【最新版】経理業務の外注・アウトソーシング業者比較！メリットやデメリット、選ぶポイントも解説！

経理業務を外注・アウトソーシングできる業者をお探しではないでしょうか？

人件費削減など数多くのメリットがあるためニーズが増加しており、経理業務の外注・アウトソーシングが広く認知されるようになりました。

この記事では、経理業務を外注・アウトソーシングするメリット・デメリット、業者を選ぶ際のポイントを解説します。

最新の経理アウトソーシング業者も比較してご紹介しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

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経理業務を外注・アウトソーシングする5つのメリット

経理業務を外注・アウトソーシングするメリットは以下の5つです。

• 需要に合わせてリソースの調節が可能
• コストを抑えられる
• コア業務に集中できる
• コア業務に集中できる
• 不正防止を期待できる

需要に合わせてリソースの調節が可能

経理業務を外注・アウトソーシングするメリットは、需要に合わせて必要なリソースを調節できる点です。

経理のお仕事は決して年中忙しいわけではありません。

そのため、社内で経理を雇っていると暇な時期でも同じ給料を従業員に支払う必要があります。

需要の増減に対応できないため、効率的に予算を使うことができません。

一方、経理アウトソーシングを利用すれば、繁忙期にリソースを集中させることができます。

例えば、決算対応が必要な3〜5月、保険の申告期限である7月、年末調整業務で忙しい12月〜翌年1月に多くの予算を使い、それ以外の暇なときは予算を節約することができるのです。

需要の増減に合わせてリソースを調節することができるため、企業も使う予算に無駄なく、経営にもいい影響を与えるでしょう。

コストを抑えられる

経理業務を外注・アウトソーシングするメリットは、コストを抑えられることです。

固定費が変動費になるだけでなく、教育にかかる人件費なども削減できます。

会社にはそれぞれ経理のやり方があり、入社したばかりの人に細かく教えなければなりません。

教えるということは、つまり教育係が必要です。

ベテランの従業員に教育を依頼すれば、その分人件費がかかるため、会社の負担は大きくなるでしょう。

一方、経理アウトソーシングは外部に委託するだけですべての経理業務を任せることができます。

つまり、経理を育てる必要がなく教育に必要な費用はかかりません。

企業は変動費を支払うだけで決算対応などを完全に委託できるので非常に便利です。

コア業務に集中できる

経理業務を外注・アウトソーシングするメリットは、コア業務に集中できることです。

大企業では社員の人数が多いので、仕事に対して細かく担当者をわけて対応することができます。

一方、中小企業は人数が少ないため社員1人が対応しなければならない業務範囲も増加することが多いです。

そのため、営業職の人が経理業務を行ったりすることも珍しくありません。

経理アウトソーシングを利用すれば、経理業務を外部に委託することができます。

経理と平行して業務を行っていた社員はコア業務に集中することができるので、企業は生産性の向上などを見込むことができるでしょう。

不正防止を期待できる

経理業務を外注・アウトソーシングするメリットは、不正防止を期待できることです。

社内だけで帳簿などを管理していると不正が起こりやすくなります。

なぜなら、社員が直接社内のお金を管理しているため不正な操作ができてしまうからです。

例えば、発注書を偽造したり、不正にお金を振り込んだりすることもできます。

そのほかにも架空の経費計上を行い、金額を水増しすることも可能です。

社内で管理をしていると情報の透明性が失われてしまい不正しやすい環境になることも珍しくありません。

また、ほかの業務とは違い直接お金を扱うことになります。

そのため、魔が差してしまう社員がいないとは断言できません。

一方、経理アウトソーシングを利用すれば、公認会計士など実務経験豊富な外部の人が経理を担当してくれます。

そのため、不正が起こりづらく体制のブラックボックス化も防ぐことが可能です。

ミスが起こりづらい

ミスが発生しづらいことも、経理業務を外注・アウトソーシングする大きなメリットです。

公認会計士など経理に精通した人材が業務に対応してくれるため、社内で管理するよりもミスが起こりづらくなります。

正確性が高く、数字のズレなども発生しないため安心です。

経理業務を外注・アウトソーシングするデメリット

経理業務を外注・アウトソーシングするデメリットは以下の3点です。

• 情報漏えいのリスク
• コストが高くなる可能性もある
• 経理のノウハウが継承・蓄積されない

デメリットを知ることで委託後に起こりうるリスクを回避できるため、ぜひ参考にしてください。

情報漏えいのリスク

1つ目のデメリットは、情報漏えいリスクです。

外部に委託するということは、社内の経理データを一旦外部に持ち出す必要があります。

例えば、データを持ち運ぶとき、誤ってデータを置き忘れる恐れもあるでしょう。

また、メールなどインターネット通信を利用してデータを送信する場合でも受信した後の取り扱い方については細かく監視することができません。

委託先の担当者が自宅に持ち帰って仕事をするため、データをUSBに移動させて電車で帰ったときに失くしてしまう可能性もあります。

“社内から社外にデータを出す”ことになるため、情報漏えいリスクを考えた契約をしなければなりません。

コストが高くなる可能性もある

2つ目のデメリットは、コストが必ず安くなるわけではないということです。

経理アウトソーシングを利用すれば、経理部を廃止し人件費を削減できます。

しかし、経理アウトソーシングにはもちろん費用がかかるため、結果的に割高になる可能性もあるのです。

経理アウトソーシングは仕訳や決算書の作成、申告などに費用がかかります。

仕訳は仕訳数によって金額が変化し、その数が数百以上になると高額の費用が必要です。

また、会計士に申告を依頼すると15万円〜25万円が費用相場になります。

どのような業務を依頼するのか、誰に依頼するのかによって費用が大きく異なり、企業によっては高額の費用を支払わなければならないケースもあるので、まずは見積もりを依頼するのがおすすめです。

経理のノウハウが継承・蓄積されない

3つ目のデメリットは、経理のノウハウが継承・蓄積されない点です。

社内で経理業務を行っていると先輩から後輩へやり方が継承されます。

また、同時にノウハウも蓄積されるため、それが会社の資産になるでしょう。

一方、経理アウトソーシングを利用すれば、社内で経理を行わなくてもいいため、今までのやり方が社内で継承されることがありません。

また、今後はすべて外部に業務を委託するため、ノウハウが蓄積することもないでしょう。

利用後もノウハウの蓄積は続けていきたいという企業は、社内マネジメントや社員教育を行っている経理アウトソーシング業者を選ぶのがおすすめです。

経理外注・アウトソーシング業者を選ぶ際の4つのポイント

経理アウトソーシング業者は種類が豊富で導入を決めても選び方に困る方は少なくありません。

経理外注・アウトソーシング業者を選ぶ際には、以下の4つのポイントを確認しましょう。

• 委託できる業務範囲を確認する
• セキュリティ対策をチェックする
• 専門性を確認する
• 費用対効果を確認する

委託できる業務範囲を確認する

1つ目は、委託可能な業務範囲を確認することです。

業者によってそれぞれの対応範囲が異なります。

範囲を知らずに契約をすると一部分を社内で対応する必要が出てくるため、完全に経理業務を代行してもらうことができません。

例えば、年末調整業務の対応可否、売掛金や買掛金の管理、給料計算、領収書の整理など、

どのような業務に対応してもらいたいのかを細かく設定し、直接業者に対応できるかどうか聞くことをおすすめします。

セキュリティ対策をチェックする

2つ目のポイントは、どのようなセキュリティ対策をしているのかチェックすることです。

先程も説明した通り、経理アウトソーシングはセキュリティが大きな課題になります。

なぜなら、社内の重要なデータを外部に一旦運ぶ必要があるからです。

そのため、セキュリティ対策について細かく把握することが求められます。

セキュリティレベルを確認して安心して依頼できそうなところを選択するのがおすすめです。

専門性を確認する

3つ目のポイントは、専門性を確認します。

専門性においても委託する業者で変化するため、どのような専門知識のある人が担当してくれるのかチェックすることが重要です。

簿記2級以上、実務経験豊富、税理士、公認会計士など、担当者の専門性を確認して依頼しましょう。

しかし、専門性が高くなればなるほど、費用が高くなるのが一般的です。

そのため、専門性と費用を比較して自社に適切な業者を選択してください。

費用対効果を確認する

4つ目のポイントは、費用対効果の得られる業者を選ぶことです。

もし、必要な費用に対して十分な効果を得られなかった場合、企業にとってメリットがありません。

例えば、以前と同じ作業量にも関わらず外注費用が高くなってしまうと身も蓋もありません。

費用が高くなるケースでも経理業務の質が向上するなど、一定の効果を得られれば問題ありません。

しかし、費用が一方的に高くなる、経理業務のクオリティが落ちるという場合は好ましくないため、別の業者を選定する必要があります。

徹底比較！最新経理外注・アウトソーシング業者おすすめ11選

すでに経理アウトソーシング業者は数多く存在し、利用を検討している人は複数種類の中から選択することができます。

それぞれの経理アウトソーシング業者で費用や特徴、作業範囲が異なるため、比較して適切な業者を選択しましょう。

NOC経理アウトソーシング

NOC経理アウトソーシングの特徴

NOC経理アウトソーシングは、30年以上アウトソーシング業務を提供している経理外注・アウトソーシング業者です。

経理や人事などに対応するアウトソーシング従業員は1,000人以上にも上ります。

また、公認会計士などがマネジメント、コンサルティングを行っているため、専門性の高い業者を利用したい人も検討しやすいです。

さらに、対応できる経理業務の範囲が広いため、さまざまな課題に対して応えてくれます。

クラウド環境整備支援も行っており、経費精算システムや会計システム導入のサポートを受けたい人にもおすすめです。

パーソルワークスデザイン

パーソルワークスデザインの特徴

パーソルワークスデザインは、さまざまなアウトソーシング業務を提供しており、経理業務に関しても対応してくれる経理外注・アウトソーシング業者です。

パーソルワークスデザインの経理アウトソーシングの特徴は、業務のDX化を実現できることが挙げられます。

請求や支払いの照合業務など、特定の業務はサブシステム開発やAI-OCRを利用して代行の実現が可能です。

これにより、工数削減効果75.4%も得ることができ、コア業務に多くの時間を割り振れるようになります。

また、作業手順書や工程管理表の作成を行い、標準的な業務環境を構築してもらうことが可能です。

さらに、人件費を削減できるだけでなく、マニュアルに沿った研修や人材育成にも対応してくれます。

すべての経理業務を代行する企業ではなく、社内の経理業務負担を軽減しつつ経理人材も育てていきたいという方におすすめです。

グローウィン・パートナーズ株式会社

グローウィン・パートナーズ株式会社の特徴

グローウィン・パートナーズは、ITサービスを積極的に活用し、経理業務の生産性向上をサポートしてくれる経理外注・アウトソーシング業者です。

ペーパレス化支援コンサルティングを提供し、さまざまな資料を電子化してくれます。

これにより、業務効率化などを期待することができるでしょう。

また、ERP・RPAなどの最新ITサービスと既存会計システムを組み合わせることで、経理業務体制の変革サポートを提供してくれます。

企業の中には、導入後に定型業務を30%削減できたところもあり、高付加価値業務をシフトすることが可能です。

システムが定着するまでプロの専門家がモニタリングをおこない実務支援をしてくれるため、導入後も安心できることが大きなメリットになるでしょう。

経理のシステム化が進んでいない企業や古い既存の会計システムに時代遅れを感じる人は、お問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

 経理事務センター

経理事務センターの特徴

経理事務センターは、LIXILが提供する経理外注・アウトソーシング業者です。

訪問型アウトソーシングと在宅型アウトソーシングの2種類の業務内容を提供しています。

前者は、有資格者が企業に訪問し、経理業務を支援してくれるサービスです。

経理に詳しい派遣社員を雇用する感覚で利用することができます。

一方、後者は在宅勤務で作業を行うサービスです。

顧客から提供されたパソコンやデータを使用して在宅で会計業務を行います。

感染症のリスクに強く、時代に適したサービスといえるでしょう。

対応業務範囲は比較的広いため、多くの顧客の要望に応えることができます。

コスト削減や業務効率化、人手不足解消などを実現できるのがメリットです。

経理業務の切り離しを考えていない方、需要に合わせて経理人材を補充したい方におすすめのサービスといえるでしょう。

品川 経理・記帳代行サービス

品川 経理・記帳代行サービスの特徴

品川 経理・記帳代行サービスは、サポート範囲が広く、さまざまな経理業務の代行ができる経理外注・アウトソーシング業者です。

例えば、記帳代行や給与計算、振り込みにも対応しています。

また、会計ソフトのサポートも幅広く、PCA会計やMJS、弥生会計、MFクラウドなどさまざまなアプリケーションに対応しています。

最大の特徴は、低価格にサービスを受けられることです。

記帳代行サポートの場合、仕訳数に応じて料金は異なりますが、968円〜サービスを受けることが可能です。

また、オプションメニューが非常に豊富で広い範囲で経理業務を対応してくれるため、完全に経理を外部に委託する人も利用しやすいでしょう。

東京に本社がある人や多くのメニューから自社に合ったメニューを選択したいという企業におすすめです。

サンライズ・アカウンティング・インターナショナル

サンライズ・アカウンティング・インターナショナルの特徴

サンライズ・アカウンティング・インターナショナルは、安定的な会計アウトソーシングを提供している経理外注・アウトソーシング業者です。

経理から人事まで企業抱える課題に取り組んでいます。

特徴はオンサイト型であるという点です。

オフィスにサンライズのスタッフを派遣し、経理業務を行ってくれます。

一般的なアウトソーシングに比べて直接コミュニケーションが取れるため便利です。

また、修正なども即時対応可能なため大きなメリットになるでしょう。

必要な時期に人材を派遣してもらうことができるため、繁忙期だけリソースを補充することも可能です。

さらに、業務効率化のための提案も可能なため、トータルサポートを受けられます。

NTTビジネスアソシエ

NTTビジネスアソシエの特徴

NTTビジネスアソシエは、経理アウトソーシングを提供し、専門のスタッフが業務を代行してくれる経理外注・アウトソーシング業者です。

伝票審査業務や記帳業務、月次決算業務などに対応しており、多くのお仕事を代行してもらうことができます。

NTTグループが提供しているサービスなため、非常に安心感があり、膨大なナレッジに基づいたサービスを受けられます。

また、経理コンサルティングを利用すれば、コンプライアンスの向上やコスト削減、業務効率化などを実現できるので、コンサルティング業務を外部に委託したい人にもおすすめです。

 MHCトリプルウィン

MHCトリプルウィンの特徴

MHCトリプルウィンは、経理アウトソーシングサービスを提供する経理外注・アウトソーシング業者です。

MHCトリプルウィンクラウド会計システムを利用して会計情報入力などを代行できます。

自社正社員を雇用するよりもコストを35%程度削減することができるので、費用負担軽減を図りたい企業におすすめです。

また、人材不足や社員の知識不足により会計処理がスムーズにできない企業もサポートを受けられるので、課題を解決することができるでしょう。

辻・本郷 税理士法人

辻・本郷 税理士法人の特徴

辻・本郷 税理士法人は、給与計算アウトソーシングなどを提供する経理外注・アウトソーシング業者です。

そのほかにも経理労務監査や社会保険手続き、人事労務相談などにも対応しています。

税理士事務所になるため、専門家によるアドバイスを聞くことができ、信頼性も高いのが特徴です。

辻・本郷 税理士法人が提供する給与計算アウトソーシングは、給与計算を代行することができます。

専門家による給与計算を受けられるので、非常に安心です。

また、手間のかかる勤怠集計やクラウドシステムを利用したWeb明細なども依頼することができます。

法改正などに左右されることなく、コア業務に集中することができるので、非常に便利です。

また、専門家に依頼することで正確な経理を実現できるため、専門性の高い機関に依頼したい人は利用を検討しましょう。

iAP

iAPの特徴

iAPは、オーダーメイドの設計で業務を委託できる経理外注・アウトソーシング業者です。

入力から税務申告までの設計を作成してもらうことができるので、自社独特の要望などを組み込んだサービスを受けられます。

また、プロフェッショナルなスタッフが業務を請け負ってくれるため、専門性も比較的高いです。

税務申告までオーダーメイドのプランを設計し経理業務に対応してほしいと思われる方は利用をご検討ください。

CASTDR BIZ accounting

CASTDR BIZ accountingの特徴

CASTDR BIZ accountingは、クラウド会計システムを利用して経理業務を委託できるサービスを提供している経理外注・アウトソーシング業者です。

一般的な経理業務はもちろん、税理士による指示やクラウド会計システム導入サポートも受けることができます。

また、価格が月額で提示されており、透明性がある点も大きな特徴といえるでしょう。

まとめ

経理外注・アウトソーシング業者は、それぞれ価格や対応できる業務範囲が異なるので、自社の要求をカバーできるかどうかを見極めて依頼することが重要です。

自社に最適な経理外注・アウトソーシング業者を活用し、業務の効率化をすすめましょう。

また、経理外注・アウトソーシング業者以外でも、経理業務のコスト削減・業務効率化は可能です。

下記の記事で、経理業務のコスト削減・業務効率化におすすめのサービスをご紹介しています。

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