コスト削減には多くのメリットがありますが、デメリットも多く存在します。
そのため、コスト削減をする際は慎重になる必要があります。企業の命運を左右しかねない大きな決断であるコスト削減ですが、だからこそ次のような悩みを持つ方も多くいるかと思います。
- どのようにコスト削減すれば良いか分からない
- コスト削減できる箇所がなくて困っている
- コスト削減をすることで起こりうるリスクが分からずなかなか踏み切れない
このような悩みを解決する1つの案として、コスト削減のプロを有したコンサルティング会社に依頼するという方法があります。世の中にはコンサルティング会社が多く存在しますが、その中でもコスト削減に強みを持つコンサルティング会社も多く存在します。
そこで、本記事では以下の内容について解説していきます。
- コスト削減コンサルティング会社の概要
- コスト削減コンサルティング会社のおすすめ比較
- コスト削減コンサルティング会社を選ぶ際のポイント
この記事を読めば、コスト削減コンサルティング会社、特に成果報酬型を採用するコストパフォーマンスの高いコンサルティング会社に関して理解し自社に最適なサービスを選ぶことができるようになりますよ。
▽コスト削減について詳しく知りたい方はこちら
目次
コスト削減のプロ！コスト削減コンサルティングとは？
コスト削減のコンサル会社とは、「会社で無駄なコストが出ていないか」「人件費が問題であればどのように解決をするか」といった、会社の経費に関する問題を解決まで考えてくれる会社です。
企業の利益増大の為には、次の2つのうちどちらかが必要になります。
- 売上を上げる
- 経費を削減する
そして、コロナ禍ということもあり多くの業界で売上が下がる状況が続いており、結果的に多くの企業で利益確保のため経費削減をせざるを得ない状況が発生していて、コスト削減コンサルティングの需要は拡大しています。
コンサル会社によっては得意分野が違い、同じコスト削減を目標にしていても会社によってコスト削減の方法が異なるため、会社ごとの特徴をこれから確認していきましょう。
【特徴一覧比較】コスト削減コンサルティング会社比較表
| 企業名 | 特長 |
| 株式会社プロレド・パートナーズ |
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| 株式会社ウィザーズプラス |
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| 株式会社PLANSEED |
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| 株式会社リライオン |
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| 富士通コワーコ |
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| 株式会社イコール・パートナーズ |
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| ビズキューブ・コンサルティング株式会社 |
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| 株式会社ライブリッツ・アンド・カンパニー |
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成果報酬型のコスト削減コンサル会社11選
ここでは、上記の表で比較した成果報酬型のコスト削減コンサル会社を各社詳しく紹介していきます。
株式会社プロレド・パートナーズ
- 50費⽬以上に対応した約100名の専⾨コンサルタントによるコンサルティング
- 完全成果報酬型のコンサルティング会社で唯⼀の東証⼀部上場企業
- 充実したサポート体制
求めている以上のものを提供することをモットーにしている企業です。
コストの削減だけではなく、バックオフィスなどの業務改善などさまざまなサポート提供しています。
クライアントインタビューでは「費目ごとの分析を行ってくれた」「コスト削減だけではなく立場を理解して関係性も大事にしてくれた」と利用者の満足度も高いです。
株式会社ウィザーズプラス
- 従業員1人あたり平均年間約10万円程度の削減実績あり
- 最短2ヶ月ほどで成果を実現
- 年間100件ほどの実績からの適切なアプローチ
株式会社ウィザーズプラスは重要コストを全てを対象として専門のコンサルタントがサポートしてくれます。
コストの特長や性質を抑えて、数あるアプローチから最適なアプローチを探し出し、大幅な経費削減をしてくれます。
導入しても効果をえらえるか心配している企業も、コスト削減余地によって安心できるでしょう。
準備するものもコスト・経費に関する総勘定元帳データを用意して2週間前後で分析を行ってくれます。
それも無料ですので、コスト面をなるべくかけたくない企業でも試しやすいでしょう。
公式サイトではさまざまな業種で削減ができており、実績もあるコンサル会社です。
株式会社PLANSEED
- 完全成果報酬で初期費用や診断費用は無料
- 最大限の単価引き下げ交渉でコストの適正化が可能
- 導入までスピーディーな対応
株式会社PLANSEEDは水道光熱費、法定点検費用など、契約しているプランが適正かどうかを判断してくれます。
削減率は水道料金が50%から75%、電気料金が5%から25%などと大幅なコスト最適化をしています。
実際に導入した会社は37%から41%のコスト削減に成功した実績があり
コスト適正化無料診断をすれば、自社の対象コストの健康状態を把握でき、そこからアプローチ方法を考えて着手します。
初期費用をかけずに大きな成果を得ることが出来るため導入しやすいサービスです。
株式会社リライオン
- 業界トップクラスの削減実績
- 豊富な実績から適切な削減方法を提案
- 運用方法（利用量や利用法）の見直しではなく、費用面だけ削減
通信費が月額100,000円以上、複合機が3台以上ある、賃貸借が100坪以上であるなどに当てはまる企業には効果的な経費削減が可能です。
あくまで交渉して料金の適正化を行うので、今までの環境が変わり「仕事がしにくくなった」などという心配はなく、
着手金や顧問料などはかからず、経費削減の効果がなかった場合は支払いの必要もないのです。
家賃や通信費、電気代などの料金の見直しをしたい、不要な料金は払いたくない企業におすすめです。
富士通コワーコ
- 富士通グループ内の実践ノウハウを生かした適切な提案
- 一貫して任せられるので手間がかからない
- 既存取引先との関係性を重視したままコストだけを適正化
費用はコンサルティングを通じて削減したコストの50%となっています。
オフィスでの働き方だけではなく、テレワーク環境でも進められる「通信費」「保険」「電力」「機械警備」の
あらゆる業種で年間3,000万円〜4,500万円と大幅なコスト削減に成功しており、その実績から安心して依頼ができるでしょう。
コスト削減だけではなく、大幅な業務工数が期待できるのも特長の1つです。
株式会社イコール・パートナーズ
- 独自の手法によるコスト削減の実現
- コンサルタントは選りすぐりのスタッフのみ
- 完全成果報酬でのコンサルティングを実現
他社とは異なる複数のアプローチ方法により、購買単価の引下げ、調達物や質や量の見直しをして結果的にコスト削減へとつなげます。
コスト削減例では、オフィスから輸送・移動、施設、広告、人材などが記載されており、
他社では行わない方法や見落としがちな場所も、イコール・パートナーズは見つけ出します。
ビズキューブ・コンサルティング株式会社
- 導入後も定期的な検診サービスを実施
- コスト構造の分析・可視化によるコスト削減
- 多岐にわたる業種・規模におけるコスト削減の実績
事業コストが適正かどうか調べる「定期検診」のサービスを行っており、事業の将来も考えてくれます。
コスト削減だけではなく、あらゆる事業を展開しており、必要であれば業務の効率化も提案してくれる心強いパートナーとなるでしょう。
株式会社ライブリッツ・アンド・カンパニー
- 中小企業庁長官賞を受賞！中小企業に強み
- 日本経営診断学会会長賞受賞のコンサルティング手法
- 2人1組のチーム対応が可能
ライブリッツ・アンド・カンパニーは、その高いコンサルティング手法が認められ「日本経営診断学会会長賞」を受賞しています。また、中小企業庁長官省を受賞しており、中小企業のコスト削減に強みを持つ企業です。
その他、大規模なコスト削減であれば2人1組みのチーム対応も可能であるだけでなく、女性のコンサルタントなどを指定して依頼することも可能です。
株式会社レイヤーズコンサルティング
- 幅広い業種のコンサル実績がある
- 実行主義をモットーに、現場にしっかり密着対応
- 細かいプロセス階層ごとのサポートが手厚い
株式会社レイヤーズコンサルティングは、幅広い業種に対するコンサルティング実績を持っています。
対応実績のある業種数は、なんと107の業界に上ります。
実行主義がモットーで、現場でのきめ細かいサポートが魅力のレイヤーズコンサルティング。コスト削減に向けて必要なことを階層分けした上で、各階層ごとにしっかりとサポートしてくれます。
株式会社ソリューションバンク
- 福岡に本社を構える
- 数多くの大手企業の購買支援を担当し、積み上がったノウハウ
- 各分野の専門家を用意して対応
株式会社ソリューションバンクは、福岡に本社を構えるコスト最適化の専門コンサルティング会社です。
これまで数百を数える大手企業に対して購買支援を行ってきており、膨大なノウハウを持っています。
また、各分野の専門家を社内に有しており、分野ごとの専門家を用意してのコンサルティングを提供することが可能です。
株式会社エニシジャパン
- 仕入れ先交渉からコスト削減完了まで一貫して支援
- 取引先との関係性を大切にした提案
- 損益改善への即効性の観点から、早期損益改善の特別メニューを用意
株式会社エニシジャパンは、依頼者の立場に立った丁寧なコンサルティングと結果に拘ったコンサルティング提案が魅力です。
仕入れ先の交渉からコスト削減完了までの一気通貫サポートはもちろんのこと、「古くかっらの付き合い」や「地元の企業だから」などの取引先との関係性を大切にしたコンサルティング提案を行なっています。
また、損益改善への即効性の観点から、早急に損益改善が必要な場合以下の4点に特化した特別メニューを用意しています。
- 通信費
- 保険
- 機会警備
- 電力
このプランを利用することで、通常より2ヶ月ほど早くコスト削減を実現することが可能になります。
コスト削減のコンサル会社を選ぶポイント！
コスト削減のコンサル会社とは、「会社で無駄なコストが出ていないか」「人件費が問題であればどのように解決をするか」といった、会社の経費に関する問題を解決まで考えてくれる会社です。
コンサル会社よって得意分野が違い、同じコスト削減を目標にしていても、全く違う方法でコスト削減をしている会社もあります。
コスト削減のコンサル会社を選ぶポイントは以下の3点です。
- コンサル会社の得意な分野か
- 過去の実績はどうか
- 固定費型か成果報酬型か
①コンサル会社の得意な分野か
同じコスト削減を目的としたコンサル会社でも、得意な分野かどうかは異なります。
飲食業に強いコンサル会社、IT業界に強いコンサル会社などそれぞれに特化した分野があります。
属している企業の分野は得意かどうか、自社の問題点の解決をしてくれそうかなどを考えてみましょう。コンサル会社を導入する前は、
ある程度自社の問題とどのように改善したいかを考えておくのがおすすめです。
考えておくことで意思疎通がスムーズになり、抱えている問題の解決から遠のいても、すぐに気が付き軌道修正ができます。
②過去の実績
コンサルティングは物理的な商品と違い、はっきりとこれを行ったから効果が出たとわかる単純なものではありません。
さまざまな要因やタイミングが重なり事業再生することもあります。
そこで過去の実績を参考にし、何百社、何千社ものコスト削減を実現できていれば結果が出ると信じて、安心して依頼できるでしょう。
気になったコンサル会社があれば、ホームページ情報だけではなく、実際に問い合わせて詳しい資料を見せてもらうのがおすすめです。
ホームページだけでは情報を載せきれないことが多く、お問い合わせを受け付けているコンサル会社がほとんどですので、まずは電話して聞いてみてください。
③固定費型か成果報酬型か
コンサル会社には「成果報酬型」と「固定費型」の2種類があります。
→成果報酬型は、事前に提示されていた条件を満たせば報酬が発生する方法です。
その為、満たさない場合は費用を払う必要はありません。
→固定費型は、成果の有無にかかわらず、固定の費用として支払う必要があります。
成果報酬型は全体的に価格が高めとなっており、コストを少しでも減らしたい企業にとって導入のハードルは高いでしょう。
確実に成果を得てその上で料金を払いたい企業ならば成果報酬型、期待以上の成果を少しでも安い料金で受けたい場合は固定費型がおすすめです。
いずれにしてもメリット・デメリットがあるので自社に合った選択が必要です。
詳細料金は問い合わせであることが多いので、料金について疑問がある場合はコンサル会社に問い合わせましょう。
コンサル会社だけじゃない！コストを削減する方法
コンサル会社に依頼してコストを削減しても、コンサル会社に支払う費用が高すぎれば効果的ではありません。
成果報酬型のコンサル会社を活用し、効率よくコストを削減しましょう。
また、コストを削減する方法は、コンサル会社だけではありません。
以下のように、さまざまな方法でコスト削減が可能です。
- 水道光熱費・通信費などの見直し
- ペーパーレス化
- 照明やエアコンなどの見直し
