【法人向け】Looopでんきは高い?口コミで「やばい」と言われる理由と市場連動型の注意点

※この記事には一部PRが含まれます。

法人の電気代見直しにおいて、Looop(ループ)でんきは知名度が高い一方で「高い」「やばい」といったネガティブな口コミを目にすることがあります。

 

自社のコスト削減を担う担当者にとって、このような評判は非常に気になるところでしょう。

 

結論からお伝えすると、Looopでんきの評価は「市場価格の変動に対応できるか」で大きく変わります。料金が市場価格に連動するため、安い時間帯に電気を使える法人にはメリットがありますが、電力使用を調整しにくい法人では料金高騰リスクに注意が必要です。 

 

本記事では、Looopでんきが「やばい」と言われる根本的な理由から、法人契約における料金の仕組み、メリット・デメリットまでを徹底解説します。

 

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この記事でわかること
  • Looopでんきが高いと言われる理由
  • 法人利用時の注意点
  • 向いている法人・向いていない法人

 

なお、「Looopでんき」は「ループ電気」「ループでんき」と検索されることもありますが、この記事ではLooopでんきに統一して解説します。

 

目次

Looopでんきは本当に高い?口コミで「やばい」と言われる理由と結論

ループでんきは本当に高い?

法人向けの電力契約では、単純に「安い会社」「高い会社」と分けて判断できるものではありません。

 

ではなぜネット上で、Looopでんきが「高い」「やばい」という声が散見されるのでしょうか。法人が検討する前に、まずはその理由を正しく理解しておく必要があります。

 

「高い」と言われる理由は市場連動型プランの性質によるもの

Looopでんきの料金は、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動する「市場連動型プラン」を採用しています。

 

市場連動型は、市場価格が安い時間帯に電気を使えれば、コスト削減につながる可能性があります。反対に、市場価格が高い時間帯に電力使用が集中すると、電気代が上がりやすくなる点に注意が必要です。

 

法人の場合、空調・照明・冷蔵設備・生産設備などで電気使用量が大きくなりやすいため、この変動リスクを家庭以上に慎重に見る必要があります。
参考:株式会社Looop「スマートタイムONE | Looopでんきの市場連動型プラン」 

 

 

「やばい」の正体は市場価格高騰時の料金変動リスク

「やばい」という強い言葉が使われる背景には、過去の急激な電気代高騰の記憶があります。

 

過去(特に2020年12月〜2021年1月の歴史的資源高の時期)、JEPXの市場価格が通常の何倍にも異常高騰しました。この時、市場連動型プランを契約していたユーザーの電気代が数倍に跳ね上がったことが大きく報道され『やばい』というイメージが定着しました。

 

「やばい」という言葉だけでLooopでんきを避けるのは早計です。重要なのは、市場連動型の仕組みを理解したうえで、自社の電力使用パターンと合うかどうかを判断することです。
参考:経済産業省「『市場連動型』の電力料金プランを契約されている消費者の皆様へ」資源エネルギー庁「2021年初頭、電力供給が大ピンチに。どうやって乗り切った?(前編)」

 

 

必ず高いわけではなく、使い方次第で安くなる可能性もある

市場連動型は決して「常に高い悪質なプラン」ではありません。市場価格が安い時間帯に電気を使えれば、固定単価型のプランより電力量料金を抑えられる可能性があります。

 

状況

電気代の傾向

理由

春・秋の晴れた日中

非常に安い(0円に近いことも)

太陽光発電の供給量が増え、電力市場で電気が余るため

深夜・早朝

比較的安い〜安定

全体的な電力需要が下がりやすいため

真夏・真冬の夕方

高い・高騰リスクあり

冷暖房需要がピークに達し、電力が不足しやすいため

 

「安い時間帯に電力を集中的に使う(ピークシフト)」ができれば、電気代を大幅に削減できる可能性を秘めています。

 

特に、Looopでんきでは翌日までの電源料金単価をホームページやアプリで確認できるため、電気を使う時間帯を意識できる法人であれば、料金管理に活用できる余地があります。

 

個人の口コミをそのまま法人判断に使うのは危険

Looopでんきの口コミや評判には、個人・家庭向けユーザーの声が多く含まれています。

 

もちろん、口コミは参考になりますが、家庭と法人では、電気の使い方が大きく異なります。法人の場合、工場やオフィスごとに「いつ・どれだけ電気を使うか(負荷パターン)」が全く異なるためです。

 

個人の感情的な口コミを鵜呑みにせず、自社の稼働状況と照らし合わせて判断することが重要といえるでしょう。

 

Looopでんきとは?基本情報と法人対応の概要

ループでんき
引用:ループでんき

Looopでんきは、株式会社Looopが提供する新電力サービスです。家庭向けの電力サービスとして知られていますが、法人向けにも高圧・特別高圧の小売サービスを展開しています。

 

Looopでんきの基本情報

 

 

ループでんき

 

社名:株式会社Looop(ループ)

所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー15階・22階 

設立日:2011年4月4日

供給対象:一般家庭、法人(主に低圧・高圧・特別高圧)

契約件数:「スマートタイムONE」の契約件数が40万件突破 (2026年4月時点)
※最新は公式サイトを確認してください

 

株式会社Looopは、東日本大震災をきっかけに太陽光発電システムの開発からスタートした企業です。「再生可能エネルギーを普及させる」という理念のもと、新電力事業に参入しました。

 

大きな特徴は、市場価格に応じて料金が変動する市場連動型プランを採用している点です。

 

この仕組みは、電気の使い方を工夫できる法人にとってはメリットになり得ます。Looopでんきは、市場価格に合わせて電気の使い方を調整できるかが問われる電力サービスと考えると理解しやすいでしょう。

 

法人向けサービスは低圧・高圧・特別高圧で確認先が異なる

低圧契約では 「スマートタイムONE(電灯)」や「スマートタイムONE(動力)」などが提供されています。

 

一方、高圧・特別高圧については「LooopでんきBiz」として別窓口で取り扱われているため、契約区分ごとに確認先を分ける必要があります。 

 

高圧・特別高圧での契約を検討する場合は、Looopでんきの問い合わせ窓口に直接確認が必要です。

 

契約区分

主な対象

確認すべき内容

低圧電灯

事務所・商店・飲食店など

スマートタイムONE(電灯)

低圧動力

マンション共用部、飲食店、事務所の業務用機器など

スマートタイムONE(動力)

高圧・特別高圧

工場、大型施設、商業施設など

専用窓口での見積条件

参考:株式会社Looop公式サイト

 

 

「高い」の正体|Looopでんきの料金体系と法人が確認すべき内訳

ループでんきが高いと感じる理由

Looopでんきが「高い」と言われる理由を理解するには、料金の内訳を見る必要があります。

 

Looopでんきのような市場連動型プランでは、「1kWhあたりの単価」だけでなく、電源料金・託送料金・各種調整額・再エネ賦課金など、複数の要素が組み合わさって請求額が決まります。

 

法人担当者が注意したいのは、見かけ上の単価だけで安い・高いを判断しないことです。

 

市場連動型の仕組み|30分ごとのJEPX価格に連動する

Looopでんきの「スマートタイムONE」では、電源料金単価が「JEPX(日本卸電力取引所)」のスポット市場価格に基づいて30分ごとに変動する市場連動型を取り入れています。電源料金は、でんき予報や専用アプリを通じて30分ごとに単価を確認することが可能です。

 

固定単価型では、一定期間の電力量料金単価があらかじめ決まっているため、月々の電気代を予測しやすい傾向があります。

 

比較項目

固定単価型

市場連動型

単価の決まり方

契約時に決まった単価が一定期間適用される

市場価格に応じて変動する

電気代の予測

比較的しやすい

市場価格によって変わりやすい

削減余地

単価交渉や契約見直しが中心

使用時間帯の工夫でも削減を狙える

注意点

市場価格が下がっても恩恵を受けにくい

市場高騰時に高くなる可能性がある


法人の場合、この違いは非常に重要です。

 

Looopでんきを検討する際は、自社が電気を多く使う時間帯と市場価格の動きが合っているかを確認し、どちらの型が適しているのか理解する必要があります。
参考:Looopでんき「スマートタイムONE | Looopでんきの市場連動型プラン」 

 

 

固定費・変動費・賦課金の内訳を確認する

「スマートタイムONE」の料金は、30分ごとに変動する電源料金単価だけで決まるわけではありません。基本料金単価、託送関連費用、容量拠出金相当額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、サービス料金など、複数の項目を含めて計算されます。

 

そのため「市場価格が安い時間帯に使えば、請求額全体も必ず安くなる」とは限りません。法人がLooopでんきを検討する際は、電源料金単価だけでなく、固定的に発生する費用や制度に基づく負担額まで含めて確認することが重要です。

 

 

電源料金・託送料金・各種調整額も含めて見る

Looopでんきの料金を確認する際は、請求額を構成する項目ごとの性質を理解しておく必要があります。特に法人契約では、使用量が大きい分、変動する費用と固定的に発生する費用の違いが請求額に影響しやすくなります。

 

見積もりで確認しておきたい項目
  • 電源料金:JEPXの市場価格などに連動する部分
  • 託送関連費用:送配電ネットワークの利用に関わる費用
  • 容量拠出金相当額:将来の電力安定供給のために発電設備を確保する「容量市場」に関連するコスト
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金:国が定める単価に基づき、電気使用量に応じて加算される費用
  • サービス料金・各種調整額:Looopでんき独自の料金項目や調整額

 

このような内訳を確認しないまま契約すると「市場価格は安い時間帯があったのに、請求額全体では思ったほど下がらなかった」と感じる原因になります。

 

Looopでんきに限らず、法人向け電力契約では見積書の総額だけでなく各項目の内訳まで確認することが大切です。 

 

 

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Looopでんきを法人が使うメリット・向いているケース

ループでんきのメリット

市場連動型はリスクばかりが注目されがちですが、自社の状況とうまくマッチすれば、固定単価プランでは到達できないレベルのコスト削減が期待できます。

 

市場価格が安い時間帯に電力使用を寄せられる法人は削減余地がある

Looopでんきでは、ピークシフトについて「市場価格が高い時間帯から、市場価格が安い時間帯に電力の使用をシフトさせること」と説明しています。

 

たとえば、次のような法人では、運用次第でコスト削減余地が考えられるでしょう。

  • 稼働時間を一部調整できる工場
  • 空調や設備の運転時間を見直せる施設
  • 蓄電池や太陽光発電と組み合わせて電力使用を調整できる企業
  • 電気使用量を時間帯別に管理している事業所

 

ただし「昼間なら必ず安い」「夜間なら必ず高い」といった単純な話ではありません。

市場価格は需給状況によって変わるため、実際には日ごとの単価を確認しながら判断する必要があります。

 

でんき予報・アプリを活用してピークシフトを検討できる

Looopでんきでは、翌日の市場価格の変動予測を「でんき予報」や専用アプリで確認できます。

 

  • 事情価格が高い時間帯(赤色など):空調の温度設定を少し緩める、不要な照明を消す
  • 事情価格が安い時間帯(青色など):電力消費の激しい機械を稼働させる

     

    このように、価格に合わせて電力を使う時間をズラす「ピークシフト」を実践できる仕組みが整っています。
    参考:Looopでんき「でんき予報|Looopでんき公式サイト」

     

     

    電力使用量を把握し、運用改善できる法人に向いている

    市場連動型では、どの時間帯にどれだけ電気を使っているかが重要になります。

    そのため、毎月の請求額だけを見ている法人よりも、時間帯別の使用傾向を把握している法人のほうが、料金の変動要因を分析しやすくなります。

     

    たとえば、次のような見直しができる法人は、Looopでんきとの相性を検討しやすいでしょう。

    • 空調の稼働時間を調整する
    • 設備の起動時間を分散する
    • ピーク時間帯の電力使用を抑える
    • 電気料金が高い時間帯を社内で共有する
    • 電力使用量を定期的に確認する

     

    特に、複数拠点を持つ法人や電力使用量が大きい施設では、日々の運用改善が年間コストに影響しやすくなります。

     

     

     

    Looopでんきのデメリット・法人に向いていないケース

    ループでんきのデメリット

    市場連動型の性質が自社のビジネスモデルと合わない場合、契約後に「思ったより高い」と感じる可能性があります。Looopでんきを検討する際は、メリットだけでなく、以下のようなデメリットも確認しておきましょう。

     

    市場高騰時のリスクが法人規模では金額インパクトが大きい

    市場連動型プランは、市場価格が高騰したときにその影響をダイレクトに受けます。

     

    法人の場合、消費電力量が大きいため「単価が数円上がっただけで、月の請求額が数十万円跳ね上がる」という事態になり得る可能性も少なくありません。

     

    次のような施設では、市場価格が高い時間帯でも電気使用を避けにくい場合があります。

     

    • 空調を長時間使うオフィス・店舗
    • 冷蔵・冷凍設備を常時稼働させる施設
    • 生産設備を止めにくい工場
    • 営業時間が長い商業施設
    • 24時間稼働に近い施設

       

       

      毎月の電気代を正確に予測しづらい

      市場連動型の料金体系では、毎月の電気代を正確に予測しづらい点もデメリットです。

       

      市場価格は天候や気温、需要と供給のバランスで日々変動します。そのため「来月の電気代がいくらになるか」を事前に正確に予測することが極めて困難です。

       

      厳密な予算管理が求められる企業や、月次決算の精度を重視する法人にとっては扱いづらい面があります。

       

      特に、以下のような管理をしている企業では注意が必要です。

       

      • 月次予算を細かく管理している
      • 電気代を部門別・店舗別に配賦している
      • 前年同月比でコスト管理している
      • 電気代の急な増減を避けたい
      • 現場側で稼働時間を調整しにくい

         

        シミュレーションは参考になりますが、将来の市場価格を完全に保証するものではありません。法人担当者は「シミュレーションで安く見えるか」だけでなく、市場価格が上がった場合にどの程度の負担増を許容できるかまで考えておく必要があります。

         

        Looopでんきが向いていない法人の特徴

        以下の条件に当てはまる法人は、Looopでんき(市場連動型)の導入は慎重に判断すべきです。

         

        • 夜間や早朝、夕方以降に大量の電気を消費する業種
        • 24時間365日、一定のペースで機械を稼働させ続ける必要がある
        • 毎月の電気代を安定させたい法人
        • 電力使用量を管理する担当者がおらず、ピークシフトを実行しにくい

        参考:経済産業省「『市場連動型』の電力料金プランを契約されている消費者の皆様へ」

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        Looopでんきに関するよくある質問(FAQ)

        FAQ

        法人がLooopでんきを検討する際によくある疑問をQ&A形式でまとめました。

         

        Q. Looopでんきは高圧・特別高圧でも使えますか?

        LooopでんきBiz(高圧・特別高圧)という窓口で高圧・特別高圧の法人向けサービスを案内しています。ただし、高圧・特別高圧であれば必ず申し込めるとは限りません。契約電力や供給エリア、受付状況によっては、見積もり対象外となる可能性があります。検討時点で公式サイトの最新情報を確認しましょう。

         

        Q. 市場連動型プラン以外の選択肢はある?

        低圧法人プランは市場連動型の「スマートタイムONE」です。時期や契約規模によっては異なるプランが提案される可能性もゼロではありませんが、ほかのプラン、または高圧・特別高圧の分野を検討したい法人は、Looopでんきだけでなく他社のプランも比較しましょう。

         

        Q. でんき予報はどう活用すればいいか?

        でんき予報は、Looopでんきの市場連動型プランを使ううえで、電気料金が高い時間帯・安い時間帯を確認するための機能です。Looopでんき公式では、「でんき予報」について、30分ごとに変動する電源料金単価を、1日の中で安い時間帯・高い時間帯がわかるように表示するとされています。

         

        単価変動をチェックし「明日の16時〜18時は高いから、空調を弱めよう」「明日の10時〜14時は安いから、この時間にまとめて充電しよう」といった社内の運用ルール作りに活用しましょう。
        参考:Looopでんき「でんき予報|Looopでんき公式サイト」

         

        Q. 解約金・違約金はかかるか?契約期間の縛りはある?

        低圧の基本プラン(スマートタイムONEなど)では、原則として解約金や違約金は発生しません。ただし、高圧・特別高圧や特別な特約を結んでいる場合は、契約書に記載された期間や違約金条件が適用されるため、必ず事前の確認が必要です。

         

        Looopでんきだけで決めず複数社と比較しよう

        Looopでんき(市場連動型)は、「高い」「やばい」と一蹴できるような悪質なサービスではありません。

         

        市場価格が安い時間帯に電力使用を寄せられる法人であれば、固定単価型プランでは得にくいコスト削減効果を期待できる可能性があります。 

         

        しかし、その一方で「単価変動リスクを企業側が背負う」というシビアな現実があることも事実です。

         

        失敗を防ぐためには「法人向け電力会社の一括見積もりサービス」を活用し、Looopでんきのような市場連動型と、固定単価プランの両方から見積もりを取得することをおすすめします。

         

        自社の「負荷パターン」に最も適した削減プランを見極めましょう。

         

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