・閉店に伴う解約の扱い
    • 料金単価や調整額の算定方法を変更する条件

     

    営業担当者の説明と書面に違いがある場合は、申し込み前に確認しておくと安心です。

    候補の電力会社や見積もりの比較に迷ったら、ミツモルへご相談ください。 現在の電気料金明細をもとに、自社の使用状況に合う料金プランの比較をサポートします。

     

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    法人が新電力に切り替えるメリット・デメリット

    新電力、メリットデメリット

     

    新電力への切り替えでは、料金プランや契約管理、再エネの選択肢を見直せます。 一方、料金の変動や契約条件によって負担が増える場合もあるため、自社の使用状況と目的に合うかを判断しましょう。

     

    法人が新電力に切り替えるメリット

    主なメリットは、次の3つです。

     

    • 自社の使い方に合う料金プランを選べる
      使用量や稼働時間に合うプランへ変更することで、電気料金を抑えられる可能性があります。切り替え前の契約も含め、同じ条件で比較することが大切です。

     

    • 複数拠点の契約・請求管理をまとめられる
      一括管理に対応する会社なら、店舗や事業所ごとの請求確認、支払い、契約更新の管理を効率化できます。対応エリアや請求をまとめられる範囲は、会社によって異なります。

     

    • 再エネ・CO₂排出量削減に取り組める
      再エネ由来の電気や、非化石証書を組み合わせた実質再エネプランなどを選択できます。取引先への報告にも活用したい場合は、環境価値の内容や証明資料の有無を確認しましょう。

     

    法人が新電力に切り替えるデメリット

    切り替えによる料金削減は保証されず、契約後も料金や事業者からの案内を確認する必要があります。 主に押さえたい点は、次の3つです。

     

    • 料金が想定より高くなる場合がある
      使用状況とプランが合わない場合や、市場価格・燃料価格が上昇した場合には、現在の契約より負担が増える可能性があります。

     

    • 契約期間によって見直しの自由度が変わる
      途中解約に費用がかかる契約では、移転・閉店や、別のプランへの変更時に負担が生じることがあります。

     

    • 事業撤退時には契約先を探し直す必要がある
      契約先が撤退する場合は、通知された契約終了日を確認し、早めに切り替え先を探す必要があります。無契約の状態が長期間続くと、電気の供給が停止するおそれがあります。

     

    契約後も料金改定・更新・契約終了の通知を確認できるよう、社内の担当者や連絡先を明確にしておきましょう。

     

    法人が電力会社を乗り換える流れ【4ステップ】

    新電力会社、乗り換え流れ、手順

     

    電力会社の基本的な切り替え手続きは難しくありません。

    総務や経理の担当者が行うべき実務を「4つのステップ」にまとめました。

     

    ステップ1:現在の電気料金明細・請求書(過去12ヶ月分)を用意する
    年間の電気料金を比較するため、夏・冬を含む直近12か月分の電気料金明細を用意します。高圧・特別高圧の場合は、最大需要電力や30分ごとの使用量データもあると、自社の稼働状況を反映した試算に役立ちます。

     

    ステップ2:複数社に見積もりを依頼する(相見積もり)

    1社だけで決めず、法人向けの一括見積もりサービスなどを活用して複数社から相見積もりを取り、自社の操業パターンに合う会社を絞り込みます。

     

    ステップ3:見積書の「総額」と「条件」を比較する

    基本料金・従量単価だけでなく、燃料費調整額や独自の調整金、契約期間内の解約違約金の有無まで横並びで比較します。

     

    ステップ4:申し込み手続き(解約連絡は原則不要)

    契約条件を確認したら、切り替え先の電力会社へ申し込みます。現在の契約先への解約連絡が必要かを確認し、契約終了日と新しい供給開始日を調整しましょう。

    低圧では切り替え先が解約手続きを行うケースが一般的ですが、契約内容によっては自社からの連絡を求められる場合もあります。高圧・特別高圧では、現在の契約の解約申し出期限も確認してください。

    切り替え日は個別の契約や手続き状況によって異なります。また、メーター交換などの工事が必要な場合は、一時的な停電の有無や作業日時も事前に確認しておくと安心です。

     

    法人向け電力会社の比較でよくある質問

    FAQ

    法人向け電力会社を比較するときによくある疑問に回答します。

    法人用の電気が安く、おすすめできる会社はどこですか?

    すべての法人に共通して最も安い電力会社はありません。契約区分、供給エリア、電力使用量、使用する時間帯によって、適した会社や料金プランが変わるためです。おすすめランキングは候補を絞る参考にはなりますが、最終的には同じ使用量データを使って複数社の見積もりを比較しましょう。基本料金や電力量料金だけでなく、調整費や契約条件を含めた年間総額で判断することが重要です。

     

    大手電力会社と新電力はどちらがおすすめですか?

    会社の区分だけで、どちらが優れているとは判断できません。大手電力会社は供給実績や知名度を確認しやすい一方、新電力には法人向けの料金プランや再生可能エネルギーを選べる会社があります。電気料金、料金の変動リスク、契約期間、解約条件、サポート体制を比較し、自社が重視する条件に合う会社を選びましょう。

     

    高圧電力でも新電力へ切り替えられますか?

    高圧電力に対応している新電力であれば、工場、倉庫、ビル、病院、学校、大型店舗なども切り替えを検討できます。ただし、供給エリアや電力使用量によって契約できる会社は異なります。高圧電力は個別見積もりが中心となるため、公開されている料金表だけで判断せず、複数社から提案を受けて比較してください。

     

    高圧電力の見積もりには何が必要ですか?

    まずは直近12カ月分の電気料金の請求書を用意しましょう。契約電力、毎月の使用量、現在の料金単価などを確認できる資料が必要です。30分ごとの使用量を記録した「30分値データ」があると、電力を多く使う時間帯まで踏まえた試算を受けやすくなります。契約更新日や解約の申し出期限も分かる範囲で確認しておくと、切り替え時期を含めて相談できます。

     

    新電力に切り替えると、停電や電気の品質低下が起きますか?

    契約する電力会社を変えても、電気の品質や停電の起こりやすさは変わりません。 従来と同じ送配電網を使って電気が届くためです。なお、切り替えに伴ってメーター交換などの工事が必要な場合は、一時的に停電することがあります。工事の有無や作業日時は、事前に確認しましょう。(参考:経済産業省資源エネルギー庁)

     

    法人向け電力会社はおすすめ順ではなく自社条件で比較しよう

    法人向け電力会社は、おすすめ順だけでなく、契約区分や電力使用量に合わせて選ぶことが重要です。

    特に高圧電力は個別見積もりが中心となるため、料金総額と契約条件をそろえて比較しましょう。

    ミツモルでは、法人向け電力会社の見積もり比較に関する無料相談を受け付けています。

    現在の電気料金を見直したい方は、まずは請求書を用意してご相談ください。

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