この記事では、会社や店舗に設置する光回線と置くだけWiFiの違いについて徹底比較しています。また、ビジネス用途としての利用に最適なおすすめの光回線サービスもご紹介します。
「今からオフィスや店舗にインターネット回線を導入しないといけないけど、何を選択すれば良いのか分からない」
「光回線と置くだけWiFiって何が違うの?どっちが良いの?」
などの疑問についてもこの記事で解消できると思います。あなたの会社・店舗のインターネット回線導入のお役に立てれば幸いです。
この記事を読んでもよく分からない、どれを選べば良いか分からない場合には、下記からお問合せいただければ、あなたの会社・店舗にあったインターネット回線サービス選びのアドバイスをさせていただきます!
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目次
光回線と置くだけWiFi(ホームルーター)の違い
まず、光回線と置くだけWiFi(ホームルーター)の違いについて解説します。
どちらもインターネットを利用するためのものとしては共通ですが、インターネット回線の引き方が異なります。光回線、置くだけWiFiそれぞれの違いを簡単にまとめると以下のような違いがあります。
光回線 | 置くだけWiFi (ホームルーター) | |
インターネット回線タイプ | 固定回線(光回線) | 4G/5G回線(移動体通信) |
特徴 | 光ファイバー回線網を利用した高速データ通信。 大容量・高速・安定的なインターネット利用に向いている | ドコモ・au・ソフトバンクなどの5G/4G/WiMAXといった電波を利用した高速データ通信。物理的な回線工事が不要なので、回線工事ができない事務所や店舗へのインターネット回線導入もしやすい。 |
利点 | ・通信が非常に安定している ・通信速度が非常に高速 ・業者によっては固定IPアドレスのサービス提供あり | ・工事が不要 ・契約後からサービス利用開始までの時間が短い |
欠点 | ・工事が必要 | ・光回線と比べると回線が不安定になりやすい ※特に障害物の多い場所など電波が入りにくい場所で発生しやすい ・通信速度が光回線よりは遅く、サービスによってはデータ使用容量の制限が設けられているものもある ・固定IPアドレスのサービス提供がない |
光回線は、光ファイバー回線網を利用した高速データ通信で、物理的に光ファイバーの回線を会社や店舗に引き込む工事を行います。物理的な回線を引き込んでいるため、非常に安定的で高速・大容量なインターネット利用ができますが、工事が必須となるため、インターネット利用開始までの時間がどうしても長くなってしまう特徴があります。
置くだけWiFiは、ドコモ・au・ソフトバンクなどのスマホ会社が提供するの5G/4G/WiMAX回線網を利用するインターネット回線です。こちらはスマホや携帯電話の様に電波を送受信する形で、物理的な回線を引き込む必要がないため、回線工事は必要なく、契約手続き終了後、機器が会社・店舗に届けば、すぐにインターネット利用ができるようになります。ただ、あくまで電波を利用するサービスなので、物理的な回線よりは通信回線が不安定になりやすいといった特徴があります。
しっかりと回線工事や時間がかけられるのであれば、大容量・高速・安定的なインターネット利用ができる光回線が向いています。回線工事ができない・すぐにインターネットを利用できるようにしたい場合には、置き型WiFi(ホームルーター)の利用が向いています。
固定回線を導入するメリット
光回線といった固定回線を導入するメリットは大きく3つあります。
それぞれについて詳しく解説します。
IPアドレスが固定できる
一部の光回線サービスでは、固定IPアドレスを利用することができます。
IPアドレスはインターネットに接続するデバイスに割り当てられるインターネット上の住所のような役割を持っています。一般的なインターネット接続サービスの場合は、インターネットに接続するたびにIPアドレスが変わってしまいますが、固定IPアドレスが利用できる場合は、このIPアドレスが変化することなく利用することができます。
固定IPアドレスが利用できるメリットとしては、アクセスするインターネット接続を限定できるため、特定のIPアドレスからのアクセスのみ受け付けるといった設定ができたり、VPNが利用できたりなど、セキュリティレベルを高くすることができます。
会社・店舗の情報管理の観点で、特に個人情報を管理しているページなど、よりセキュアな環境を構築しておくことは企業活動として必要な事なので、固定IPアドレスが利用できることは大きな強みとなります。
- VPNの利用
- 顧客管理DBシステムにアクセスする
- 社外から社内サーバへアクセスする
- ファイルサーバ内に保存してあるファイル(データ)を、社外に持ち出したノートパソコンやスマホ、タブレットから閲覧したりコピーしたりする
通信の安定性の高さ
置くだけWiFiと比べて光回線といった固定回線の場合は、物理的にインターネット回線を引いていることもあり、障害物等の影響を受けることなく通信が非常に安定しています。
一般的には、1つの回線網を複数人で分け合って利用する共有回線での利用が多く、同時利用者が集中すると回線速度の低下や通信が不安定になることもありますが、一部の光回線サービスでは、契約するプランによっては専用回線を利用できるサービスもあります。専用回線の場合は、1社で独占して利用できるので、混雑する時間帯でも共有回線よりもより安定したデータ通信ができます。
サポート体制が充実
法人向けの固定回線サービスでは、24時間365日体制の法人専用のコールセンターを用意しているところが多く、何か問題が発生しても素早いサポート対応を受けられる点はメリットです。
サービスやプランによっては専任の担当者が置かれることもあり、通信障害などのトラブルが発生してもサポート対応が受けられ、安心できます。
また、一部の固定回線サービスではSLA(サービス品質保証制度)が導入されており、一定レベルのサービス提供を担保されている点も魅力です。
- 故障検出した場合は〇分以内に担当者に連絡する
- 上限を超えた遅延時間が発生しないように維持する
- 故障した場合、〇分以内に復旧させる
- パケットロスを毎月あたり〇%以内に抑える
など
といった項目が決められており、この条件を満たせなかった場合には、利用料金を割引などの補填を受けられたりし、高水準のサービス提供を保証するような仕組みを掲げている事業者もいます。
固定回線を導入する際の注意点
固定回線を導入するメリットは多いものの、もちろん導入にあたり注意すべき点も存在します。
ここでは、固定回線を導入する際の注意点について解説します。
開通のための工事が必要
固定回線の導入は、インターネット回線を物理的にオフィスや店舗まで引いてくる必要があり、そのための設置工事が必要です。
設置工事もすぐにできるものではなく、契約手続き後、数週間単位の時間(最悪の場合数か月)がかかります。
- 工事費は有料で高額(申込キャンペーン適用で割引または相殺することが多い)
- 設置工事まで数週間かかる(工事予約待ちの期間が長く、すぐに工事ができない)
- 設置工事への担当者立ち合いが必要な場合がある
設置工事や工事費はオフィスや店舗によって難易度・料金は異なります。
特に時間がかなり長い時間かかってしまうものなので、光回線といった固定回線の導入をしたい場合には、時間に十分な余裕をもたせた形で、インターネット開設スケジュールを立てると良いでしょう。
置くだけWiFi(ホームルータ―)を導入するメリット
「固定回線工事の期間が待てない」「設置工事ができないオフィス・店舗にインターネット回線を導入したい」といった場合は、光回線といった固定回線の導入は難しいです。この場合は置くだけWiFi(ホームルーター)の導入がおすすめです。
置くだけWiFiを導入するメリットは2つあります。
それぞれの内容について詳しく解説します。
工事不要で使える
置くだけWiFi(ホームルーター)は契約後、ホームルーターがオフィス・店舗に届いた後、電源を入れればすぐにインターネット利用ができます。
置くだけWiFiは固定回線とは異なり、5Gや4G回線といった電波を利用するインターネット回線サービスです。スマホの契約をするような形で、契約手続きをしてしまえば、特に工事などは必要なく、すぐにサービスを利用することができます。
オフィス・店舗移転があった場合も、移転先変更の申請手続きを行うことで、いま使っているホームルーターの移動だけで、移転先のオフィス・店舗でもすぐにインターネット利用ができます。(ホームルーターに電源ケーブルを指して電源を入れるだけでインターネット利用OK!)
また、固定回線の設置工事そのものが認められないオフィスや店舗についても工事不要の置くだけWiFiであれば、導入できます。
初期設定不要
置くだけWiFiでは
「手続きする」→「ホームルーターに電源ケーブルを指す」→「電源を入れる」だけで、インターネットが利用できます。
光回線のような固定回線ではサービス開始するまでに工事や設定が色々必要で手間ですが、置くだけWiFiでは面倒で難しい設定も無いので、初心者や機器設定が不慣れな人でも簡単に導入することができます。
置くだけWiFi(ホームルータ―)導入する際の注意点
置くだけWiFi(ホームルーター)にも導入する際の注意点はあります。
具体的には次でご紹介する点について注意しましょう!
IPアドレスを固定できない
置くだけWiFi(ホームルーター)はIPアドレスを固定できません。
光回線では固定IPアドレスの利用できるものもありますが、置くだけWiFiについてはサービスの仕組み上、IPアドレスを固定にすることができません。固定IPアドレスが利用できるとアクセスできる場所を限定できるためよりセキュアな環境にできましたが、置くだけWiFiを利用する場合は、この仕組みが利用できなくなります。
この仕組みを利用しないと情報管理に支障が生じやすいテレワークや外出の多い営業には置くだけWiFiサービスは向かないと言えます。
法人におすすめの固定回線5選
ここからは法人での利用におすすめの固定回線サービスを5つご紹介します。
料金やおすすめのポイントなどを簡潔にそれぞれご紹介します。
フレッツ光
フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線サービスで、光回線サービスとして連想する一番代表的なサービスです。
従来のフレッツ光にオフィスでの業務を支える24時間365日の保守サポート(問合せ対応・電話問診・出張修理)が付いています。サポート対応は早朝深夜を含む24時間サポート対応可能なスタンダードタイプと7時~22時までサポート対応可能なライトタイプから選ぶことができます。万が一の回線トラブル時には手厚いサポート対応はとても心強いものになるでしょう。
通信速度も下り最大1Gbpsの光ネクストと下り最大10Gbpsの光クロスのプランが用意されています。
【NTT東日本 マンション/アパート フレッツ 光ネクスト オフィスタイプ・マンション(スタンダード) の場合】※料金は税込です
月額料金 | ・16契約以上見込める場合(プラン2)5,555円 + プロバイダサービス月額利用料 |
最大通信速度 | 下り最大1Gbps |
初期費用 | 事務手数料+工事料 |
事務手数料 | 880円 |
基本工事料 | 22,000円 |
契約期間 | - |
備考 | 上記月額料金はフレッツ光のみの価格で、別途プロバイダサービス月額利用料が必要になります。(プロバイダにより月額料金は異なります) |
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BiZiMo光
BIZIMO光は、NTT東日本・NTT西日本の光回線と、プロバイダーサービスをセットにした高速な光回線サービスです。既にフレッツ光を利用しているオフィス・店舗であれば、一切の工事をせず始められることが魅力です。
また、フレッツ光で既にテレビや電話を利用していた場合も、そのまま活用できるため移行コストを大幅に抑えられます。データ受信・送信速度も最大1Gbpsのプランをはじめ、最大10Gbps対応のプランも用意されています。動画などもスムーズに閲覧できるため、通信速度がほしい企業にも向いています。
【マンション/アパート BiZiMo光 マンションBiz4580の場合】※料金は税込です
月額料金 | 5,038円 |
最大通信速度 | 下り最大1Gbps |
初期費用 | 事務手数料+工事料 |
事務手数料 | 3,300円 |
基本工事料 | 4,400円~30,800円 |
契約期間 | 36カ月(自動更新) |
備考 | ・らくらくバックアップ(1ライセンス)」+ウイルス対策ソフトを含むサービスパック |
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ソフトバンク光
ソフトバンク光は、大手通信会社SoftBankグループが提供する共有型光回線サービスです。
月額4,180円(税抜3,800円)から利用できる安価な料金設定が魅力であり、2ch・5番号まで利用できる電話オプションサービスも設けています。自宅で働く個人事業主や、小規模店舗でも活用しやすいサービスだと言えるでしょう。また、ソフトバンクのスマホ回線を利用している場合にはセット割でスマホの月額料金が割引適用される点も魅力です。
通信速度も下り最大1Gbpsと下り最大10Gbpsのプランがあり、通信速度がほしい企業にも向いています。
【マンション/アパート SoftBank光(下り最大1Gbpsタイプ) 月額利用料の場合】※料金は税込です
月額料金 | 4,180円 |
最大通信速度 | 下り最大1Gbps |
初期費用 | 事務手数料+工事料 |
事務手数料 | 3,300円 |
基本工事料 | 4,620円~31,680円 |
契約期間 | 24カ月(自動更新) |
備考 | ・ソフトバンクのスマホ・携帯電話を利用している場合は最大10回線までセット割適用有り |
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NURO Biz
NURO光(NURO Biz)は、NURO光が提供している法人向け専有型光回線サービスです。一番ベーシックな「NUROアクセス 2G」でも下り最大2Gbpsの回線速度、最低10Mbps以上の帯域確保を実現しています。また、さらに高速な下り最大10Gbpsのプランも用意されています。
先進規格(G-PON)を採用した高速かつISP一体型回線サービスで、固定IP、稼働率99.9%のSLA、24時間365日対応のオンサイト保守を標準提供しています。
【NUROアクセス 2G(スタンダード)】※料金は税込です
月額料金 | 20,735円 |
最大通信速度 | 下り最大2Gbps |
初期費用 | 事務手数料+工事料+165,000円 |
事務手数料 | 3,300円 |
基本工事料 | 55,000円 |
契約期間 | 最低利用期間13カ月 |
備考 | ・最低10Mbps以上の帯域保証あり。 |
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法人におすすめな置くだけWiFi(ホームルーター)
光回線の固定回線の導入は時間的に難しい、設置工事ができないオフィス・店舗に導入したい場合は、光回線の導入が困難です。この場合は、置くだけWiFiの導入を検討しましょう。
法人向けの置くだけWiFiについて1つおすすめのサービスをご紹介しておきます。
BizAir
BizAirは、株式会社JOINUPが提供する法人・店舗・個人事業主向けの置くだけWiFiサービスです。データ無制限タイプは月額6,248円から利用することができます。回線はWiMAX2+、au 4G LTE、au 5Gの3つのネットワークを利用することができます。
置くだけWiFiのサービスのため、工事は不要で、契約申込後、最短3日でホームルーターが到着、電源を入れればすぐに利用することができます。
auやUQWiMAXの回線を利用しているサービスでもあるため、auスマートバリューや自宅セット割 インターネットコースの割引対象となるサービスにもなっています。該当のスマホプランを利用している場合には、スマホ代の料金の割引適用もできる点も魅力です。
【BizAir +5G for WiMAX」】※料金は税込です
月額料金 | 6,248円 |
事務手数料 | 0円 |
契約期間 | 37カ月 |
備考 | ・auスマートバリュー、自宅セット割 インターネットコースの対象サービス |
\屋号・個人事業主でも契約可能!/
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他にも置くだけWiFiのおすすめが知りたい方は下の記事も参考にしてみてください。
オフィス用のWi-Fiを選ぶ際のポイント
会社や店舗にインターネットを導入をする際に、オフィス用のWiFiをどうするかを考える必要があります。
オフィス用のWi-Fiを選ぶ際は以下の4つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
それぞれについて詳しく解説します。
対応エリアを確認する
オフィスに光回線や置くだけWiFiを導入する際、そのインターネット回線サービスがオフィスのあるエリアに対応しているかを最初に確認しましょう。
光回線であれば一部の地域にのみサービス提供しているものがあったり、置き型WiFiであれば山間部などそもそものスマホの回線が入らないエリアでは置くだけWiFiも利用することはできません。
どんなに良いインターネット回線サービスだとしてもサービスエリア外であれば利用することはできません。
また、将来的にオフィスの移転も視野に入れるのであれば、できるだけサービスエリアが広い回線サービスを選択すると安心です。
通信速度で比較する
通信速度もWi-Fi選びに重要な要素の1つです。事業規模やデータ通信をどの程度行っているかを考慮し、そのデータ通信利用に対応できる回線速度を選択する必要があります。
光回線サービスであれば、多くのプロバイダでは1Gbps以上の通信速度のサービス提供を行っていますが、中には月額料金は少し高くなりますが最大10Gbpsの通信速度を持つサービスもあります。
1Gbpsの光回線サービスでも、一般的なメールやインターネットブラウジングなどの業務での利用であれば、特に支障もなく業務を進められますが、数百メガ以上やギガクラスの大容量のデータのやり取りが多い、頻繁に遠隔地とのビデオ会議が多い、同時にインターネット利用する人が多いオフィスなど、より高速なデータ通信を求める場合は、2Gbps以上の回線を選択すると良いでしょう。
料金で比較する
料金もオフィスのWi-Fi選びには重要な要素です。
料金と言っても月額料金に限らず、回線工事費用や途中解約金などの要素もあります。コストとサービス内容のバランスに見合ったWi-Fiサービスを選択しましょう。
- 毎月の月額料金(基本料金やオプション料金)
- 回線工事費用(光回線のみ。キャンペーンで相殺されることが多い)
- 事務手数料
- WiFi機器代金(キャンペーンで相殺・割引になることが多い)
- 途中解約による違約金
- 各種割引(セット割など)
月額料金だけに目が行きがちですが、回線工事費用やWiFi機器代金の高さも無視できません。これらは契約によるキャンペーンで相殺や割引がされやすいものではあるものの、代償として年単位の契約期間の縛りが発生し、契約縛りの期間中の解約については、違約金で別途費用が発生することが多いです。
また、特定の携帯会社の法人スマホの利用や電気等のサービスを利用しているとセット割で別途利用料金が割引になるサービスもあります。契約前にはこれらの点も含めて確認しておきましょう。
同時接続台数で比較する
同時に何台まで接続できるのかも重要な比較要素です。
特に利用者が必然的に多くなる大規模なオフィスを抱える会社・店舗の場合、同時接続できる台数が多いことはとても重要なことになります。同時接続台数の上限を超えてインターネットの接続になる場合は、オフィス内の回線がいわば渋滞している状態になり、通信速度低下や接続が不安定になるといった悪影響が発生してきます。
個人事業主や少人数のオフィスの場合には同時接続台数が少なくても大きな支障が発生することは稀なことになりますが、大人数が同時にインターネット接続をするオフィス環境の場合はこれらの悪影響が出やすくなります。
まとめ
今回は、会社や店舗に設置する光回線と置くだけWiFiの違いについて比較しました。光回線には光回線のメリット・デメリットが、置くだけWiFiには置くだけWiFiのメリット・デメリットがあります。
光回線 | 置くだけWiFi (ホームルーター) | |
メリット | ・通信が非常に安定している ・通信速度が非常に高速 ・業者によっては固定IPアドレスのサービス提供あり | ・工事が不要 ・契約後からサービス利用開始までの時間が短い |
デメリット | ・工事が必要 ・サービス利用開始までの時間がかなりかかる | ・光回線と比べると回線が不安定になりやすい ※特に障害物の多い場所など電波が入りにくい場所で発生しやすい ・通信速度が光回線よりは遅く、サービスによってはデータ使用容量の制限が設けられているものもある ・固定IPアドレスのサービス提供がない |
しっかりと回線工事や時間がかけられるのであれば、大容量・高速・安定的なインターネット利用ができる光回線を、回線工事ができない・すぐにインターネットを利用できるようにしたい場合には、置き型WiFi(ホームルーター)の利用を検討しましょう。
固定回線が適している法人
以下のような法人の場合、固定回線の導入に適しています。
- インターネット開設までに十分な時間的余裕がある法人
- 数百メガ~ギガレベルの大容量のデータ送受信を頻繁に行う法人
- 固定IPアドレスを利用したい法人(セキュアな通信環境を確保したい法人)
- 手厚いサポート体制を求める法人
置くだけWiFiが適している法人
以下のような法人の場合、置くだけWiFiの導入に適しています。
- すぐにインターネット開設をしないといけない法人
- オフィス・店舗移転を行う予定がある法人
- 固定回線の設置工事ができないオフィス・店舗に導入する法人
- インターネット回線設定に関して初心者・機器設定が不慣れな法人
自身の企業の利用条件に合ったインターネット回線を導入し、快適なインターネット環境を整備しましょう。
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